秋葉原までちょっとパーツを買いに行って、帰ってきてみたら足りないものがあった。よくあることとはいえ、かなり情けない。
先日某チャットで中国の現状を資料を探しながら語り合ったりしたわけだが、日本が中国を屈伏させる最もよい方法は、軍拡競争を続けることではないかと思ったりした。実際に戦力を使うかどうかが問題なのではなく、中国に軍事費を浪費させることによって中国を弱体化させることができるだろうという話。
まあ、いつぞやの冷戦構造みたいなもんですな。商取引も交流もあるけど軍拡だけは競争する(苦笑)。軍事費が負担できなくなったところで勝負あり、と。
日本にどのくらいのメリットがあるか、いまいち不透明ですが。
ドライブレコーダWitnessのことを去年採り上げたことがありましたが、このドライブレコーダの開発に尽力し、また第一号の搭載を行った練馬タクシー社長の桜井武司氏が1日、交通事故でお亡くなりになったそうです。
これからって時に……。
一台でも多くの自動車に、ドライブレコーダが取り付けられることを望んでやみません。
マスコミの学習能力ってやつを考える。
先日の事故以来、やたらめったらJR各社のオーバーランについての報道が増えているんですけど、この報道になんの意味があるんでしょうかね。
例えば、事故前の平均的なオーバーラン発生率とオーバーラン距離などの統計情報があり、JR/大手私鉄各社ごとに比較可能で、その多寡が判断できる状態で新たに事故後の増減が明示されているならともかく、ただ単に「今日は○○駅で××mオーバーラン」とか並べ立てられても、情報として無価値です。
だって私たちにはそれが多いのか少ないのか、距離が長いのか短いのかも分からないんですから。
で、思い出させられるのが某三菱車の炎上報道で、あのときも「三菱車が1日1台燃えていたとしても、統計上はおかしくない」にも拘らず毎日競うように報道されました。不安を煽り立てる以外何の役にも立たない報道でしたが、飽きたらしく最近は報じられなくなりました。それこそ統計的には今も毎日一台くらい三菱車が燃えているでしょうけども。
こういった報道姿勢を見ていると、報道各社ってのは重度の健忘症なんじゃないかと思わないでもないです。
政局が大変そうという点では、東アジアのバランサーを自称した韓国も大変そうですねぇ。北の核事情が切迫してきちゃってて、日米露の三箇国は安保理付託で協調、中国がどう動くか不透明とはいうものの、強硬な反対はしないと思われます。状況を鑑みればデフコンを上げて準臨戦体制へと移行してもおかしくないのですが、大統領は相変わらず日本に向かって歴史問題がどうこうと仰っておられますな。大丈夫なんか? ドイツにまで行って日本を非難するというのは、恨みの深さはよく分かったけど実益のないことこの上ないねぇ……。
聞くところによると韓国では「北の核は同じ民族には使われない」とかいう楽観主義が支配的なんだそうですが、一体どういう思考回路ならそんな楽天的なことが言えるのか、正気を疑っちまいそうなところがあります。
実力的にバランサーになれるかどうかは知りませんが、バランサーたりうる資質には欠けると思いますねぇ。
プロ野球改革元年とやらで今年から始まったセ・パ交流戦。本日の目玉は当然、セ・パ最下位決戦となったイーグルスV.S.ジャイアンツの一戦。片や勝率2割を割り込み、もう野球の成績じゃねぇなどと言われる新設球団、片や球団創設以来というぶっちぎりの最下位街道をひた走る球界の盟主(自称)。
試合は大方の期待を他所にジャイアンツがリード。最終回の表を終わって8対2という楽勝ムード。しかし流石というべきか、9回裏になって抑えが火達磨になって失点という黄金パターンを披露、イーグルスがロペスの満塁ホームランで食らいついたが、僅かに及ばず、8対6でジャイアンツが逃げきった。
最下位同士らしい大味で緊張感に乏しい試合であった。
なんか風邪っぽい……。ミツルんのがデンパで伝染ったか?
