このページはあくまで小熊善之個人の責任において製作されており、坂村健先生及びTRONプロジェクト、パーソナルメディア社、並びにYRPユビキタス・ネットワーキング研究所は関与しておりません。
守秘義務の関係上、伏せ字になっている箇所があります。伏せ字の中身を御推測なさるのは結構ですが、あてずっぽうの内容を他者に広めて誤解を拡大再生産することだけはないようお願いいたします。
旧サンヨーの充電池“エネループ”がモデルチェンジを発表したのですが……なんでしょう、このデザインは……。
元のデザイナさんが憤死してなきゃいいけど。
Panasonicも酷いことするよな。
デザインってものがわかってない。
昨日日野自動車が「日野自動車、超低床・前輪駆動の電動(EV)小型トラックを開発」と、電動トラックを発表したんですが、本日は「ヤマト運輸、トヨタ、日野が協力して電動(EV)小型トラックの実証運行を開始」と、同車をクロネコヤマトでテストするとか。
このトラックが凄いなと思うのは、単純な既存車の改造ではなく、電気駆動のトラックはどのような形態が実現しうるかという点を真面目に考えている点です。
逆に市街地内での輸送に特化し、バッテリ容量は28kWhと、決して多くありません。車両総重量が3,695kgという点からも、航続距離はさほどないものと思われます。が、市内配達業務ならこれで充分という割り切りでしょう。恐らく既に供されている車輛からのフィードバックもあったことでしょう。
前輪駆動を採用することによってプロペラシャフト等の駆動系を排し、最低地上高をぐっと下げる。後輪もダブルタイヤからシングルタイヤにしてホイールハウスを削減……。
ベース車のデュトロ(トヨタ・ダイナ)に比べると最大トルク・最大出力共に下回っているのが実用上問題ないのか(積載量を減らしているから平気だろうけど)とか、そもそもこんな重い車両を前輪駆動で動かして大丈夫かとか、色々気になる点もあるのですが、今後を見守りたいと思います。
配備は板橋区と町田市か。
Pool Bでは韓国がオランダに敗れたらしい。
オランダは以前から強いチームでしたが、いよいよ侮れないレベルになってきたようです。オランダとか、フィジカルが凄いからなぁ……。
「モバイルで書く文は「新しい話し言葉」」というエントリに思うに、それは言語の媒体依存性の問題として一般化されるものではないかと。
言語が媒体によって変化するというのは、例えば、かつての電報の文面や、ポケベルの文面が、いわゆる「書き言葉」とはまた違った様態を示していたことを思い起こせば、容易に納得できるものかと思われる。
石に刻んでいた文字が紙に書かれるようになれば、文字そのものも、また文体も変化するわけである。
ただ、電報文体やポケベル文体がそのメディアとともに死滅したように、恐らくモバイル文体もまたメディアと運命を共にするだろうとも思うのである。
紙は偉大なり。
ジュネーブモーターショーに展示されるトヨタのコンセプトカー“TOYOTA i-ROAD”が発表された由。
なんっちゅーか……オートバイとマイクロカーの間というか。
前輪の動きなんかに、i-Realの影を感じますわ。ロボット研究が生かされてるんだろうなー。
乗っている人も一緒に譲るのは勘弁してほしいと言われているようなので、人員の確保に苦慮しそうです。
「「帰りたくない、米軍入れて」中国人男が横須賀基地侵入=中国報道」というニュースに接して思うに、この御仁は行く所を間違えたな、と。
米軍は、よく知られているように、入隊条件において国籍を必須としていません。グリーンカード(永住権)を持つ外国人も米軍に入隊できます。逆を言えば、最低限グリーンカードがなければいけないのですが、その取得はそれなりに大変です。
まあ、あと語学等の特技兵枠がありますが、アラビア語等の話なので……。
中国に帰りたくない、そのためには外国の軍に入っても良い、と考えているのであれば、米軍ではなくフランス外人部隊(日本語募集ページ)へ志願する方が適切であろうと思われます。勤め上げるとフランス国籍が漏れ無く付いてきます。
ただまあ、色々と事情持ちの志願者が多いので、篩い落としもキツいと聞きますけれども。
「チャベス大統領死去=がん闘病、復帰かなわず−反米の盟主・ベネズエラ」と、南米の雄・チャベスたんの訃報が伝えられました。
