哀愁日記
底に哀はあるの。

もしくは、

「常識日記 文科系的日常」


西紀2012年7月分

Caution!

このページはあくまで小熊善之個人の責任において製作されており、坂村健先生及びTRONプロジェクト、パーソナルメディア社、並びにYRPユビキタス・ネットワーキング研究所は関与しておりません。
守秘義務の関係上、伏せ字になっている箇所があります。伏せ字の中身を御推測なさるのは結構ですが、あてずっぽうの内容を他者に広めて誤解を拡大再生産することだけはないようお願いいたします。

目次 | 前月 | 初日 | 末日 | 翌月

2012年7月1日(日曜日)
 朝起きて、NICTがUstream配信していた閏秒イベントを視聴。
 三年ぶりの閏秒で、8時59分60秒を見た後、mixiが死んだことを知る。
 ヨドバシドットコムも死んだらしい。
 金曜日に、研究所でも一部のOSが閏秒バグを抱えているとかで対策をしていたのを見ていただけに、ああ、やっちまったか、と。
 しかし、閏年バグや閏秒バグって、どうして作り込むことができるんだろうかと、不思議に思うバグの一つだよなぁ……。それでも毎年のようにどこかしらやらかしているので、よくやるミスの一つなんだろうけど。
 うーむ……。

 「あまりにも異常な日本の論文数のカーブ」という話題があるのだが、これだけでは残念ながら原因を論ずる所までは行かない。
 しかし、近い将来、日本の国力、国際競争力が低下していくだろう、とは言える。
 数字を見る限り、国立大学の独立行政法人化は失敗であったのではないかと疑わずにはいられない。


2012年7月2日(月曜日)
 「“ネット普及を遅らせるほど成功した”、仏「ミニテル」が終幕 」と、この21世紀にまだミニテルがサービスを続けていたことに驚く。
 まあ、90年代初頭には、「フランスにはミニテルがある」的な特集をよく読んだものです。確かNHKでも何やら放送してなかったかと。
 同様のサービスを狙ったキャプテンシステムが苦戦の果てに2002年に廃止されたのを尻目に、その後10年も継続したんですね。

 小沢一郎が民主党を離党したそうなんですが、彼の人は自由民主党を離れてからここまで、新生党、新進党、自由党、民主党と流転を続けてきたわけですが、更に新たな政党名が増えるわけですな。
 幸いなことに、未来の学生諸君はこのような無益な知識を必要としないであろうことだけが、救いである。


2012年7月3日(火曜日)
 「自警団の暴行と出稼ぎ労働者の暴動=政府の仲裁機能が失われつつある中国」というエントリがあったわけですが、実際中国発のニュースを悉に見ていると、毎日のようにどこかしら暴動が起こっているらしいので、洒落にならん。
 近代国家においては自力救済は否定されるのだが、それは国家による公正な統治が前提になる。つまり、行政や司法による治安維持や裁定、救済が公正に機能していること。そこで始めて、仇討ちや報復や、暴力による問題解決が否定される。
 中国の有様を見ていると、それが疑われるのだよな。

2012年7月4日(水曜日)
 今朝の日経新聞一面が「音楽配信、コピー制限を撤廃 端末選ばず楽曲再生」だった。
 CCCDが時代の狭間に消えていったように、DRMも過去のものになっていくだろうか。なっていって欲しいものだが。
 著作権の保護は確かに大切だが、視聴者の利便を犠牲にした追求は、客離れを呼ぶだけである。そこにはバランスを取る努力が必要だったのだが、それを成功させたのはジョブズだけだった、というのがこの十数年のオチである。
 究極的には、森亮一の「超流通」構想のように、コピーが行われた時に課金が生じるようなシステムが望ましいのでしょうがね。

2012年7月5日(木曜日)
 上野のパンダに子供が産まれたらしい。彌榮。

 歴史学を学んだものとして、人類とは飽きもせず同じ過ちを繰り返す生物であると覚悟しているわけですが、流石に「「1年以内に株式の過半数を黒人に譲渡せよ」、ジンバブエ政府が外資系企業に通告というニュースには面食らいました。
 記事にもある2007年の同法公布以降、ジンバブエに何が起きたかといえば、白人からの財産收奪によるあらゆる産業ノウハウの喪失でありまして、アフリカのパン籠と呼ばれた穀倉地帯の生産性はあっという間に他のアフリカ諸国並みに低下し、農業基盤の崩壊、流通その他あらゆるインフラの劣化、知的階層の国外脱出による医療その他あらゆるサービスの機能停止など、それはもう、歴史学徒として容易には得難い知見を得ることができました。
 インフレ率は最終的に6.5×10108%という素粒子物理学か天文学でしかお目にかかれないような値を示し、刷った端から紙屑になる紙幣というものを見せてくれました。
 ジンバブエ・ドルの流通を止め、インフレに蹴りを付けたのが2009年。まだ3年です。
 なのに!
 また同じ過ちを犯せるだなんて。


