このページはあくまで小熊善之個人の責任において製作されており、坂村健先生及びTRONプロジェクト、パーソナルメディア社、並びにYRPユビキタス・ネットワーキング研究所は関与しておりません。
守秘義務の関係上、伏せ字になっている箇所があります。伏せ字の中身を御推測なさるのは結構ですが、あてずっぽうの内容を他者に広めて誤解を拡大再生産することだけはないようお願いいたします。
「日産自動車、2人乗りEVの大臣認定を取得---公道走行実証実験へ」とのことなのですが、写真の車・NISSAN New Mobility CONCEPTがルノーtwizyにしか見えない件。
まあ、グループ企業ですからね……。
この電動マイクロカーブームは、車好きには堪らないムーブメントですねー。
早くゴードン先生んとこのT.27が日本で走る日が来ないかなー。
「東芝、6ch/15日分を録画/配信する「レグザサーバー」」と、業務用の全チャンネルサーバの民生用みたいなのが登場。
6ch×15日分ですから、地上波をほぼ2週間分丸ごと記録しておける。見逃したり撮り逃したり、後で話題になった番組を検索したりと、使い方は多彩ですな。
先月から刊行が延び延びになっていた王敏「鏡の国としての日本」(勉誠出版)を漸く捕獲して、1/3程読み進めたところ。
日本の愛国心が郷土愛に根ざしているというのは面白い指摘だろう。
初期不良でSSD交換となっていた新自宅サーバが帰ってきて、再セットアップ。
日付が変わった頃に、なんとか形になる。
で、クレヨン社の加藤さん宅へ赴いて、今度はアプリケーションソフト類のインストールに勤しむ。
有名所のソフトはWindows 7でも動くのだけど、やはりXPですら既に対応環境でなかった某音源は動作しない。互換モードとかも試してみたけど駄目。中にはオーソライゼーション用プログラムが動かないとかいうトンデモな奴もあったりして……。
夜までかかって何とか形にしたけど、これで本当に大丈夫なのか、心配だよ……。
「アラブの春」などと言って大統領を追い出したエジプトでは、宗教的弾圧が増加してしまい、迫害されたコプト教徒がデモから暴動という流れに。
実に碌でもない話だが、予想された話でもあるわな。
イラクの時もそうだったけど、独裁者の圧政ってのは何も無辜の民を圧殺するだけではなくて、より小さいレベルでの対立感情を非顕在化させる效果もあるんだよね。典型例としては、ユーゴスラビアとかね。チトー亡き後の混乱と分裂の流れを見れば宜しい。
コプト教徒と呼ばれるのは、キリスト教コプト正教会に属する東方諸教会の一派に属するキリスト教徒の方々で、由緒も伝統もある人々なのですが、エジプトのイスラム化以降、言語もアラビア語化し、宗教もイスラム化したエジプトの中では少数派となります。
かつてはプトレマイオス朝に作られたコプト文字を用いてコプト語を記述していた集団なのですが、今では典礼で使うだけのようです。残念ですなぁ。
元リクルート出版だった現メディアファクトリーが、この度目出度く角川傘下に入るそうな。
角川書店、富士見書房、アスキー・メディアワークス、エンターブレインに加えてメディアファクトリーまで加わるとなると、ラノベ系レーベル総なめの寡占状態ですな(苦笑)。
PDF等に関してもかなりの安定度と高速化を行なっていただけたようです。ということらしいのですが、実際にどの辺が修正されたのかについては情報が見当たらないのがAppleクオリティ。
なんか世田谷に放射線量の高いホットスポットが見つかったとかで、偉い騒ぎに。
いやまあ、ホットスポットは点だから、とりあえずその辺に近づかなきゃいいんじゃない、と。
もうちょっと精密に分析して、どこに放射性物質が溜まっているのかとか、核種を分析したりしてから、除染をすれば済む話。
報道によると地表面より地表1mの方が線量が高いようなので、地面に落ちた放射性物質ではないんだろうな、と。
船橋の方でも高線量地点があったみたいだけど、話を聞いていると、どうも放射性降下物が集まりやすい場所をわざわざ測定したっぽい。まあ、どっちにしろ除染は必要だからね。
なんて書いていたら、線源は民家の床下にあったダンボール箱木箱の中にあった瓶で、各種はラジウムだとか。