独裁者業界(……)屈指の民粋主義者(ポピュリスト)で、あらゆる経済原則を踏み躙り、資本主義を憎悪し、米国を敵視し、国富を貧民に分け与えました。
その政策によってベネズエラの貧困層は家を持ち、教育を受けられるようになった反面、利益の再投資は抑制され、産業の生産性は下落し、経済成長率は低下しました。外国企業による国内設備を徴発したため外資は逃亡し、貿易は停滞し、インフレが進行しました。物価統制を敷いて違反する企業に軍を送り込んで徴発したこともありました。社会インフラ事業の放置は、電力不足を招き、これへの対策として「祝日を増やす」という前代未聞の手を打ったチャベスたんの偉業は、永遠に語り継がれることでしょう。
チャベスたんは自身の政策への反論を許さず、言論の自由を封殺し、資本家や富裕層の国外脱出を招きました。憲法を改正し、終身大統領への道を進んだものの、残念ながらこれは達成できませんでした。
彼の政策は多くの点で国を貧しくしましたが、多くの貧困層に支持されて、再選を続けました。
今やベネズエラはGDP成長率が約3%でインフレ率が約30%という、素敵国家へと成り代わり、きっと住んでいる人達には薔薇色の人生が配給されているものと推察されるところです。
歴史学徒として、チャベスたんの政権運営の掉尾を飾るのは民衆の叛乱による政権転覆だと信じていました。民衆の支持によって権力の階段を駆け上がった男が、革命の炎の中で「俺は正しい!」と叫びながら民衆に吊るされる時がやって来ると期待していました。
嗚呼、嗚呼、しかし何という事でしょう。
彼は独裁者道を極めることなく、病によってこの世から退場してしまいました。
返す返すも残念でなりません。
ジュネーブモーターショーに三菱自工が出展する「Concept CA-MiEV」は、なんというか、i-MiEVからの正統進化って感じで面白味がない。
いやまぁ、努力は凄いんだけど、秀才というか……。
こう、ブレイクスルー的何かがないというか。
もっとドラスティックに電気自動車の可能性を追求した車こそ、コンセプトカーとしては望ましいと思うのです。
スバルがジュネーブモーターショーに「SUBARU VIZIV CONCEPT」なるコンセプトカーを出したそうな。
2.0ℓ水平対向ディーゼルエンジン+3モータ構成のハイブリッド車とか。
トランスミッションに組み込まれたモータ/ジェネレータと、後輪を左右別々に駆動する2モータねぇ……。
まあ、プロペラシャフトがなくなる点は、懐かしのe-4WD以来後輪電気駆動のメリットですが、システム全体が重たくなる傾向があったりして、なかなか難しいものです。個人的にもう一歩ぶっ飛ばして、エンジンなんか発電機だ! 駆動は全部電気モータだ!という、シリーズ・ハイブリッドが好みですが、その場合水平対向エンジンの意味がなくなりますからねー。
「ドイツの電気バスが「非接触充電」の試験運行」のエントリを見て、でもそれなら別に非接触でなくても良いんだよな、とふと思う。
バス停の庇を車道側にも伸ばしてその下に剛体架線を配し、バスの側にパンタグラフを付ければ、非接触より遙かに效率的に充電できる。道路を掘らなくて済むので工費も廉く上がる。
夢はないけど、現実的方策ならこっちじゃないかねぇと思うわけだが。
「イノベーションは「闇研究」の成果 根性論に縛られる日本の経営者」……。
死にたくなるね。
本日は非常に暖かく、風の強い一日でした。口の中がジャリジャリするぜー。なんかPM2.5も多かったみたいですが、ホント、なんとかならんものかと。
フォーラムが終わって外に出たら寒い! 薄着をして出てきてしまったので、凍える羽目に。
何やら煙霧が発生していたらしい。
ようよう家に帰り着いて、2013World Baseball Classic、本戦第2ラウンドPool 1、オランダ‐日本戦。
オランダは欧州最強の呼び声も高い国ですが、加えてカリブ海のオランダ領旧アンティル出身のメジャーリーガーなどを取り揃えた歴とした強豪で、大物食いが趣味といういやらしいチーム。
穏当な試合にはならないだろう……なんて思っていたら、初っ端に鳥谷が先頭打者ホームランをかっ飛ばせば、これまでの貧打が嘘のようなホームラン攻勢で日本が17安打で16得点7回コールド勝ちという、安心のゲーム展開でした。
先発の前田が良かったのですが、リリーフ陣がイマイチピリッとしなかったのは不安要素ですが……。
取り敢えず決勝トーナメント進出を祝したい!
