朝までチャットしてて、んで午後は秋葉原へnyちゃんのお買い物の付き添い。彼が本屋を丸ごと買い占めるのを実力行使で止める役。
帰りの電車に乗ったら「小熊君?」と声をかけられる。
誰であろう、田畑図書館情報大学副学長でありました。
偶然というかなんというか……。
狹いぞ、日本。
文字鏡関係で、ページを一つ増やした。
ボーイングが747Xを諦めてぶち上げたのが、亜音速旅客機。マッハ0.95以上で旅客機を飛ばそうというのだから、なかなかのもんではある。
しかし、その形がね……。もちろんまだコンセプトデザインの段階であって、この姿になると決まったわけではないのだが、なんというか、「飛行機はカタチで飛ぶんじゃない! 流体力学で飛ぶんだ!」っていうか、FBW万歳というか。
人間だけじゃ飛ばせないだろうなぁ、この機体。
コンピュータの演算能力の長足の進歩により一気に花開いた流体力学のお陰で、昨今の飛行機と来たら、伝統的な航空機のデザインセンスからすると、一体どこをどうやって飛んでいるのか納得しづらい奴が増えてきた。飛び方の方もFBWによるCCV技術の一般化で、プガチョフコブラからジャックナイフに至るまで、何でもござれの感が強い。
別に悪いわけじゃない。
ライト兄弟からまだ百年も経ってないことを思う時、進歩って凄いなとか思うだけである。
大都社って凄い会社だよね。だってあの『ダイテンジン』をコミック化しちゃうんだもん……。
いや、今日本屋で見掛けた時はホント驚いたっす。
とりあえず私はスカーレットウィザードの最終巻を無事Getして帰ってきたんですけど。榎木洋子の新刊と。犬上すくねの新刊と……。
平穏な一日でしたね。
文字鏡問題見てて思うんですけどね、TRONファンって恐いですね。Offとかで会うとみんな馬鹿話で盛り上がってる駄目人間ズなのに、一旦スイッチが入るとものすごーくコワい人達になってしまう。
みんな星達の眷族の祖先ですな。
仕事帰りに秋葉原によって、ちょっとMS-Excelの参考図書を搜そうと……。しかしなんというか、ワンコーナーを形成するほどの入門書やら解説書やらの山に圧倒されちゃいましたよ。結局買ってきたのは関数のリファレンス本。私以外の人間も参照することを少し考えて選びました。
思うんですけど、ああいうのって外国語と一緒で、やりたいことが把握できてれば、あとは単語(関数)と文法の問題ですよね。一つできればあとは一緒……とまでは言わないけど、あんな仰々しい「初めての〜」「できる!〜」とかって本、必要なんですかね?
あ、勿論私、外国語苦手っすよ。蒙古語やチベット語なんて、読む以前の段階で挫折してますもん。
秋葉原に行くのに神保町を経由したのですが、なぜかA7出口から御茶ノ水に到達するまでに一万円近いお金が消え失せていた。なぜだ……?
明日はBTRON Clubだ。
二次会、三次会で話す裡に思ったのだが、最近の高校生は結構偏った教育を受けているようだ。偏っているという意味では、BTRON Clubの常連達というのは、誰も彼も相当偏った知識の持ち主なのではあるが。彼の場合、偏り具合が足りないような気がする一方で、私のような全方位常識人でもないという辺りに半端な雰囲気が漂ってしまっている。問題だな。
大崎ゲートシティで見掛けた変な物。
「電動非常口」
……。
電気が切れた時はどうするのだろう?
かなり調子の悪かった職場の私のPCだが、今日NICをnyちゃんから讓り受けた3comの3C590に替えたら、劇的に改善した。しかも体感パフォーマンスまで上がって……。
色々な状況証拠から、ホシは恐らくNICと睨んではいたものの、ここまで見事に差が出るとは。
NICは少々高くても良い物を買うべきなのだと思い知りました。
宇宙ステーションも大変ですねぇ。同情いたしますわ。
先日のBTRON Clubで「自分のWebページの紹介をしろ」を坂村先生に要求された挙げ句、「私が見て怒らないようなページだろうな?」と確認されしまったこのサイトですが、やはり黒い以上はそれなりに毒のあるサイトを目指すべきなのだろうか?