螢光塗料か、あるいは昔のラジウムグッズか。
放射線の人体への影響がよくわかっていなかった時代には、放射線は体に良いものと考えられ、現在では考えられないような放射能グッズが売られていた。ラジウムなどは健康食品として売られていたことがあるくらいで、十年くらい前だったか、フランスで倉庫からラジウム瓶が出てきて騒ぎになったことがあった。
大体、ラジウムの発見者であるキュリー夫人も、放射線は人体に良いと信じていて、第一次世界大戦の最中にはレントゲン撮影車を開発して自ら運転して駆けまわり、多くの患者に放射線治療を施し、最後は白血病で死んでいたりする。
他にも、螢光塗料に長らくラジウムが使われていて、時計の文字盤に螢光塗料を塗る女工さんに癌が多発とか、今考えるとトンデモない話が転がっていたりする。
とまあ、放射線の人体への悪影響がきちんと把握できるようになったのは歴史的に見ると比較的最近のことで、それ以前に工業的用途が生まれていたこともあって、世の中には思いも寄らない所に高線源体が転がっていたりします。
今回の一件は、そのことが分かったことが一番の收穫ではないでしょうか。
問題の民家は現在は人が住んでおられないとの報道でしたが、問題の線源が長らく放置されていたことを考えれば、かつてそこに住んでいた人や、周辺住民に大した影響もないことからして、あまり騒ぎ立てる必要がないことが分かったんじゃないですかね。
プログラムの不具合によるエラーチェック漏れによりシステムが不安定になったこと、また、保守業者の判断ミスと対応処置の段階での保守業者のネットワーク機器設定での初歩的ミスが重なったことが原因とわかったんだそうな。
読売に「武器輸出3原則を緩和、米大統領に表明へ」という記事があって、それ自体は良いことだけど、と。
武器輸出の緩和が進めば、日本は武器輸出(供与を含めて)を外交・防衛上の手札として利用できるようになります。
例えば、南シナ海で中国と敵対している国に武器を輸出すれば、日本と敵対している中国を牽制することになります。勿論、外交上中国は強く抗議してくるでしょうが、日本の安保のために利用できる札が増えることは意識すべきです。
文科省が、「放射線等に関する副読本」を発表、と。
ちょろちょろっと目を通して見ましたが、基本に忠実で外連のない良い内容だと思いました。
昨今、不十分な知識によって報道に過剰に反応する人が散見される所ですので、確実な基礎知識の浸透な重要でしょうね。
問題は、自分の知識が不十分だと考えておられない方ですけれども。
ドイツの自動車メーカ五社が、電気自動車の充電ポートを統一したとの発表。
この「Combined Charging System」はCHAdeMOじゃなさそうだなー。SAE J1772 Level 3だろうか。
以前書きましたが、CHAdeMoは先行規格という強みを活かそうとしたものの、欧米勢の反対を受けていましたので、これはあまりよくない流れなんじゃないかと思わないでもないところ。
ただし、CHAdeMOについては「早過ぎた規格」の印象あり。
クレヨン社からの帰り道。
新荒川大橋の歩道を走っていたら、前方にふらふらと走る自転車。酔っ払っているかのように、歩道を目一杯使って右へ左へ。
危ねぇなぁ、と減速。時速は10km。
酔っ払いかと思ったのだが、よく見ると、どうも余所見運転をしているようだ。
何見てやがる?とちらっと橋の東側、上空を見るが、凧(スポーツカイト)が上がっているくらいで目ぼしいものはない。
というか、どうも凧を見ているようだ。
更に進むと、自転車を停めて凧を見ているカップル登場。もうどうにでもしてくれ。
「あれ絶対UFOだよね!」
あれがUFOに見えるなら、病院へ行くべきだろう。
赤羽‐川口間は、夜空に浮かぶ電飾凧がそれほど珍しい土地らしい。
togetterにまとめられた番組の感想を見ると、くらくらしますな、頭が……。
E2Aフォーラムというところに「急速充電時間を5分に」という記事があって、面白いな、と。
個人的にタクシーの電気自動車化は、一つのマイルストーンだと思っている。