2012年7月6日(金曜日)
 「10月に財源枯渇=赤字国債法案不成立で−安住財務相という記事があるわけですが、そのような事態に陥らないためにも、予算と予算関連法案は同時に成立させるのが通例だったわけですが、昨今、衆院が優越する予算だけを先に通すようになりましたからねぇ。
 個人的には、このような、予算執行を人質に取るようなやり方は、与野党間の信頼関係を損ねるんじゃないかと思いますな。いやまぁ、信頼関係の醸成に失敗しているからこそ、予算だけ先に通す羽目になるんですけども。
 まあ、一度くらい、米国のGovernment Shutdownみたいな経験をするのも悪くないかも知れません。

2012年7月7日(土曜日)
 薄型光学ドライブを5インチベイアダプタを嚙ました挙句、米国製の巨大な5インチエンクロージャに組み込んでPCに接続するのは、非常に無駄な気がするわけだが、手持ちのパーツを組み合わせて行ったらこうなってしまった……。
 スリムドライブ用のUSB 3.0エンクロージャとかないかなぁ。

2012年7月8日(日曜日)
 朝のNHKのニュースで、アデン湾の海賊問題について「海賊対策 “商船の武装化”が進むと報じていた。
 自衛隊の海賊対処部隊の活動は一定の成果を上げているものの、根本的対処には程遠く、海賊の活動域が護衛活動海域外へと移動してしまっている。とは言うものの、アラビア海のような広大な海域を限られた戦力で網羅することは不可能だし、下手に移動すれば拔けた穴に海賊が戻ってくるわけで、結果として船舶の自衛が進んでいる。
 根治療法が選択できるのであれば、ソマリアという国を再度建国し、法治を回復させることが望ましいのであろうが、必要な戦力を考えると誰もそれを用意できまい。かと言ってソマリア人の中から誰か全土を征服する英雄が誕生するのを待つ忍耐力もない。
 非常に個人的には、日本船籍の船舶でも武装の持ち込みをある程度緩和し、PMSCを雇って経済原理に任せるという案を提示したいところであるが、難しいんだろうなぁ。

2012年7月9日(月曜日)
 「人命救助のライフセーバー解雇、「担当区域離れた」との理由に批判も。」という記事を見て、「Fire Protection Feeを払ってない家が燃え尽きるまで消防士に傍観させるような国だから、さもありなん」とか思った。
 そういう規則になっていたのであれば、已むを得ないのではないかと思ったり思わなかったり。

 「「万が一の備えとしての計画停電のお知らせ」が関西電力から送られてきたのでチェックしてみた」を見る限り、昨年の東京電力管内の輪番停電に比べて遙かにこなれている感じはするな。まあ、東電のはかなり緊急事態だったし……。
 幸い、大飯原発の再稼働によって需給状態がかなり改善されたため、原則実施しない方向で話が進んでいるようですが、海月の問題もありますので、楽観視はできない所。
 何しろ、停電となれば人命に係わりますので、何事も無く過ぎて欲しいと祈らずにはいられません。


2012年7月10日(火曜日)
 「逃走33年、78歳男に懲役2年6月 5人重軽傷事故で千葉地裁」とかいうニュースがあったんだけど、どこに問題があったのかなぁ、と。
 制度上、本来は、逃亡や証拠隠滅の虞のない被告は、保釈等によって身柄を勾留されることなく、在宅のまま起訴され、裁判が進行します。有罪判決が確定した段階で拘留され、刑務所に収監されます。
 とはいえ、しかし世の中物分かりの良い人ばかりではなく、公判に出頭せず、逃亡してしまう場合があります。
 この場合、改めて裁判所から勾留状が出て、検察官や特別執行官が身柄を確保しに走るわけですが……彼らの捜査能力に限界があったんですかねぇ?

2012年7月11日(水曜日)
 新党「国民の生活が第一」とか、何の冗談かと。
 ネタ切れか?

