このページはあくまで小熊善之個人の責任において製作されており、坂村健先生及びTRONプロジェクト、パーソナルメディア社、並びにYRPユビキタス・ネットワーキング研究所は関与しておりません。
守秘義務の関係上、伏せ字になっている箇所があります。伏せ字の中身を御推測なさるのは結構ですが、あてずっぽうの内容を他者に広めて誤解を拡大再生産することだけはないようお願いいたします。
- 2013年2月1日(金曜日)
- 「MD搭載システムステレオ『CMT-M35WM』出荷終了のお知らせ」と、MDの録再機が終了。
MiniDiscが発売されのが1992年。初代機を購入したのでよく憶えています。
シェル(殼)に包まれた光磁気ディスクメディアとして、乱暴な扱いに耐えたため、ポータブル機器として普及しましたが、わずか20年の命となったとは……。
デジタルメディアの寿命ってのは短いものだな。
将来、現用のデジタルメディアが次々と商品寿命を迎えた時、記録された情報をどうやって救出するか、今から考えておくべきことではないかと思わずにはいられない。
MDの良かった所は、殼付きだったところ。
記録媒体を剝き身で扱うのは、良くない。CD/DVD/BDは殼なしに拘る理由が何かあるらしいけど、実際に図書館などに所蔵されている視聴覚資料の痛み具合を見ると、殼があった方が良かったのは一目瞭然だ。
正直、なぜシェルをなくしたのかよく分からん。普及の妨げとか言ってるけど、3.5inchフロッピーディスクだってシェルあったけど普及したじゃんか、と。
もし次世代光ディスクメディアがあるんだったら、ぜひ殼付きでお願いしたい。
- 2013年2月2日(土曜日)
- 妙に気温が高く、湿度も高かった一日。
まあ、自転車で図書館まで出かけるには悪くない感じだったんだけど。
- 2013年2月3日(日曜日)
- コミティア。
- 2013年2月4日(月曜日)
- 年休取って一休み。雨ふらば降れ 風ふかば吹け。(謎)
「英中部レスターで発見の人骨、リチャード3世と断定」とかで、駐車場の地中から発見された人骨はイングランド王リチャード3世であると断定されたと。
ボズワースの戦いに敗れテューダー朝への王朝交代となったヨーク朝最後の王ですな。
その頃の日本はようやく応仁の乱(1467〜1477)が終わり室町幕府は9代将軍足利義尚の治世。戦国時代が始まりつつあった時期ですな。
その時代の人骨が出土して、身元が判明するとは、浪漫溢れる出来事ですな。
- 2013年2月5日(火曜日)
- 防衛大臣の臨時会見があって、中国海軍艦艇による、自衛艦への射撃管制レーダ照射があったことが発表された。
えーと……。
国によってはこれ、即戦鬪突入しててもおかしくないですよ?
東シナ海の公海上で距離3kmで分単位で照射されたというのですから、この距離で砲熕兵器などを使われていたら、護衛艦に甚大な被害が生じたことは疑いありません。
この間の緊張は凄まじいものであったと思われます。
向こうは案外と軽い気持ちでやったのかも知れませんけど、反撃があるかも知れないとは思ってなかったのですかね?