電気自動車が向く用途は、一日当りの走行距離や範囲が安定していて、加減速が多く、長距離・長時間の安定的走行をしない用途で、宅配便の配達車や路線バスなどがこれに当たります。タクシーは、一日当りの走行距離は300kmと、この条件の中の上限一杯、みたいな所にあります。
SIM-LEIがJC08で航続距離333kmを達成していますが、これがタクシーに向くかどうかは未知数です。ただ、技術的に見れば、タクシー専用車として電気自動車を開発すれば、航続距離300kmは達成可能な数字であるように思われます。
しかし、バッテリ搭載量を増やせば充電にかかる時間は結局のところ長くなってしまいますから、JFEの超急速充電器のような特殊装備が必要になるでしょう。その辺の工事費用まで含めて、どのくらいの台数を一度に投入すればリーズナブルな範囲で償却が可能になるか……。
でも、挑戦はしてみたいんですよね。日産か三菱か、タクシー専用車に挑戦してみてくれませんかね。
NHKに「キログラム 120年ぶり見直しへ」という記事が。
何年か前から「アボガドロ定数によるキログラムの再定義」「本格的測定を開始したアボガドロ国際プロジェクト」と話は聞こえていたが、まだ計測精度が足りないという話だった。ということは、精度が出るようになったのだろうか。
先日東芝がレグザサーバを出したと思ったら、バッファローと日本デジタル家電が追従の動き。
全チャンネル記録機時代の夜明けかのう……。
こういうのを常時動かしておけば、先日のあさイチなど、放映当日に知った、などの事態にも対応しやすい。
でも、全チャンネルを一週間も記録する程、テレビ見ないんだよねぇ、私の場合……。NHKだけ、とか……。
リビアのカダフィ大佐が国民評議会によって拘束された由。
さて、第二幕が楽しみだ……。
独裁者の末路といえば、チャウシェスクの死を思い出すねぇ。あれがビデオで撮影された最初の「独裁者の死」ではなかろうか。
追記:カダフィ大佐は負傷のため死亡した、と追報された。
トルコ東部でM7.2の地震があり、多くの犠牲者が出ている模様とか。
日本もしんどい所ではあるが、出来るだけのことはしたいところ。
「政府・民主党、2011年度の人勧実施見送り」ですか。またややこしい所に手を出したものだな。
日本の公務員は労働基本権の一部、団体交渉権が制限されています。つまり、労組を作って賃金や労働環境について団体交渉を行うことができません。
その代償として、賃金については人事院勧告を政府は尊重することになっています。
これについては予てよりILO(国際労働機関)から是正勧告がなされており、民主党は公務員の労働基本権回復を掲げていたところです。
この問題自体についてはトレード・オフの話なので、どこに均衡点を置くかは、政治上の話です。完璧な解決は存在しません。ただ、公務員へのリスペクトが一層下がっている今日、労働基本権の制限は難しくなるんじゃないでしょうかね。
とまれ、そのような状況で、人事院勧告を無視して一層の賃下げを特別法で行いながら、約束していた権利の付与は行わないというのでは、政権与党は役人から総スカンを食うんじゃないかと思うのですが。
富山県、石川県、福井県、滋賀県、奈良県、和歌山県以西を西日本向けとして販売。とありますが、富山県全域を西日本に放り込まれると、呉東地方出身者としては些か気になる所がないでもなく。
西の方といえば、なんか大阪府知事辞めはったんやてー。
なんか「大阪都構想」とか言って、府知事やめて大阪市長選に立候補とか、何を考えているのか良くわかりません。
私に理解出来ないだけで、きっと深遠なる理由があるんでしょう。
「衆院議員のパソコンがウイルス感染」とかなんとか。
国会議員は機密に触れ得る立場の割には人数も多く脇の甘い人もおられるでしょうから、狙い目でしょうなー。
ただ、記事に拠ればパソコンは貸与らしいので、限定されたPCからしかサーバにアクセスできないようにすることもできそうですんで、踏み台にされなければ大丈夫なんじゃないかという気も。
ああ、でもローカルに保存した情報を拔かれたりしたらまずいな。
最終的には国会議員個個人の心掛け次第、ってところがあるんだよな。
「青ポスト…愛好家には人気、でも用途は?」という記事に驚く。
郵便差出箱4号/特4号の青ポストが速達専用だなんて常識だろう。
嘆かわしい! 実に嘆かわしい!
