北陸地方梅雨明けとか。
7月暑かったなと思ってたんですが、気象庁曰く統計を開始した1898年以降の7月として最も高くなりました
だそうで、向こう1か月も引き続き全国的に厳しい暑さになる見込み
とか言われると、もうげんなりする。
冷房がないと死んでしまいますな。
時々市役所からの放送で「屋外での活動を控えて」とか言ってるわけですが、もう夏なんて野外でスポーツなんかしたら駄目な季節になりつつあるんじゃなかろうかね。
このページはあくまで小熊善之個人の責任において製作されており、坂村健先生及びTRONプロジェクト、パーソナルメディア社、並びにYRPユビキタス・ネットワーキング研究所は関与しておりません。
守秘義務の関係上、伏せ字になっている箇所があります。伏せ字の中身を御推測なさるのは結構ですが、あてずっぽうの内容を他者に広めて誤解を拡大再生産することだけはないようお願いいたします。
北陸地方梅雨明けとか。
7月暑かったなと思ってたんですが、気象庁曰く統計を開始した1898年以降の7月として最も高くなりました
だそうで、向こう1か月も引き続き全国的に厳しい暑さになる見込み
とか言われると、もうげんなりする。
冷房がないと死んでしまいますな。
時々市役所からの放送で「屋外での活動を控えて」とか言ってるわけですが、もう夏なんて野外でスポーツなんかしたら駄目な季節になりつつあるんじゃなかろうかね。
昨年話が持ち上がってから一年と少し。
これまでも新たな兵器が供与される度に“ゲームチェンジャー”という語が乱舞しておりましたが、これもまた新たな“ゲームチェンジャー”なんでしょう。
最近の戦況は地上ではロシアが押し気味の様相なんですが、空中については手詰まり感があります。ロシアが航空優勢を握れているわけでもない中、ウクライナの手が届かないところから、長距離兵器を使ったハラスメントのような攻撃が繰り返されています。
そんな状況ですがロシア国内からは再生産を始めたTu-160Mが墜落したとか、Il-76の1/4がベアリングの問題で飛行不能になったとか、優先されている筈の軍用機でも民間機が陥ったような苦境が伝え聞かれるようになってきています。
特に航空機のような高度で複雑な兵器の補充が難しくなるロシアに対して、ウクライナは政治状況の変化がなければ今後も支援が続くと見込まれますので、どこかで天秤がガタンと傾く可能性もなくはないところです。
しかし懸念材料はとにかくロシアの力押しでして、ウクライナの数倍に及ぶ犠牲を払ってでも突破と前進を繰り返し、ある程度成功させているわけですから、これにウクライナがどう対処するかにF-16が影響してくるのかも知れません。
昨日から地元の夏祭りで本日は花火大会だった。
花火大会を最初から最後まで通して鑑賞とか、何十年ぶりだろ……。
日が落ちても暑かったけど、少し風があったのが有り難かったな。
Amazonの電子書籍サービスkindleには、独立した端末、PC/Mac/Android/iOS上で動くアプリケーションソフトウェアに加えて、Webブラウザで閲覧するKindle Cloud Readerがあるのですが、昨日、このKindle Cloud Readerに新しいReaderが立ち上がる本があることに気付いた。
これまでのKindle Cloud Readerは基本的に固定ページの電子書籍、つまるところコミック本を対象としていて、名前も「kindle manga」というそのまんまの名前だった。もっとも、固定ページものならマンガでなくてもいけるんですが。
そんでなぜか新しいwebリーダができたようなんですが、一瞬、リフロー型にも対応したのかと期待したのだけど、そうでもないらしい。特に目新しい新機能が何か実装されているというわけではないらしく、むしろ機能的には縮小している……。
となると、選択した本が新旧どちらのリーダで開くのか、その基準がよくわからない。ちなみに旧リーダはhttps://read.amazon.co.jp/manga/<ASIN>
、新リーダはhttps://read.amazon.co.jp/?asin=<ASIN>
だったりするので、差し替えてやればどちらでも開く本もあるし、新リーダでは読めない本もある。