このままだと、遅かれ早かれ戦争ですね。
運輸安全委員会から、787事故の調査進捗状況(平成25年2月5日)が出ていた。
うーん……。
現時点では何とも言えないけど……印象としては、アースが切れるくらいの電流が流れる状況がどうして生まれたのかが気になるわ。
- 2013年2月6日(水曜日)
- 昨年来問題になっていた、海賊多発海域を通過する日本船籍船への武装警備員の乗船問題ですが、特措法が上程される旨、朝日新聞に報じられておりましたな。
記事だけでは、既存の(外国の)PMSCsを雇うような感じですが、この際ですから、日本国内に銃器の使用を許可したPMSCsの設立を目指しませんかね? 主要顧客は、日揮のような国外の危険地帯で操業する日本企業を想定し、元自衛官などを受け皿とする民間軍事会社。日本企業が海外のPMSCsを恃むしかない現状は、些か宜しくないかと。
大手警備会社の子会社という形でも良いので、政治家には一定程度の検討をお願いしたいところ。
射撃管制レーダ照射の件で、中国外交部は「レーダー照射、軍の単独行動示唆 中国・外務省「状況把握せず」」とか仰っておられる模様。
軍の勝手な行動です、で済んだら外交当局用なしだよね。
- 2013年2月7日(木曜日)
- drobo壊れたー……。
- 2013年2月8日(金曜日)
- 長野県飯田市で、五叉路の信号を撤去し、ラウンドアバウト化したというニュースがあった。
個人的にラウンドアバウトは好きなので、今後の増加を期待したいところ。
ラウンドアバウトのみならず、分離式信号などなど、交通の流れを円滑にする方法は様々にあり、交通様態に適した手法が柔軟に選べるようになることが望ましいと思っています。
そういえば今年に入ってからですが、五反田駅西口の交差点が歩車分離式になりまして、これまで駅を出て即右左折をするバス・タクシーが歩行者待ちをすることがなくなりました。こういう、バスターミナル/タクシープール出口には、分離式が向いているでしょうね。
ただまあ、五反田の場合、歩行者用が赤なのに車道に歩き出してしまう人がまだ目立つのですけれども。
- 2013年2月9日(土曜日)
- 12時間睡眠から起きて、飯食って、昼寝して、日没後に起きて、本読んで、ちょっと自転車で走って終わった一日。
実に有意義であった。
droboのHW障害が結構深刻で、リセットすら效かない。これ修理できるのかね?
droboは本体が障害を起こしても、RAID情報がHDD側に記録されているので、同一機種を用意してHDDを差し替えればOKというのが売り文句なんだけど、まさか自身で試すことになるとは思わんかったわ。
- 2013年2月10日(日曜日)
- 春節。
もじもじカフェ第37回「カナモジカイ ノ イッセイキ」へ参加。
この3月で解散するカナモジカイの残党兵(おいこら)の主張を拝聴し、実に趣深い時間を過ごすことができた。
終了後に小形さんとも話していたのですが、結局彼らは「漢字を廃し仮名で書こう」という一念で集まった集団であって、強固な理論や統一思想に基づいた活動をしていたわけではなかった。分かち書きや仮名遣いでカナモジカイ内部でも諸説が飛び交い、議論をしているような状態だった。
それはとても健全な組織の姿であったが、健全であるが故に一勢力としての纏まりに欠け、政策論争という場で力を大きくすることができなかった。
近代以来の国語国字問題論争戦線から一勢力が脱落することは誠に残念なことであるが、だがまだローマ字論者が(略)
朝っぱらからニュースで、遠隔操作ウイルス事件の容疑者に逮捕状請求とか報道されてたんだけど、あれだけ誤認逮捕で問題になったのに、容疑者の氏名が実名報道されるってのは、一体報道各社は何を考えてるんだろうかねぇ?
- 2013年2月11日(月曜日)
- ローマ教皇ベネディクト16世が今月末での退位を検討しているとの報に接し、教皇って退位できたんだー、とWikipediaの記述を見ながら新たな知識に驚く。
しかしここんとこの教皇は皆その死まで在位だった記憶があるので、最後に退位した教皇はどなたかいなと興味本位で調べてみたところ、グレゴリウス12世(第205代、在位1406年‐1415年)であった。日本は室町時代である。
……隨分と長い間退位する教皇っていなかったんですねー。
となると、一体いかなる理由から教皇聖下が退位を決意されたのかが気になるところです。
- 2013年2月12日(火曜日)
- 昼のニュースは、北朝鮮の核実験一色になった。
この七面倒臭い時期に……いや、だからこそ、なのか?
