このページはあくまで小熊善之個人の責任において製作されており、坂村健先生及びTRONプロジェクト、パーソナルメディア社、並びにYRPユビキタス・ネットワーキング研究所は関与しておりません。
守秘義務の関係上、伏せ字になっている箇所があります。伏せ字の中身を御推測なさるのは結構ですが、あてずっぽうの内容を他者に広めて誤解を拡大再生産することだけはないようお願いいたします。
そういえば先月のMiAUから日本ユニセフ協会への公開質問状について、間接的ながら回答があったらしい。直接的な回答については「時間的なキャパがない」そうで。
ユニセフ協会の回答は、ちょっと「はいそうですか」と納得できる内容じゃないな。
NHKオンデマンド正式発表。
とりあえず「クローズアップ現代」とか対象になると嬉しいねぇ。
それまでに光ファイバーに切り替えた方が良いかね?
「ソウル市、犬を食用家畜に分類する方針示す」という、どこかからキャンキャン吠え声が聞こえてきそうな話題。
私などは最近かなりいい加減になってきたので、「いいじゃねぇか韓国人が犬を食おうと濠洲人がカンガルーを食おうと、日本人が鯨を食おうと、食文化ってもんだろう。互いに尊重し合おうぜ。ラァブアンドピィスだ!」とか思ってしまうわけですが、その辺理解しない人たちって居ますからね。
東京新聞に「山手線ホーム 可動柵設置へ 転落防止 3年内めど着手 17年に全駅へ拡大」として、JR東日本が遅まきながら対策に乗り出すことが報じられています。
先日も京都市営地下鉄で電動車椅子の転落事故が報じられていましたが、ホームドアは転落事故に対する非常に有效な解決策です。
技術的に難しいところが多多あることは承知の上ですが、できれば設置の方向で進めて欲しいところです。
日経の「海外からの単純労働者受け入れ推進を、同友会が提言」という記事は経済同友会の「日本の活性化と競争力強化に向けて 〜世界に開かれた日本の創造のために〜」を指しているのではないかと思うのだけど、一読して反対。
外国人労働者を受け容れることによって発生する社会コストの増大について、現時点ですら殆ど手当てらしい手当てがない、しかも問題が表面化してから十年以上の歳月が流れているというのに、それらの問題がまるでなかったかのような顔をして「外国人労働者の受け容れ」などと言われても、お前らちょっと待て、としか言い様がない。
取り敢えず今ある問題を解決してからにしてくれ、と。
産経が「前代未聞の画数順で入場 北京五輪開会式」とか書いていたわけですが、確かに総画数順ってのは近代五輪史上初かも知れんけど、ソウル五輪のときはハングル順だったと記憶しているし、アテネ五輪ではギリシャアルファベット順だった。そうそう目くじらを立てるほどじゃないよね。
ちなみに東京五輪の時は、アルファベット順だったらしい。
そのうちアラビア語圏で開催されたら……とか考えると、なかなか楽しいものがありますなっ。
スバルが軽自動車から撤退するそうな。
富士重工ってスバル360で名を上げた会社だっただけに、寂しいところも。
でも、そうすると完全に5ナンバーの車なくなっちゃうんだなぁ。
あと、電気自動車のR1eどうすんのよ、と。
先の週末に開催されたロンドンマラソンにアフリカからマサイ族の戦士6人が井戸掘りの資金を集めるためのチャリティーで参加。伝統衣装に鎗と盾を持って5時間24分47秒で完走したそうな。
井戸掘りの資金が集まったかどうかは、定かではない。
映画「靖国 YASUKUNI」の行方が渾沌として来た。靖国神社が境内における撮影許可を遵守していなかったとして通知書を送付。
出演する刀匠もなにやら異議を唱えておられる様子。
このままでは問題が法廷鬪争化しかねませんな。
