哀愁日記
底に哀はあるの。

もしくは、

「常識日記 文科系的日常」


西紀2010年1月分

Caution!

このページはあくまで小熊善之個人の責任において製作されており、坂村健先生及びTRONプロジェクト、パーソナルメディア社、並びにYRPユビキタス・ネットワーキング研究所は関与しておりません。
守秘義務の関係上、伏せ字になっている箇所があります。伏せ字の中身を御推測なさるのは結構ですが、あてずっぽうの内容を他者に広めて誤解を拡大再生産することだけはないようお願いいたします。

目次 | 前月 | 初日 | 末日 | 翌月

2010年1月1日(金曜日)
 明けましておめでとうございます。
 この年が、誰にとっても幸せな一年でありますように。
 私は隠居できますように。

2010年1月2日(土曜日)
 元日は寢正月だった。
 合計で18時間くらい寢ていた。起きていた時間の方が圧倒的に短い!(笑)
 ああ、毎日こんな具合だったら良いのにな。

 とまあ、二日ともなるといい加減動き出さないとマズいので、リハビリがてら、25km程自転車で走ってみる。
 体が重い……。
 錘でも積んでるんじゃないかというくらいに、脚が回らない。
 年末の四日間の戦いで使い果たした体力は、一日寢たくらいでは復活しないのか。
 単に歳をとって回復力が落ちただけなのか。

 そんで家に帰ってきたら、雜煮を作って食った。


2010年1月3日(日曜日)
 冬コミの戦果物をπちゃんへ受け渡すため、自転車でひとっ走り秋葉原まで。
 昨日よりは脚は回ったけど、寒いのなんのって。
 走っていないと体温が奪われていく世界。赤信号で止まると筋肉が痙攣を始めるとか。

 ところで、πちゃんが何やらはくほー氏を称えるバケツプリンの歌を作ったらしいので、謹んでリンクしておく。

 はくほー氏が何故あれ程までにバケツプリンに拘るのか、私には理解しがたいが、彼なりに理由があることなのだろう。


2010年1月4日(月曜日)
 昨年末のニュースですが、オリックス自動車西表島で電気自動車のレンタカーを始めるそうな
 離島に於いてはガソリン備蓄の問題があるので、電気自動車は悪くない現実的な選択肢なんですよね。
 個人的には、軽自動車の電気自動車化を推し進めても良いと思っていますが。
 そういえば、富士重工が新型小型電気自動車を開発し、欧州に投入とか報じられていましたが、トヨタグループ加入に伴って軽自動車を失ったのが痛いですな。
 もっとも、業務用のサンバーだけはまだ残っているので、こいつを電動化するのが、一番だと思いますけど。

2010年1月5日(火曜日)
 フランス大晦日の恒例行事、“聖シルウェステルの火祭り”ですが、今年の戦果は自動車1,137台、前年比10台減であったそうな
 件数の減少にこの世界不況が影響しているのかどうかは不明。
 フランスから車が焼かれたニュースが来ると、新年が来たという実感が湧きますね。

 年始の東京は晴れ渡っていましたが、全国的に見ると寒冷前線が日本列島に沿って通過し、とりわけ日本アルプスでは荒天となり、冬山遭難が相次ぎました。
 色々意見はあると思いますが、冬山に登ると言うことは、遭難する可能性を排除できるものではありません(夏山でも遭難するときはしますが)。経験を積んだ登山家が万全の準備を整えていても、死ぬ時は死にます。
 なので、私は余程無計画な登山を強行したと言うのでもない限り、基本的には自己責任であり、同情にも批難にも当たらないと思っています。
 そして本日は、小寒なり。


2010年1月6日(水曜日)
 昨日のTV東京ガイアの夜明け」は電気自動車特集だった。
 番組は相変わらずの演出過剰で、もっとシンプルに作れば良いのにと思わないでもないのだが、それはともかく、三菱自工水島工場のi-MiEVラインが悲惨だった。
 「電池があればいくらでも作りたい」というインタビューの後で、「今日運び込まれたバッテリーは9台分」とか。9,000でも900でもなくて、9台分。1台分が88セルで構成されているから、792箇か。
 いくら生産上のボトルネックとは言え、酷過ぎる。
 自動車用の質の整った大容量バッテリの生産は確かに難しいのだが、それにしてもなんとかならんものか。
 そう言えば同番組でも日産Leafをかなり重点的に採り上げていたのだけど、昨年末に関係者向けの試乗会があったと仄聞するところ。まだレポートは見ていないのだが、果たしてどんなもんだったのか、気になる。
 日本ではi-MiEVにしろLeafにしろ独自のバッテリを使っていますが、米国では汎用品の18650(φ18mm×65mm)をぎっしり詰め込むのがスタイルのようです。国内に電池メーカを擁する日本と、電池は外部調達と割り切る米国の違いですが、これが垂直型と水平型の自動車生産方式の戦いともなりそうな感じ。無論、トータルパケージとしての完成度は専用品の方が良くなる(筈)ですが、18650の廉さに対抗できるのか、注目です。

