先日採り上げたNHKのBSディベート「日韓の課題 いま語りたい(仮)」のページなんですが、いやはや、番組製作者たちが今頃顏を青くしてるんじゃないかって勢いで韓国批判が募っておりますな。
昨今の韓国の態度を見ていればむべなるかなって所ですが。
昨日となる5月31日に、韓国では親日反民族行為真相糾明委員会が発足、日本統治時代の協力者狩りが始まりました。まったく魔女狩りです。以前書きましたが、積極的だったか消極的だったかはともかく、当時の朝鮮半島住民の殆どは日本統治を受け容れていたわけで、もちろん「臥薪嘗胆であった」と主張するのは結構ですが、そうであれば丁重に目を瞑り、見て見ぬふりをするのが人間として正しいあり方ではないでしょうかね。
もちろん、それを是としない人もおられますが、そのような人は概ね歴史家などと呼ばれる、人間の精神活動の闇部を目の当たりにして平然としていられる特殊な精神構造の持ち主ですので、一般の方々が真似をされるのは避けた方が宜しいかと思います。
歴史学の入口の門には、「この門を潜る者、汝一切の希望を捨てよ」と書かれているのですよ(笑)。
NHKのニュースで「PKO要員の性的虐待を警告」なんてのがあったんですが、で、対策はどうするんでしょうかね。
一番手っ取り早い対策は、国連機関が公娼を連れて歩くことなんですが、はてさてそんなことが可能かどうか。こう言ってはなんですが、国連職員が聖職者ばりの潔癖さを持ち合わせているというのでなければ、酒や性的娯楽は適切に管理しとかないと、ニュースにもあるように、性感染症の蔓延などに繋がっちゃうんですよね。
お題目を唱えて綱紀粛正するのが效果的なら、そうすれば良いんですが。
日韓の海上警備当局が対馬沖で睨み合っていた件。
日本のEEZ(排他的経済水域)内で違法操業をしていた韓国漁船「502シンプン号」を日本の海上保安庁が追いかけ、3人の海上保安官が移乗を試みるも一人が落水、残る二人の海上保安官が停船を試みたが漁船は逃走を続け、結局韓国EEZ内の公海上で韓国海上警察に保護された、と。
海洋法条約に照らし合わせるまでもなく、まず臨検を行う権利が日本側には存在し、それを忌避して逃走した韓国漁船はその時点で敵対行為を行ったとみなされてもおかしくなく、舞台がオホーツク海だったらロシアの警備艇に蜂の巣にされてましたね。それを韓国側が引き渡すならともかく、保護するとは何事かと。
海上保安庁が航行中の船に海上保安官を移乗させるという離れ業を日常的に行っているのはよく知られるところですが、今回の件を受けて海上保安官の命を不用に危険に晒しているんじゃないかと危惧しています。今回の落水者は無事助かりましたが、毎回無傷とは限りません。違法操業者の命と海上保安官の命とどっちが大切かなど考えるまでもありません。しかも激しい抵抗を受け、韓国に逃げられ、国際問題になるなど、割があいません。
今後は、このような事態が発生しないよう、違法操業漁船が停船命令に従わない場合は、遅滞なく発砲し、制圧することを進言いたします。
[翌日註]:韓国メディアで日本の過剰反応をとやかく言っている向きがあるようですが、何をか況や。
海洋法条約の第62条にあるとおり、他国のEEZで操業する漁船は、沿岸国の法令を遵守する義務があり、日本の当局には第72条に基づいた権限(乗船、検査、拿捕及び司法上の手続など)があり、命令に従わない場合これを追跡する追跡権が第111条に基づき存在する。そして該船が停止したのは韓国EEZ内とはいえ、公海上であり、領海ではない。領海であったならば追跡権は消滅しただろうが、公海上であった以上、日本側に拿捕権が存在し、法律上本来は韓国側が日本側に該船を引き渡すのが順当である。
それを日本側が譲歩したのに、狂ったことをお言いでないよ!
大体、違法操業していたかどうかは問題じゃなくて、日本の当局の指示に従わなかった時点で問題になってるってことが分かってないのか?