 “義足のランナー”オスカー・ピストリウス選手が、南アのオリンピック代表(400m走、1600mリレー)に選ばれた、慶賀に堪えない(過去日記1,2,3,4)。
 先天性の障害を持ちながら、才能と努力と、そして幾ばくかの幸運によってスタートラインに立つ権利を得た彼に、惜しみない祝福を。


2012年7月12日(木曜日)
 昨日からの左足首痛が、立てない程になったため、病院へ。
 捻挫かと思っていたのだが、通風じゃね?という話になって、とりあえずボルタレン。
 しかし、他にストロカイン、カロナール、ブスコパンが処方されているわけだが……こういう、痛み止めなしでは生きられない体をどうにかしたいものだが。

2012年7月13日(金曜日)
 で、ボルタレンで胃が荒れると、暫く治まっていた腹痛がやってきて、午前4時まで悶え苦しむとか。
 もうどうにでもな〜れっ。

2012年7月14日(土曜日)
 三日連続で通院してたので、今日は一休み……。
 でも体痛くて起きるとか、熟睡できなくて困る。

2012年7月15日(日曜日)
 かなり久しぶりに空腹感を覚え、カツカレーを食べたいなどと思ったもので、ココイチへ行った……のだが、食後はかなりしんどい思いをすることに。
 やはり体調は決して良くはないなぁ。

2012年7月16日(月曜日)
 祝日であった本日も休み。
 ここんとこ、病院の待合室で積読を10冊程減らしたのだが、目を酷使し過ぎたせいか、目が乾く。
 眠いわけじゃないんだけど、目が痛くて起きていられないとか。

2012年7月17日(火曜日)
 関東梅雨明け宣言と同時に猛暑襲来。

 「DVD不正コピー本販売容疑 「ラジオライフ」役員逮捕と、いつか来るんじゃないかなぁと思っていた事態が招来。尤も、著作権法ではなくて、不正競争防止法でだけど。
 本来的には、メディアコンバートは、消費者の権利として認めて貰いたいところがある。極端な事例だと、HD DVDの消滅など、デジタルメディアの寿命は過去のメディアに比べて短くなっているので、ほんの十数年の裡にメディアからメディアへ、データを移さないといけなくなる事例は増えると想像できる。それに際して、プロテクトを回避してメディアを変換する権利は、消費者の権利としてあって欲しい。
 しかし、それを可能にする技術は、いかようにでも悪用できるというジレンマを抱えるわけですな……。


2012年7月18日(水曜日)
 「ふたりの距離の概算」の次は野性時代8月号で

 「自転車事故:歩道上が増加、車道上は減少…昨年、件数逆転という記事に、そりゃそうだろうな、と。
 本来車道を走るものだ、という点を差し引いても、自転車の歩道走行には困難が多いです。はっきり言って、危ない。車道上で住み分けがある程度できあがった環境であれば、歩道より車道の方が安全だ、というのが個人的印象です。
 ただ……都区内を走っていると、自転車便が多いこともあるのでしょうが、比較的住み分けができているのですが、橋一本渡って埼玉に入るとね……。

 「東京タワー、初めて「背丈」縮む…315mに」と、曲がった先端を交換する工事が行われている由。
 震災で曲がったのは有名でしたからねぇ。
 写真は2001年4月8日、通勤途上にて撮影した東京タワーの先端。見事に右に曲がっている。

 そういえば、あす発売予定だったnasne全量回收・発売延期だそうで。
 しかし、今時本体に内蔵されている500GBのハードディスクが輸送時に発生したと思われる予期せぬ事由により部分的に破損していることが確認されたっちゅーのは、不可解ですなー。梱包に問題があったのか、本体への取り付け方法に問題があったのか。
 最近のHDDって、終了時にSTOPキーを押さなくて良い程度には頑丈だと思ってたんですが。


2012年7月19日(木曜日)
 「レーザー照射で機長が目に負傷 NY空港、無事着陸というおっかないニュース。
 レーザー光を使ったスポーツの妨害などは暫く前から問題になっていましたが、飛行機事故は一歩間違えば数百人単位の犠牲者が出るわけで、“悪質ないたずら”などと言わず、テロ容疑で捜査すべきでしょう。
 それはそれとして、事前対応にも限界があるので、レーザー検知器か何かで対処できれば良いのですが。
 レーザー発振器への規制に繋がりませんように。

 「止まらない風疹流行,半年で600人目前に」と、風疹の流行がニュースになっておりますが、予防接種の徹底によってほぼ根絶可能とされる病気が、これ程までに流行するこの国の公衆衛生のあり方ってどうなってるのだろうかと(過去日記)。
 こういう社会利益が優先されるものこそ、国が音頭取って強制的にやるべき事業なんじゃないかと思うわけなんですが、どうもこの国はリスクを過大に恐れるところが大きいようで。