一体どういうことなんだろうなぁ……。
6月頭に起きたKADOKAWAグループへのサイバー攻撃によってサービスが停止していたニコニコ動画ですが、本日からサービス再開との案内。
ということでログインしようとしたら、パスワード変更しろとのお達し。まあこれは仕方ないか。
そんでパスワードを再設定してログインし、決済関係の情報を変更しようかと思ったら、こちらはまだ変更できないとか言われてしまった。
まだまだ完全復旧には遠い感じだな。
旧TwitterでImageMagickの謎挙動を呟いた所、オーソリティが降臨して問題を解決してくれた。
ImageMagick、アップデートしたらなんか挙動変わったな?と思ってたら、identifyで返ってくる値がおかしいじゃねぇか。
— 小熊善之 (@0guma) August 6, 2024
-verboseスイッチ付けた場合と付けない場合で、同じプロパティの返り値が違ってくるとかおかしいだろ……。
% magick -size 64x64 xc:gray -type TrueColor gray.jpg
— \助けよや/𝕏𝕐†😱†𝕐𝕏 (@yoya) August 6, 2024
% identify -format %[type] gray.jpg
ここ数年のバージョンで一通り試したところ、7.1.1-35 だけ TrueColor が出力されました。それ以外の条件では全て Grayscale で 35 のみ不具合があるようです。最新の 36 で治ってます。 pic.twitter.com/PWw7XGFEXD
考えてみればバージョンアップでエンバグとかImageMagickあるあるだった。
とりあえずwinget upgrade ImageMagick.ImageMagick
やって最新版に更新したら直った。
呟いてみるもんだな。ありがたいことだ。
規制すれば対策が出てくるというのは当然の話なんだけれども。
背中にモニタ背負って歩くアドトラックならぬアド人間。ホストの宣伝トラックが規制されて今後こういう人増えるのかね。 pic.twitter.com/Ekon0X7mvg
— 大坪ケムタ/LOFT PROJECT (@kemta) August 6, 2024
なんというか21世紀のサンドイッチマンはローテクなんだかハイテクなんだか分からんな……。
16時43分頃に日向灘で起きたM7.1の地震が、南海トラフ巨大地震の想定震源域にかかっていたとかで、南海トラフ地震臨時情報が初めて発出される運びとなり、テレビは地震報道一色に。
まー実際の所、“地質学的時間スケール”においては、いつ起きてもおかしくない地震ではあるので、備えるに越したことはないのですが、人間ずっと緊張感を維持するのは難しいですからねぇ……。
ただ、これから満月に近づいていく10日間くらいは、潮汐力の関係で地殻に力が加わりやすくなる大潮と大規模地震には統計的に有意な相関があるとされるところなので、注意しといてもいいかも知れません。
ウクライナがロシア領内に逆侵攻をかけたと衝撃が走っておりますね。
これまで兵器を供与した西側諸国は原則的にロシア領内への供与兵器使用は軍事目標に限り認めてきたところですが、今回はどうもその範囲から逸脱しているご様子。
当然ロシアは虚を突かれる形になったわけですが、予備兵力を投入して迎撃、戦闘は三日目に入ってなお継続中とか伝わるところ。
ウクライナの目的は不明瞭ですが、ロシアの首脳部に打撃を与えることには成功しているんではないですかね。それに、“戦争のルール”をより複雑化させた点は評価できるところかと。
久しくなかったウクライナ側が握った主導権。これをどう活かすのかが、今後の注目点でしょうか。
ブラジルで旅客機が墜落したとのことなのですが、墜落直前(落下中)の動画が撮影されていて、現代だなとか。
どれがオリジナルかわからないのでリンクは避けますが、少なくとも3種類あって、どちらでもATR 72がフラットスピンに陥った状態で墜ちていくのが写っていました。
フライトレーダ24によれば、高度17,700ftの巡航状態から失速状態に陥って、そのまま立て直せずに墜落した模様。