やっぱり次からは銃撃して止めよう。
梅雨も近付いてきてじめじめとした日が増えてきたので、年に一度の化学兵器イベント、燻蒸剤を買ってきて部屋で焚きしめましたよ。
で、その間自転車であちこち走り回っていた、と。
実はCD-Rのメディアが欲しかったのですが、三菱化学メディアのスーパーAZOの50枚スピンドルっていつの間にかなくなっていたらしい。
うちには古代の化石のようなCD-Rドライブも残っているので(笑)、こういった低速向けの商品は結構重宝してたんだけどなぁ……。10枚単位でプラケース付きってのが邪魔だ。
しょうがない。太陽誘電に乗り換えるか……。
今更ながら、ARIAアニメ化を知る。個人的にはARIAっちゅーよりAQUAなんだけどね(^^;。
今度こそ本当なんですかねぇ?>「アップル、IBMを見限る--Macにインテル製プロセッサを採用へ」
x86ばかりの世の中は暮らしにくそうだとか思いますけど、Windowsという牽引車を持つx86がもの凄い勢いでプロセッサ技術を進歩させているのもまた事実ですし、何より選択肢の幅が広いのは有り難いでしょうね。昔と違って、CPU以外の技術は殆どWindows系PCと変わんなくなってしまってますし。
あ〜、なんかどっか面白いプロセッサ作んねぇかなぁ。
同じIntelでもIA-64とかだったら面白いのに。
放送日まで目が離せないNHKのBSディベート「日韓の課題 いま語りたい(仮)」ですが、6月19日放送予定で未だに出演者も発表されないというのは、番組制作大丈夫なんでしょうか(笑)。
どの年代層も韓国を指弾していて、日韓友情年などどこ吹く風ってな感じです。
元々の番組の制作意図は、韓国を賞揚して日本の過去の行いを反省しよう的なものであったと推測されるだけに、今頃製作者たちが何をやっているのかとても興味があります。
「移動自由化協定に加盟へ スイス国民投票」という報に、へー、と。
スイスの変革も、徐々に速度を増してきている感がありますね。国連加盟、皆兵制から徴兵制への移行、PKOへの参加などなど、過去の孤立主義的な立場からすると、隨分協調的になったものだと。
でも様々なことが問われるようになるのはこれからでしょうね。スイスは排他性の強い土地柄としても有名で、それでもこれまで問題になってこなかったのは、その孤立主義的態度が他国との距離をもたらしてきたからです。
距離が近くなれば見たくもなかったものが見えるようになったり見せられるようになったり、時には価値観や信念を押し付けられることもありますからね。そういった軋轢とどう立ち向かっていくかが、今後問われるようになるのではないでしょうか。
なんか久しぶりにらしいこと書いてみようかという気になったので(笑)。
MacOS XはMach-Oという形で複数のアーキテクチャ用の実行バイナリを一つのファイルに收めていますが、我らがBTRONはどうなっているのでしょうか。
BTRONのファイルシステムはマルチレコードになっていて、ファイルは複数のレコードから構成されます。ちなみにUnix系OSやWindowsは1ファイル1レコードです。Windowsなどでは一つのファイルが一つのファイル形式(特にWindowsの場合これを拡張子で識別する)を持ちますが、BTRONの場合ファイルを構成する各レコードがレコードタイプを持ちます。このレコードタイプは32種類で、0〜15までが規定されています(16〜31はアプリケーション規定)。
ユーザに馴染みが深いレコードタイプは、レコードタイプ0「リンクレコード」とレコードタイプ1「主TADレコード」でしょう。前者は実身/仮身システムの特徴の一つであるハイパーリンクを実現する仕掛けの一つで、ディレクトリみたいな働きをしています。後者は言うまでもなくBTRONのBTRONたる所以であるところのTADを格納しています。