 昨年発売されたPSP goですが、隨分苦戦しているようで。まあ、そりゃそうだろ、って感じの機械ではあるのですが。
 ただ、個人的には興味を持っていて、実は昨年末に始まったコミック配信のリーダとして注目してるんですね。ラインナップを眺めている範囲では、それ程悪い感じはない。あとは実機での見え方や操作性を確認したいところ。
 何せ物理媒体としての紙束の保管がいい加減限界なもんで……。
 欲をいえば液晶の解像度を上げて、PDFリーダでも追加してくれると嬉しいのだが。

 エコテロリズム団体シー・シェパード擁する新鋭高速船アディ・ギル(NZ船籍)が、日本の調査捕鯨船と衝突して沈没したそうな鯨類研究所プレスリリース)。乗員6名はSSの他の船に移乗して無事。
 最高速度45ノットの高速船ながら総トン数が13トン(全長24m、全幅7m)なんて船が、710トンの第二昭南丸にぶつかれば、どうなるかは火を見るより明らか。
 鯨類研究所のページを見る限り、安全航行とは言い難い行為を繰り返していたわけで、どう見ても自業自得としか。

 藤井財相が健康問題にて辞任。後任は菅副総理。
 菅さんって、大蔵・財務畑の人じゃないだろう……。


2010年1月7日(木曜日)
 Citroën社がVenturi(MVS)と組んで、Berlingoを電気自動車化して、フランス郵政公社用に供するんだとか
 フランス人ってフルゴネット好きだよな……(kangooとか)。
 ニッケル・塩化ナトリウム電池(ZEBRAバッテリ)23.5 kWh(201kg)ってのは本当かね? 確か色々面倒な電池だったと記憶するところなんだけど>ZEBRAバッテリ
 CitroënはPSAグループってことで、i-MiEVのOEM車「C-ZERO」を販売する予定なんだけど、あの調子ではどんだけ手配されるやら。
 ともあれ、郵便等の配達用途車というのは、一日辺りの距離数もほぼ分かっていますし、発進停止が多いなど、電気自動車の特性に合致する用途ですから、電気自動車化を推進して欲しいところです。
 富士重サンバーとか、三菱自工ミニキャブとか、電気自動車化するといいと思うのだけどね。(ミニキャブの電気自動車化は予定されているけど全てはバッテリが)

 「IE9でSVGに対応の可能性 - MicrosoftがSVG WGに参加」という興味深いニュース。
 現在SVGを使ったwebサービスを考える上でどうしても問題になるのが、IEでの非サポート。ADOBE製のSVG Viewerがあれば表示は可能だが、色々問題があった。公式にはサポート終了してるし。(なぜまだDLできるんだろう? 謎だ)
 IEでSVGがサポートされるようになれば、主要なブラウザでベクターグラフィックがサポートされることになって、色々面白いことができるんじゃないかと思わないでもない。
 ちなみに、本サイトにも一箇所だけ、SVGを使っているところがある。


2010年1月8日(金曜日)
 昨日の中日に「外国人看護師 日本語の壁なくすには、今日の読売に「外国人看護師 「漢字で不合格」は避けたいと、今更な論説が。
 個人的には、日本語の習得については、インドネシアだってインドネシア語の試験を課してるじゃないか、お互い様だよ、くらいの話です。ちなみにフランスなんかも、移民となるにはフランス語の試験に受からないといけません。そのための無料のフランス語教育なんかが提供されていたりします。ですので、働こうと言う現地の言語の言語能力を要件とすることに問題があるとは思いません。
 問題は、それが要件であるにも関わらず、十全な教育体制を敷いていなかったことにあります。
 きちんとした日本語教育の体制が整っていれば、3年あれば日本語能力試験の3級くらいはいける筈です。適性があれば2級だって不可能じゃない。語彙が限定される専門分野であれば、3年は決して短くはありません。であるのに、彼らの日本語教育を、どの官衙が担当するかすら明確ではないときている。医療現場で日本語教育とか、どう考えてもおかしいだろう。医者は日本語教師じゃありませんって。(別に医療関係者の言語能力を云々しているわけではない
 この問題は、労働力受入れが始まる前に指摘されており、始まってからも時折につけ問題になっており、解決が必要と考えられていたにも拘わらず、全くの無為無策を三年間も放置した挙句、今になって「温情を」とかいうのは、筋が通らない。報道自身、すべきことをしてこなかったんじゃないか?と。このヌルい温情で彼らを合格させれば、10年後には子弟の教育問題が持ち上がるでしょうよ。それも「予想された問題」として。
 私は外国人労働者の排斥論者ではない。しかし、受入れるならそれに応じた体制を作る必要があると考えている。それは言語を含め、子弟の教育問題から生活習慣にまで多岐に及ぶ。そのための費用が負担できないのであれば、労働鎖国も已む無し、と考える。私たちは既に日系人デカセギの受入れで失敗している。そしてまた前車の轍を踏まんとしている。これは相当に頭が悪い話だ。
 そういったことを考えもせず報じもせず、ただ場当たり的に記事を垂れ流す報道各社の姿勢には、本当に嫌気が差している。