まだ事故調査も始まっていないようなので原因について何か言える段階ではないのですが、ATR 72は日本国内でも使われている機材なので、注目したいところです。
事故死した方々に合掌。
先日の臨時情報発出以後、NHKの地上波ががL字放送なんですが、いつまで続けるつもりなんですかね……。発表本体にも特定の期間中に大規模地震が必ず発⽣するということをお知らせするものではありません
って書いてあるのに。
地上波を直にみるとL字情報が鬱陶しく、NHK+の見逃し配信ではL字にならないようなので、専らNHK+を利用してるんだけど、いやホント、いつまで続けるんですかね……。
NHKのL字放送は颱風情報になっていた……。
こういうの、放送局側で合成して送出するんじゃなくて、受像機側で合成表示するようにして欲しい。確かARIBの規格ではできるようになってたと思うんだがなぁ……。
ともあれ、五輪も終わったし、これから15日に向けて戦争関連特番が増えていくので、早いとこL字終わってくんねぇかな的な。
そういえば、パリ五輪。個人的に一番のネタは、これですかね。
射撃競技って、もう銃の方は器具に固定して討つと毎回ど真ん中に当たるみたいな精度になってるので、人間がいかにミスをせずに撃ち続けるか、って競技になってんのよね。だからこそ、様々なギアに身を固めて心身の安定を図るのに、この方は逆にそういった物を捨てることによって安定を得ている。
なかなか真似できるものではないと思いますが、こういうのもスポーツの醍醐味の一つなんでしょうね。
先月リリースされたFirefox ESR v128を1ヶ月様子見して、大丈夫そうなのでインストールしてみる。セキュリティアップデートがあってv128.1になってたけど。
そんですぐにLeptonを導入し、さらにuserChrome.cssに#urlbar *|input{ime-mode:inactive !important;}
を挿入する。これを入れとくと、ロケーションバーに遷移した時に自動的にIMEがOFFになるので、うっかりURLを叩いたら日本語入力だったという現象が防げる。
こういう痒い所に手を伸ばせるFirefoxの有り難さよ。
そういえば、Floorpも試してみたいと思いつつそのままになってるな……。
Windows Updateの日。
地元紙朝刊一面が「イタイイタイ病の生存患者ゼロに」だった。NHKでも報じられたっぽい。
「認定患者がいなくなった」だけで疑い例や要観察になってる人はいるわけですが、それも皆高齢ですから、いずれイタイイタイ病は歴史になるものかと。
公害病が発生した事自体は不幸な出来事なのですが、こうやって人類の努力によって病気の発生源が絶たれ、発症者がいなくなったということは、誇るべきことではないかと思います。人類は公害を克服できたのだ、と。
一方で「語り部がいなくなる」とか書かれているのも見かけたりするわけですが、だから語り部信仰は駄目なんですよね。患者がいなくなるのは良いことです。それはもう、間違いなく良いことです。であれば、語り部に頼らない教訓の継承をしなきゃならないんです。
今後も公害病の類が発生する可能性はありますが、もしもその時に、より適切な対処ができるように、教訓は生かされるべきであろうと信じる次第です。
うーん……まあ、空振りする前提で出してるものだから当たらないのは良いんだけども、1週間発出する意味ってなんだろう……。
颱風7号に備えて鉄道の計画運休とか始まってるのを見ると、地震も1日くらいの精度で予報できたら、確かに被害は相当減らせるんだろうとは思うのだけれども。
相手が悪いというか何と言うか。
Blu-rayレコーダでムーブバックを絡めた挙動をあれこれ実験してみたりして。うーむこれはなんというか。
そういう仕様だ、と呑み込むしかないのは分かってるんだけど、もう少しどうにかならんものかと。
とりあえずこちらの望む動作をさせるためには、SeeQVault対応HDDが必要そうだ、ということは分かった。
ただ、テンポラリ的に使うんだったらSSDの方がありがたいんだけど、今はどうもSeeQVault対応SSDというものは市場にない模様。
しかしなんだね、こういう著作権保護機構対応製品が全部なくなったら、一体どうすりゃ良いのかね?