それにしても北朝鮮。後ろ盾である中国すらもやるなと言っている最中での実験強行。これによって状況が好転するとは思えないわけだけど、一体どこに勝算を見ているのか。
さっぱりわかりません。
- 2013年2月13日(水曜日)
- 五輪種目からレスリングが外されたとかで、朝からニュースになっていた。
近代五輪どころか、古代オリンピックにもあった競技なので、まさかの決定と言った印象。
報道によれば、ホッケー、テコンドー、カヌー、近代五種、レスリングの中から除外種目を選んだらレスリングになったそうなんですが、普通その5種目から選べって言われたらテコンドーと違うか……?
競技人数で行くと近代五種が落ちそうだけど、これはクーベルタン男爵肝いりで作った競技だけに、なんとか生き残って欲しいところ。というか、普及促進策を提言して欲しい。
レスリングが他の4種目に劣るところがあるとは思えないのだけれども、政治の問題ですかねー。
ふと思ったんだけど、日本の国体の種目ってどうやって決めてるのかね?
北朝鮮の核爆弾について矢代くんに質問されたので、ここにも書いておく。
地震波から推定される破壊力がTNT火薬換算6〜7ktと、核爆弾としては非常に小さいサイズであることが、不審点として残っています。
米国が最初に作ったトリニティが20kt、ソ連のРДС-1が22kt、英のハリケーンが25kt、仏のジェルボアーズ・ブルーは70kt、中国の596が22kt、インドは公称20kt、パキスタンは30〜40ktでした。フランスはともかく、多くの核兵器が20kt程度だというのは、別に歩調を合わせているわけではなくて、そのくらいのサイズが核分裂反応を起こさせる核物質の量として適当だ、という所に由来します。
あまりに多すぎれば臨界量に達しやすく扱いが面倒ですし、少なすぎれば爆縮させるのが難しい。
となると、6〜7ktというのはいかにも小さく、これが狙い通りであるとするならば、技術的には飛躍があるものの、北朝鮮は自らが有する弾道弾に乗せられるサイズの原爆の製造に成功した、ということなるんでしょう。
単純に不完全爆発だった、という可能性もありますが、国防上は、悪い想像をしておいた方が良いでしょうからね。
- 2013年2月14日(木曜日)
- 「Opera、ブラウザーエンジンを“WebKit”“V8”へ移行する計画を明らかに」と、また一つ、Webブラウザのレンダリングエンジンが消えることに……。
Operaは早い段階からSVGをサポートしたり、マウスジェスチャーと取り入れたりと、先進的な取り組みで知られるブラウザだったのですが、最近は起動が遅くなったりしていましたので……。
これも時代の流れか。
「コカコーラ毎日10リットル、「死亡の大きな要因」と検視官」とかいうアメリケンな話題。但し、ニュージーランド発。
確かに清涼飲料水の飮み過ぎが原因ではあろうと思うわけですが、かと言って清涼飲料水に原因があるようにはとても思えないわけですが……。
古に曰く、「過ぎたるは及ばざるが如し」。
DHMOを一日10ℓ飮んでもやっぱり死ぬのではないか。
しかし、ニュージーランドの検視官ってのも素敵なご職業であらせられる様子。日本でもし医者がこんな死亡診断書を書いたらなんて言われることか。
- 2013年2月15日(金曜日)
- 夏の参院選に向けて、ネット上での選挙活動の解禁が話題に登っていますが、個人的にどうなのかな、と。
現在の公職選挙法では候補者間の経済格差等が選挙運動の優劣に直結しないよう、様々な規制がかけられております。図画の配布についても、政見放送についても、できるだけ公平性が保たれるよう配慮されています。
現在検討されている試案では、これらの点について殆ど考慮されている形跡がありません。
より強力なマシンパワーやネットワークスループットを持ったサーバの上に大規模なwebサイトを構築しても良いし、YouTubeやニコニコ動画を駆使することも規制されない。もし広告が規制されるのであれば、無料サーバはまず使えないだろうから、候補者の資金力がより重要になってくるでしょう。
個人的には、これは良くないと思います。
選挙活動の公平性という視点に鑑み、各選挙管理委員会にサーバを立て、音声、動画配信やblogサービスなどを取り揃え、各候補者に等しくストレージスペースとプロセッサタイムを割り当てるべきではないでしょうか。
