2023年9月1日(金曜日)
市立図書館の利用者登録をしたんだけど、なんか電子図書館もやってるらしい。
どのくらい使い物になるものなのか。以前試用したときは、なんとかして紙の本の貸借の形態を模そうと躍起になってる感じがあって、なんというか、デジタル技術の無駄遣い、という印象だったけど、数十年を経て少しはマトモになったんだろうか?
元日本ユニシスでDNP傘下企業のデジタル図書館システムそのまんまという感じなので、いずれベンダーロックインしそうで怖いなぁ。
それにしても……なんで市立図書館のドメインを汎用JPにするんだろう。一体どんな意味があるのか理解し難い。
2023年9月2日(土曜日)
なんとかかんとか、最低限必要なものは引っ越し荷物から掘り出せたかなぁ……。
ただ、お陰様というかなんというか、筋肉痛が酷い。朝起き上がれないくらい。
朝起きてまずやることがフェイタスを塗ったくること、って辺りがね。
でも凄く效くんだ、この薬がまた……。
2023年9月3日(日曜日)
バスケットボール日本代表チームがパリ五輪の出場権を獲得した、というニュースを見て「カボベルデってどこよ?」と。
取り敢えず外務省とWikipediaの当該ページを読むが、日本とは縁の薄い国のご様子。(なんせ対日輸出0円だもんな)
まあ大西洋に浮かぶ島国では、日本と貿易するのも難しいか。
人口56万という小さな国だけど、こういう形ででも知ることができて良かったというべきか。
2023年9月4日(月曜日)
えーと、会員情報変更のためにログインするためには……登録済みの番号から次の電話番号に電話をかけて認証コードを得る……。
あー、既に解約済みの番号だ、これ。
……詰んでるやん。
2023年9月5日(火曜日)
「中国の最新領土・領海地図、アジア4カ国・地域が一斉に抗議」と新地図で勝手に国境線を書き換えて批難を受けている中国ですが、G20に習近平が欠席と。
もう話し合いの場に出てくることすらしないわけですか。
既存の国際社会の枠組みに迎合する意思が希薄と思われると思うのですが、そのことが不利益だと思っていないのか、その不利益以上の利益があると考えているのか。
どちらにせよ、言葉を戦わす時季は去りつつあるんでしょうなぁ……。悲しいことに。
2023年9月6日(水曜日)
「米軍と演習へ アルメニア」だそうで。
ナゴルノ・カラバフ戦争でアルツァフ共和国を失ったアルメニアのケツ持ちはロシアだったんですが、ロシアがウクライナで悪戦している結果、停戦合意におけるロシアの軍事的プレゼンスが低下。アゼルバイジャンが蠢動を始めていることが地域の不安定要因とされています。
アルメニアとしては今また戦端が開かれた場合、ロシアは頼りにならない、と見切りをつけつつあるわけです。実際問題としてロシアにはアルメニアの問題に介入する余力がないわけですが……。
これ、頭の痛い問題でもあって、このままロシアの軍事的プレゼンスが失墜すると、それはそれで安定が損なわれる地域が世界のあちこちで発生してしまうのですよね。そして米国と西側諸国はその火消しに追われることになりかねません。
とはいえ、今やウクライナ戦争は穏当な形で終わるとは思えないんだよなぁ……。
2023年9月7日(木曜日)
朝からネット中継でH-IIA F47の射上げを見送る。
流石にH-IIAだけあって、安定のローンチ。一段目切り離し後の2段目点火ではギャラリーの方が緊張していましたが、無事LE-5Bも着火してペイロード(XRISM、SLIM)を所定の軌道に投入できました。
ここのところ、イプシロン、H3、イプシロンSの第2段モータ試験と立て続けに失敗を重ねていたので、ちょっと安心したところもあり。
イプシロンとH3の事故原因はほぼ究明されて、これからは対策を講じて次の射上げを目指しているところ。
宇宙開発は茨の道ですが、なんとか今後も予算を注ぎ込んで成功まで踏ん張ってほしいものです。
2023年9月8日(金曜日)
はるばる東京からCOVID-19ワクチン7回目の接種券が送られてきた……。なんで今頃。引っ越してもう1週間経ってるのに。
一応電話して確認してみたけど、住民票が移った時点で接種券は無効になるらしい。なぜ先月29日に転出した人間に無効な接種券を送ってくるのか……。
まあ先月中に接種券印刷→発送の仕事が発注されてて、既に動き始めたタスクに途中で転居情報を挿入し始めたら收拾つかなくなるだろうなぁというのも分からんではないのだが。
2023年9月9日(土曜日)
自転車で買い物に行ったんだけど、帰り道あまりにも暑くて見かけた床屋に飛び込んで散髮してしまった。
