哀愁日記
底に哀はあるの。
もしくは、
西紀2015年8月分
このページはあくまで小熊善之個人の責任において製作されており、坂村健先生及びTRONプロジェクト、パーソナルメディア社、並びにYRPユビキタス・ネットワーキング研究所は関与しておりません。
守秘義務の関係上、伏せ字になっている箇所があります。伏せ字の中身を御推測なさるのは結構ですが、あてずっぽうの内容を他者に広めて誤解を拡大再生産することだけはないようお願いいたします。
2015年8月1日(土曜日)
と、いうわけでヨコスカサマーフェスタへ行ってきました。
電車が横須賀駅に近づくと、よく訓練された乗客が左側の窓に寄り、港を一望して一言「なんでコブラが居るんだ……?」。
陸自さん、近年ちょっと力を入れ過ぎじゃないですかね!(笑)
去年 にひき続いて潜水艦の公開があり、今年はおやしお型潜水艦 “やえしお”であった。
たまたま、艦首ハッチから乗組員が乗船する現場に居合わせたので撮影。機密って言ってハッチにカバーをかけている割に、本体側は隠してないのよね……。必要ないってことなんだろうけど。
後部甲板。昨年 のずいりゅうと比べると、吸音材の様相が異なるのが分かる。
後方から眺める。前に見えるのはこんごう型護衛艦 “きりしま ”。
で、特別公開は米海軍のアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦 “McCampbell ”。
米国艦なので、乗艦前に改めて手荷物検査と身分証の確認が行われた。
艦尾飛行甲板。
ヘリコプター格納庫の形状とか、そもそも艦尾の甲板レベルとか、案外と日本のイージス艦との違いは大きい。全体的にはアーレイ・バーク級の方が小ぶりに感じるが、これは日本と米国でのイージス艦の性格の違いによるものだろう。所詮70隻に及ぶ量産型駆逐艦である米国に対し、6隻しかない虎の子の日本では、旗艦機能を持たせたりと、色々盛られているわけですな。
それにしても狭い。居住性はあまり良くない印象。荷物が多いせいかもしれない。
艦橋構造物は明らかに日本の艦より小さい。元々空母の護衛艦で、指揮機能はそちらにお任せだから。
で、なぜか展示されていた陸自のコブラ 。
陸自は毎年ヨコスカサマーフェスタでの展示に力が入ってきている気がする……。
2015年8月2日(日曜日)
ちょっとお買い物に行ったくらいで、あとは家で作業など少々。
ヤマハ発 が電動スクータの新型 を発表していたそうな。
かつてのPassolを皮切りに、途中空白を挟みつつもEC-02、EC-03 といった電動スクータに挑戦し続けてきたヤマハ発ですが、これまでの専用フレームから、既存車種のEV化 へと駒を進めた、と。
恐らくこれまでの実績から、ターゲットがある程度絞り込めたのでしょう。思い切った商品展開だと思います。
超個人的には、原付きと軽自動車は全部電気自動車化してしまえ、くらいは思っているので、ヤマハ発の挑戦には期待しています。
2015年8月3日(月曜日)
電子書籍にまつわる不思議事案というのは、何故か頻繁に遭遇するものらしいのですが、今日はこういうネタを。
茅田砂胡の「祝もものき事務所」シリーズ。1巻が出たのはもう2010年なんですが、最近第4巻が出たんですよ。
2010年11月
2012年11月
2012年11月
2015年7月
これのkindle版も出ていたのですが……。
http://www.amazon.co.jp/dp/B00AQY968M/
http://www.amazon.co.jp/dp/B00DQH3UUG/
未電子化
http://www.amazon.co.jp/dp/B012VRJEHE/
なぜか3巻のみ電子化されていません。
3巻の内容に何か問題があったという記憶もないわけですが、単に作業の都合上電子化が後先したというにもお粗末な話で、中央公論新社 の電子化担当部署の混迷を思わせるものがあります。
中公には別件でクレームつけたこともあるんだけど、真面目にやってないんだろうな。
2015年8月4日(火曜日)
朝出掛けに確認したらトラブル対応が必要なことが判って、ノートPC抱えて池袋直行。
1.15kgしかないノートPCだけど、普段から持って歩くとなるとやっぱり重い感じなんだよなー。
うーむ……。
NECのLAVIE HYBRID ZERO かPanasonicのLetsnote RZ か……。
どっちもイマイチなんだよなぁ……。
純クラムシェルのRZがあれば一番なんだけどね。純クラムシェルならもっと軽くできるだろうし、みんな喜ぶと思うんだがなぁ。
そもそも2-in-1なんて誰が嬉しいんだ?