選挙期間中は各自私有のインターネットサイト等は更新を停止し、各自割り当てられたサーバから選管のドメインを通じて活動を行う。これならば公平性が担保されると思料しますし、不正の発見も容易となると思います。
ロシアで流星の空中爆発(火球)があったらしく、怪我人が出ているとの報。
珍しいというかなんというか……。
勿論、流星そのものは毎日何万と大気圏に突入しているのですが、大多数は大気圏で燃え尽きますし、地球規模の話ですからして、たとえ燃え尽きなくて地球表面の2/3は海ですし、さらに人が住んでいるところなんて……という訳で、人的被害が出るなんてことは殆ど起こらないものなのですが、人里に落ちて来るとは、なんという確率でしょうかね。
- 2013年2月16日(土曜日)
- 寒くて風の強い一日だった! 本当ならこんな日は外出すべきではないんだろうけど、図書館へ行く用事があったもので……。
それでいて本は一冊買い忘れをしてしまうとは……。
- 2013年2月17日(日曜日)
- 「北海道電力、火力発電所のトラブル原因解説を掲載」という記事を見て、なんというか、決壊点へ向かって増水していく濁流を眺める気分。
北海道電力の対処能力が飽和した時点で、大規模な崩壊が始まるだろうね。
“徐々に”ではなく。
病気の潜伏と発症みたいなもので、外形的に平常状態が続いているように見えても、実は内部では事態は進行していて、発症した時には概ね手遅れ、というアレですな。
勿論、そのような事態に陥らないよう、手を打つべきなのですが、道知事は如何なされますものかね。
一向に落着点が見えないシリア内戦ですが、反政府民兵が投入した新兵器に吹いた。
色々言いたいことはあるわけだが、これが21世紀の戦争か……。
- 2013年2月18日(月曜日)
- 当選はしたけれども就任式すらできない病状が続いているベネズエラのチャベスたんですが、帰国したそうで。
私個人としては、乱政の果てに崩壊した経済に恨みを募らせた市民の暴力によって彼が吊るされる日が来ることを心待ちにしているのですが、その前に退場してしまいそうなのが残念です。
- 2013年2月19日(火曜日)
- 朝のNHKのニュースで「“首から掛ける薬剤” やけどに注意」とかいう放送がかかっていて(消費者庁告示)、世の中奇天烈な商品を買う人もいたものだ、と。
この手の「携帯型空間除菌剤」とかいうものは、二酸化塩素を発生させるんだそうで……。
二酸化塩素には確かに殺菌效果がありますけれども、そりゃ空間にある程度充満した時の話で、噴射・噴霧して使用した場合でしょうに。開放系の中で二酸化塩素を染ませたカード一枚ぶら下げて、何の效果が期待できるかと……。效果が期待できるほどの濃度になると、今度は匂いや毒性が問題になってくるでしょう。
室内用の製品については国民生活センターが過去に「二酸化塩素による除菌をうたった商品−部屋等で使う据置タイプについて−」として実験をしていますが、效果がそもそも確認されていない上に、濃度が危険な値になってる製品があったりして。
まあ、空気中のウィルスが死滅するくらいの濃度になれば、人体にだって危険ですけどね!
運行停止から1ヶ月が過ぎたボーイング787の事故調査ですが、「ボーイング787型機の補助動力バッテリーも分解=内部で膨らみ確認−運輸安全委」と、新しい情報が。
こうなってくると、リチウムイオン電池が不良品だった可能性より、電池システムの設計・製造が間違っていたか、ボーイングの出した仕様が間違っていたか、NTSBの試験環境が間違っていたか……これ迄のニッケルマンガン水素電池などでは問題とされて来なかった何らかの要素を見落としたか。
根本的な問題がありそうですね……。
- 2013年2月20日(水曜日)
- 朝、NHK BSのワールドニュース内、РТРニュースで、Tu-154の生産が終了と報じていた。
旧東側最大のジェット旅客機で1,000機以上が作られたベストセラー機だったのですが、初飛行が1968年という古さは如何ともし難かったのか、半世紀に亘る生産に幕を下ろすことに。
サイズ的にはB727に近いのですが、今後はみんなB737やA320に置き換わっていくんですかねぇ?