公開前にこのような問題に発展してしまったことを残念に思います。
公開後、衆目に触れてから問題が起こる分については、私はなんの問題もないと思いますが、現時点では公開されていない作品について、取材を受けた側が異論を述べており、第三者としては判断材料がありません。
個人的な本音を言えば「とにかく観たい」わけですが、このまま下手に法廷鬪争となり、被写体の人権保護が申し立てられた場合、監督の意図した形でこの作品を鑑賞することは不可能になるでしょうね……。
毎日新聞に「入学式:入学金未納、式に出さず 新入生2人、別室待機−−千葉の県立高」という記事があって、最後の尾木直樹法政大教授のコメント極めて機械的、官僚的対応。学校側は2人だけではなく、生徒、保護者に謝罪すべきだ
に頭を悩ませる。
高校は義務教育ではなく、学費は生徒(一般的にはその保護者)が負担する。故に、期日までに費用を用意できなかった場合は、教育を受ける機会を失う。
このことは事前に説明されており、また経済的問題があれば事前に相談もできた。ちなみに高等学校の入学金の貸付制度がある市町村も少なくないので、用意できない、というのは実際問題としてかなり考えにくい。
さて、その上で件の高校の対応を考えたとき、これは全く批難に値しないと私は考える。どう見ても生徒側の落ち度で、救済手段も複数あったんだもん。
漢字コードでは「JIS第2水準」範囲内で文字を用いることなのか。というか、今まさにVistaの普及によってJIS X 0213字体が到来しつつあるのに、何を好き好んで混乱の芽を撒くような決定をするかなぁ。
元調査まで当たろうと思っていたけど辿れなくて、孫引きで。
kirai blogの「The least religious countries」というエントリでPitzer大学Zuckerman准教授の研究が紹介されていて、それによると日本は世界で5番目に非宗教的な国らしい。
上位を見るとスウェーデン、ヴェトナム、デンマーク、ノルウェー、日本、チェコ、フィンランド、フランス、韓国、エストニアといった国が並んでいる。
この時点で調査のやり方に問題があったんじゃないかという疑いが濃い。特にスウェーデン(国教持ち)やフランス(カトリック教国)が上位というのは理解しがたい。
また、グラフの青い色が「無神論者」で赤い色が「無宗教者」らしいが、両者の違いも分かりにくい。というか日本は無神論者ばかりで無宗教者が殆どいないという結果だから余計違いが分からないのか。
恐らくこの「無神論」の「神」はキリスト教的唯一神のことを指しているのではないかと思うわけだが、この辺調査の際に用語を間違えるととんでもない結果になりそうだ。
下のコメント欄では過去の日本におけるキリスト教の弾圧された歴史とか、日本における宗教行動のいい加減さなどが語られているが、そう言った問題があるにせよ、先ずは調査方法をきちんと検討しないとこの種の調査は読みづらいと思った。
あらりあさんが憤っているACCSの件。
私はむしろ、内容によって削除対象を選別する権限がACCSにあると考える方が危険だと思うがなぁ。恣意的に削除・非削除を弁別するより、機械的かつ無慈悲に行動するのがACCSのあり方として正解ではないかと。
ACCSを腐すよりも、消された問題のビデオを再Upするにはどうしたらよいか、を考える方が健全ではなかろうか。
この場合、出演した僧侶と放送した関西テレビに直接許諾を取り、明示的なクレジットを入れた動画を改めて作成し、YouTubeに放流するというのが、筋だろうか。
むしろ関西テレビが自らやっちまったほうが、名を上げられるだろうね。
Windows XP SP3が近々出るらしいとかいう報道があるが、はてさて。RCまで行ってたっけ?