「NY州裁判所、大型砂糖入り飲料規制に無効判決」という、どうコメントしていいか悩む記事。
米国の肥満の原因は食生活における文化資本の問題であって砂糖の量を規制してどうにかなる問題ではないと思うわけですが、ピザが野菜になる国ではこの主張を理解させるのは難しいだろうなぁ……。
空腹を満たす(満腹感を得る)ことと、栄養を摂取することと、美味な料理に舌鼓を打つことの調和というか。
MITメディアラボの石井裕先生が以前TRONSHOWで坂村先生と対談した時に、日本では大戸屋でも美味い、と言っていたけど、食のために手間隙をかけることを美徳とする文化がない国では、健康的な食生活というのは難しいのではないかと思うね。
米国を見ていると、料理(や家事)にかける労力は(自動化等によって)省けるだけ省き、金銭で贖えるものは贖うのが正義のように見えますので、その様な文化圏においては、規制してどうにかなるようには思えないのですよね。
ともあれ、今回の判決は、それ(砂糖規制)は行政権ではなくて立法権に属するよ、という判決なので、NY市議会が頑張れば規制は可能かもしれませんが、多分役に立たないでしょうな。16オンスのカップを二つ買うようになるだけだと思うので。
長期的には、砂糖水より茶の方が旨い、と感じる味覚を育てていかねばならんのですよ……。
昨年各界を賑わした福島での全ゲノム解析調査ですが、実施見送りになったそうで。このまま円満に闇に葬り去られて欲しいところです。
技術的倫理的に問題が多いと記事ではされていますが、私に言わせればそもそも実效性がゼロな調査でしたから、金をドブに捨てずに済んで良かったとかいう話です。こんな調査を提案した馬鹿は永遠に笑われるべきでしょう。
先日、「中国衛星の破片が衝突、ロシアの小型衛星が使用不能に」というニュースがあって、2007年1月にやらかした衛星破壊実験の余波で実被害が出たわけですが、それに対して中国が「中国「無責任な素人論だ」…宇宙で衝突、ロシアの衛星破壊か」と居直りのコメント。
お前は悪いことをした、と言われて、もっと悪い奴がいる!とか居直るとか、餓鬼じゃあるまいし。
「新たな「未婚の母」問題」という記事を読んで思うわけだが、社会・経済の高度化によって高度な教育が必要とされ、結果として教育期間が伸び、出産適齢期と重複していることに原因の一端がある。
人間が人類種である以上不可避な問題を内包しているので、解決を考えるとどこかしら非人道的なアイデアに行き着きかねないよなぁ、と。
ちょっと表には書きにくいわな。
性成熟年齡を引き上げ、後ろにずらす方策でも見つかれば良いのでしょうけれども。
fi-5530C2がどうにもならない感じになってしまったので、新たにDR-6030Cを導入。読取り速度は上がったんだけど、ドライバの方が曲者なんだよな、キヤノンのDRシリーズは……。
特に用紙サイズの自動検知機能に癖があり過ぎて困る。変形版専用の読取りモードがあれば良いのに。
これでも昔に比べれば大分良くはなったんだよねぇ……。(良くなってもコレ、という言い方もできるけど)
前から思ってるんだけど、どうしてこの手のソフトって、黒枠だと紙サイズの判定に失敗すんのかね? そんなの可視光以外の色域使うとか、なんでも方法ありそうなものなのに。
2013World Baseball Classicはベネズエラドミニカ共和国が無敗の全勝優勝を飾った。
称賛せざるに能わず。
以前のネタの続きで、「海保 護衛艦の転用は課題ある」と真っ当な話に。
政治の無理筋を現場がなんとか理由をつけて躱すような話になってきたな。
「尖閣問題:日米で、有事想定の共同作戦計画策定へ」と、当面はこういった抑止力による圧力を加え続けることになるでしょうね。
いつまで続けなきゃならないのか見通しが立たないのが辛いところですが、ここは堪え処でしょうか。
「トルコ:クルド武装組織が停戦宣言 長期戦で疲弊」と予断を許さないながらも、状況は多少好転した模様。
クルド人問題は第一次世界大戦後のオスマン帝国の分割に端を発する問題で、縷縷百年の月日を閲していますが、湾岸戦争・イラク戦争を経て悪化の一途を辿っている印象です。
何とか穏当な解決策に着地して欲しいものですけれど、どうして不穏な地域に地下資源ってあるんでしょうかねぇ?
