このページはあくまで小熊善之個人の責任において製作されており、坂村健先生及びTRONプロジェクト、パーソナルメディア社、並びにYRPユビキタス・ネットワーキング研究所は関与しておりません。
守秘義務の関係上、伏せ字になっている箇所があります。伏せ字の中身を御推測なさるのは結構ですが、あてずっぽうの内容を他者に広めて誤解を拡大再生産することだけはないようお願いいたします。
サダム元大統領の処刑動画があちこちに出まわっていたので、興味深く拝見する。
日本では普段絞首刑の見学なんてできませんからね。
なるほど人は首を吊るとこうなるのか。
なんか元旦版の毎日新聞が反2ちゃんねるキャンペーンを張ったとかで話題になってますね。
図書館が開いてないので正確な記事は読めていないのですが、なんでまたそんなことしたかなぁと、些かならず不審に思います。2chが毎日新聞からのアクセスを規制したらどうするんだろう?
それはともあれ、既存メディアとの力学関係の変化が、新聞側にかような反応を引き出したんだとすると、今後の推移が楽しみです。
個人的には、毎日新聞は実体のない枯れ尾花のようなものを相手にしているな、という印象ですが。
なんでもこの映画、ハリウッドリメイクが決まっているそうな。
えー。
この作品ってパリ警視庁を舞台にアルジェリア系と生っ粋仏人が相い喰らうから面白いんじゃん。これがNYPDで白人刑事と黒人刑事の相克だったら面白くもクソもないさー。今ならやっぱりWASP系の刑事とヒスパニック系の刑事が……(略)。
そういえば時間を潰すために秋葉原へ行ったのですが、PlayStation3、普通に売ってましたね。
そろそろ買い時かなー。
うちにはHDTVなんてないけどね。
一番小さいHDTVでも32インチなんて、置けませんがな、そんなおっきい物。
ちなみに正常な判断力が残っている場合の最善の選択肢は、「すぐさま警察に自首する」です。
自首、すなわち犯罪が認知される前に警察へ自主的に出頭すれば(ここ重要。犯罪が露見してからではいけない)、刑の減免が認められる可能性があります。また取調べならびに公判中において恭順ならびに改悛の情を見せれば、裁判官の心証も善くなり、情状酌量の余地も大きくなります。そもそも衝動殺人であり計画性がなければ殺人罪といえども量刑はそれほど重くはなりませんし、状況が上手く作用すれば傷害致死になるかも知れません。その辺は実際の犯行と弁護士の手腕に掛かっている所がありますが……。
とにかくその場合、10年も掛からずに社会復帰が可能になる公算が大です。
日本では犯罪者は基本的に更生の上で社会復帰することになっています。
……とかいうことは、中学校の社会科とかで教えるべきことなのではないかと思われ。
北の核実験場で動きあり、と。
先日の六箇国協議が全く実りなく終わったからねぇ。良しにせ悪しにせ、状況を動かすには一発ぶちかますしかない、ってとこかな。
スピーカーを置くスペースのないウチでは音響は基本的にヘッドホンなんですが、こうなると問題となるのはDACの方で、アンプは要らねぇからDACだけくれ状態になるんだよなー。(ちなみに現在はSE-U55GXがCDプレイヤのDAC……)
いっそSonyあたりデジタルサラウンドヘッドホンでPS3用HDMI入力の新製品作ってくれんかな。サラウンド計算用DSPの代わりにCellでも積んでさ(爆)。
「建国の父のコーランで宣誓 イスラム教徒初の下院議員」ですと。
ちなみに日本にはかつてムスリムの国会議員が存在していました。キリスト教徒の場合、総理にもいますな。誰も気にしてないみたいだけど。
日本の場合こんなのニュースにもならないという意味で、世界でも最も政教分離が進んだ国ではないかと思います。
……ただの無関心だって。
しかしジェファソンは何を思ってコーランを所蔵していたんだろうか。まさか死後180年も経ってから役立つことを予測していた訳でもあるまい……。彼の生存した年代を考えると、イスラム教に興味を持っていたというのは、相当稀なことのように思われるのだが。
「「バカジャコ」はダメ、差別語含む魚30種を改名へ」という、どうにも歴史を学ばない人達の記事が。
下手に改名にしてしまうと、過去の研究や文献との連続性が損なわれかねないので、このような改名は理由がなんであれ、好ましくありません。過去そのような名前を付けてしまったのは不明というものですが、しかしそれを改名すれば今度は別の問題が浮かび上がる。まさに誤りで誤りを弥縫することはできない、というやつです。
概ねそのような行為を一般には愚挙と呼びますが、敢えて愚挙に挑戦する勇者がこの世界には多すぎるように思います。
改名ではなくて、別名案にしとけばいいのに。
明日から発足の防衛省ですが、ドメインがjda.go.jpからmod.go.jpへと変わるんですよね。だからなんだといわれても困りますが、そんだけ。
過去の日記どうしようかなー。全部modに直すのも、内容的に問題なんだよな。当面リダイレクトしてくれるだろうけど。