で、見ていくと、レコードタイプ9が実行プログラムレコードとなっています。つまり、ファイルの中のレコードタイプ9のレコードが実行プログラムだということになります。さらにレコードサブタイプの規定がありまして、サブタイプによってCPUタイプを規定してます。
となれば、あとはOS側をうまく作ればCPUタイプを判別して別々の実行オブジェクトを起動できる……ように思えますが、実際のところBTRON3はそういう設計にはなっておらず、先頭にある実行プログラムレコードが実行されるわけですな。
折角の機構を実装で台無しにしているように見えますが、気のせいでしょう、タブン。でもT-Shellのことを考えたら、本当はそういう機構を用意しとくべきだったんじゃないかと思わなくもないですなっ。
iTunes Musc Storeがとうとう8月から日本でも開店するとか報道が流れていますが……やはりレーベル各社との協議が上手く行っていないようです。着うたフルなどに比べるとiTMSは値段が廉いので、恐らく価格交渉で手間取っているんだと思いますが、「音楽の価格破壊を起こしたくない」というレーベル側の意図が透けて見えるようです。
個人的には誰か日本の音楽産業の構造を破壊してくれんかと切望しているので、iTMS上陸は歓迎です。後は知らんが。
6月に入ると、沖縄戦関連の話題が増えます。風物詩ですね。
しかし今年はできれば沖縄だけではなくて、サイパンなど旧南洋群島に目を向けて欲しいですね。今月26日から、天皇陛下がサイパンを慰霊訪問されます。
現在の米国自治領である北マリアナ諸島は、戦前は日本の委任統治領であり、事実上の殖民地でした。南洋庁が治安と衛生を保ち、教育を敷き、国策会社の南洋拓殖や民間企業の南洋興発などが糖業や水産業などの産業を興し、漁撈採集が中心だった社会に農業・加工業を根付かせました。
日本からの移民も沖縄などを中心に10万人と言われ、一時は原住の島民よりも移民の方が多かったこともあったそうです。
しかしご存知の通り南洋群島は太平洋戦争において戦地となり、特にサイパン島は1944年6月に米軍の上陸を受け、民間人を巻き込んだ壮絶な地上戦の果てに、軍人3万、民間人1万人のほぼ全員が死亡しました。南洋群島を制圧した米軍はここに滑走路を築き、B-29を配備し、東京を始めとする日本の各都市を無差別爆撃し、さらに多くの日本人を殺戮することになります。
この南洋群島を巡る戦いが、その後樺太・千島列島に至るまで日本各所で繰り広げられた地上戦の走りであり、「容赦なき戦争」がこの後の日本を塗り潰していくことになるのです。
さて、戦後は米国の信託統治領となった北マリアナ諸島ですが、日本との貿易で経済が成り立っていたわけですから、当然経済は崩壊しました。しかし米国は新たな産業を築くわけでもなく、米国経済に組み込むでもなく投資を行うでもなく、原水爆の実験地として使用して、補償や援助による経済支援によって自立不能な自治領化してしまったわけです。(もちろん、米国の国防を考えればグアム近傍のこれらの国が確乎たる独立国になってもらっちゃ困りますからね)
果たして原住民にとってかつてが幸せだったのか現在が幸せなのか、当事者でもない私には分かりかねますな。
神社本庁が「A級戦犯の分祀は不可能」と発表したそうな。
別にそのこと自体にはなんとも感じるものはありません。また首相の靖国神社参拝についても、信教の自由の範囲内だと思っています。
ただ、宗教的不寛容が蔓延する昨今のこと、このことが悪い方向へ転がらなければよいと思うばかりです。
無信教・無宗教ってのもある種の宗教でね、強固な信念を持たねばならないという意味ではより悪性かもしれないと思います。公明党が主張している国立追悼施設ってのも、これの類縁だと思う。無宗教の国家施設といえば聞こえは良いけど、国家宗教と大差がない辺りが病的。国家によって建設された“無宗教”という慰霊施設に参拝することは、他宗教の施設に参ることと全く差がない。そして人生の中で他宗教の葬儀に参列する機会は多く、それに対して「宗教が違うから参加しない」などと言い放つ奴はカルトと看做していいだろう。