土曜日はBTRON Club。
会長法話において、きしもと君と共に「お前が悪い!」と名指しで指弾される(苦笑)。
うっひょー。
その後、食ったり呑んだりの果てに御徒町で徹夜カラオケ。
初音ミクオンリーというかなりアレなカラオケ。
朝帰りで仮眠を……と思ったら撃沈してしまい、国立科学博物館新宿分館のオープンラボをぶっちぎってしまう。
泣けるっ。
日本郵船所有の原油タンカー“高山”がイエメン沖で不審船からの攻撃を受けて船尾に被弾。燃料漏れを起こしているという。“高山”は自力航行が可能。
未確認情報ながら、ロケットランチャーのようなもので攻撃されたそうな。海域からして、海賊じゃなくてテロリストの可能性が高いな。
これが日本のシーレーンの実情なんだよね……。
過去にこの日記でも採り上げた山口県光市母子殺害事件の差し戻し控訴審が判決公判を迎え、被告には死刑判決が下された。弁護人は上告。恐らく最高裁で覆ることはあるまい。
事件から9年。長すぎると感じる。
昨年12月に話題にした、ベルギーで作られたという「フランダースの犬」についてのドキュメンタリーを、とうとう入手。いやー。丸3ヶ月以上かかりました。
で、視聴したところ、はっきり言って面白かった。
読売新聞の記事は的外れも良いところで、記者が本当にドキュメンタリーを観たのかかなり疑問。
このドキュメンタリーが描き出しているのは、日本人がどうこうというのではなく、フランドル人に押しつけられたイメージを巡る悲喜交々でした。
元々「フランダースの犬」がベルギーとは関係のない英国人の手になる作品で、それが世界を半周する裡にどんどんベルギー・フランドル地方とは関係のない話になっていき、アニメに至っては舞台の描写は殆どオランダ。ベルギー人(の中のフラマン人)が、日本人が中国人として描かれるくらいの違和感を抱いていることが見て取れました。
日本人がアントワープのノートルダム大聖堂で涙するのは、言ってしまえば壮大なる錯誤の果てに存在する、誤解と偏見に基づいた感動という、あんまりと言えばあんまりな事実関係が浮き彫りにされてました。敢えて喩えるなら、中国人の書いた日本を舞台にした小説の翻訳が欧州で大ヒットして、聖地巡礼の客が法隆寺に引きも切らないというくらい。
幸いというか強かというか、ベルギー人は半ばそのことについて正しい理解を求めることを放棄して、日本人に対して大らかに対応しているように見えましたが、どこかで誤解は糺すべきなのかも知れないと思わないでもない、些か考えさせられる作品でした。
先日サイバーダイン社がHALの量産工場を建てると記事になっていましたが、一方でホンダも「歩行アシスト」なるものを作っているそうで。
母が事故で骨盤やってるんで、こう言うやつはちょっと気になりますね。将来的に使うようになるかもしれない。
昨夜、NASが突如警告音を上げてシャットダウンした。
総毛立つ恐怖っ。
再起動してからガリガリとジャーナリングを起こしている音。
何事もなかったかのように再起動。
うーん……。
最近の硫化水素自殺について。
前にも書いたけど、WHOによる「PREVENTING SUICIDE A RESOURCE FOR MEDIA PROFESSIONALS」を真剣に検討すべきだと思う。
青山学院大学のアレについて。
大学長が謝罪とかいう事態に陥っているようですが、ご本人は雲隠れの様子。
でもこの人、炎上はこれが初めてじゃなかった気がするけど。
著書の実践でもやってんのかね。
山口の衆院補選は民主党が取ったか。
福田首相の低支持率に歯止めがかからないのはともかく、民主党もそれほど伸びてないんだけどねぇ。
そういえば今年も痲疹が流行の兆しを見せているらしい(昨年1,2,3,4,5)。
果たして昨年の轍を踏むや踏まざるや。医療機関の準備状態については識者に期待。
十和田湖の鳥インフルエンザは強毒性だった模様。
家禽への感染防止対策へ。
国連安保理に、ソマリア沖の海賊問題への対応を求める決議案が提出されたそうな。
当該海域での武力行使を含む対策を講じるよう、各国に促すそうですが、日本が果たすべき役割も小さくないでしょうね。
「硫化水素の自殺法「有害情報」指定へ 警察庁、削除促す」という記事を読んで、憤慨する。
行政が「あれは有害」「これは有害じゃない」と決めつけて情報を統制し始めれば、行き着くところは言論封殺でしょうよ。化学の教科書や学会誌も規制するかね?
勿論、硫化水素による自殺を推奨するような言動はもとより慎まねばなりませんが、それは権力によって押しつけられるものであってはいけないのです。この点、メディアがWHO勧告などを真剣に検討せず、情報を垂れ流し続けてきたことが、自身の首を絞めることになるわけです。
ついでに言えば、硫化水素を生成させる手法についての情報を規制しても、本当に死にたい人は練炭でもロープでも使って自殺するでしょうから、自殺の抑止とするには些か效果が弱いと思います。副作用が激甚である割には、效果が期待できない悪令の類であろうと思います。
毎日新聞の「読めば読むほど:ルビめぐる葛藤」を読んで考える。
最後の小噺的なオチはともかく、どこまでルビを振るかは、執筆者・編集者にとって常に悩ましい問題だ。読めるか、読めないか、に加えて、読んで欲しい、といった願望まで絡む。
しかしそれはともかくとして、新聞という媒体の特質を考えれば、総ルビへの移行が望ましいのではないかと思わなくもない。今後外国人労働者が増えれば特に、ルビは教育的見地からもあった方が良いだろう。