2012年7月20日(金曜日)
 「ホルムズ海峡の訓練に海自派遣へと、以前も書いたけど、こういうことに積極的に関与しないといけなくなるよね、と。
 日本にとって、石油依存度を深めるというのは、70年前に見た悪夢を想起させます。外交上の失敗があったとはいえ、最終的に日本は石油禁輸によって、真珠湾へと向かっていったのです。
 その記憶がまだ生々しかったであろう1960年代に、エネルギー安保の観点から原子力発電へと注力した、当時の意思決定者たちの危惧は、今もまだ色褪せていないように私には思われます。

 先日、シンセサイザなどを駆使したテクノミュージックで名を売った某教授が「たかが電気」と発言した由報道されていて、Facebookで全文が文字化されていた。
 電気などというものは各家庭や事業所や工場などで自家発電するのがあたりまえ、 常識という社会になっているというふうに希望を持っています。ですか。1938年に日本発送電株式会社に統合されるまでの日本の発送電事業の歴史を鑑みると、なんだかなー、的な感想しか。
 あと、無駄の多い非効率なシステムになりそうだけど。再生可能エネルギーなんて根本的に不安定性が持ち味なんで、大規模かつ広範囲に電力を融通する送電/蓄電網が必要なんだけど、そういうものこそスケールメリットが活きる筈なのに、逆に細切れにしようというのですからして。
 まあ、とりあえずは今後のYMOのコンサートは発電機持参でやるんですな。トレーラ型ガスタービン発電機で盛大に二酸化炭素をぶちまけることになりそうですけど。


2012年7月22日(日曜日)
 昨日はBTRON Clubで久しぶりの発表。
 その後二次会でスパークリングワインをちと飮み過ぎてしまい、アセトアルデヒドで苦しむ。
 それにしても昨日今日とぐっと涼しくて、過ごしやすい大暑だった。

 朝のBSフジで放送していた「ガリレオX 電力需給バランス 安定した電力システムへの取組」が非常に良い番組だった。
 電力の系統安定性を真面目に取り扱った科学番組って、ここ一年半では初めてじゃないかな。再生可能エネルギーは、それだけではその不安定性故に系統に負担をかけてしまうことや、それを緩和するための蓄電池併用技術などが紹介されいた。
 来週再放送があるので、興味のある方は是非。


2012年7月23日(月曜日)
 「シリア:化学兵器に言及 外務報道官、異例の発言……え?!
 国外からの介入を避けたいのであれば、そんなこと言ったら逆效果なんじゃないか? 大量破壊兵器を保持しているとなれば、安保理で介入に反対している中露の立場がなくなるような気が。
 まあ、なんせ、これでシリアは終わりだな……。

2012年7月24日(火曜日)
 朝から、イチローの移籍の話題が。
 以前から、イチローがマリナーズというチームに勝利を齎していないという意見は多くあり、私もその意見には同意するところです。
 でも、ヤンキースとはねぇ……。
 ヤンキースにはデレク・ジーターという優秀極まりないリードオフマンがいるわけで、イチローの存在価値ないじゃん、というのが私の意見だったのですが、職場の同僚いわく、ヤンキースの外野手は現在故障者続出状態なので、優秀な外野手には需要がある、と。
 実際、早速の試合では8番ライトで出場。イチローを8番に置けるっちゅーのは、また隨分贅沢な話やなぁ。

2012年7月25日(水曜日)
 23日の産経新聞に「「迷彩服を区民に見せるな」 自衛隊の防災演習、東京の11の区が庁舎立ち入り拒否」という記事があり、隊員の立ち入りを認めなかったのは、千代田▽中央▽港▽新宿▽目黒▽世田谷▽渋谷▽中野▽杉並▽豊島▽北の11区。と我が北区も名指しされていた。
 この件について北区役所に問合わせのメールを出した所、「自衛隊災害対処訓練の新聞報道について」との発表が出た。
 一方で野々山研区議のblogには「自衛隊が北区役所内での宿営を断念」と、自衛隊の訓練を妨害した旨が記されているので、区として全面的な協力をしなかったことは間違いない様子。
 無条件に全面的に協力しろというつもりもありませんが、区として十全な自衛隊との連携が取れないというのであれば、一市民としては自衛隊を支持しますよ。そりゃ、有事にどっちが頼りになるか、言わんでもわかるだろう?