靖国神社そのものが問題とするならば、結局求められるのは宗教的寛容さなのではないかと思ったりするわけ。
昔、「かなり無為だと思うけど」なんてコメントした日韓歴史共同研究委員会ですが、とりあえず研究報告書ができたようです。
ちょっとだけ自分の専門だったあたり斜め読みしたりしてるのですが、それなりに面白いものには仕上がってますね。でも多分これの一番の意義は、韓国語版が作られて韓国でも公開されているところだと思う。
危険なことを実行に移していたという意味では、今般の学生はこのような単発の事件だけど、60年〜70年代には徒党を組んだ挙げ句建造物を占拠し、公務員に対し暴行を加えたり、火炎瓶を投擲したり、飛行機をハイジャックして某国へ飛んでいったり、テルアビブの空港で機関銃を乱射したりとやりたい放題やってた連中がいたわけで、そんな連中に比べれば至って大人しいものだと思ったりするわけだが、そういえば当時その荒れた世代だった人達はそろそろ政治の世界でも中心になってきているのではあるまいか。
目的・方法論的に考えると、犯人の学生の行動選択には首を傾げざるを得ません。掌大のガラス瓶に、市販の花火から取り出した黒色火薬を詰め、さらに釘などを混入していたということですから、火薬の量によっては充分な殺傷力を持っていた筈です。しかし、いまいちよく分からないのは、恨んでいた生徒がその教室にいたと言うことなんですが、一人殺すのに教室中を巻き添えにするのはいかにも效率が悪いですよね。これだけのものが作れるなら、ワイヤートラップを作って下駄箱にでも仕込めば目的の生徒を狙い撃ちにできたわけで。
教室中を巻き添えにしても構わないと肚を括っていたのであれば、用意していたという二発目で駄目押しすべきでしたし、より確実を期すのであれば、自爆覚悟で釣り用のベストにでも仕込んで、抱きついてから爆発させれば良かったんです。
なんとも半端臭いというのが、個人的にはちょっと嫌らしいところです。もうちょっと費用対效果というか、方法に対する效果・影響を事前に評価してから実行に移して貰いたいものです。
夏を前に、PCのケースを替えたいとか思い始めている今日この頃。筑波在住時代に買ったケースで、まさかこのケースでAthlon XP 2400+まで引っ張るとは思ってもみなかった。あちこち工夫して保たせてきたんだけど、去年の夏に熱警告を山ほど喰らったため、ケースの買い替えをずっと検討していた。
問題は大きさで、実は現在のケース、奥行きが非常に短く、ATXケースなのに420mm程しかない。現在のケースの主流は490mmくらいなので、これを置くとスペース的な問題がある。
そんなわけで、奥行きの浅いATXケースを物色していたのだが、ようやくサンワサプライからでているTK-AL5に行き当たった。有り難いことにD400mm。飾り気のない面構えも好みだ。
問題は、まだ店頭で商品を確認していないこと。こういったものは細かいところのチェックが写真ではどうしても行き渡らないので、最後は自分の目で見て触って確かめないといけないわけだが、新商品だけにまだ秋葉原では見掛けない。というより、秋葉原ではサンワサプライのケースって見たことがない。
一体どこへ行ったら見れるものなのか……。
「フィッシングを初摘発 Yahoo!に似せたサイト構築の男」って記事で、まあフィッシング詐欺が摘発されることには異論はないのですが、容疑が「著作権法違犯」ってのは何だかなぁと。
Yahoo! Japanを摸したサイトを構築して個人情報を不正に收集していたとのことなのですが、これに対してYahoo! Japanが著作権法違犯で被害届を出し、それに基づいて警察が捜査・逮捕に踏み切ったと。著作権法違犯は親告罪なのでYahoo! Japanが被害届を出さなきゃ警察は基本的に動けないからそういう仕儀になったんだろうけど、これって別件逮捕じゃないなのかね?