最近報道で人工血液(人工赤血球)の話題に何度か接したのだけれども、情報に齟齬を感じたので調べてみたところ、日本では現在実験室レベルで成功している人工血液が2系統あるということだった。
この2系統の情報が別々に入って来たため、脳内で情報が齟齬を来したというわけだった。
どちらも赤血球内のヘモグロビンを抽出して加工し、ヘモグロビン製剤として利用するところは同じで、加工法が異なるということの様子。両者とも現在は保管期限切れの献血血液を使って製造しているが、その気になれば人工合成したヘモグロビンを使うことも可、と。
HbVは既にⅠ相の臨床試験が完了していて、Ⅱ相試験へ向けて準備中。その点ではヘモアクトはやや遅れている模様。
私は以前から防衛医大が人工血液の研究をやっているとは聞いていたので(目的は言うまでもない)、ここへ来て人工赤血球のみとはいえ実用化が迫っているというのは、長年の研究が成果を出しつつあることを喜ばしく思う一方で、なぜか「間に合った」的な感想を抱いてしまうのがアレなところでもあり……。
海保がシーガーディアンを増備とかで、これまでのリース契約から購入に切り替えるんだそうな。
余程運用が上手くいったんだろうな。シーガーディアンの運用には海自も連携していたんだけども、海自も“滞空型無人機の導入”を掲げているので、やはり効果的と判断されたのだろう。
導入以来、シーガーディアンの運航はGA-ASIに委託してたんだけど、購入に切り替わるとなると、今後はパイロットも自前で用意したりするんだろうか。
しかし代わりに海自ではP-1の導入数が見直しとなるらしく、残念な面も……。P-1はもうちょっとバリエーション増やして他でも使える機体にならんかな。
韓国大統領は毎年3月1日と8月15日に反日芸を見せて国民を愉しませなければならないという慣習があるのですが、どうも現職の尹錫悦大統領はこの芸の披露に消極的で、国民からも度々芸風を批難されていたところなのですが、今年の夏の披露会ではとうとう芸を止めてしまい、各方面からの攻撃を受け、支持率は急落しているところです。とは言え、尹錫悦大統領の支持率は元から低いので、大した影響はないでしょうが。
あるいはこの手の芸が苦手もしくは嫌いなのに年に二度も宴会芸を要求され、思い余ってこの伝統を断ち切る決意をしたのかも知れませんが、いきなりの廃止では期待していた聴衆が色めき立つのもわからないではありません。
大統領府は何やら理由を説明しておりますが、私の理解する所「無駄なことはしたくない」という辺りなのではないかと解釈されるところです。
辺境住まいの一日本人としては、毎年恒例の芸が見れなかったことを残念に思う反面、尹錫悦大統領の志の高さを評価したいところですが、問題はそれが韓国国内で受け容れられるかどうかなんですよねぇ。
依存性の高い국뽕用のおクスリを突然止めたら禁断症状が出るのは自明でして、その矛先が大統領に向けられることになるのではないかと心配しないでもないところです。
ま、所詮は他所の国の話なんですけども。
NHKで放送された「100カメ 福島第一原発 あの事故から13年。廃炉作業の最前線をのぞき見!」は普段見ることができない福島第一原発の事故現場の作業風景が見れるという点で非常に良い番組だったんだけど……この番組、スタジオパート要りますかね? ノーナレでよかったのでは。
45分というのは地上波では長い方だと思うのですが、それでも時間が足りない感じだったのに、そこにさらに益体のないトークが入るわけですからね……集めた素材は大量にあると思うので、BS辺りで拡大版を作ってくれませんかね。
ノーナレで。
日経に「海自の水陸両用飛行艇「US-2」、新明和が一転生産継続へ」という記事があり、個人的には嬉しいけど、メーカーさんに無理がかからなければ良いけど、とも。
記事中にもある防衛生産基盤強化法が奏効したのであれば良いのですが、メーカーさんの持ち出しが増えるようでは、先が見えていますからね。
US-2について言えば、ティルトロータ機で代替できるという意見もあるようなんですが、今のところそれが可能な機体は実現していないので、当面はUS-2に頼らざるを得ないんではないですかねぇ。
最近にも米軍との協働の話題もあったんですが、もう少し数が増えればメーカーさんも楽になるんでしょうか? ただ、こんな機体必要とする国、他にないんですよね……。
19日に「NHK ラジオ国際放送などで不適切発言 尖閣諸島などで」とかいう事案がありまして、とりあえずNHKの対応が公表されていた。
これ、どこをどう切ってもNHKは被害者ですわな。
刑法犯罪の威力業務妨害に相当すると思われるのですが、今後NHKが被害届を出すなり告訴状を出すなりすれば、警察が動くことになるのではないかと思われます。民事では損害賠償。