2010年1月9日(土曜日)
 「海自給油終了の再考要請へ パキスタン国防相ですか……。
 しかし今となっては、アフガニスタンに山ほど金を注ぎ込む事になってしまったので、給油を続行するメリットはなくなってしまったのだよなぁ。
 本当に、この国の外交はどうなってしまうのやら。

 21世紀型社会主義の旗手、ベネズエラのチャベスたんですが、この度通貨の切り下げを実施。さらに品目毎に異なる為替相場を導入するそうで
 さすがというべきなのか、21世紀型社会主義というものは、私にはさっぱり理解できないものであることがよく分かりました。これからも頑張って21世紀型社会主義の実現に邁進して欲しいものです。

 先日沈没したと主張していたシー・シェパードの高速船ですが、実は沈没せずに大破したまま漂流しており、燃油を周囲の海に撒き散らしているそうな
 自分たちの船の始末くらい自分たちでやれよとか思わなくもないわけですが、それ以上に、燃油で南極海を汚染とか、何を考えているのか。


2010年1月10日(日曜日)
 佐川急便の荷物を待っていたら「今日中にお届けできそうにありません」という泣きの電話が入る。
 これだから佐川は。
 取り敢えず販社に文句を言っておく。佐川で送るのが悪い。

 Genesisさんの日記を読んで、「そうか、昨今の新聞の奇天烈怪奇な文章は、日本語に不自由な社員が多くいるからであったか」と得心した。


2010年1月11日(月曜日)
 「剱岳 撮影の記」が東京最終日と言うことで、πちゃの音頭で観に行くはずが、結局予定が付いたのがnyと私だけという……。
 ハコは半分くらいの入りで、結構入っているな、という感想。
 内容は……お察し下さい
 やはりこの作品はblu-rayにして発売すべきだと強く思う。ny氏も映画祭に出すべきだと言っていた。
 本編? 知らんがな。

 UAEのドバイに、先頃完成した世界最高のビル「ブルジュ・ハリファ」(旧称ブルジュ・ドバイ)ですが、エレベータが故障したとか
 調べてみると、OTIS製らしい。
 しかし、こんな高いビルだと、エレベータや配管類のビル内容積に占める割合が大きくなりすぎて、效率が悪くなりそうなものだが、その辺はどうなっているのだろうか。(エレベータは、一つのシャフトにカーゴが一つしか入らないので、ある程度の長さになると效率ががた落ちになる)


2010年1月12日(火曜日)
 有給取って、運転免許の更新に。とうとう私の免許証もICカード免許証に。
 優良ドライバー(ペーパードライバーの異称)なので、講習は30分。
 前回散々な目にあった視力検査も、今回は眼鏡を新調して臨んだので一発通過。
 かかった大部分の時間は、指定警察署までの移動時間〜。北・豊島・板橋区がまとめて板橋署なのは勘弁してもらえんものか。

 帰り道、東急ハンズの工具コーナーをうろうろしていたら、ラチェットモンキーという、ラチエット機能付きモンキーレンチを見つけて衝動買いしてしまう。
 見た目はごく普通のモンキースパナ。
 しかし顎の所を見ると、普通はないヒンジが一箇所。
 逆向きに力を加えるとヒンジが開いて、ウォームギアごと可動顎が数ミリ左にスライド。
 これは衝動買いしても仕方ない品物だと思います!


2010年1月13日(水曜日)
 朝起きたら、右耳が全く聞こえなかった。
 右聴覚からは、ホワイトノイズしか流れてこない。自分で声を出してみるが、骨伝導音すら聞こえてこない。耳拔きをしてみるも、鼓膜は正常。
 これは突発性難聴だな、と自己診断する。
 突発性難聴=原因不明なので、医者に行っても特にできることもないので、取り敢えず会社へ行く。別に耳が聞こえなきゃできない仕事でもなく。
 午前中は普通に仕事をしていたが、前回別の難聴で行った耳鼻科が明日休診日と知って、午後休として耳鼻科へ。
 12時過ぎから徐々に聴力は恢復を始め、14時半頃、ほぼ常態に戻ったことを自覚する。結局耳鼻科の診察室に入る頃には完全復活していた。
 聴覚診断の結果も正常。
 医者も「突発性難聴だろうね」以上の診断は下せない。
 そりゃそうだろうなー。
 そんな一日だった。