ところで、中国もなんかお祝いしてるそうで、「反ファシスト戦争勝利60周年」とかいう文言が人民網に踊っとります。
多分ここでのファシストというのはイタリアのファシスト党を指すのではなく、ファシズム国家を指すのだと思いますが、だとすると、民主主義を否定し、言論の自由をはじめとする各種自由・権利を制限し、一党独裁・大政翼賛的で、エスノセントリズム(自民族中心主義)に陥っている国を指すわけですよねぇ。
現代でも思い当たる国は日本の周辺にも多いですな。特にどこの国とは言いませんけども。
傭兵の定義ならびに地位については、ジュネーブ条約追加議定書(正式名称:千九百四十九年八月十二日のジュネーヴ諸条約の国際的な武力紛争の犠牲者の保護に関する追加議定書)の第47条に記述がある。
第四十七条 傭兵
|
正直言うと、今回の齋藤さんについては、もちろん救出に努力することは国の義務ではあるんですけど、第一の努力義務を追うのは会社なんじゃないかと思いますね。雇用契約がどうなっていたのか気にはなりますけど、会社の信用の問題もあるでしょうから、まずは会社が動き、日本政府はそのバックアップに回るってのが筋じゃないのかなぁ。
次世代の話題の次が前世代ってのもなんですが、久しぶりに今日CD-Rを焼いたら失敗の嵐に。5枚6枚と連続して失敗し、最後はドライブのファームウェアのバージョンアップまでしたけど、特定焼きソフトでどうしてもエラーが出た。
うーん。一体なんだろう…。
メディアも太陽誘電、三菱化学、名も知らぬ台湾製と片っ端から試したんで、メディア依存じゃないと思うんだが……。
最近システムに加えた変更といえば、NASを導入したくらいなんだが……。
うーん……。
ドライブが壊れたか?
北方事件の整理。
事件そのものは、1989年1月27日佐賀県北方町大峠崖下で女性3人の遺体が発見されたもので、3人はそれぞれ87年から89年にかけて失踪しており、遺体遺棄現場が同じ場所であることから同一犯の犯行であることが疑われた。また、これに先立ち4件の殺人事件が佐賀県内で起きており、いずれも未解決のままであった。
残念なことにこの事件の捜査も難航し、公訴時効が成立する6日前となる2002年7月2日、松江輝彦服役囚を逮捕した。
しかし公判において県警側の不手際が次々と明らかになり、物証の少なさもあり、最終的に本年5月10日、佐賀地裁の坂主勉裁判長は無罪判決を下した。
果たして冤罪であったのか否かは神のみぞ知る所ですが、各警察は捜査手続の正当性についてこれまで以上に気を遣う必要があるのでしょう。ただ、公訴事項直前とはいえ起訴に踏み切ったことについては、佐賀県警ならびに佐賀地検の判断を支持したいと思います。もしこれで不起訴ということになっていたら、捜査手続の問題は浮上しなかったはずです。
裁判は事実を明らかにし罪科を問う場ですから、このことにめげずに司法警察活動に励んで欲しいものです。必要なのは結果だけではなく、途中経過そのものでもあるのです。
米コーネル大学からSelf replication Robot(自己複製ロボット)の報。
現時点ではあくまで揃えられた部品をかき集めてるだけなんですが、小さくも大きな一歩目ですね。
究極的には原材料を自分で確保して自己複製し、自己組織化し、作動するロボットとかへ進歩していって欲しいですよ。そうすれば、人間が何もしなくても勝手にロボットが増えていって、人間の労働の場を奪っていって……あれ?
「人名漢字144字に誤り=国のHP、出生届不受理の例も」だそうで。法令検索のページには「注 意 利用者の皆様にはご迷惑をおかけしますが、戸籍法施行規則(昭和二十二年十二月二十九日司法省令第九十四号)の検索については、法令索引検索をお使い願います。」となってますね。一応戸籍法施行規則自体は直ってるのかな。
去年のすったもんだの挙げ句施行された人名用漢字の増加ですが、まあ500字も一気に増えればこういうミスも起きますわな。
昔、某サイトに掲示されてた常用漢字表が間違ってたなんてことがありましたなぁ(遠い目)。
てつまよしとうさんがキーボードに目覚めたらしい。めでたいことだ。とりあえず私に家で休眠していたRealforce 106がてつまさんに貰われていった。
是非このままIBM 5576-A01だとかPerkyだとかの方へ転がっていって欲しいものです。
ついでだから、その辺も小説に盛り込んで……(違)。
ようやく事件の全貌が明らかになったので。
海外ボツ!Newsで米国のハンバーガーチェーン・ウェンディーズでチリビーンズから人間の指が出てきたと報じられたのが3月25日でした。
個人的には「うわっ。エグ!」くらいの感想だったんですが、一体どこからその指が流れてきたのか、興味があったので続報を待っていたんです。