それにしても、2002年からNHKの業務を請け負ってきていた人物が突然の御乱心とは、一体背後に何があったものやら。チェック体制についても知っていた筈ですからバレないと思っていたわけではないでしょうから、自分のキャリアが全部おじゃんになった上に人生ズタズタになるような愚挙を、なんでやらかしたものか。
公安案件でなければ良いけど。
あまりの暑さに耐えかねて、床屋に飛び込んで散髮を断行するなど。
ちょっと外を出歩いただけで、シャツが汗ぐっしょりになってしまった。
先日、韓国の尹錫悦大統領の芸風について触れたところなのですが、「汚染水海洋放出から1年 野党の「怪談」は偽り=韓国大統領室」とまた新たなネタが飛び込んできております。
まあ科学的に考えれば何らかの影響が出るとは考えられない、というのが常識的な判断になるので、韓国の野党側の主張は完全な言いがかりであったことは間違いないのですが、それを1年間約4万9600件の検査を行って確認して見せるという辺り、激しい執念のようなものを感じさせます。聯合通信の記事は比較的穏やかですが、中央日報の記事では野党は反省どころか今でも刺激的な発言をし、依然としてあきれる怪談扇動に没頭している
とさらに激しい大統領室報道官の言葉まで伝えています。
何が大統領をそこまで駆り立てているのか。
まあ、野党側の反論を見てると、そうまでしても議論が通じない連中を相手にしているということなんだろうとは思いますが、大統領がどのような意図を抱いているのかは気になるところです。
単なる野党勢力への逆張りなのか、それとも所謂EBPを実現しようとしているのか。
2~3年前くらいから米国で日本の軽トラが人気、という記事が散見されていて、CNNでも報じられる程度には認知度があるようです。一方でこれを米国の衝突安全基準に合致していない危険な車輛として登録できない州や、新たに公道から排除しようとする動きも見らていたところなのですが、この度マサチューセッツ州が軽トラの登録を禁止する旨、発表したそうな。
リストを見ると確かに軽トラ……って、トヨタライトエース/タウンエースが入っており、必ずしも軽トラばかりではないご様子。
米国でこれらの“小型”トラックが売れる背景としては、米国の自動車メーカーが作ってるトラックがF150だとかRAMだとかの大型ピックアップトラックに“選択と集中”してしまい、実用上適当な大きさのトラックが市場に供給されなくなってしまった現状がある模様です。
米国自動車メーカ的には大は小を兼ねるのかも知れませんが、ユーザ側はそう思っておらず25年ルール(米国では製造後25年を過ぎた車はクラシックカーとして各種輸入制限を解かれる)を駆使して輸入された軽トラが実用車として人気を博すに至った、と。それに対してロビー団体の活動によって軽トラが公道から締め出されようとしているわけで、当然ながら訴訟が起こり、法廷鬪争の果てにテキサス州などでは登録制限が撤廃された、などという話もあったりします。
というわけで規制派と反規制派の動きが錯綜していて今後の動向は不透明なところではあるのですが……需要があるんだからビッグ3が小型トラック(必ずしも軽トラックとは言わない)を作れば済む話なんじゃないですかねぇ、これ。日本だって中古の軽トラの海外流出によって中古価格が上昇したり入手が困難になったりと、迷惑を被っている面があるのですよ。
第一報に接した時は尖閣かと思ったのですが、長崎県の男女群島とあっては、言い逃れは難しいですな。防衛省発表の図を見ても、他の周回ではきちんと公海上を飛んでいるのに、一度だけ意図して領空に侵入していることが窺えます。
現場の独断なのか上からの指示なのかは不明ですが、領空侵犯行為というのは言い逃れの出来ない国際法上の違法行為ですので、中国政府がどのような対応をするのかが注目されます。
領空と領海の大きな違いはこの辺でして、船舶は他国の領海と言えども無害通航権があるのですが、航空機は他国の領空に入れば即国際法違反なのです。過去には不幸な事故もありまして、民間機を撃墜することこそ条約で禁止されていますが、ことが軍用機とあっては明白に害意があったと看做され、場合によっては武器使用が命じられることになります。
日本が政権の移行期にあり、また各国軍が日本国内で共同訓練を行っている最中に、中国はこのようなことをする国だということが全世界に対して知らしめることとなったことは、不幸中の幸いかも知れません。
クローズアップ現代の「終わらない戦争(1)“敵国人抑留” 日本が好きだったのに...」は久しぶりに良かったなと思える番組だった。取材ノート「ある日突然、私は“敵国人”にされた… ~イタリア人作家ダーチャ・マライーニさんに聞く、日本での抑留~」を併せて読むと尚良い。
というかクローズアップ現代には勿体ない。NHKスペシャルかBSスペシャルでやるべきネタだったろうに……。