でも、かつて一世を風靡した、リアマウントエンジンの低地上高機がなくなると、未整備空港に気軽に降りられるナローボディジェット旅客機がなくなってしまう気がする……。(リージョナルジェットが代替するのかね?)
- 2013年2月21日(木曜日)
- PlayStation Meeting 2013にてPlayStation 4発表、と……。
正直、x86アーキテクチャになってしまったPlayStationに何の魅力があるのかといわれると、HackしてWindowsかLinuxでも動かすしかないねと思うわけですが、PlayStation Networkのセキュリティとか考えると難しいだろうなー。
公表された情報からCPUはAMDのJaguarコア(省電力コア)の8コア品という、これまで情報がなかったブツ。Jaguarは4コアまでしか発表されてなかったので、目新しいといえば目新しいけど、Bulldozer/Pilidriverではなく省電力に振ってきたところを見ると、Wii的アプローチってことになるのかも知れず。
しかしPCアーキテクチャをゲーム機に流用するのはXbox(初代)がやったことなんだけど、陳腐化が早いという弱点があるよねー。
個人的には聞く方が目を剝くようなアーキテクチャが好ましかった。
あー、でも8コアJaguarは欲しいかも。私個人としては「もっとコアを寄越せ! 全部ぶん回してやる!」って感じの人なので、省電力計算サーバが出来そうで嬉しい。
えー。鳩山元総理が沖縄で馬鹿やらかしたそうな。
えーとですね……。
まだ解決もしていない外交事案について、当の当事者が、身分こそ失ったとはいえ、外交上の機微事項をペラペラと喋りくさるというのはどういう料簡でありましょうか。
本人は一介の民間人のつもりかもしれませんが、そのようには扱われないし、知っている事実の中には機密事項もあるのだということが理解できないのでしょうか?
であれば……座敷牢に閉じ込めておけ!
着々と試験が進んでいるXC-2ですが、何やら海外への売り込みが巧く行っているようなニュースが。
YCX、外国政府向け販売の可能性も
技術開示の拡大でマーケティング進める
川崎重工が主契約者として開発している次期固定翼哨戒機(XP-1)/次期輸送機(XC-2)はまもなくXP-1の開発が完了、量産機が海上自衛隊に引渡され、XC-2も飛行試験が本格化し、現在量産機が製造されている。とくにXC-2は民間転用プログラムが進行中で、川崎重工では各国への民間転用機(YCX)の売り込みを図っているところ。川崎重工航空宇宙カンパニー技術本部の大垣正信大型機民間転用推進室長によれば、「ここ一年間の調査で、外国政府にYCXの需要が有り、販売の可能性が出てきたことが大きい」と話しており、民間転用機ながらも外国政府への販売可能性が浮上してきたことを明かした。
http://www.jwing.com/w-daily/bn2013/0219.htm
「外国政府からの需要」ですか……。
隨分と、なんというか、微妙な表現ですね。
軍用貨物輸送機の民間型を購入する政府用途というのがどのようなものか、全く見当もつきませんが、面白い需要もあったものですね(棒読み)。
きっとロシア非常事態省みたいな組織なんでしょうね。
- 2013年2月22日(金曜日)
- 先週のNHKスペシャル「なぜ日本人が・・・ 〜アルジェリア 人質事件の真相〜」は、はっきり申し上げましてPDは肚を切るべき出来でしたね。正直、あの番組の放送を認めたCPは頭がおかしいんじゃないかと。
細かい突っ込みどころが番組内に横溢していたのは目を瞑るにしても、日本人以外の犠牲者について全くと言っていい程触れないという恐るべき偏り具合に加え、背景としてもBP北アフリカ担当副社長の件が全く触れられていないなど、掘り下げが殆ど無かった。
日本人が犠牲になったことが、事件の主題ではないのに……。