2010年1月14日(木曜日)
 はやぶさ、地球帰還軌道へ

 らばQ経由、英国(のイングランドとウェールズ)で400年ぶりに陪審員なしの裁判が行われる
 元々陪審制度は英国(イングランド)で王権に対する制限として発達したものではありますが、これが米国に渡り「民主的な裁判」とかいうものになったようです。
 その英国に於いて、陪審員への犯罪者側からの圧力を理由に、陪審員なしの裁判が開催されることとなり、注目を浴びている、と。記事によると、何度も陪審員が欠けたり評決ができなかったりといったことが続いてたみたいですね。
 果たして法曹のプロのみによる裁判が、英国でどのように進行するのか、見物といえば見ものです。
 しかし、英国の司法制度も傍から見ると(連合王国の歴史を背負ってるとは言え)滅茶苦茶だなー。

 産経経由「「地球から見れば、人間がいなくなるのが一番優しい」鳩山首相」なる首相の言について。
 人類を過大評価した実に傲岸不遜な発言です。
 人類など地球の歴史から見ればつい最近発生した塵芥みたいなもので、地球環境を云々できるような存在ではありません。ぶっちゃけ、絶滅したところで、46億年の地球史の「絶滅した動物たち」の長大なリストの最後に一行加わるだけです。
 人類が滅ぼした種なんて、人類とは関係なく滅んだ種に比べれば微々たるものです。
 昨今言われる環境破壊だって、ストロマトライト類がやったことに比べれば大したことはありません。なんせ連中と来たら、大気中に猛毒を吐き出し続け、終いには大気組成を丸ごと変えてしまったんですからねぇ。当時主流だった嫌気性生物は大打撃ですよ。それに比べれば二酸化炭素がン%増えたとか、些細なことです。
 冥王代なんて、そもそも生物いなかったしな。
 人類の活動が地球に大きな影響を与えている、というのは、人類の力を過大評価した勘違いです。
 大きな影響が出ているのは、人類が生存できる環境です。
 人類種が生存可能な環境は極めて限られており、例えば原始地球環境に放り出されたらヒトは死にます。海の中でも死にますし、1万メートル上空でも死にます。南極でも死にますし、赤道直下の砂漠でも死にます。
 一般的に考えられているより人類が生きられる環境はかなり局限されており、その範囲内でしか生きられないからこそ、地球環境の変動に対して知恵を振り絞って対処しなければならないのです。
 間違っても、地球が滅びない為じゃない。
 人類が絶滅しないために。


2010年1月15日(金曜日)
 インド洋での給油活動が終了。
 長らくのお勤め、お疲れ様でした。
 現政権の判断はおかしいとは思いますが、それはそれとして、派遣された自衛官諸氏が無事帰国することについては、素直に喜ばしいと思います。
 惜しむらくは、彼らの奮鬪努力を、内国に於いて台無しにしてしまったことです。

 ハイチの地震。
 酷い有様なのだが、日本から遠すぎるのが……。
 各国の救援隊も、現地に入ってから身動きが取れないような状態のようだ。
 元々ハイチ政府の統治がしっかりしていなかったところにこの一撃なので、アメリカ辺りに一時的に信託統治させた方が良いのではないかとすら思う。


2010年1月16日(土曜日)
 朝一で耳鼻科に行った後、午後から映画。
 台湾で大ヒットした海角七號日本上映が始まっていたので銀座まで。結構人が入っていて、ちょっと驚いた。もっとマイナーな扱いだと思っていたのに。
 北京語、台湾語、日本語の入り乱れる笑いあり涙ありの作品だったが、130分という長尺の割には伏線の張り方がイマイチで駆け足感が消えない。「詰め込みすぎ」とでも言うべきか。
 それでも、料金分は楽しめる映画でした。

 ハイチ。
 酷い有様だけど、日本の動きが鈍い。もっとも、地球の裏での話なので、機敏に動くと言っても限度はあるが……。
 米空母が到着したようなので、多少は現地体制は改善されるか。


2010年1月17日(日曜日)
 Genesisさんの日記を読んで、野田聖子の低能を思う
 もっとも、現消費者担当相大概ですが。
 対策をするなと言うのではなく、対策はきちんとした調査研究に基づいて、效果を期待できるものでないといけないのです。

 千代田区神田に、自転車レーンを設置する実験が始まっているそうな。自転車を貸し出す“サイクルポート”も設置とか。
 折を見て見学に行っておこう。来月14日まで、土日開催、と。


2010年1月18日(月曜日)
 読売に「常用漢字 豊かな日本語めざし拡充をという社説が。
 これまでの読売の報道姿勢からすると、多少ならずとも面食らう内容。一体何があったのか、単なる社内での意見の相違か。
 明日、漢字小委が開かれることを考えると、なにか裏があるのではと勘ぐりたくなってしまうのは悪癖か。

 先日採り上げた、インドネシア人看護師の話題で、インドネシア/フィリピンの外相が岡田外相に配慮を求めた由。

 時事の国家試験では「褥瘡(じょくそう)」=床擦れ=、「仰臥位(ぎょうがい)」=あおむけ=といった日本人でも読みづらい漢字が使われってのはなんでしょうね? まさか褥瘡や仰臥位が読めない医療従事者がいるというわけではないでしょうに……。
 日本の医療現場が日本語で運用される以上、日本の習得は必須と言えます。問題は、そのために必要な方策を講じることを怠ってきたことであり、ここで試験問題に手を加えることが良い結果を生むとは思えません。
 資格取得年限を伸ばして、その間日本語教育に力を注ぐのが順当かと思います。