米国で開催中のCES2007でSonyが27inchの有機ELディスプレイを展示したとかとか。
長年期待し続けている有機ELディスプレイモニターが、いよいよ実用化の足音が聞こえる所まで来たな……。
液晶でもいいんだけど、なぜか条件を満たすものがなくてねぇ。
「インドネシア第1王女、たこ焼き店開く」という、なんとも名状し難いニュースが。
まあ、現地の若者に職を与えて新たな産業を興すことは否定されることではないと思います。根付くかどうかは分かりませんけど。侵略にならない程度にお願いしたい所です。
しかし将来、インドネシアにおいて誤った日本観が定着したりしないか、些か不安ではありますな。
「TAKOYAKIは日本のソウルフードだ!」くらいならまだ良いのですが、「日本の全ての家庭にはたこ焼きプレートが常備されている」とか「たこ焼きライスは昼のランチの定番メニューだ」とかになると、ちょっと待ってくれ、それ日本と違う、とツッコミを入れなければいけなくなりますからね。
隣国の盧武鉉大統領閣下が、先の11月に越南河内で行われた日韓首脳会談の際に、日本海を「平和の海」と改称しようと宣っていたらしい。官僚による事前折衝がなく、大統領によるアドリブだったらしいのですが、相変わらず人治国家丸出しですな。
ところで「平和の海」って英訳したら「Pacific Sea」にならんか?
それと……日本海を挟んで日本と交戦状態にあった国はロシアであって韓国ではないわな。日本と韓国(大韓帝国/大韓民国)は交戦状態に陥ったことがないですからして。
嘉手納にF-22がやってくるらしい。
沖縄ではどうやら「F-15は老朽化していて危険だから撤去しろ」という主張があったらしく、いかなる経緯で米軍がこれに配慮したのかなんなのか、最新鋭戦鬪機が配備される運びとなったようです。主張する所が受け容れられて、彼らも満足でありましょう。
対北軍事プレゼンスの増大も歓迎すべき所ですし、日本としても最新鋭機を間近で観察する機会に恵まれる訳ですから、良いことずくめですね。
大きな異論もなく粛々と船出した防衛省ですが、どうも中国が変なことを言っている。
別に彼の国が日本をどのように論評しようと言論の自由というものですが(爆笑)、中国をしてシビリアンコントロールを舌に乗せるというのは、まさに語るに落ちるというものではないでしょうか。それとも中国において文民統制とは、各部隊に付けられた共産党員の政治士官が「指揮官同志。貴君の指揮は反革命的だ!」とか言っていきなり解任したりすることを指すんでしょうかね。少なくとも日本ではそういうものは文民統制とは言わないもんでねぇ。
なんにせよ中国共産党軍事委員会の隷下であって、軍を国政の下に置いているわけではない国がシビリアンコントロールなんて科白を吐くのは、ツッコミ待ちのボケにしか見えませんね。
以前、ドイツからの奇特なニュースを紹介したことがあったのですが、相変わらずドイツでは自分の眼よりも機械を信じる科学技術信奉者が絶えないようです。
ドイツ人への新たなる固定観念が誕生しそうな気配。
「対グリズリースーツの発明家、今度は軍用強化外骨格を開発」ですか。
見た目の威圧感が重要である、との開発コンセプトは読み取れるように思います。
しかし……カナダ人も何考えて生きているんだろうな。
一昨年にキリンのコーナーカットカートンを展示したときにはニューヨーク近代美術館に賞賛を浴びせた私ですが、今度のはどうかな、と。
うーん……。私としてはむしろ「らくらくホン シンプル」とか「簡単ケータイS」とかの方がプロダクトデザインとして難易度が高く、優秀だと思うのだが。
もっとも、まだ米国ではそのようなケータイの需要がないだけなのかもしれないが。
「France wanted to join UK」とかいう奇天烈な報道が(和訳)。1956‐57年にフランスの首相だったGuy Mollet氏が56年Anthony Eden英首相に対し、仏の英国への合併を持ちかけたというトンデモな話。
当時のフランスは第四共和政時代で、第二次大戦後の混乱の真っ只中。大統領が国民議会・元老院の両議会によって選出される制度で、大統領権限が比較的小さく制限されていた。その上で、議会は小党乱立気味だった。
ここを直撃したのが戦後の植民地問題で、アルジェリアとベトナムが特に火種でしたが、スエズ運河問題も絡んでぐっちょんぐっちょんの泥沼化。大統領と首相の方針の違いなどもあって政策は迷走していました。
で、そこに於いて英国との連携を狙って首相が英国への合併を持ちかけ、拒絶されるや英連邦への加盟を私的であっても打診したというのですから、こう言っては何ですが、当時バレていたら国家反逆罪で断頭台送りだったのではないかと思いますな……。
イングランド王家(ランカスター朝)がフランス王家の親戚だった百年戦争当時ならともかく、現在のウィンザー朝はドイツ系だべや。(そういう問題か?)