 「貿易赤字、半期で最大2・9兆円 1〜6月、火力の燃料輸入増と、化石燃料依存が日本を蝕んでいる話題。
 そりゃぁ原発全部停めて、火力発電所をフル稼働させてりゃそうなりますわな。そして化石燃料は日本のチョークポイントとなり、外交上の弱点と成り果てるわけです。
 それを他国に握られればどうなるか、というのは、三四半世紀程前に我が国が体験したことであります。


2012年7月26日(木曜日)
 病院へ行ったわけだけど、受付から検査までが一時間半、検査から診察までが一時間とか……。
 まあ、本を読めたからいいけど。

2012年7月27日(金曜日)
 「死因究明等推進会議設置へ準備室だそうなので、今後の動きはこの準備室を注視していれば良いのかな?

 「IPv6 Buddy」かー。
 十六進入力のできるテンキーパッドって案外無いんだよねー。
 今はプログラマブルキーボードで対処してるけど、これが使えるなら使ってみようかなぁ。

 ちょっと遅かったような気はしますが、「牛生レバー、放射線で殺菌 厚労省が研究開始へと。
 照射後の安全性ったって、馬鈴薯じゃ隨分前からやってることだし、放射能の放射線の違いも分からないような低能は捨て置いても構わないでしょう。
 これで、肉類だけではなく、非関税障壁化している香辛料への照射などにも広がってくれると嬉しいですね。


2012年7月28日(土曜日)
 いくら大暑でも暑過ぎないか……。

 昨日の照射肉について、「「放射線殺菌したレバーを食べると内部被曝する!」と主張するジャーナリスト rei_ueno 氏」というまとめが。
 凄いな。医療ジャーナリストってのはこの程度の科学知識でなれるんだ。俺でもなれるかも知れん。


2012年7月29日(日曜日)
 最近購入した廉価版の洋画Blu-rayソフトに、下のような標記があって仰け反った。

 Blu-ray(BDMV)のリージョンはABCの三種類で、ロゴも六角形だったりするわけですが……(参考
 それに、HDソフトがNTSCとか、一体何事かと……。
 何も考えていない馬鹿がDVD時代の版下データをちょこちょこっと弄って作って誰もチェックしなかったんだろうかねぇ。
 一歩間違うと不当表示になり兼ねないので、販社に連絡した方が親切なんだろうなぁ、多分。

2012年7月39日(月曜日)
 以前紹介した馬鹿映画「アイアン・スカイ」の日本公開が9月28日に決定してたらしい。
 実に素晴らしい。
 是非観に行かねば。

 「武器貿易条約:推進派分裂「時間切れ」 国連会議採択断念と、長年議論されてきた武器貿易に関する条約は、今度こそ成立するのではないか、との期待を裏切る形に。
 個人的には無理筋という気もするのだが、成立すればそれはそれで素敵なことだったろう。
 それよりまずシリアどうにかしろよ的意見もあろうかと思うが。


2012年7月31日(火曜日)
 「実名制がコメント荒らしを解決できない、驚くほど確かな証拠」とかいう記事を読んで思うのだけど、ハンドルはあっても実名が掌握されていたパソコン通信や、基本実名での投稿が主だったfjとかでも、罵詈雑言の応酬や誹謗中傷の炎上はあったわけで、実名制を採用すれば建設的な議論ができるとは、私にはとても思われない。
 印象論になるが、現在の日本でも実名制を強く主張している人は、やたらと攻撃性が高い傾向が見え隠れする。彼の様な人たちにとっては、実名であることが免罪符となって、思うが儘の攻撃性の発露に結びついているように思えなくもない。
 結局のところ、本人の思慮深さというものは、実名か匿名かに由らないということではないかと思われる次第。

 「五輪種目発祥の国、メダルに遠いケースも 日本の柔道と競泳の獲得率は?はジョーク記事として楽しめた。
 ただ、ジョーク記事ではありながらも示唆的な部分もある。要は、発祥の地であるからといってメダルが常に穫れるわけでもないし、またそのようなものでもない、ということだ。国際スポーツとなれば、何処の国が勝つといったものでもないというわけだ。
 柔道だって既に競技人口でフランスに拔かれているわけで、何も必ずメダルを獲らねばいけないものでもなかろうと思う。
 ところで、日本が競泳の発祥地になっているのは、非常に不思議である。記事中に最初に競技の記録をつけた国を発祥地としたケースもある。これによれば競泳は日本発祥だ。とあるのだが、事実を突き止められなかった。もしかして古式泳法のことであろうか?