 「プラグイン、ハイブリッド…船にも電動化の動きとかいう論評に困る記事。
 船舶に於いてはディーゼル・エレクトリックやターボ・エレクトリックなど、機関で発電機を回して、プロペラをモータで回すという構造は特に低速トルクを必要とする船種ではありふれていて、これにバッテリをつければ取り敢えずシリーズ・ハイブリッドになってしまいますな。
 ところが、自動車や鉄道であれば減速時の回生ブレーキによる運動エネルギーの回收が期待できますが、船舶の場合これが殆ど期待できないという問題があり、ハイブリッド化には余りメリットがないのですね。
 ハイブリッド自動車/鉄道の根源的な要諦は、エンジン出力変動の時間軸方向での平滑化ですが、船舶の発動機は本質的に定回転大トルク運用なので、巡航中は殆ど最高燃費帯域での運用になってしまい、これまたハイブリッド化のメリットがありません。あるとすれば、入出港時くらいでしょうか。
 こう考えていくと、船舶のハイブリッド化ってのは、一体どのへんに勝算があってやっているのか、良く判らなくなってきます。記事中にある短距離のフェリーであれば、確かに完全電動化も視野に入るとは思うのですが、長距離の大型貨物船とかになると、果たしてエネルギー效率は上げられるのだろうかと、些か心配になりますね。
 個人的には、通常のバッテリではなく、燃料電池や海水電池の類の方が良いのではないかと思わないでもないところ。


2010年1月19日(火曜日)
 本年最初の漢字小委。応募された意見を前に、あれやこれや。
 最大の論点は「碍」の字の追加について。
 積極賛成の委員もいれば、消極的な委員もいる。
 首相肝入りの「障がい者制度改革推進本部」との関連もあり、拙速の判断を避けたい空気は充満していた。
 個人的には、「障害」「障がい」の表記は常用漢字表的に可能だが「障碍」は不可となる。常用漢字表に載せないことにより、表記の選択肢を狭めている、という見方も可能であろうかと愚考する次第。
 もっとも、常用漢字表としてそのような異字同訓の類を増やすのは決して良いことではないのだろうが……。

 そういえば、新聞報道で読売がやっぱり「碍」について微妙な報道の仕方をしてます。

 今回の小委員会でも「玻」は法務省の人名漢字で検討すべきでしょ、と片付けられ、「鷹」は前回と同じ顏ぶれからの同じような要望だったので回答も同じようになる、と退けられ、最も熱が入ったのが「碍」だったのですが、読売は見出しから「碍」を落としています。
 読売は過去にも「碍」の字を記事に載せなかったことがあるので、これは意図的なものなんでしょうねぇ。どういう意図があるのかは、良くわかりませんが……。
 読売新聞として「碍」の字に対してネガティブな心象でも持っているのか、それともこの記者の個人的な問題か。

 「たばこの次はアルコール、広告など規制 WHOが指針案とかいう、ギャグとしか思えない話題。
 100年程前に、どこの国とは言わないが禁酒法なる法律を作って、エリオット・ネスに活躍の舞台を与えた国があったりしたわけだが、人間歴史に学ばないことこの上ないものだ。
 ちなみに、イスラム圈でも飮酒文化が残っている国があるように、法律で規制すりゃなんとかなる、なんて考え方は甘すぎると思う。地下に潛ってロクでもないことになるのがオチ。


2010年1月20日(水曜日)
 大学病院で耳の検査を受けてみたものの、何も分からない。
 困ったもんだねぇ。

 外国からの批難を受けて、日本の型式指定を取得していない輸入車も対象に加わることになったそうな
 どう考えてもやり方違うような気がするがなぁ……。
 米国車が日本の制度を満たさないことが問題の根幹であって、米国に優遇措置を与えることは解決にならないような気がしますが……。
 というか、そんなことしてたら、米国車の競争力がますます落ちるのではないかと。