まあ、それでも多少は参考になる所はあって、例えば居住区にシタデル(Citadel)があれば良かったな、とか。民間人が自室じゃなくてシタデルに立て籠り、武装警備員が応戦していれば、もう少し被害は減らせたんじゃないかと思った。
あとは、アルジェリア軍の対テロ部隊の装備や練度を向上させるための方策を取るべきか、と。
- 2013年2月23日(土曜日)
- WBC壮行試合は何とか日本が勝利。
でも、先行きは暗そう。
C-2民間型の情報を集めていくと、なんというか、この世には色んな空輸需要があるもんだな、と。
馬(競走馬、競技馬)の輸送とか……。
しかし、アフリカでの空中投下需要ってのは一体なんだろうな……。民間機から空中投下とか、一体何を投下するんだろうか……。
- 2013年2月24日(日曜日)
- 野田聖子が「「少子化対策は妊娠中絶問題から」 自民・野田総務会長」とか気狂い染みた発言。
チャウシェスク時代のルーマニアかと。
さて、統計によれば日本の人工妊娠中絶件数は212,694件(平成22年度)ですが、人口動態統計によれば人口の自然減が202,260人(平成23年)なので、中絶を完全禁止したとしても人口増はせいぜい1万人程度であると判ります。実際には十代の中絶が2万人くらいおりますので、效果はないんじゃないですかね。
ついでに保険統計によれば人工妊娠中絶の件数は平成元年の466,876人に比べ大幅に減っていることが判り、別に禁止もしていないのに半分に減っています。ちなみに平成元年の出生数は1,246,802人。「妊娠」自体が減ってるんでしょうな。避妊が浸透しているのかも知れません。これで中絶ができなくなったら、多分出生数の方もがくっと落ちるんじゃないかな。
さて、この手の問題は社会の問題であることは言うに及びませんが、じゃあ社会制度で保護すれば良いかといえば、英国のChavの問題が好例として挙げられるように、結局のところ子育てが経済的・地位的にできない者が親となり子供を持っても、その子供は真っ当な教育も受けられず、文化資本も継承できず、ろくな大人にはなれないという事実だけが残ります。
養子縁組の件数が年1,000件前後、里親制度が年2,000件程度という日本で、20万の“望まれない出生”が強制された時、それを社会が受け容れられると考えるのは、楽観を通り越して狂気の沙汰であると思います。
20年後の日本に毒を撒く所業ですな。
- 2013年2月25日(月曜日)
- 午前中、関節が痛かったり胸が苦しかったりして、鼻づまりがあったりして、午後になると頭痛やら吐き気やらが……。
もしかして、これって、風邪?
- 2013年2月26日(火曜日)
- 昨日は薬を飮んで早めに寝た。朝は寒かった。
「【安倍首相インタビュー】煽り記事に釣られて激怒した中国メディアとネット民、冷静に事実を伝えた中国人記者がすごい」に紹介されている李淼記者が素晴らしい件。
日本の記者でもここまで出来る人はなかなかいないよね。というか、記者たるものすべからくかくあるべし、という感じですが……。
日本の報道各社の記者に品質には、非常にバラつきがあるのが現実でして、時に内紛染みた様相を見せることも。
報道の質の向上が求められる昨今、記者個々人の能力向上が求められるところです。
EPSONのPX-1200を買ってしまって後の祭りなんだけど、HPからOfficejet 7110が発表されて、間に合ってたらこっち選んでたよなー、と。Officejet 7000の不満点をうまーく解消したプリンタ。
縁がなかったんだろうな。
- 2013年2月27日(水曜日)
- 先月、
今後また一波乱ありそう
と書いておいた対馬の仏像盗難事件ですが、案の定、「対馬で盗難の仏像、返還差し止め…韓国の地裁」と問題に発展。
14世紀に日本に渡来した仏像について、日本側に問題がないことを証明しろという、近代法そっちのけな判断を下すとか、韓国の司法はどうなっているのか。そもそも韓国の民法には公訴時效という概念がないのか?