人の感じ方なんでそれこそ人それぞれなんだろうけど、アレ読んでまだアンケートに答えようっていう人がいるってのは、凄いことだ。
もし100人の回答があり、かつ文字鏡研究会の賛助会員になってもいいと言う、捨身飼虎の境地に到達している人がいたとすれば物事は万事丸く收まるのかもしれないが、普通の凡俗である私が考えるに、公開・非公開を含む著作者人格権の制限を食らうような条件を呑んでソフトウェアをしかも金を払って開発するというのは、摩訶不可思議な話だと思う。
ボランティアって言うのか、それ?
んでもし100人の回答があって、かつ作業要員が手に入らなかった場合、「BTRONユーザの協力が得られなかった」と言われて、アンケート結果はエクスキューズに使われるだろう。
100人の回答が最初から集まらなかったら、「BTRONユーザからの要求は事実上なかった」と言われるわけだ。
このアンケートが、98年とか99年初頭に行われたものなのであれば、私もその趣旨を理解するにやぶさかではないのであるが、既に私が開陳したとおり、文字鏡は自らの決定によりBTRONへフォントを提供し、また自らの決定によりそれを撤回した経緯がある。今更何を言いたくてあのアンケートを実施しているのか、理解に苦しむ。
私の個人的意見は次の通り。
「文字鏡研究会は、自分達の責任を自分達の手で果たすべきであり、それを我々に押し付けるのは不合理が過ぎる」
ところで良くTRONコミュニティーで話題に上る「変体仮名」についてTRONコード上での取り扱いについて常識者に聞いてみたところと書いていたが、誤解も甚だしい。
「文字属層上では1コードでスクリプト層上で区別するのがTRON的な解決でしょう。」
ということなのでTRONで筋違いなアンケートなどする文字セットを使う理由はまったくないようですよ。
先月亡くなった児島襄の『天皇と戦争責任』を職場の大先輩に戴いて読む。
なるほど、これはルポタージュなんだ、と感じる。
これが最初に発表されたのは1975年だというが、その当時は、恐らくこの程度の説明で足りたのだろう。戦前・戦中世代が世間の大半を占め、戦後世代が漸く親となり始めた頃のことだ。
別に内容が悪いというのではない。ただ、その書き方が、Time Proofに耐えられないものだったというだけだ。(Time Proofに耐えられる書き方は、恐らく当時の人間にとって過剰な説明と感じられただろうが……)
某掲示板荒らしに対して科していたアクセス制限を、本日解除。
プロバイダ側との話し合いがついたため。
その後ふらふらしていると、ふとあきばお〜参號店でCD-Rメディア100枚2,899円などという物を見て絶句する。大体29円くらいの販売単価。CD-R一枚あたりの特許使用料は6円だそうであるから、20%はパテント料ってことになる。輸送コストやら中間マージンを差っ引いた製造原価を考えると、本当にこれって利益が出てるのだろうかとか考えてしまった。
とか言いながら買ってきてしまう私……。1/3が不良ロットだったとしても、そこいらの50枚より廉いんだもん。
ソフマップの中古屋で、OKI DATAのMICROLINE 905PS IIIがあった。リアル1200dpi(もちろん重合トナー)のモノクロPostScript 3ページプリンタというとんでもないシロモノで、定価が100万円近くしたもの。一体いくらで売るのだろうかと値札を搜したが、値札がなかった。
店員に訊くと、交渉中だという。
周囲のページプリンタは軒並みとんでもない廉値がついている。恐ろしい。この905PS IIIが一体いくらになるのか……。
早出すると、街の知らない一面を知ることになる。
駅へ向かう途中出会ったのは、様々な制服の群れ。
地図上では知ってたのだが、この辺りは幼稚園から小中高と公立・私立の学校が林立しているので、こういうことになるのだな。
一体何種類あるのやら、全然わからん。
きっとその道のプロ(なんだそりゃ)ならば、制服を見ただけで「○○中学×年生!」とか言い当てるのだろうが、その辺の知識が全くない私としては、「はー。こりゃまた色んな種類があるもんだ」と感心するのが精一杯である。