2010年1月21日(木曜日)
 小形さんのblogで第38回漢字小委のエントリが完成したので、ちょいと思い出したことなど。
 委員会の最後に、髙木委員だったと思うのですが、常用漢字とは別に、文科省で教育漢字を作る必要があるんじゃないかと発言したのが印象に残りました。
 現在の学習指導要領では、小学校については学年別漢字配当表が、中学校については+600字程度が、高校卒業時点で常用漢字の大部分が読み書きできることが期待されますが、実際のところは色々微妙です。
 NHK放送文化研究所の調査『高校3年生は,「新・常用漢字」をどのくらい読めるか(1)』(放送研究と調査2009年10月号)、『同(2)』(同11月号)では、常用漢字表内の字であっても、字によっては非常に正答率が低いことが示されています。また逆に、表外字であっても大部分が読める漢字も存在することがわかります。
 確かに、常用漢字を憶えておけば事足れり、とはならない世の中ではありますが、常用漢字と生徒が身につけている漢字の乖離は今や覆い難く、さらに字数が増える改訂常用漢字とは別に中学・高校を対象とした漢字表の策定は不可避な段階に到達しているのではないかと思います。
 しかしその場合、常用漢字って一体なんなんだろうという問題は生じるように思いますけれども。(義務教育を終えても社会一般で使われる標準的な漢字を網羅できないというのは、教育の問題なのか社会の問題なのか)

 つくばチャレンジなどで知られる研究学園都市つくばが、「搭乗型移動ロボットの公道走行実証実験特区」を申請しているそうな
 「セグウェイ」もそうですが、トヨタのウィングレットi-REAL、本田技研のU3-X、早稲田大学/テムザックのWL-16などが公道を闊歩する姿が見られるようになれば素晴らしいことですし、果ては強化外骨格を装着した人間が車道を時速40キロで走るとか、夢のある街づくりを推進して欲しいものです。
 元つくば市民としては現つくば市民のアグレッシヴなチャレンヂに惜しみなく賞賛を送ると共に、可能な限り遠くから生暖かく応援していきたいと思います。

 きしもとくん経由、「直進する自転車は(自転車横断帯がなければ)左折専用車線を走行するのが正しい」。
 自転車の通行について、警官の知識は相当低い。それは警官自身の自転車運転を見ていれば容易に見当が付く。
 ついでに言うと、道交法に従うとまともに自転車で走れない場所は枚挙に暇がない。人間用の歩道橋と自動車専用の陸橋はあるが、自転車が渡れる場所が見当たらない、などという山手通り大崎駅周辺とか、初めて行った時は途方に暮れた。他にも、真面目に考えると「正解は、自転車を担いで陸橋を渡る」とかになりかねない交差点は沢山あろう。
 それはともかく、実際に自転車乗りとして左折専用車線のある交差点でどういう運転をするかと問われれば、基本的に直進車線に入って走る。そうしないと危いから。左折車線に入った車は、左前方にある横断歩道の歩行者には比較的注意しているが、左後方から進行してくる自転車を殆ど認識しない。巻き込まれるのがオチである。
 これは横断歩道に自転車横断帯がある場合でも同じで、自転車横断帯を通ろうと横断歩道に近づくのは危険が大きい。
 ぶっちゃけると、横断歩道に併設される自転車横断帯は、殆どの場合歩行者が歩行していて、事実上その用をなしていない。そんなところを自転車で走ると余計危ない。法律上、自転車横断帯を通行しなければならないことは分かっているが……。
 こと、交通法制・行政について言えば、日本では実状無視の空理空論がまかり通っている。実際に事故が起こったときに、その法で裁かれるのかと思うと、やるせないことこの上ない。
 与党でも野党でもいいから、どうにかしてくれと日々思っている。


2010年1月22日(金曜日)
 三洋エネループバイク米国上陸とかで、WIREDが記事を起こしていた(和訳)。
 日本ではエナクルって名前で2003年くらいから売っていたと記憶するところなのですが、この手の電動アシスト自転車というジャンルそのものが、日本の法制によって生まれたものですからねぇ。諸外国なら問答無用でモペッドになっているところ。(輸入される電動自転車は殆どがモペッドで、法制上は原付扱い)
 米国での法制上の扱いは良く分からないのですが、多分州ごとに違うんだろうなぁ……。加州で発売ということは、加州では自転車扱いってことなんだろうけど。
 WIREDの動画でふと気づいたのは、タイヤのバルブが米式になっていたところ。タイヤのバルブには米式・英式・仏式の三種類があり、日本の軽快車は通常英式、自動車のタイヤが米式、ロードバイクなどが仏式となっていますが、通常日本で売られているエネループバイクは言うまでもなく英式を採用しています。
 ところが動画を見ると、バルブが米式。
 さすがですね。
 こういう細かい仕事が、日本の仕事だなーと思うところです。

 スーダン南部に、分離独立の動きありとの
 いい加減、アフリカの現国境線って、維持することが困難になりつつあるのだとは思うのだが、だからといって国境線を引き直すなどと言ってしまえば、收拾の付かない事態に陥りかねない危うさがある。
 進むも地獄、留まるも地獄、後戻りなどできはしない。


2010年1月23日(土曜日)
 BTRON Club

 なんかSIM-Drive社の発表があったらしく、ニュースがいくつか飛び交っていた。
 個人的には、奥山清行がデザイン顧問に就いたってのが、トピックかなぁ。ピニンファリーナで“エンツォ・フェラーリ”をデザインした人、といえば分かる人もいるだろうか。
 奥山氏のデザインは私個人としてはあまり好きではないのですが、あの人のデザインがどの様な形を見せてくれるのかには興味があります。
 ちなみに私は、車なんて人とモノを積んで走ればOK、軽トラは究極の機能美、とかいう人なので、デザインは機能的であれば良いと思ってます。はい。