ところがその後話が急展開。4月9日に「ウェンディーズで指を食った女性は訴訟マニアだった!」と伝えられ、指の出自が怪しくなってきたと思ったら、4月23日に「《ウェンディーズ指混入事件》は自作自演 女を逮捕」となり、いよいよじゃあその指はどっから来たんだよ?と思っていたのですが、5月14日付けで「ウェンディーズの指入りチリ事件、ついに指の持ち主判明!」となり、実はその指は狂言で逮捕された女性の夫の同僚のものと判明し、一件落着。ウェンディーズではジュニア・フロスティのセールに入ったとか。
しかし、その指の元の持ち主は一体何を考えて指を譲り渡したんでしょうかねぇ……。
最終話の公開を前に、米国ではフォースの暗黒面のために休暇を取る方法とか変な話が流れています。
羨ましい話です。
なんで世界の中で日本だけ公開が7月9日なんでしょうかね……。
諫早湾の干拓事業にまつわる裁判で、昨日、福岡高裁は佐賀地裁の決定を覆して工事再開を認めたそうな。判決文を読んでいるわけではないので、詳しい論評はできないのだが、高裁は原告側の証明不足を指摘したとか。
ま、あとは4年前の繰り返しになるな。
悪い言い方をすると、水門が閉じちゃった時点でジ・エンドなんですよ、この話。もはや不可逆的な変化は進行していて、今更水門を開いてもまともな証明ができるとは考えにくいです。
「互換性ないんじゃ?」って書いたけど、X box 360はある程度の互換性を備えているそうですね。完全ではないらしいですけど……。どうも気になる。PlayStation 2みたいにI/Oチップが丸ごとPlayStaionとかいう話じゃなければ、CPUから違う機械でどうやって互換性を維持するのであろうか……。
この辺の問題は、PlayStationも次(PlayStation 4?)で問題になりそうだけどね。自社開発したんじゃないハードが入り込むと、次世代で互換性保のが難しくなるだろうなー。
毎年恒例のJASRACの年次報告の季節。「2004年度使用料等徴収額」は過去最高を記録。特にインタラクティブ配信(着メロ・着うたなど)が凄いですね。額面では相変わらず音盤が大きいのですが、音盤がここ数年右肩下がりだってことを考えると、数年後には逆転する可能性がありますね。
この状況下でJASRAC他の団体は、私的録音補償金を汎用記録機器からも取れと主張しているわけで、一体お前等何様かと言いたくなりますな。大体、その分配が公平じゃないって問題が……(略)。
私自身は別にナチュラリストでも非文明論じゃでもないのですが、発明品として純粋に面白いなと思ったのが「非電化工房」。特に冷蔵庫はいいですね〜。思わず欲しくなっちゃいそうです(笑)。
自転車は歩道を走るよう検討されていると報じられている昨今ですが、「自転車事故:増加の一途 運転者に責任、68.1%」という形で規制へ追い風が?
警察庁まとめの「平成16年中の交通事故発生状況 PDF」なんぞ見ると、確かに30代ならびに60代以上の層を中心に自転車交通事故は増加傾向を見せています。事故原因の分析を見ると、安全不確認、動静不注視、交差点安全進行、一時不停止辺りが原因の上位に来ています。
さもありなん、ってカンジですね。
携帯電話を操作しながら自転車に乗っているのは論外としても、後方を確認しないでいきなり進路変更かましたり、一時停止をぶっちして交差点に進入したり……。よく見かける光景で、自動車にクラクションを鳴らされているのを見ることも多いですよね。あと、車道の右端を走るのもやめて欲しいですね。
しかしこうやって事故原因を見てみると、歩道か車道かという以前に、まず軽車輛としての運転規則を全く守ってない連中が多すぎるんじゃないかという気がします。軽車輛には軽車輛の運転規則があるわけで、それを周知徹底することから始めてはどうでしょうか。このままでは、歩道を走らせても結果は大して変わらないような気がします。
交通安全ネタでロシアから「人気の日本車規制に抗議 ロ全土でクラクション」という共同電。
ロシア連邦は車が右側通行をする国なわけですが、特に極東地域を中心に右ハンドル車が増えており、問題になっているようです。
私も郷里が日本海側の富山県だったので事情がある程度わかるわけですが(^^;、つまり、日本にやってきたロシア船が材木なんかを降ろしたあと、日本で車を買って帰るんです。そんで、ロシア(主に極東地方)でそれを売っ払う。たしか当時は船員一人5万円までは“手荷物”になるとかで、国内では売れないような10年超の中古車が5万円の値段でロシア船員向けによく売られておりました。裏日本でもこんな調子だったのですから、外地もとい北海道であれば取引はもっと盛況なのではないかと思われます。
