高エネ研吶喊レポート

その1


敷地の勇姿(その1)

高エネ研の敷地の中には、サバイバルゲームをするのに丁度いい感じのブッシュや、狐狸が棲みそうな森が広がっていて、まるで北海道の原野を見ているよう。
このような自然環境の中で、最先端科学が極められているかと思うと、なにやら不思議な感じもする。


敷地の勇姿(その2)

写っている建物は、確かBファクトリー筑波実験棟。旧トリスタンにくっついている四つの実験棟のうちの一つ。旧トリスタンは直径1キロ、外周3キロなので、実験棟と実験棟の間は、ざっと直線で1.4キロ離れている計算になる。街灯はあるが、夜出歩きたくないような場所である。
右端に写っている植えこみと屋根は、東屋のもの。この東屋で昼休みに茶でも飲んだりするのだろうか。優雅というより、荒涼とした淋しさを感じるのはなぜなんだろう。


地下への階段

高エネ研の施設の多くは、地下に埋設されている。これは高エネ研の連中がモグラのように穴蔵が好きというわけではなくて、もちろん安全を考えてのことであろう。万が一の時は、上からコンクリを流し込んで埋めてしおまうというわけである。
この写真は陽子シンクロトロン施設の前段加速器への階段。
写っているのは同行の松沢くん。写真は特に断りのない限り、小熊善之撮影です。


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