2010年1月24日(日曜日)
 十年振りくらいに上京してきている、予備校時代からの友人N中くんと邂逅。
 今年5歳になる息子に仮面ライダーのグッズを買ってやりたいのだがどこへ行けばよいかと……いや、俺にそんなこと訊かれてもな。とりあえず出張先から電車一本で出てこれる池袋で落ち合い、池袋をあちこち探してみるが、結局見つからず終い。
 所定の目的は達せられなかったものの、旧交を温めつつ、ジュンク堂を案内したりして、有意義な一日であった。

 そうか。名護市長は稲嶺候補が当確か……。
 また一段と厳しくなるな。


2010年1月25日(月曜日)
 今朝の読売の一面「編集後記」に、漢字小委での「碍」の議論を受けて、「障害者」の表記の選択の幅を広げる意味で、はずは「碍」を常用漢字に加えたとしても、違和感を抱く人はあまりいないだろう。少なくとも「障がい者」よりはいい。という記述が。
 うーん。
 現場の記者上層部で意見が食い違っているのかな。
 まさか読売からこんな意見が出てこようとは思わなかった。

 なんとも動きの鈍いハイチ地震対応ですが、首相が「今、それこそ、がれきですから、そのがれきを撤去して、そしてその上に、例えば住宅など建てるというような仕事を行う必要がありますから、いわゆる工兵の人たちがですね、一番求められているんじゃないかと思いますから、そういう方に行っていただこうと、そのように考えています」と言ったとか
 首相。
 陸自ではその職種を「施設科」って言うんですぜ。
 憶えておいて損はないと思います。
 何しろあなたは自衛隊の最高指揮官ですからね。
 ただ……確かもう既に衛生科が進出していた筈ですが……。

 前原国交相、国会にて逆切れの巻
 大臣の気持ちはよく分かるのですが、しかし民主党が気楽な野党の地位を捨てて自ら茨の道へ飛びこんだ以上、事態を打開する責任が民主党にはあり、前政権に愚痴を垂れても物事は解決しないのであります。
 国会ではせめて建設的な議論を望みたいところです。

 最近のチャベスたん情報。
 通貨切り下げ・独自為替レート→「値上げしたら商店没収!」宣言値上げした仏系スーパーを軍で閉鎖6テレビ局放送中止
 放送局に大統領の演説を放送する義務とか素晴らしいですね。そのうち、ベネズエラで販売されるテレビ・ラジオは大統領演説が始まる際に自動で電源が入るようになるのではないでしょうか。


2010年1月26日(火曜日)
 自衛隊次期輸送機(XC-2)初飛行に成功

 今更私ごときが説明する要を感じはしませんが、自衛隊の次期輸送機は、現用のC-1C-130では対応しきれなくなった輸送需要に応えるべく、最大ペイロード約30tと言う最大級の戦術輸送機として計画されました。また、民間機の運行を阻碍せずに航路を飛べる速力と、海外派遣にも耐える航続力を有しています。(その代わり燃費は犠牲になっていますが
 現在、戦術輸送機としては、欧州エアバスにてA400M、米国LMにてC-130Jが開発されていますが、XC-2はそれらにはない(日本にとっての)利点を持った戦術輸送機として計画されています。
 当初計画からは遅延が発生していますが、昨今の航空機の開発は遅延してなんぼという状態ですので、この程度で済んでいる裡は、目くじら立てる程でもないでしょう。
 何はともあれ、飛んでよかった。

 中国から「女性差別だ、女偏の漢字改めよ!とかいうニュース。
 この手の馬鹿は定期的に一定割合で沸いて出ますが、どんなもんでしょうかね、「漢字の増加を企図する罪」とか作ってみては。記事中にもありますが漢字は伝統文化が積み重ねられる中で形成されているのであって、別字が生まれても元の字が消え失せることはありません。字が二つに増えて、結局漢字を倍学ばねばならなくなります。新しい字を作っても、漢字が増えるだけなのです。善意に基づいているのかも知れませんが、その行為は歴史上何度も行われており、結果もまた同じなのです。
 そのために漢字圏の人民が受けている労苦を思えば、犯罪とするに充分であろうかと思います。
 あ、最高刑は死刑でヨロシク。