個人的には、横浜の抑留施設のことは知っていたのですが、実際に抑留されていた人の証言を見聞きするのは多分初めてだったので、大変興味深い内容でした。
そして、これが“教訓”であることを強く感じさせられました。
今日本に領空侵犯をかけてきている隣国と本当に戦争になった場合、私達は“敵国民”をどう扱うべきなのか。大変難しい問題です。でも考えておかねばいけないことなのですよね。
そういえばその隣国さんなのですが、NHKの記事によれば関係部門が現在、状況を確認している
いかなる国の領空にも侵入する意図はない
と外交部が碌な反応を示していません。記事中にもありますが、政府の統制下を離れた軍部の独走の可能性が疑われるところです。
政府の統制が利かない軍事組織なんてロクなもんじゃありませんな。戦前の日本もそれで結局は戦争に雪崩込んでしまいましたが、現代でもそれで蹉跌している国があれこれあるわけで、恐らく典型的なバッドアイデアなんでしょう。
NHKの地方ニュースで、元日の能登半島地震の際に県の消防防災ヘリが夜間飛行を行った件が特集されていた。
ヘリコプタの多くは有視界飛行のみでレーダー等を使った計器飛行には対応しておらず、富山県の防災ヘリであるAW139も原則的には飛行は日中に限られています。
とは言え、非常時には夜間飛行を行える緊急運航の特例があり、一応訓練もやってはいるのですが、元日は初の実践であったという話でした。それでも映像を見る限り、周辺空域を同様に飛ぶヘリコプタを目視で確認するとか、危なっかしいなぁと思いながら見てましたが……。
そりゃ自衛隊のヘリくらいに装備を充実させれば夜間飛行もできるようになるんでしょうが、そうすると価格の上昇や機体重量の増加、加えて整備や訓練の負担増があるわけで、予算で賄えなくなりかねませんからね……。
颱風10号が大きな被害を齎している昨今ですが、ここまで進路が当たらない颱風っての珍しいかも。
当初は小笠原の南から一直線に東海地方へ向かう予報だったのに、西にズレ始めたと思ったら結局は九州西岸まで行ってしまい、そこで速度を落としてしまうと、今度はなかなか東に進路を変えてくれない。
現時点の予報円を見ても、ぶっちゃけ「どこへ行くか分からん」颱風ですな。
全然関係なかった筈の来週の予定が、どうも颱風に掛かりそうな感じになってきて困りもの……。
防衛省・自衛隊の令和7年度の概算要求の概要が公開されていたのですが、色々と想定が現実味を帯びてきている様相ですね。
陸自で開発していた共通戦術装輪はIFV型が24式装輪装甲戦闘車、自走迫撃砲型が24式機動120mm迫撃砲という制式名になった模様。偵察型は取得はされているけど制式化はまだっぽい。
16MCVのコンポーネントを流用した姉妹車種なんですが、現在全国で編成が進んでいる偵察戦闘大隊を構成するファミリーでもあります。特に偵察型は87RCVの後継ですね。ちょっと大きくなり過ぎる感があるのが気になる所ですが……。
陸自の要求で一番気になったのは、退役兵器のモスボール保管ですね。退役したけどまだ使える74式戦車などをモスボール保管するという話が出ていて、こりゃ本格的だなぁとか。ウクライナ戦争でもとかくロシアが保管兵器を投入していますが、やはりいざ戦争となった時には、無いよりマシ、って話になりますからね。最前線の第一線で使えなくても、他に使い道は色々あるでしょうし。
そういうことを考えなきゃいけない情勢にあるんだなぁと。
空自では、衛星コンステレーションの構築が上がっていました。これまでの情報収集衛星とは別に小型衛星群による観測網を築くとか、気宇壮大です。宇宙作戦団が新編されるわけだ……。
これだけの偵察能力を擁せねばならぬ敵と対峙することが想定されるとか、マジで辛い。
海上自衛隊はイージス・システム搭載艦が目玉なんですが、海ではそれ以外にも共同の部隊として海上輸送群が新編されて新輸送艦が配備されるとかPFUで民間船舶の借り上げとか、もう兵站周りの強化が凄い。これだけ兵站を強化しないといけない相手が想定されているんですね。
ゲロ吐きそう。
願わくば、これだけの準備が全て無駄に終わりますように。
中国海軍の測量船が日本の領海に侵入して、日本政府は外交ルートを通じて懸念を表明したとか。
先日も書きましたが、軍艦であっても無害通航権があるので、領海内を無害通航することについては問題がないのですが、記事中にもあるように測量を行えばそれは無害とはなりません。日本政府が懸念を伝達したということは、何かしらその疑いを抱いているということではないかと推測されます。
先日の領空侵犯に際しては過度な解釈をしないよう望む
とか言っているようですが、これ中国の軍内部で統制が取りきれてない感じなんですかね。
嫌な感じですね……。