民主党の市議会議員さんがWinnyで流出ねぇ……。
で、より直截には、前にも書いたんですけど、インターネットがなかった時代にも(というかインターネットがなかった時代にこそ)危ない馬鹿がぞろぞろいたことを考えると、ネット上の情報を規制することに何の意味があるんだろうと首を傾げますな。
なかったらなかったでそれなりのルートで怪しい情報を仕入れて馬鹿やるやつが出るだけじゃないか、って。
画伯とmasamicさんから9日の日記に言及があったようですんで、反応がてら補足を含めて徒然に。
正直言えば、分祀や追悼施設新設とかって、結局それって私が嫌ってやまない「現在の価値観で過去を断罪する行為」そのものなんですよ。当時の価値観でそれでよいとされたものを、わざわざ後年になってほじくり返してるわけで、私の歴史学徒としての部分が強く反発してます。
また既述ですが、宗教的寛容さってのは必要な範囲で発揮されねばならんわけで、特に儀礼として他宗に礼を払えない宗教は普通じゃ考えられません。よく知られている通り、諸外国の駐在武官などが靖国に参っています。逆に日本の外交使節も接受国の慰霊施設に献花したりしていますが、それが信仰心に背く行為ではないのは論ずるまでもありません。礼儀の問題です。
そんなわけで、神道なら駄目で無宗教ならOKというのは道理に合わない主張だと私は思います。個人の信教に対して他宗という点ではどちらも同じであり、それだったら別になんであっても構わないはずです。靖国神社は礼を払うに値する歴史的経緯を持った場所であり、それに対して最低限の礼を尽せないというなら相手が無宗教でも一緒でしょうや。
ちなみに3回の靖国参拝を記録している故大平首相はクリスチャンですね(笑)。
同じ時間と金をかけるなら、今後のことを考えて、市ヶ谷の防衛庁敷地内にある自衛隊殉職者慰霊碑の方をどうにかすることを考えるべきだろうよ。
イラクで殉職者(というか戦死者)が出たら、どういう風に扱うのかとかね(想像したくない、考えたくもないってのは分かるけど)。
現在の日本には、逆にかつて靖国神社が担っていたものがないんだからさ。
Hot Wired Newsより「米国で、進化論教育をめぐる攻防が激化」なんて話が。
相変わらずだなぁ。
米国の場合日本と違って教育は各州の管轄なので、国家レベルでの統制は行われていないわけですが、最近創造説側の侵攻が強まっているのに対し全米アカデミーが対策として教材を提供したということなんですが、ある意味仁義なき戦いだよな。
個人的には両方教えたらいいんちゃう?とか思いますが、子供に「どっちが正しいの?」って訊かれた時に答えようがなくなるかもしれませんね。「自分で調べろ」って答えは駄目ですか、そうですか。
ついでなんで音楽の話題。
「Sony BMG、新技術のコピー防止CDをリリース」とかいうニュースと、その僅か2日前に出た「P2Pと音楽販売減少の因果関係証明は困難——OECD報告書」を読み比べてみたりする。
正直言うと、Sony BMGの言ってることが理解できなかったりします。うーん? 翻訳ミスかなにかか?
とりあえずざっと調べたところ、First4Internet社が開発したXCP(Extended Copy Protection)という技術はレッドブックに準拠しているらしい。つまり、CD-DAとしての再生互換性を維持している。その上で、PCでのリッピングをMicrosoftのDRM(Digital Right Management)で制限している、と。
……うーん。これまでのコピープロテクト(CCCD)に比べれば幾分マシなものだとは思うんですが……ヤクタタズ度はどっこいどっこいじゃないか? もちろん、この程度の“コピー制限”を突破できない人間には效果あるでしょうけど。
個人的にはWMAを聞かされるってのが気に入らない。DRMでも44.1kHz/16bit PCM(flacも可)なら我慢できるけど……。
この方策って、費用対效果が本当に割に合うのかね?
朝のフジテレビ「報道2001」やら何やら、久しぶりに長時間テレビを見て疲れた。
ところがこの国立追悼施設の構想に共産党の市田忠義書記局長が賛意を示したそうです。発言を見ると「侵略戦争の反省の上に立って犠牲者を追悼する施設をつくる」となっているのでこの人の頭には第二次大戦しかないようです。短慮だなぁ。
それでいいんなら、既に千鳥ヶ淵戦没者墓苑があるでしょうが。靖国神社は戊辰戦争以来の軍人・軍属を祀っているという点で千鳥ヶ淵とは性格が異なります。
話を先の大戦に限るのであれば、千鳥ヶ淵が充分その役を果たすので、今更新たな施設を作るのは土建屋を喜ばすだけでしょうよ。
それから、高村元外相が卓見を披露していましたので紹介します。「新追悼施設が完成しても、その時の首相が靖国神社に参拝する可能性がある」ってのは全くその通りで、新追悼施設が新たな火種になりかねないというわけですな。
馬鹿馬鹿しい。
訪中中の加藤紘一自民党元幹事長に、黄副首相らが靖国問題の解決を求めたそうですが……どうでしょう、「気にしないで下さい」って言うのが一番角が立たないんじゃないでしょうかね。
要は中国や韓国が見て見ぬふりをすれば済む話じゃないだろうか、と。所詮他国の国内事情なんだしさ。
「子どもはみなブログを持て!」ですか……。
えーと、かつてのぱどタウンのあれとか旧NAVER blogのあれとか知っている身としては、それはいわゆるひとつの「厨」大量生産政策ですかとツッコミの一つや二つも入れたくなったりするわけですが、政策立案側がこの程度じゃねぇ……。
ああ、もちろん、自力でサーバ立てて、データベースをセットアップして、movabletypeのインストールまでっていうなら、大賛成です。
ただ、僕的には「日本HP、杉並区の小学校で「アラン・ケイワークショップ」を開催」の方が有效だと思いますけど。何事もそうですが、基礎が大事なんです。出来合いのプログラムやスクリプトにデータ流し込むことを覚え込ませるよりも、こういう自分で考えてコンピュータに指示を与え、トライ・アンド・エラーを繰り返して、目的地に至ることを教えることこそ重要ではないかと思います。
そう考えると、Squeakって良い選択だよね。ただ、日本の現在の情報教科では、アルゴリズムは教えていいけど、特定言語は教えちゃいけないことになっているらしいですが。(それでアルゴリズムをどうやって教えるんだ?)