NHKスペシャル「完全解凍!アイスマン 〜5000年前の男は語る〜」を観て……?
最新情報があるものと期待して観たんですけど、内容は2011年の解剖調査でわかってたことだけ。つまり、2年前の情報が番組になってただけだった。
既に知っている情報ばかりだった、というのは些か興醒めであった。
番組の中でも、解剖した時期とかは言ってなかったから、別に最新情報だと嘘を吐いたわけじゃないけど……。
昨年来、状況が悪化の一途をたどっていた中央アフリカ共和国ですが、反政府武装勢力が首都を制圧、大統領はカメルーンに脱出したそうな。旧宗主国フランスは軍事介入で空港を確保しておるとか。
中央アフリカ史を繙くと、政権交代=クーデターという、ある意味元フランス領アフリカ諸国として順当とも言える歴史を紡いでいるご様子であるので、概ねフランスの責任ということであろう(無茶)。
殖民地時代に真っ当な治世が為されなかった地域の悲しさとでも言うべきか。
などと書くと、フランスから大いに反論を受けそうである。
「閲覧注意級のイギリス料理『Stargazy pie』の謎に迫る」……。
英国人には色々と言うべきことがあるわけだが、英国はすぐさま初等教育に日本の家庭科を導入(アレンジせずに)するべきであると信じる次第である。
スペースX社の新エンジンMerlin 1Dが認定試験を通過との報。
推力1.5倍、スロットリング域拡大、部品点数の減少と低価格化を実現とか、一体どんな魔法じゃ、と……。
やはりエンジンを量産するという発想の勝利なのかねぇ。沢山作ることによって技術が蓄積され、またコストも低下していく。ついでに故障率も下る。
スペースXのエンジンは良循環に入っている感触がありますね。
三菱自動車は3月27日、納車前の『アウトランダーPHEV』に搭載しているリチウムイオン電池が過熱、電池セル・駆動用バッテリーパックの一部が溶損するという事象が発生したことを発表した。併せて水島製作所でのEV用バッテリーパックが発火元となった火災についても公表した。同一仕様の電池の事故が、アウトランダーPHEVとi-MiEV用の両方で起きたということは、製造工程に問題があると推定されますわな……。しかし、製造工程を変更した途端に事故多発とは、こなれてきたと思ったリチウムイオン電池もまだまだ扱いの難しい代物ですね。
(中略)
火災の原因となったバッテリーは製造ラインにおいて工程の変更があり、工程変更に関連した不具合の可能性があるとして、原因の究明を進める。
(後略)
慶應の清水教授を中心としがベンチャーSIM-Driveの第3EV“SIM-CEL”が公開された由。
今度はスポーツカーですか。
個人的には、そろそろ、技術が実用車に展開された商品を見てみたいという気分なのですが……4輪独立制御を謳う試作第4号に期待ですかね。
昨日の午後半休を取って「第8回コンテンツ流通促進シンポジウム 『著作物の公開利用ルールの未来』」に行っていたのですが、会場についたら「ニコ生で中継します」「後日YouTubeにUpします」との看板が……だったらわざわざ行かなかったのに……。
まあ、なんというか、gdgdな内容だったので昨日の日記には書かなかったのですが、個人的には米国で著作権存続期間短縮の動きがあることを知ることが出来たのが大きいかな、と。
やはり孤児作品の問題は大きく、無視できないところに来ている、ということのようです。
「猫の尿で発火?ファクス無償修理 ブラザー工業19機種」というトンチキなニュース。
ここは是非とも猫の嗜好を究明し、猫のトイレ事業へと乗り出すのが多角経営として良いのではないかと思いました。まる。
「鳥インフル:上海で2人死亡 人間にH7N9亜型が初感染」とか。
弱毒性で感染力も弱いということなので、すぐさまどうこうという話ではないのだけれど、鳥インフルがヒトへの感染力を持ち始めている、という点では憂うべき事態かも知れず。