就任したばかりですが、朴槿恵大統領はどう差配しますかね。
そう言えば今月初旬に、Windows 8を試すためのマシンとしてlenovoでThink Pad Edge E135を注文してみたんですが、まだ届きません。注文時点で15営業日と言われたのですが、その後メールが来て延期で3月上旬になってて、地球の裏から船便で運んでくるのかと訝しく思うところ。
実のところ、HPのPavilion dm1とどっちにするか悩んだのですが、年末某イベントで使ったHP機が余りにも[ピー]だったため、精神衛生上lenovoの方がマシだろうと高をくくってこの始末である。
Epsonダイレクトに競合機があればよかったのになぁ。
Wired.jpに「なぜコンゴを血で染める戦争は続くのか?:知られざるハイテク産業の裏の顔」というエントリ。
先に注釈を二つ程用意するとすると、「コンゴ」という名前の国は「コンゴ共和国」と「コンゴ民主共和国」の二つがあるが、この話題はコンゴ民主共和国の方である。旧国名「ザイール」と言えば分かる人もいるかもしれない。
「コルタン」とはコロンバイト-タンタライト鉱石のことで、精錬するとタンタルやニオブが得られます。電子機器に使われるタンタルコンデンサの原料ですね。
……という話を、よくよく考えたら昔の日記にも書いていたようです。
月日が経つのは早いものですね。
何も解決していないようですが……何も驚ことがないな。
実を言えばこの間に様々な動きがあったことはあったんですよ。停戦と和平交渉と和平合意と和平反対勢力の離脱と戦鬪が何回か繰り返されたような記憶があります。あまりにもワンパターンなので、途中で飽きたりしたわけですが。
コンゴ民主共和国は失敗国家ランキング2012で、ソマリアに次ぐ堂々の2位であります。統治が行き届いていない現状では、まずは誰かが天下を取らないと次のステップには進めないのではないでしょうかね。
- 2013年2月28日(木曜日)
- 漢字関係のニュース探してたら「清涼飲料の賞味期限を年月と漢字で表記。どっちが年だっけ? 問題が解決」なんて記事に当たった。現在の表示法がわかりにくいという点には同意するところなんだけど、漢字で書けば親切、というのはどうなんかな、と。
「年」「月」が漢字で表記されて分かりやすくなるのは、日本語民と中国語民くらいで、あとはやっぱりわからないのではなかろうかと。
日本で生まれ育って暮らしていると、日本語の読み書きができない人のことをつい忘れがちになるよね……。
勿論、「日本に居住する以上、常用漢字(2136字)程度の読み書きはできるようになるべきだし、そのための教育コストは公的に負担する」というのであればそれは天晴見事なご意見であり、賛同せざる処無きものでありますが、如何せん、その様な話はいっかな耳にしません。昔ささのさんが書いてましたがカップ麺のスープ・加薬の袋にすら配慮がないのが現状でして、この国の言語バリアの高さと強固さは相当なもんです。
極めて個人的には、ISO 8601的な非言語依存な方向を模索する方が健全ではないかと思います。
スイスで「スイスの木材工場で乱射、10人死傷 銃論議くすぶる中で」という銃乱射事件があったらしく、そう言えばタイムリーにもswiss.infoに「銃規制 銃は人が考えるよりも多く存在」なんてエントリがあったなぁ、と。
スイスも、米国と並んで、歴史的社会的事情によって銃規制が困難な国なのですが、銃犯罪の件数についてはそれほど高くはない、とされてきました。実際の所は、やはり銃規制が進んだ欧州各国よりは高いようで、特に銃による自殺は社会問題になっているようです。
今回の事件が何らかの影響を与えるのかどうか、注視したい。