台湾が与那国島沖、尖閣諸島近海の日本の排他的経済水域にフリゲート艦「鳳陽」を派遣したと報じられて、嫌な感じだなぁと思っていたのですが、結局件の船はEEZに入らず戻っていったそうな……。なにしに出港したんだ……?
漁民保護とかいう話だったんですが、管轄違いですよねぇ。そういう問題はコーストガード(沿岸警備隊)、台湾の場合は海洋巡防總局のお仕事で海軍が出張ってくるとなると話が一段上になっちゃうんですけども。
なんか国防部長やら立法院長やらが同乗して海上でシュプレヒコールを上げてたそうでございますが、国内向のパフォーマンスならそれらしくやって欲しいものです。
ひまわり6号の正式運用が28日から始まるそうです。長かったですねぇ……。
ひまわり6号のここまでの紆余曲折には、特に政治家や官僚に反省すべき点が多かったと認識しています。ようやくここに正式運用開始の運びになりましたが、敢えて手放しでは喜ばず、反省材料にして欲しいものです。
えー、朝日に「私的録音録画補償金、初の返還決定 DVD−R4枚8円」とありまして、粋な話題だなぁと感心しきり。
私的録画補償金というのは、デジタル動画記録メディアや機材に対して賦課されている冥加金で、一般的にはビデオ用のDVD±R/RW/-RAMなんぞにかけられています。似たようなものに「私的録音補償金」というものもあって、こちらは生MDや音楽用CD-Rなんぞにかけられています。
これらの補償金はSARVHやSARAHを通じてコンテンツホルダーに分配されることになっています。もちろん、分配手数料を取った上で。
ところが、こういった記録メディアは必ずしもTV番組を記録したりCDを私的複製するためにばかりに使われるわけではなく、バンドのデモテープやDVDハンディカム(例:Sony Handycam - DCR-DVD301/201/101など)の記録媒体として使われることもあり、このように他者の著作物を記録する用途に使われなかった場合、補償金の返還を求めることができる、ことになっていました。
しかしあくまで「できることになっている」だけの話で、実際に請求が行われたという事例は過去になく、制度そのものの欠陥が指摘されていました。当たり前ですが、4枚8円の返還を請求するのに80円切手が必要というのでは、まともに考えて割に合いません。SARVHだって8円返還するのに委員会の開催やら事務手続き、終いにゃ振込手数料までかかることを考えると、真面目にこの制度を運用する気が最初からなかったと言われても仕方ないと思います。
細かく言い出すと、本当にそのメディアが他者の著作物を記録するのに使われなかったかを確認することが極めて困難であり、また分配に当たっても実際に録音・録画された著作物に比例して分配することなど能うべくもなく(ドンブリで分配される。そして分配される毎に手数料が取られる)、“正当に運用することが不可能な制度”だったりします。つまるところ私的録音録画補償金制度ならびにその返還制度というのは最初から建前論であり、その建前論に乗っかった業界団体の利権となっているのが現実です。あと、文部科学省・文化庁の天下り先というのもあるんですが。
尋常な判断力のある人間から見るとどう考えても素面の人間が考えたとは思いにくいこの制度ですが、なんと現在は汎用記録機器(HDDなど)へも課金しろとの意見書を日本音楽著作権協会、日本芸能実演家団体協議会、日本レコード協会、日本音楽事業者協会、音楽出版社協会、音楽製作者連盟、日本音楽作家団体協議会が連名で出していたりします。寝言も休み休み言えと言った感じです。
まともに運用できないような、当初から利権化が想定されて実際利権になっているような制度はとっとと潰すなり改革するなりするのが筋ってもんだべ。
半年に一度のスーパーコンピュータのランキング、TOP500が更新されました。
前回3位まで後退した地球シミュレータですが、BlueGene/Lの姉妹機がIBMで稼動し始めた関係でワンランクダウン。