2010年1月27日(水曜日)
 「「ハイチの被災者に千羽鶴を送ろうプロジェクト」に賛否の声」という記事を見て考える。
 誰の言葉だったか「真実善なるものは、善意、ただそれだけである」って言葉があったと記憶するが、行動に移してしまったら、例え善意に基づいていたとしても、善なるものになるとは限らない、という警句である。
 現地情勢は混迷の度合いがようやく晴れてきたような状態ではあるものの、空港のキャパシティは慢性的に不足気味で、世界各地から送られてくる救援物資の荷捌すら満足にできない状態が続いている。米国が移動式の管制塔を立てたそうだが、空港自体の狭さが問題になっている模様。隣国ドミニカ共和国との陸路はあまり整備されておらず、陸送もままならぬ、と。
 千羽鶴を折ることは善意から出たことなんだろうが、その前にもうちょっとだけ、現地の情報を集めたら良かったのではないか。
 情報といえば新聞・ラジオ・テレビしかなかった時代ではなく、今やインターネットを経由して世界中の情報を收集可能になったのだから、千羽鶴を呼びかけるのと同じ環境で、情報を集められた筈なのだから。

 岸本くんの「日本の市場」に専門書の翻訳書が出せる市場がある、という点では日本はわりと貴重な存在なのではなかろうか。と引用があって、色々示唆的だなぁ、と。
 ドイツ語の言語人口は1億人ちょいで、言語人口的には日本に次ぐ。
 にもかかわらず翻訳市場が日本より小さいというのは、やはり英語‐独語が印欧語族ゲルマン語派に属する同系言語だという点が影響しているのだろうか。
 今後日本語人口が減少していくことが確定している現在に於いては、将来「日本語への翻訳」が市場として成立しなくなる時代を想定しなければならない。果たしてその閾値はどこだろうか。


2010年1月28日(木曜日)
 昨年6月に進水し公試を続けている韓国の砕氷船アラオン(아라온)号ですが、所定の性能を達成出来そうにないとの(韓国語)。
 自動翻訳で読んだのですが、厚さ0.9mの氷層を1ktで割りながら進むことができなかった、と。
 アラオンとほぼ同サイズの、日本のふじ(1965年進水)が連続砕氷能力80cm/3ktということなので、なんで出来ないのか疑問を感じるレベルですな。
 ちなみに、二代目しらせは1.5m/3ktの連続砕氷能力という、世界屈指の砕氷能力を有しています。これ以上の厚さになったときは、一旦後進してチャージング咬ますわけですね。
 ともあれ、どうも心配した通り、研究開発が充分でなかったのではないかとの疑いがありますね。

 パナソニックのベンチャー・アクティブリンク社による「パワーローダ」が受託開発事業に乗り出すとか
 記事中に二足歩行で動き回れるとか書いてあって、はぁ?と。
 エイリアンとでも戦うのか?

 昨年9月に「起訴相当」決議を受けていた明石歩道橋事故ですが、通算四度目、新法移行後二度目の起訴決議を受けて、弁護士による強制起訴が行われることになったそうな
 要注目。


2010年1月29日(金曜日)
 職場のPCのマウスをワイヤレスにしてみたのだが、ディレイが気になる。慣れるだろうと思って耐えているが、みんなこのくらいの遅延は気にならないのだろうか。しばらく触っていないと、恐らく電池の消耗抑えるために省電力モードに入って、ウェークするためのタイムラグが生じるためではないかと思うのだが……。
 結構イラつく。
 あと、これはデザインの問題なんだろうけど、ペアリングスイッチがマウス底面にあって、時々何かの拍子に押されてしまう……デザイナ出て来いコラ。

 「米軍移転のグアム、「われわれの島なのに」と先住民らとかいう記事があって、この手の話題が日本で報道されるのは珍しいよな、と思った。
 日本の政権与党の中には、沖縄の米軍基地をグアムに押し付けようと主張しておられるエゴ丸出しの政党もあるわけですが、グアムって米国領だけど“未編入地域”とかいう準州で、上院でも下院でも議決権はなく、大統領選挙に参加もできません。色々歴史的経緯はあるものの、グアムは米国内地でもなければ外国でもない、微妙な立場にいます。
 沖縄の基地をグアムに押し付けよう、というのは、より弱い立場の人間に厄介ごとを押し付ける行為ではないかと、私は危惧していますが、社民党はそれを是としているのでしょう。
 沖縄の負担が大きいことは理解できますが、だからと言ってグアムに押し付けようというのは、軍事技術的に無理ということもありますが、グアムの住民のことは考えてないと公言するようなもので、良いことには思えません。
 もちろん、「沖縄の基地が減りさえすれば、あとは野となれ山となれ」という意見もあろうかと思いますが、私個人としてはそのような人に権限を渡したくはありませんね。

 「劔岳 撮影の記」って、2/6から山形でやるんだ。ちなみに、今は福岡伊勢崎でやってる。


2010年1月30日(土曜日)
 朝起きたら、ワークショップ:文字に間に合わない時間。
 なんか熱っぽい体を引きずって立川まで。
 色々聞いて、色々考える。
 終わる頃になると寒気が酷くなってきたので、早々に家に帰る。
 立川は遠い。

2010年1月31日(日曜日)
 起きたら昼。
 飯食って寢たら、日暮れ。

 日中歴史共同研究の結果発表があったらしい
 明日にでも、報告をちゃんと読もう。