もっとも、フランス人というと不満があれば火を付けて暴れる文化的伝統を保持している反面、あっさりと帝制や独裁を許したりするので、結構簡単に適応するかもしれない。
ドイツがEU議会に卍マーク禁止を提案しているのに対し、ヒンズー教徒が反対しているとかいう報道。ナチス憎けりゃ卍まで憎いってところか。
文化への理解がない連中が多くて困るね。
まあ、人間のやることですから、ある一定の割合で冤罪が発生することは受容せねばならんのですが、「婦女暴行未遂で服役男性は無実、公判中の男逮捕」とか見ると、警察はもとより、検察も弁護士も判事も何をやってたのかと思わんでもないですな。
彼らが本分を尽くしていたか、について疑問が残る内容に見えます。
懐かしい駅で電車を降りて もう一度この街を歩いてみたかったほぼ10年振りくらいに、府中市へ。
暫く見ぬ前に変わったけれど あの日の名残が溢れる坂道
クレヨン社「懐かしい駅で電車を降りて」より
帰りに秋葉原に寄ってみたら、500GBのHDDが20k弱で売られていたので衝動買いしてしまう。何に使うんだ(おい)。
とりあえず手持ちのケースにぶち込んでみたら、BigDrive未対応だったらしく、120GB程しか認識しねーんでやんの。
明日、ケース買って来よう。
「盧大統領「北の日本人拉致」 議長声明採択をけん制」という、又聞きの又聞きっぽい記事。元記事がオンライン上にないので細かいニュアンスなどが翻訳中に失われた可能性はあるんですが、それにしても拉致された日本人は10人余りにすぎない。韓国には数百人がいるが、何も言わない
っちゅーのは一国の外相の発言としてどうかとは思うな。
米国だったら10人も拉致られたら空母と海兵隊投入だろうとか思うわけで、やはり国によって国民の命の重さってのは違うもんだなぁと感心します。
日本って良い国だよ。どう考えても頭が悪かった連中だって必死に助けるしね。
社民党の阿部知子衆院議員が阪神大震災は12年目を迎えたが、国民を災害から守ることを任務とされているはずの自衛隊が、国による命令を受けて救援に向ったのは、数日を経て後のことであった。
と発言していると話題になっている。
私の記憶する所では、当時の首相は社会党の村山富市氏であり、いかなる事情があったにせよ出動命令の遅延の全責任が、自衛隊の最高指揮監督権者である内閣総理大臣に帰する所は明白だと思料します。また当時から、同様の批難が同首相には寄せられたと記憶しております。そういった過去を棚に上げてかような発言をなされる意図が分かりません。
阿部議員は1948年生まれで今年で59歳ということですが、健忘症の疑いがありますので、潔く議員を辞職なされることが世のため人のためであろうかと思います。
なんかまた2ちゃんねる周りが騒がしいですね。ドメインの差押えだとか言っていますが、実現可能性はともかく、2ちゃんねるが何らかの理由で停止なり崩壊なりしても、大したことにならんと思うけどねぇ。そもそも2ちゃんねるがあめぞうの避難所としてスタートしたことを考えれば、雨後の筍の如く「2ちゃんねるの避難所」が生まれて、より一層手が付けられない状態になるだけだと思う。
2ちゃんねるを敵視している人達からは掲示板“2ちゃんねる”こそが諸悪の根源的に思われている所があるけど、結局の所CGMであるわけだから、場が無くなれば次なる場へ移るだけじゃないかね。
その“Post 2ちゃんねる”とでも言うべき存在が、2ちゃんねるに匹敵するものになるかどうかは分からないけれども。
PLEXTORが光学ドライブから撤退ですとー? いかーん。今の裡に買えるもの買っとかんとーっ!