国別勢力図で見ると、やはり米国のぶっちぎり振りと中国の躍進が目立ちますね。日本が一点豪華主義というか少数精鋭主義に走り気味なので余計目立つんでしょうが……。
そういえば先月末に文部科学省らが2011年にも頂点奪還を目指すとかロイターで報道されてましたが、一点豪華主義だけじゃなくて、裾野を広げる方向にも向かって欲しいとか思ったりして。(それが目標になってもらっても困るんですが)
イラク・サマワへ派遣されている陸自部隊の車輛に向かって、路肩爆弾がぶっ放された模様。高機動車1輛が破損するも人的被害はなし。
人的被害がなかったことは本当に僥倖でした。しかし、いよいよという気がして参りました。送り出した時にある程度覚悟はできているとはいうものの、その後のあれやこれやを思うと気が滅入ります。
今の日本には金鵄勲章もなければPurpul Heartもありませんし、最悪戦死者が出たときに自衛隊葬を行うのか恩給はどうなるのかとか、問題が山積みになっていたりするわけですが、考えることは後回しにできても現実は迫ってくるんだよね……。
STAR WARS Episode IIIの先々行上映に行ってきました。
いやー、素晴らしい! 全編溢れんばかりのライトセイバー戦。最初のドゥークー伯爵戦から始まって、ダース・シディアスの意外な強さ、そしてオーラスのオビ=ワン v.s. アナキン / ヨーダ v.s. ダース・シディアスまで、質・量共に満足の行くちゃんばらを堪能できました。
え? ストーリー? なんですか、それは?
しっかし、こんな日に合計30kmも自転車で走るってのはどうかしてるよ>自分
「ゆきゆきて神軍」の奥崎謙三氏が亡くなったそうな。毎日の訃報記事中に「死ぬ直前まで院内で「バカ野郎」と叫んでいたという。」とあって、なんといいますか、凄くらしい死に方だな、と思いました。
この人もまた、戦争の犠牲者の一人だったんだと思います。
昨日FTRONの月例チャットの日だったのですが、今月から導入された新チャットシステムが落ちる落ちる。JAVAで作られていた前クライアントアプリがFLASH製に改められて機能追加ってことだったんですが、機能追加どうこうよりもまず安定した接続を確保してくれと悲鳴を上げなきゃいけないようなシロモノでした。
本当に事前にテストしたのかと、担当者を問い詰めたい気分でした。
で、参加者の一人がniftyの事務局に苦情を送ろうとしたところ、「送信先の受信簿がいっぱいなので、メッセージを送ることができません。」と言われたそうな。
さもありなん、さもありなん。
仕事しろよな。
都議選もたけなわといった感じで、都内を自転車で走っていると選挙カーが邪魔で堪りませんが、同じ区に住むT氏から「ええと、北区はどういう布陣だったっけか。」と問われたので調べてみました。
届出順 | 氏名 | 所属 | 年齢 |
---|---|---|---|
1. | 和田宗春 | 民主・現(2期) | 61 |
2. | 大松成 | 公明・新 | 44 |
3. | 戸枝大幸 | 無所属・新 | 28 |
4. | 原田大 | 民主・新 | 28 |
5. | 曽根肇 | 共産・現(3期) | 53 |
6. | 高木啓 | 自民・新 | 40 |
「実名でのネット活用促す 総務省「悪の温床」化防止」という報道に、なんか既視感。そういえばどっかの弁護士もこんなこと言ってたなぁ。
米国の電子フロンティア財団などは逆に「個人ブログ運営は匿名で」などと呼び掛けていたりするわけで、どの辺りから考え方の違いが生まれてくるのか、些か興味深かったりします。
私個人の意見としては、ネット上の匿名性なんてものは限定的なものだという認識が最初にあります。ただ、だからといってみんな実名でやれとは思っていません。人間には通名使用の自由がありますし、匿名が齎す良い側面もまた確実に存在するからです。