それから。ポニーテールの娘ってホントいないもんなんですね。
Tottoさんとこの掲示板も無事再開されました。
いやはや迷惑な人間もいるものです。メールアドレスすら書かずにさんざんっぱら意味不明な書き込みを続けた挙げ句に暴言とあっては、本来ならプロバイダから追放されても文句は言えないところですね。
よく、ネットワークの匿名性とかいう言い方があるけど、現実にはそんなもんまずないんですよ。
きさらちゃんとことTottoさんとこを荒らした人も、BTRON.com-BBSを荒らした人も、きっとその辺巨大な思い違いをしてらっしゃったんでしょうねぇ。
プロバイダは匿ってくれてるのではなくて、通信の秘密を守っているだけなので、不法行為には相応の報いというものが追っかけてくるんです。それはもう、プロトコルの向こうから(笑)。
Tottoさんとこの掲示板ですが、荒らし屋が舞い戻ってきてしまったため再度封鎖です。また、このサイトも荒らし屋が利用していたmiteneからのアクセスを全て拒否するよう設定しました。
本件については相手方のプロバイダであるmiteneと交渉をしております。事態の平穏な收束を望みはしますが、期待はしてません。
台湾に米国がイージス艦を売却するかどうかで、結構際どい問題になっている。
正直言って、台湾がイージス艦を持っていたとして、十分な運用ができるとは思えないのだが、台湾に一隻、米軍の指揮下で運用できるイージス艦が常駐しているというのは、パワーバランス的にはかなり強烈だ。
イージス艦という艦種は、単体での攻撃力はさほどではない。重要なのは、情報の統合・分析・指揮能力だ。ハードウェアとしてのイージス艦は、フェイズドアレイレーダーを積み込んだ巡洋艦(or 駆逐艦)でしかないが、イージス艦のC3Iを中心として艦隊(+航空部隊)を運用し、戦場をコントロールするそのソフトウェアに、真の価値がある。
艦を売るということは、その運用ノウハウも一緒に提供するということだ。
イージス艦を運用しているのは、世界でも米軍と自衛隊だけ。この艦はとにかく保守運用に金がかかるし、こいつに追従できる艦隊を揃えるのも一苦労だ。
台湾軍がこれを持っていても、使いこなせない可能性は高い。
しかし、事あった時に、米軍と有機的に連係できる艦が1隻、あるかないかは相当違ってくるはず。
さて、米国はどのような判斷を下すであろうか。
朝、NHKの番組で、米ジョージア州の州旗が変わったと報道していた。しかし私が驚いたのは、旧デザインの方でして……。
嗚呼、堂々と描かるるは南軍旗。
うーん。南北戦争は、米国内における奴隷解放の鬪いと日本では理解されているが、どちらかというと、米国内において、奴隷の存在によって成立していた経済圏と、それなしで成立していた経済圏の、覇権戦争的な側面が強い。
遡れば合州国成立時における力関係とか政治的駆け引きとか、その後の米国の拡大の中で蓄積した歪みとか、色んな物がごちゃごちゃに絡まりあって、最後の最後に、奴隷州と自由州の対立という形で火を吹いたわけである。
(常識ではあろうが一応補足:奴隷州とは奴隷の存在が合法である州。暗黙の了解として、新しい州の加盟に際しては、奴隷州と自由州の数が等しくなるように手が回された。西部拡大とともにこのバランスが崩れたことも南北戦争の一因。両者の境界が北緯36度30分の通称「ミズーリ協定線」である。以上、米国史の基礎)
負けてもなお自らの正義を謳いあげてるあたりがとてもアメリカ的だなぁとか思うのだが、流石に人権団体他からの圧力によってこれを廃止したというものらしい。
ミシシッピ州も同じく南軍旗をデザインに取り入れているが、住民投票によって是非を問うらしい。
デンパ大阪が上京してきているというので電話をかけるとULISにいるとか。泊まるところがないようなのでうちに泊まるか?と勧める。
てっきり東京国際ブックフェアに行くために上京してきたものだとばっかり思っていたが、実は単に高田明美原画展へ行くためだけだったらしい。現役図書館員がそれでいいのか?