30年前に住んでた頃にお世話になっていた床屋は廃業していたので、どこにしようかと思っていたんだけど、もうこれで良いやと……。
そういえば自転車のヘルメット着用努力義務化に伴ってヘルメットを着用しているのですが、昔使っていたスポーツ用なので、ママチャリと合わないことこの上ないので、新しいヘルメットを買おうと思いつつ、フィッティングしないと買い難いんだよなぁ、ヘルメットは……。
まあ多分OGKのLサイズなら入ると思うんだけども。
2023年9月10日(日曜日)
昨日のNHKスペシャル「ルポ 海外臓器移植 〜命をめぐる葛藤〜」はなかなかに難しい問題を採り上げていましたな。(しかも性質上、投げっぱなし)
移植医療を受ければ生き長らえる可能性があるが、リーガルな手段では移植の順番が回ってこない。違法な(あるいは脱法的な)手段に手を染めれば移植が受けられるかも知れない。
座して死を待つか、賭けに出るか。
“正しさ”では解決が付かない問題ですよね。誰だって死にたくない。でも自分の死を回避するために他人に犠牲を強いるのは許されるのか。その犠牲を金銭で購うことは正当なのか。そもそもそれは妥当性があるのか。
幾重にも絡まりあった困難な選択の前に生を求めて藻搔く患者の姿。経済的事情から臓器を売る人々。そして暗躍するブローカー。
規制はかけなければいけないけれども、それは幾たりかの人々に対して「死ね」と言うことに等しい。
医療の進歩がこれらの問題を解決する日が一日も早く訪れることを願って已みません。
2023年9月11日(月曜日)
経過観察の血液検査で腫瘍マーカが上昇していると告げられるなど。
2023年9月12日(火曜日)
OneDriveの同期が取れなくなって一苦労。
OneDriveアプリケーションがどうしてもサインインしてくれない。Webインタフェースからは入れるのでサーバ側の問題じゃなくて、クライアント側の問題。
アプリケーションの再起動をしても駄目で、後は本体の再起動くらいか?と思ってたんだけど、なんと一度ネットワークカードのIPv4スタックを止めて再稼働させたら直った。
こんなん、普通わからんやろ……。
2023年9月13日(水曜日)
目覚めたらWindows UpdateがかかってPCが再起動している朝。
まあそれは良いんだけど(良くない)、再起動後に光学ドライブが認識されなくなってて困った。デバイスマネージャを見ると「レジストリ内の構成情報が不完全であるか、または壊れているためこのハードウェア デバイスを開始できません。 (コード 19)」とか表示されている。
ドライバをアンインストールして再インストールしたりしてみたけど駄目で、結局レジストリの掃除をすることになった。
2023年9月14日(木曜日)
AppleのiPhoneがUSB Type-C端子を採用したとかで、早くもUSB Tytpe-Cの混沌に言及する記事がちらほらと。
本質的にはUSBの高度複雑化が原因なんだけども、市場に売られているUSBケーブルの中にいい加減な物が紛れているという問題もあり……。
たまにUSBケーブルを探しに携帯電話関係の売り場に行くことがありますが、あそこの商品って、必要な最低限度の情報の記載がないことも珍しくありませんからね。Power Delivery対応と謳いながら、供給W数が書いてないとかザラですもの。
通信ができないとヘルプに呼ばれて行ったら電力供給専用ケーブルだったなんて経験もありましたなぁ。
勿論そういった問題はUSB周辺機器を販売している側が市場努力として正常化に尽力しなければいけないのでしょうが、消費者の理解が進まないと難しい面もあり(堂々巡り)。
結局は、USBが複雑化し過ぎた、という話に戻るんですよねぇ。
2023年9月15日(金曜日)
「ロシアの戦闘機、英偵察機にミサイル発射し「撃墜寸前」だった……関係筋がBBCに語る」とか、色々と深刻な記事だなぁとか。
この記事の内容が事実であった場合、西側の情報収集能力はロシア側の防諜能力を完全に上回ってしまっており、通常兵器による戦争になった場合、ほぼロシア側に勝ち目がないことが示唆されています。またロシアのパイロットの水準の低さ(これはソ連時代からですが)には一向に改善が見られないことが分かって頭が痛いですな。
いや最近も無人機に対してやらかしているので、士官として必要な教育を受けているのか不安ではあったのですが……。
中国軍のパイロットの件とか見てても、やはりソ連式の軍制・教育に問題があるんだろうなぁ。