ロシアの自動車産業が今どうなっているのか詳しくはないのですが、JETROのページを読む限り成長の余地がふんだんにあるようです。そういえばトヨタがレニングラードもといサンクトペテルブルグに工場を作るとかでニュースになってたっけ。プーチン大統領の愛車がボルガの中古車で、先日子ブッシュ大頭領が運転してたのも記憶にあるっけ。
モンゴリアンならドイツまで車を買いに行ってそのまま走って帰ってくるような暴挙も平気の平左なんでしょうが、さすがに極東露助にそこまでの根性はないらしく、船で持ち込んだ日本車が手軽に買える高性能車というわけですね。確かに10年選手でもボルガになら勝てそうだ(ひでぇ……)。
しかし共同電にもあるように、日本からの直輸入車をロシアで走らせることは安全面から確かにあまり推奨されることではありません。とりわけ問題なのはヘッドランプのレンズカットで、この点だけでも改修すべきではないかと思います。
通常右ハンドル車は左車線を走ることが想定されていて、ヘッドランプの光は対向車に眩しくないよう、右側には余り飛ばないように左右非対称にレンズカットがデザインされています。つまり逆車線を走ると路肩が余り照らされない上に、対向車が余計眩しいということになります。安全上これは修正しといた方がいいかな。
そういえば国内で右ハンドル車の登録を禁止した国があったと記憶の底で反応があったので掘り起こしてみると、中国でした。香港からの盗難車の持ち込みが問題になって、それで対策として中国本土側での右ハンドル車の登録を制限したものでした。この結果、香港を根城にしていた自動車窃盗団は日本へ渡り、左ハンドルの高級輸入車を狙って自動車泥棒を繰り広げることになったのでありました。
つるかめ、つるかめ。
ロシアじゃこの種の問題はなかったと思うけど、報道からは読み取れないので保留。
余談ですが中国本土は右側通行なのですが、香港は英国領だった関係で左側通行です。一つの国のなかで車輛走行車線は同じ側であることが望ましいのですが、歴史的経緯で一つの国の左右が入り交じることが稀にあったりします。
日本では1972年に日本国へ復帰した沖縄県が、米軍軍政下で車輛が右側通行となっていて、本土復帰後も暫くそのままでした。これが1978年7月30日に左側通行に切替えられることになり、「730運動」などが行われたというローカルなトピックなんぞがあったりします。当時沖縄在住だった友人Kに昔聞いた話では「かなり怖かった」そうで、実際その後暫く交通事故が多かったそうです。
米国でも米領ヴァージン諸島は左側通行だとか。元デンマーク領で以来の伝統ということだそうな。
あなたは 皇 帝 です。 |
あなたは運命の選ばれし指導者、皇帝です。人々の道を照らし、常に頂点に立ち、息吹を与え、その血は脈々と受け継がれます。行動力、知力、活力、全てに秀でていますが、おごり高ぶる事もあります。神として、王として、父として、その役割を果たすことでしょう。 |
昨年10月からやってた某wikiのβテストがやっと終わる(笑)。
日中間の懸案事項といえば沖ノ鳥島に附隨する排他的経済水域(EEZ)問題がありますが、先週末に我らが都知事殿がわざわざ沖ノ鳥島の視察に出かけて、「あれは岩じゃない、島だ」と気炎を上げておられましたな。
沖ノ鳥島がEEZを主張できる島であるか、あるいは単なる領土でしかない岩であるかについては日中間で異論があり、現在の所解決を見ていない。個人的には、国連海洋法条約第8章第121条
なんか先日から既に売られていた気がするMicrosoft Windows XP Professional x64 Editionが6月1日から正式に提供されるとか。前やってた仕事ならともかく、現在の状況ではあんまり必要ないんだよね。まあ、放っておいてもそのうち無理矢理にも64bit環境に移行させられるんだろうから、急ぐ必要もないし……。
でもDOSアプリや16ビットアプリはサポート外とか言われると、さすがに困る人も多いのではなかろうか。少なくとも私は困るぞ。
え? Virtual PC上でWindows 98でも動かせって? そりゃ正論だ。
広島大学大学院工学研究科複雑システム工学専攻サイバネティクス講座ロボティクス研究室が「必ず勝つジャンケンロボット」を開発したそうな。
要するに、人間が指を動かし始めてから動かし終わるまでの間に、人間の出し手を読んで必ず勝てる手を出すという、反則技というかなんというか。人間がこれに対抗するには、指を動かし始めてから出し手を変えるなどの作戦が必要でしょうね……。
小泉首相のポスター破る…元消防署員を逮捕