無論、犯罪行為は取り締まられなければなりませんが、そのために必要とされる程度のトレーサビリティを越える個人情報の露出を国が推奨するというのは、私には解せません。ある種の言論封殺策ではないかと思います。
そういえば総務省は先日、「「有害情報判定委員会」(仮称)を創設する方向で検討に入った」なんて報じられていましたっけ。ネット上の言論をどうにかして押さえ込みたいんではないかと勘繰りたくなりますな。
話を学校レベルに落とすなら、大学を除く一条学校(学校教育法第一条に規定される学校)を繋ぐWANを文部科学省の管轄下で敷設し、インターネットとのゲートウェイとファイアウォール、DMZを各県単位くらいで管理するようにして、各学校レベルでの管理コストを下げればいいんじゃない?とか思いますが。
そうすれば、その能力のない教員に無理矢理管理者を押し付ける必要がなくなりますし、著作権法の権利制限となる教育利用の範囲を明確にすることができます(イントラネット内での著作物利用は権利制限ってことになるので、学校を越えた相互協力も可能になる)。ゲートウェイを絞り込むことで「有害」コンテンツが生徒の目に触れることを避けるためのフィルタリングも一様に敷くことができます。
この程度のことがもし計画されたこともないというなら、文部科学省の役人はボンクラということになるので、恐らく予算だとかなんだとかという理由で実現していないのだと思いますが。
天皇皇后両陛下のサイパン慰霊訪問が終わりました。中部太平洋戦没者の碑をはじめ、マリアナ記念碑、第二次世界大戦慰霊碑、バンザイ・クリフ、スーサイド・クリフなど予定されていたところばかりではなく、おきなわの塔ならびに韓国平和記念塔を訪問し、黙禱を捧げられた。
この、韓国人の慰霊碑を訪問したのが意外だったらしく、CNNでも「surprise stop」とされていました。韓国でも小さく報じられていました。
ところでCNNと朝鮮日報の両方に、当時南洋群島にいた韓国人が強制的に送り込まれたかのような記述があるんですが、これどう考えても間違いですね。南洋群島の陥落は朝鮮人への徴用が始まる前のことですんで、当時現地にいた朝鮮人は、ごく普通に移住した人か、志願して軍人・軍属になった人の筈です。また、戦場化に伴う陸海軍による現地徴用は行われましたが、それを「強制連行」などというのは筋違いというか、道理が通らないのではないかと。
明石書店から出ている「日韓共通歴史教材 朝鮮通信使」を書店で見掛けて立ち読み。
ん〜……。
朝鮮通信使についての資料、副教材としてはよくできていると思いました。多少違和感がないでもないですが、私の知識レベルで立ち読みした程度でわかる間違いはありませんでしたし。
ただねぇ、こう言うとあれなんだけど、ただでさえ受験対策で暗記重点科目化している日本史の授業で、これほど事細かに朝鮮通信使を採上げられるのかという疑問はありましたな。所詮朝鮮通信使だぜ(爆)。江戸期の外交史ってことになるんだけど、これほど微細を穿って教える時間があるかと言われると、無理だろうと思いますよ、正直。
興味のある高校生にとって良い入門書になるとは思いますし、これを読んで史学の道を志す学生がいてくれれば、歴史学徒としては有り難い、ってところですかね。
ところで、なんで文禄・慶長の役の際の降倭について1章を割いているんですかね? いくらなんでもそんなに大きく採上げることじゃないと思うんだが……。
「モリサワ、同社の全フォントが定額で使い放題になる年間契約ライセンスを発表」とあって、驚く。これ、デザイン事務所とかで散々モリサワフォントの値段に苦労させられてきた人達には朗報ですよね。年数で割り引きもあるみたいだし。
う〜。
個人的にも心惹かれるんだよなぁ……。
単なる思い付き。
Winnyによる情報流出被害が相次いでおりますが、現在公判中の47氏にお願いして、対策を施したWinnyをリリースしてもらうってのも、方策の一つとして考えられませんかねぇ。
どうせ最善策なんてないんだから、次善策ならどれだけ手を打っても打ち過ぎってことはなかろう。