西側的な常識からすると、戦闘機パイロットが士官で構成されるのは、武力行使という国家の交戦権の発露の判断は、国家の交戦権の体現者である士官によって軍法・交戦規定に基づいて判断が行われなければならないからで、逆をいえば士官たるものはその場で唯一人で国家の交戦権の行使を判断しなければいけないし、その権限が持たされています。
ぶっちゃけ、一国の戦争開始の判断が任されているわけです。
今回たまさかミサイルが外れたから良いようなものの、場合によっては世界大戦すら起こしかねない所業なわけで、自身の行動を理解できていない様子が見られるのが、本当に困りものです。
でも西側の、ロシアに配慮した、抑制的な応対が彼らを増長させている面もあるのかもなぁ……。
2023年9月16日(土曜日)
「JAXA、次世代ロケットにメタン 再利用やコスト減探る」とかなんとか。
H3ロケットがまだ実用化してない段階ですが、計画は既に次期ロケットの話に移っていまして、次期ロケットでは炭化水素燃料ロケットを一段目に使う方向、と。
まあ、順当ではないですかね。液酸/液水ロケットは比推力こそ化学ロケットでは最高になるのですが、純粋な推力という点では燃焼ガスが軽いことから不利になります。また水素は液化してもなお比重が0.071しかなく、大変嵩張る=タンクが大きくなる=重量が増すという欠点があります。
かつてはそれでも将来の単段往還機実現のためには比推力の観点から液酸/液水ロケットが技術開発で指向されてきたのですが、近年では単段往還機は流行りではなく、使い捨てロケットや一段目を回収するロケットなどが主流のため、一段目には比推力より純粋な推力重視で炭化水素系を使うことが潮流です。
これまでのロケットでは一段目の推力不足を補うために固体ロケットブースタを装備していたわけですが、射上げコストの低廉化を考えると補助ロケットの使用はコスト要因になるため、本体のロケットエンジンだけで上昇したい、という事情もあります。
日本もかつてGXロケットなどでLNG燃料を検討し、LE-8エンジンなどの研究をしていた過去があるのですが、GXロケット計画の仕分けによって炭化水素燃料エンジンの研究も終息していた経緯があります。当時もエンジンの研究だけでも続けさせて欲しいという意見はあったのですが、今になって思うと、本当に基礎研究の継続性の重要さを思わされますね。
2023年9月17日(日曜日)
10日にリビア東部の都市デルナで発生した水害は、死者が1万人を超えそうとか。
2010年の「アラブの春」に端を発したリビア内戦は独裁者カダフィ大佐を死に追いやりましたが、残念なことに国は統一されずに分断されてしまいました。現状、リビアには3つの勢力があり、それぞれ支配地域を持っている状態で、悪い意味で安定してしまっているようです。
洪水とは直接関係はありませんが、この政治状況が自体を悪化させているのは間違いなさそうです。
オバマ外交の負の遺産ですねぇ……。
アラブの春を煽るだけ煽っておきながら、実際に生じた炎は燃えるに任せ、介入しなかったがためにこの有様です。元々軍事力で国家という箍が嵌っていた地域で軍事力が分散すればこうなるのは自明だったわけで、米軍はそれを防ぐために介入すべきだったのですが、オバマ大統領にはできなかったのですよね。
ノーベル平和賞の逆説を感じます。
暴力の応酬が始まるのがまさに見えている時、言葉は無力であり、必要とされるのはそれらを圧倒する暴力なんですよねぇ。(そんでそれを持っているのは米国だけ、という)
2023年9月18日(月曜日)
「米ステルス戦闘機F35が行方不明に 市民に協力呼びかけ」と、F-35 1機が行方不明とか……そんなことあるんだな。
他の報道とも合わせると、どうやらトランスポンダが不調をきたしていたため、ステルス機故にレーダ等での追跡もできず、パイロットが脱出した後にどこへ飛んでいったか分からなくなったという……。
まあ被害の報告がないということは、人家のあるところに落ちたわけではないということなんだろうけども、ステルス機ってこんな不都合があったりするんだなぁ。
2023年9月19日(火曜日)
ここのところ読売が連続で報じていた高機動車の件。
まあ以前からスクラップとして輸出された高機動車の一部が外国でレストアされて販売されている話はそれなりに有名で、日本に逆輸入された車輛があることもその筋では知られた話ではありました。ただそれは登録不能で私有地内を走行するだけの車輛だったんですが、今回のは、そもそも復元する前提でスクラップ化せずに輸出したという点で悪質ですね。
自衛隊の装備の廃棄ルールに違反したという点で、業者には処罰が必要とされるでしょう。