神奈川県警宮前署は23日、自宅近くの掲示板に張られた自民党のポスターを破り取った川崎市宮前区東有馬、無職近藤勇二容疑者(66)を器物損壊の現行犯で逮捕した。 調べでは、近藤容疑者がポスターを破ったのは同日午後7時15分ごろ。ポスターには小泉首相の写真が掲載されており、警戒中の同署員に取り押さえられた。 近藤容疑者は、元川崎市麻生消防署予防課長。調べに対し、沖縄県で開かれた消防大学校の同窓会で、同窓生から「沖縄から基地がなくならないのは小泉首相のせいだ。同じ神奈川県民として謝れ」と言われ、同窓生の前で謝罪をさせられたため、その腹いせだったと供述しているという。 (2005年5月24日19時42分 読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20050524i412.htm |
現在の日本においてなぜ沖縄がこれほど軍事的に重要なポジションを占めるにいたってしまったかを考えると、台湾を失ったため、ということになりますかね。かつて日本の領土であった台湾は、見ての通り琉球列島の延長線上に存在し、大陸に面し、面積的にも地理的にも軍事基地として充分な規模があります。当然、戦前の大日本帝国は台湾に台湾混成旅団(台湾歩兵第一連隊、第二連隊)などを擁しており、海軍も馬公要港部(のちの高雄警備府)などを持っていました。当時の日本の領土全体からすると、沖縄の立場は「国境の県」ではなく「内地と台湾を結ぶ中継点」であったわけで、それが故に内地‐台湾の結節点を破壊すべく米軍は沖縄を攻略したわけです。
もし現在も台湾が日本領土であったならば、沖縄は重要ではあるけれども現在ほどの戦略的重要性を持たないことになりますので、軍事負担も小さかったろうと予想されるわけですが、だからといってそのために台湾を再び攻略するわけにもいきませんしねぇ。
自民党の森岡正宏厚生労働政務官が「A級戦犯はもう罪人ではない」と発言したというのが、中国の反発を招いているようで。新聞の中で一番細かかったものから引用すると、26日の自民党代議士会で「中国に気遣いして、A級戦犯がいかにも悪い存在だという処理をされている。A級戦犯、BC級戦犯いずれも極東国際軍事裁判(東京裁判)で決められた。平和、人道に対する罪など、勝手に占領軍がこしらえた一方的な裁判だ。戦争は一つの政治形態で、国際法のルールにのっとったものだ。国会では全会一致で、A級戦犯の遺族に年金をもらっていただいている。国内では罪人ではない。靖国神社にA級戦犯が祭られているのが悪いように言うのは、後世に禍根を残す」とのこと。
AならびにBC級戦犯裁判による刑死者や收監中死者に関して言うならば、日本国の定めた法ならびに司法に基づいた刑の執行ではないので、“法務死者”あるいは“公務死者”と呼ばれ、法律上は犯罪者とはされない。
しかし当時の日本は憲法(大日本帝国憲法/日本国憲法)や天皇よりもポツダム宣言に基づくGHQ/SCAPの権限が上位とされたわけで、当然連中は「絶対」であった。証拠の採用に問題があって判決文がないような裁判だろうがなんだろうが、連中はやりたい放題であり、日本はそれを甘受するしかない立場であった。
これについては1951年のサンフランシスコ講和条約(正式名称:日本国との平和条約)においても「第十一条 日本国は、極東国際軍事裁判所並びに日本国内及び国外の他の連合国戦争犯罪法廷の裁判を受諾し、且つ、日本国で拘禁されている日本国民にこれらの法廷が課した刑を執行するものとする。これらの拘禁されている者を赦免し、減刑し、及び仮出獄させる権限は、各事件について刑を課した一又は二以上の政府の決定及び日本国の勧告に基く場合の外、行使することができない。極東国際軍事裁判所が刑を宣告した者については、この権限は、裁判所に代表者を出した政府の過半数の決定及び日本国の勧告に基く場合の外、行使することができない。」とされ、主権回復後も恩赦を与えることもできなかった。
そういう背景を鑑みれば、連合国側が彼らを犯罪者であるというのは当然であり、また日本がそうでないというのもまた当然だろう。ただ、日本は敗戦国であり、向こう側の言い分を甘受せねばならんというだけのことで。
NHKのBSディベート。来月のお題は「日韓の課題 いま語りたい(仮)」なんですが、「日韓の歴史認識の溝にどう向き合うべきだと思いますか?」という質問への投稿内容が振るってて、見事に韓国を非難する内容になってる。
これは相当制作側の思惑と違ったらしく、「現在、BSディベート番組事務局のホームページにシステム上の不具合が生じています。復旧までに時間がかかりそうです。大変、ご迷惑をおかけしておりますが、何卒、ご理解賜りますようお願い申し上げます(5/27)」となってしまった。
ここで方針転換して韓国の歴史教育の問題を語ったら、NHKは素晴らしい放送局だと伝説に残るでしょうねぇ……。
「全米規模の性犯罪者情報サイト開設へ」とかいうニュースを見て思うんですけど、米国では既に「性犯罪者は更正しない」ということで結論が出たってことなんですかねぇ?
