高エネ研吶喊レポート

その3


主リング(その1)

そして陽子加速器の最終段。ここで陽子は光速の99.7%まで加速され、それぞれの施設に向かって打ち出される。


主リング(その2)

直径108メートルということは、外周は340メートルあることになる。加速機に沿って、通路も曲がっている。
左に見える青い塊は、赤い部分が超伝導磁石で、陽子を曲げる役割がある。曲げて、収束して、加速して、また曲げる。延々とこの繰り返し。これは円形加速器の基本なので、この後延々と見続けることになった。


出口に並ぶ服と靴

この陽子加速器関連施設群の出口。ラジエーションマーク付きの作業服、ヘルメット、作業靴。
なかなか見学者の恐怖心を誘う演出である。
撮影者側には放射線測定器。
写っているのは松沢くん。


出口に設置された放射線測定器

回転灯までついている、放射線測定器。ちなみにこれは内側からの撮影。右の端が、人間用の出入口で、中央右下に写っている穴が、物品搬出口。
もちろん電源は切られていた。
(電源が入ってて鳴ったりした日にゃ、生きた心地もしないって)
写っているのは松沢くん。撮影場所は電子陽電子入射器棟だが、そこかしこに設置されていた。
写真を撮り忘れてきたのだが、危ない建物の扉は特別製で、トラックが通れるほどの大きさでありながら厚さが1メートル以上あったりして。これが閉まって閉じ込められたらヤだなーとか思った。


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