一方でこの車、それなりに需要がある車でして、一時期は民生用が市販されていた時期もあったりしまし、先般ウクライナに供与されたことでも知られています。
需要がある車だからこそ横流しが発生するわけで、これを防ごうと思うならば、自衛隊が自ら払い下げを行えば良いわけです。そうすればお金も入りますしね。
勿論軍用品なので、それなりの手続きが必要になるとは思いますが、メガクルーザーの置き換え用途とか、それなりにあると思うんですよね。
2023年9月20日(水曜日)
wingetで更新があると言われたアプリケーションを一つアップデートしたら……エクスプローラが再起動を繰り返すようになってしまって、復旧まで2時間近くかかった……。
エクスプローラが死んでてもコマンドラインの出し方さえ知ってればなんとかできるとは言うものの、エクスプローラが再起動してはフォーカスを奪っていく中、コマンドを叩くのは結構大変。
今日は他にもGoogleのChrome Remote Desktopが日本語関係のキーを受け付けなくなったり、ルータのルーティングテーブルがおかしくなったりと、盛り沢山だった。
こんな日もある、という言葉では納得し難い一日だった。
2023年9月21日(木曜日)
日テレがスタジオジブリを子会社化したとか。
順当というかこうなるべくしてなったというか。
ただ、ジブリ作品の置かれた状況が良くなるわけではなさそうなのがね……。
ジブリ作品は国内ではネット配信されていないことが知られていて、複雑な権利関係が一因とされますが、ぶっちゃけ某社が国内放送権を独占してるからという話なんですな。
Hulu.jpは日テレの子会社なんだから、Huluくらいでなら配信しても良さそうなものですが。
自社利益のことばかり考えて、ジブリとしての収益を最大にできない親会社の下に入ったことから、今後もこの状況が続くのではないかと思えて残念なことです。
2023年9月22日(金曜日)
引っ越し前から不調だった光学ドライブPioneer BDR-TS04がご臨終を迎えてしまい、サブからメインに回した松下のBD-MLT UJ265も立て続けに駄目になってしまった。輸送時の衝撃か何かがトドメになったんだろうか……。
残るドライブはPioneerのBDR-S09JBKなんだけど、これ買ったのも2016年1月とかでいい加減買い替え時か……。なんせトレーが開かなくなって毎回インジェクションホールにピン突っ込んでるからなぁ。しかもBD-Rへの書き込みがBD-REへの書き込みより遅いという謎現象を発症している。
しかし……少し見ない間に、光学ドライブメーカは殆ど亡くなってしまい、コンシューマ売りをしているのはPioneerだけ。OEMは多くがHLDSか……。
寂しい時代になったものだ。
2023年9月23日(土曜日)
RAIDストレージユニットが不調をこいて、どうしたものかと思ってたのだけれども、どうやらACアダプタの差込口の接点不良化何かだったようで、一度拔いて挿し直したらとりあえずは安定した。
とは言え、メーカが倒産してしまった製品なので、乗り換えは必須なんだよなぁ。
Synologyので適当なのを買おうとは思っているのだけれども……その前にPC本体を買い替えるべきか……光学ドライブも……。
2023年9月24日(日曜日)
Nスペ「“冤罪”の深層〜警視庁公安部で何が〜」は、なかなかゴツい内容でしたな。
この事件については過去にもクローズアップ現代などでも採り上げられており、酷い事件であったことは論を俟たないのですが、NHKのフォーカスがどこに当たっているのかはちょっと気になったりして。
番組タイトルで「冤罪」という言葉を使っていますが、本件は法律的に厳密には“冤罪”ではないのでして、事は警察による違法あるいは不当な捜査ということになるかと思われます。
個人的にはこの捜査には、警察側に不当性の認識があったと推測されると思うのですが、それでも刑事的な処罰の対象に現時点でなっていない点は気になるところです。会社側が起こしている裁判は飽くまで損害賠償請求であり、民事裁判です。会社側が勝訴したとしても、警察が罰せられるわけではありません。
警察や検察が職務に忠実に従った結果、疑念を抱く事象があり、捜査はしたけど事件性がなかったということは、確かにあり得るでしょう。そういった不幸な事態があることは否定しませんが、今回のは違うだろう、と。
日本では一旦捜査が始まると、被疑者が著しい人権侵害、経済的損害を受ける状態に置かれてしまう、しかもそれが警察・検察の恣意によって行われかねないことを、よりNHKには真摯に訴えて欲しいものです。そしてそれらを刑事的に裁くことが難しいということも。