先日の中国の衛星撃破実験の結果、「宇宙に巨大な「破片の雲」」だそうで。
一方の中国側は、政府からまだきちんとした説明が出てこない。軍の独走ではないかとの憶測まで飛んでいる。まあ、中国人民解放軍は国軍じゃないからそもそも国の管理下にないんだけどさ。
色んな意味でまともな国じゃないんだよな、あそこ。
中国の実験ですが、ようやく「中国の宇宙実験はいかなる国も標的にせず 外交部」という公式声明が。
何を言っているのですかね、これは?
いかなる国への脅威ともならない
ってのは、軌道上にデブリばら撒いといて何阿呆なこと言っているのかと。その軌道を使う全ての国と機関にとって脅威になっとるだろうが、既に。
漢字に纏わるニュースは仕事柄できるだけ目を通すようにしているのだが、韓国からなんとも言えないニュースが。
「京畿道儀旺市、市名の漢字表記を「義王」に変更」というものなのだが、儀旺市住民がそれで納得しているのであれば別に改名そのものに反対する気はない。ただ、1914年に朝鮮総督府が行政区域を改編した際に、義谷面と王倫面を合併し「水原郡儀旺面」と表記した。意図的に「義」を「儀」に、「王」を「旺」に変えることで韓民族の精気をくじこうとしたと市は説明している。
というのはどうなのか、と。
儀旺市の日本語サイト(なぜか漢字が簡体字)にある市の沿革には単に1914年スウォン郡、イワン面に変更 (クヮンジュ郡のイゴク面とワンニュン面が統合)
とだけある。他の資料によれば漢字表記で儀谷面、旺倫面とあり、どうも元々この字だったらしい。
「儀」も「旺」も良い意味を持った漢字であり「儀谷」「旺倫」も悪い意味はない。というか、むしろ字義を考えれば誇らしい名前だなと思うが、恐らく漢字教育を廃して長い韓国のこと、「義」は読めても「儀」は分からず、「王」は読めても「旺」は分からないといったオチなのではないかと思った。
作った側からすると、使用料払いたくないなら使わなくていいじゃないか、と思うだの
50年で十分保護しているだろうという意見は、作った側が言うなら納得できれば、使う側の人に言って欲しくない。そんな権利は誰にあるんだだの、利用者に喧嘩売ってるのかと。もちろんその権利は有権者全員に等しくあるのであって、著作権者のみに存在するのではない。
1月18日に開かれた平成19年第1回経済財政諮問会議で伊藤忠取締役会長丹羽宇一郎氏が下記のように発言したと話題になっていた。
(丹羽議員)ホワイトカラーエグゼンプションについては、どうも風潮として経営者が悪人でいつもいじめているようにとられがちだが、そういうことではない。ホワイトカラーエグゼンプションの本当の趣旨は、大手企業の大部分がそうだが、若い人でも、残業代は要らないから仕事をもっと早くスキルを身につけてやりたい、土日でも残業代は要らないから出社したいという人がたくさんいる。しかし、経営者がしてもらっては困ると言っている。なぜなら出社されると残業代を全部払わなければいけない。家で仕事をするよりも、会社に来て色々な資料もあるし、これで自分が人よりも早く仕事を覚えて仕事をしたいんだと。それを今は仕事をするなと言っている。ホワイトカラーエグゼンプションの制度がないからだ。だから、少なくとも土日だけはホワイトカラーエグゼンプションで、残業代は要らないから仕事をさせてくださいという人に、仕事をするなという経済の仕組みというのは実におかしい。これを何とかしてあげたい。その代わり、ホワイトカラーエグゼンプションの導入で過労死など色々な問題が起きては困る。それは内部告発制度、禁固刑を含む罰則をつくることで対応する。制度には光と影が両方あるわけだが、影の部分だけを取り上げて、これはけしからんという議論はいかがなものか。やはり日本の産業を本当に強くしていくためには、そういう制度も私は必要だと思う。その代わりセーフティネットをやっていけばいいのではないか。経営者として、生産性の向上や産業の発展のためにも、過労死など色々な問題への対策を考えず、つぶされるのは非常に残念である。外国、特にアメリカではそういう制度があり、どんどん働きたい人は働かせている。日本ではできないのは実におかしい。ホワイトカラーエグゼンプションよりも自由労働時間制がいいのではないかと思う。寡聞にして存じ上げなかったのだが、どうやら私の知らない日本には