仕事を19時で切り上げて、糸野に電話をするとアキバにいるというので、虎の穴二号店で待ち合わせをする。約30分で到着し、4階へ直行するも糸野はおらず、疑惑を感じながらも3階で落ち合う。2階へ移動し、佐藤ケイ『天国に涙はいらない』電撃文庫を勧める。99ページの10〜13行目などを読んだあと墜ちていく糸野は何か負け惜しみを言っていたが全て遠吠えである。
全てお見通しなんだよ(笑)。
王子神谷駅前のデニーズで夕食を採っているところに、今度は竹居さんから電話。新宿から襲撃予告。
かくして我が家は強烈なデンパによって完膚なきまでに汚染されてしまう事が決定したのである。
竹居さんの持ってきたクッキーを肴にお茶を淹れて、3人で怪しい話を数時間。気がつくと日付も変わっており、竹居さんも帰還不能となり、宿泊決定。二組の布団を客に供して、私は書庫で寢袋にくるまるのであった。
今地震来たら一発で死ぬな、と思いながら……。
22日。
客人は昼過ぎには去り、私は洗濯機を回す。本当は今日も出勤しときたかったのだが(書けてない原稿が多数あり、埋めたかった)、体力の方がついてこなかったため、しょうがなく『電撃ガンパレード・マーチ』を読みながら「まったりと」©きさらちゃん過ごす。
靴屋に行って靴を買う。
今年の1月に買った記載があるので、3ヶ月かそこらしか経ってないことになるのだが、靴底のパターンは磨滅して、爪先などは削れてしまっている。靴屋は呆れていた。
今のモデルは、履き心地こそよいものの、耐久性に難があるんだよなぁと思うものの、靴屋に言わせると、この手のスニーカーを3ヶ月で履き潰す方が普通じゃないということになる。
TRON Crossingも盛大に火ぃ吹いてますねぇ。
政局いよいよ混迷し……って感じですか。小泉さんが自民党総裁になったことによって、少なくとも約一年、自民党は時間が稼げたわけだ。どういう意味かというと、「例え小泉政権が結局かつての自民党政権と同じ結果に終わったとしても、そのことに国民が失望するまでの間は政権政党でいられる」ということ。
もちろん、各種の改革が実行され、日本の政治と経済を立て直した立て役者として小泉さんの名前が日本史に刻まれる可能性もないわけではないが、私はあまり楽観的にならないことにしている。
日本は豊かな時にこそしなければならなかったことをしてこなかった。そのツケをこれから払うわけで、楽観的な予想などしない方が良いに決まっている。
しなければならなかったこととは、突き詰めれば先行投資であり、未来を見せること。
夢は見るものじゃない。見る者は追う者であり、先達は見せるものだ。
それを正義として確信させることが、国家という系には必要なのだ。
かいしんの いちげき!
おぐま は 10,000 ポイントの ダメージを うけた。
おぐま は うごけなくなった。
というわけで、人生を平穏に暮らすためには保守あるのみであることを改めて悟った一日でありました。
ガンパレード・マーチのサントラ『幻想楽曲』とマキシシングル『突撃行軍歌』が届きましたよ。なんかポスターやらテレカやら葉書やらついてきました。なんかこの調子でドラマCDにも手を出しちゃいそうで恐いです。
とりあえず二枚に別れていると面倒なので、『突撃行軍歌』收録のvocal曲と『幻想楽曲』の方とあわせたCDを一枚焼きました。なんとか80分メディアに收まりました。うーん。こうなってくると、80メディアでもやや物足りないよなぁ。かといってMDLPってのも芸がないし。
ま、というわけで本日の日記のB.G.M.はガンパレード・マーチなのです。
国立国語研究所の「海外WWWブラウザ対応の雑誌90種データ検索システム」。
相手のシステムが日本語非対応でも……ってあたりは、某ULISのMHTMLを思わせる仕掛けですが(笑)、表示には文字鏡フォントを使っているようです。
しかし不思議なことに、例のロゴはどこにも出てきません。
きっと契約内容が違うんでしょうね。
あ、今日はFTRONのチャットか。
昨夜(というより今朝方)のチャットで「部首の数はたった214」という話をしたんだが、その後nyちゃんが「8bitで表せる」って言った。
夜になってふと、馬鹿なことを考えた。漢字コードの先頭2オクテットをこいつに当てたらどうだろうか、と。最初の1オクテットを部首番号に、次のオクテットを部首内画数に当てる。ついでだから次のオクテットを総画数にしてもいいな。
そうするとあら不思議、部首画順のソートが可能に……(笑)。
どうせ今になったら、文字コードなんて何バイトあろーと処理がどうこうとかデータ量がうんぬんとかって言われることないわけだから、思い切りリッチに情報を盛り込むという提案なのだが、ちなみに一部の漢字について画数論争が起きるかもしれない点については考えないことにしておく。
(万能の解決などないというお話)
NHKスペシャル21世紀最初の年間特集は「宇宙」。今日は宇宙と生命の話でした。光学異性体の紫外線にたいする特性の違いの話とか、結構興味深かったですね。私たちも宇宙の一部なんだなぁとか。
あと、撮り溜めていた「プロジェクトX」も一月分ほど一気に見たんですけど……あれですな、なんというか、人間分を弁えて生きろっていうかなんていうか。
私ゃ平穏無事に生きたいもんです。