2023年9月25日(月曜日)
NASAの小惑星探査機・OSIRIS-RExのサンプル・リターンに成功。
自国にカプセルを投下させられるような砂漠があるというのは凄いなぁ……。上空からチェイスして落下してるカプセルを直に確認したりとか、やはりJAXAとはリソースの違いががが。
なんか報道では「アメリカ版はやぶさ」とか言ってるのを何度か聞いたけど、いやもう、大きさから機能から、OSIRIS-RExの方が桁違いですから。
日本がギリギリのところでなんとか微粒子を取ってきた小惑星サンプル・リターンも、米国の手にかかれば250gとかですからねぇ。まさに桁が違いますわ。
ちょっとくらいのリードなんて、一気に拔き返される、これが地力の差というものでしょうかね。
2023年9月26日(火曜日)
「ドコモ、失効した「ドコモ口座」のドメインを取り戻す、失効の原因は「社内管理の不手際」」と、数日前から話題になっていたドコモ口座のドメインはなんとかドコモの手に戻った模様。
とはいえ、この問題、氷山の一角ですからねぇ。本件を受けて「ドコモ口座ドメイン名流出の背景 企業・政府におけるドメイン運用の課題」なんて記事がありますが、特に政府・行政でのドメイン取得と廃棄は、あまりにも気軽に行われている印象があります。
個人的には、国や自治体はgo.jpとlg.jp以外のドメイン名を取得すべきではないと制限をかけるべきかと。それらのドメイン名は民間が取得することが不可能なので、それだけで一定の信頼を得られるんですよね。用廃になっても悪用される虞が少ないですし。
短いドメイン名や憶え易いドメイン名に集客効果があることは分かるのですが、近年はドメイン名を直接叩く事は減っていて、QRコードで誘導することが多い様相ですから、そろそろ考え方を変えるべきではないかと思う次第。
2023年9月27日(水曜日)
BS日テレの「ぶらぶら美術・博物館」がいきなり最終回。
え? 先週まで全然そんな感じなかったのに……。
まあ終わらない番組なんかないのでいつかは終りが来るものなんでしょうが、ちょっといきなり過ぎてびっくりした。淡々といつものように番組が進行して、最後の最後に案内するだけ、って、10年以上続いたご長寿番組の終わり方としてはどうなんだろ。(特番組めとまでは言わないけどさ)
民放では数少ない良質コンテンツだっただけに、残念さも一入。
2023年9月28日(木曜日)
「反物質も重力に引っ張られることが実証」という記事があって、まあ当然だろうな、という感想。
反物質と言っても、電荷が逆になってるだけで、他は通常の物質と同じなので、質量はありますし、質量がある以上は重力に引かれるのは当然だと思われます。
とは言え、それを確かめたことは、今般の困難な実験を経てのことですし、以後無駄な議論が必要なくなることを考えても、大変重要なことだったと思います。
2023年9月29日(金曜日)
中秋の名月。
自転車で標識にぶつかって打撲傷。
直前まで道路脇の幟旗だろうと思ってたら金属製の標識だったという……。
末梢神経障害のお陰で痛みがないのが幸いですかね。隨分腫れちゃってるけど。
2023年9月30日(土曜日)
BS1スペシャル「幻の地下大本営 〜極秘工事はこうして進められた〜」は興味深いものでしたね。
松代大本営自体はよく知られたものですが、その建設工事については良く分かっていなかったところ、近年の研究の進展で工事に携わった労働者の名簿などが発見されたもの。
雑に「朝鮮人労働者」と言っても、戦前から日本に移住して日本企業で働いていた建築技術者と、労働集約的に一山幾らで集められた日雇い労働者がいて、前者が待遇が良かったというのは言われてみれば当然ですが、実際に証言として出て来ると、韓国内の親日派論争に火種となりそうですなぁ……。
あと、軍部も敗戦を悟りながらも、こういう巨大プロジェクトが止められなくなっていくという話にまとまっていたけども、もう一方の問題として、「無条件降伏」などを突きつけられて条件付き講和を頑なに拒否したフランクリン・ルーズベルトの功罪って余り問われないのよねぇ。
日本側が最後まで「国体」に拘ったのもあるのですが、これを認めていれば戦争はもっと早くに講和に至っていただろうというのもまた良く言われることなのですよね。なにせチャーチルやスターリンですら、「無条件」は戦争を激化させかねないと懸念を表していたくらいなので。
この点、「戦争の終わらせ方」を考える上では、重要だと思うのですよね。
今やっている戦争についても関係する問題ですので。