(議事要旨p.10より)
残業代は要らないから仕事をもっと早くスキルを身につけてやりたい、土日でも残業代は要らないから出社したいという若者が多いらしい。
BTRON Clubだったのだが……半分以上の時間を奥のオフィスで過ごしていた。月曜頭にちょっと作業があるので、その辺の事前準備など。
本日のトピックはさとみくんのステージが大幅上昇して坂村先生にスカウトされたことですね。あとは周囲の人間が強烈に盛りたてていけば、彼の人生の未来は鉄板、私の隠居も近付こうというものです。
なるほど。給与がなくても働く若者は実在するのか。常々研修医の地位向上が必要であるという認識だったのだが、無給でも構わないと……(違)。
柳沢厚労相が松江市での自民党大会で「産む機械、装置の数は決まっているから、あとは一人頭で頑張ってもらうしかない」と発言した、という件で、何やら辞任要求にまで発展しているとかとか。
不謹慎な発言だなとは思うが、視点そのものは必要な視点であると思う。行政官として工学的に物事を解決するためには、要素を数値的に把握する能力は不可欠であり、その点について柳沢厚労相の能力が確かであるということの裏返しでもある。
しかし公言しちゃマズいだろう。
先日の富山での冤罪発覚の件で、中日新聞の記事に担当弁護士の談話が載っていた。男性を担当した山口敏彦弁護士は「(男性は)私にも『自分がやった』と言い、公判でも疑わしいところはなかった」としている。
というのは弁護士としてどうかと。足跡が一致せず、アリバイも成立しないというのに、被告の言うことをほいほい聞いて有罪にしてしまったというのでは、国選弁護人の意味が問われるかと思うが。
実際のところは、一度でも国選弁護人のついた刑事裁判を傍聴してみれば、このような冤罪が発生する温床がどのようなものか理解できると思う……。私ゃ検事が両側に立っているように思えましたよ。
「国産高速列車、旧正月ダイヤ第一便が運行」とかいう記事が人民網にあったわけですが、写真に写っている車両はCRH2……日本のE2系ベースの車輛ですな。一応向こうでノックダウン生産してるそうなので、「国産」ってのは厳密には間違いじゃないと言えなくもないが、「中国が自国で生産し、知的財産権をもつ」とまでか書かれると余り気分の良いものじゃないね。
感謝を表せない連中とは、付き合い難い。
風雲1号Cのデブリですが、軌道要素が判明しているだけで498個とか言われると、流石にちょっと待てとかいう気になるな。中国は責任持ってデブリをどうにかしてくれと言いたい。というかこれ外交カードだろ、既に。
週末に「墨攻」でも観に行こうかとか思って情報を渉猟していたら、凄まじい映画評を見つけた。ゲド戦記ですらユーザレビューの点は2点台なのに、1点台とはデビルマン並み……って、デビルマンより点数低い。
適当にレビューを拾い読みする限り、どうも日本人の神経を逆撫でするような内容らしい。日韓合作ということは日本側のプロデューサが無能だったのかな。
「婦女暴行で誤認逮捕…富山県警、冤罪関係者処分せず」というのは、妥当かと。警察の仕事としては、勿論問題はありましたが、処分を検討しなければいけないような事案ではないと考えます。
私としては担当検事、弁護士、判事の責任の方が遙かに重く、特に国選であった担当弁護士の責任は問われるべきであり、富山県弁護士会の動向の方が余程注目されるべきだと思います。
しかるに現在出ている声明の他人事っぷりときたら清々しい程です。
このままだと、ミランダ警告のない逮捕拘禁や、弁護士の同席しない取り調べによる調書を、法廷において証拠として認めないくらいの対応が必要になろうかと思いますが……はてさて、そのような社会になることが幸せかどうか。