小学校低学年の生活科の授業で、郵便差出箱1号から14号までの識別法を叩きこむべきかも知れん。
なお私は、郵便ポスト愛好家などという変な人種ではない。
昨日、警察庁が「良好な自転車交通秩序の実現のための総合対策」(広報文、概要、通達、アンケート実施結果、集計票、調査票)を発表したとか。
基本的な姿勢として自転車が車輛であるとの認識を徹底し、車道走行が基本であるとしている所に好感が持てます。歩道走行原則禁止の徹底は、歓迎すべきところです。
ただ、車道における走行環境の悪さには、専用レーンがない、などの問題もありますが、例えば白山通り壱岐坂下交差点のように左折車線が2車線あり、道路の左端を走ろうにも左折車がぎりぎりまで詰めているので走りようがない状態になっているなど、道路設計上の問題も見られます。さらに歩車分離式の交差点や横断歩道のない(歩道橋整備など)交差点に左折車線がある場合、自転車が車道の左端を走るのは自殺行為に近くなります。私はこのような場合已む無く直進車線の左端(左折車線から見て右)を走りますが、道交法上違反とされる筈です。安全上已むを得ないと個人的には思っていますが……。
道路整備が自転車の車道走行を想定していないと思しき場面が多々見られるため、今後取り締まりの強化だけではなく、新しい自動車・自転車の住み分けに沿った道路整備も行なっていって欲しいものです。
Windows XP登場10年とか。
私自身は2007年7月に導入したので、4年と少ししか使っていないのですが、拘りと言う程のものはないですな。必要ならなんでも使いますし。
職場や自宅でWindows 7も使っているのですが、7の方が総じて良いOSだと思います。特に堅牢性に於いては。
マルチコア+大量メモリのパワフルなマシンの上でバーチャルマシンを動かすと、下手な物理マシンより速いとか、もうどうしようかと……。KNOPPIXの新版を試すのに適当なVM作ってISOイメージマウントして起動とか、凄く便利。
自宅PCもそろそろ更新時だよなー。
今年3月に逮捕されたソマリア人海賊の初公判が11月4日に開かれる由。
ちなみに、未成年とされた被告一名については、家裁送致→刑事処分相当で地裁に戻ってきております。
それにしても被告が自称ソマリア人年齢不詳とか、果たして正常に裁判が進行するのか不安であります。裁判員不参加の裁判とするのも宜なるかな。
裁判所法の定める所により、法廷では日本語を用いますが、通訳が居るのかどうか。日本国内にソマリ語ができる人って何人くらい居るものか。法廷通訳を確保するだけで大変そうだ。その上何の証拠もない(……)海賊未遂事件の裁判など、私が裁判長だったら投げ出してしまいそうだ。
ところで、ソマリアの海賊問題は全く解決していなくて、最近では海上取締の強化から逃れるように活動範囲がインド洋全域に広がってしまい、手に負えない状態に。経団連は自衛隊員や海上保安官の同乗警備を提言しています。一部ではPMSC(民間軍事会社)と契約し、武装警備員を乗せる動きも広がっています。
一方で、政府が崩壊してしまい根治療法が難しいソマリア情勢ですが、米軍はエチオピアなどに基地を開き、無人攻撃機MQ-9リーパーを運用していると伝えられています。しかし、はかばかしい成果が上がっているようには思われません。
当面は対症療法を続けるにしても、最終的に国際社会はソマリアをどうするのか、いい加減決めて欲しいところです。
「タイ大洪水で政府、日系企業従業員を受け入れへ」とな。
また試金石というか踏み絵になりそうなものを……。
短期だから影響は少ないとか言うけど、ゲットーでも作って押し込めるならともかく、何かしらの影響は出るんだけどなぁ。(良い影響も悪い影響も)
ただ、日本国内にはタイ語での掲示・表示が全くと言っていいほどないので、受け入れ態勢は大変そうだ。
北米向けi-MiEVが生産開始というニュースなんですが、既に最早i-MiEVじゃねぇよ、これ……。
欧州向けも大概なデザインだったけど、北米向けは、iの繭っぽいデザインを完全に破壊している。殆ど別の車と言って良いレベル。
ここまでする必要があったのなら、いっそ別の車を仕立てた方が良かったんじゃないかと思わずにはいられない。