米国の刑法については詳しくないのですが、刑期を終えることが罪を贖ったことにはならないとなると、罪科は単なる懲罰的な意味しかなくなります。となるとすると、一度前科がついてしまった人間は終生後ろ指さされて生きねばならないということになるような気がしますが……。
生涯全く法を破らずに生きて行ける人って希有だと思うんですが、あんまり潔癖な社会にすると、昔の東側諸国みたいな秘密警察による統制国家みたいになるんじゃないかと心配ですよ。
なんとなく100年前に歩んだ道なんじゃないかという気もするんですけども。
「ISBNの13桁化」ですか……。あちこちで仕様変更とか設計変更とか大量に発生しそうだなぁ……。
Lightnovel_Wikiも対応しないとマズいよね>きさらちゃん
しかし……最初にISBNを決めた時、一体どういう根拠で10桁に決めたんだろうか? 最終桁はチェックディジットだから、イキは9桁なんだけど、営々と増え続ける出版物に対して固定長コードを設定したことがそもそも理解不能。私だったら最初から可変長コードに設計するけどなぁ。固定長の方が色々扱い易いってことは分かるんだけど……。
今回はJAN/EANコードへの統合ってことなんだけど、JANコードにしたところで13桁固定だったりするんだよねぇ。
文字コードじゃないけど、最初に拡張可能な形式にしときゃいいのに…ってことはよくあることとはいえ、多少思うところがないでもないです。
だから私は薄れゆく頭髮に対するあの一部の人間の異様なまでの執着もまた理解できない。
「お前はふさふさだからだ!」と言われたらそこまでだが。
最近、警官の発砲が増えてますね。それそのものは治安の悪化を思わせる話なんですが、なんというか、警察官の拳銃使用についての訓練が行き届いていないのではないか、という気もします。有り体に言いますと、発砲するなら確実に相手を仕留めてもらわないと困るんですよ。二人一組で動くのが警官の基本ですから、一人が接敵、一人がやや引いたところで銃を準備、相手が不審な動きを見せたら即発砲制圧、という基本に基づいた訓練を充分に積んでいれば、逃亡されたり反撃を受けたりあまつさえ銃を奪われたりという事件は減らせるんじゃないかと思うんですが……。
あるいは、下手に拳銃を装備せずに、日本刀のような刀槍類の方が日本の警官には向いているかもしれませんが。(あれほど剣道の鍛練を繰り返している警察も、世界では珍しかろうに)下手に発砲して流れ弾の被害を心配したりするより、警官に日本刀でも装備させる方が現実的ではないかと思われ。
警察官の行動ってのは「逮捕」にしろ「制圧」にしろ、制止行為の延長線上に存在するので、本来一発で殺してしまうような装備ってのはおかしいという話はあるんですけどね。
明日から6月、衣更えの季節ということで、政府首脳が“ノーネクタイ、ノー上着”運動に邁進するんだとか。私の脳味噌の記憶野の奥底で「省エネルック」とかいう単語が乱舞していたりするわけですが、今年の四月に公募で「クールビズ」とかいう名前に変わっていたそうな。
ははあ、世の中進んでるんですね(違)。
ノーネクタイ・ノー上着ということですので、着流しとか浴衣とか作務衣とか甚平とかを着るようになるのでしょう。いいですねぇ……記者会見に作務衣で現れる大臣……。
上着禁止ってことは、空調服は不可ですか、そうですか。