2015年8月5日(水曜日)
先日、Amazonのサイトが一部おかしくなって、サイトの一部に中文(簡体字)が表示されるという奇妙な現象が生じていた。
で、スクリーンショットを添えて現象を報告したのだが……。
Amazon.co.jpのサイト上で文字化けが生じる場合は、ブラウザのエンコードを日本語(シフトJIS)に変更することにより解決する場合があります。
サーバ側から中文データが送られてきているのに……。
で、もっかいきちんと確認しろとメールしたんですよ。そしたら……。
重ねてのご案内となり恐縮ですが、一度、下記対応をお試しいただき、ブラウザの設定を変更しても問題が解決しない場合は、お手数ですが、ブラウザの製造元にお問い合わせください。
Amazon.co.jpのサイト上で文字化けが生じる場合は、ブラウザのエンコードを日本語(シフトJIS)に変更することにより解決する場合があります。
頭にきたので、スクリーンショットで中文になってるところに印まで付けて指摘したらようやくマトモな返答が返ってきた。
このたびは、当サイトのご利用に際し、ご迷惑をおかけしておりますことをお詫びします。
現在、当サイトの商品ページ内に一部が文字化けが生じるという問題が発生しております。
修正に向けて対応を行なっておりますので、ご迷惑をおかけしておりますところ誠に恐れ入りますが、今しばらくお待ちいただきますようお願い申し上げます。
いや勿論、何の解決にもなってないんですけどね!
で、今朝になったら障害が復旧していた。
2015年8月6日(木曜日)
自宅PCのUSBハブを交換。
USB機器ってのはなぜか増加の一途を辿っていて、デスクトップPC代わりにノートPCを使っていることもあって、ポートが足りなくなり、7ポートハブを廃して13ポートハブに切り替えた。
これでも足りなくなったらどうすべ。
2015年8月7日(金曜日)
「電気自動車に自ら接続する充電装置--Teslaが映像公開 」ってのが面白い。
VIDEO
個人的には、電気自動車には自動的に給電するシステムが必要だと思っていて、ロボットアームを使った自動挿拔システムは望ましいものに感じられます。たとえば自宅のガレージに駐車したあと、人間が逐一ケーブルを繋ぐのではなく、自動で接続される方が、HEMS的にも良いと思うのです。
ただ、今回のこれが良いかと言われると、うーん……って感じですけどね。
2015年8月8日(土曜日)
ちょっと涼しかったな、なんて感じたんだけど、実際東京で続いていた連続猛暑日が途絶えたらしい。途絶えたって言っても真夏日で、それが涼しいって感じられる気候ってどうよ?
そんな気候の中、先日某所で撮ったビデオの始末をしてたんだけど、今の時分、ハンドリングの良い動画フォーマットってやっぱりMPEG4だよなー、とか思いつつ、MPEG2コンテナでがしがし作るのであった。
2015年8月9日(日曜日)
今日も昨日と同じくらい、暑さが和らいでいた。
それでも32℃くらいは行ってたみたいだけど……。
これを「暑さが和らいでいた」なんて感じる感覚の方がおかしいのか?
2015年8月10日(月曜日)
天気予報によると、雨のち晴れ。午前中は雨が降り易いでしょう、なんて言ってて、確かに外へ出ると路面が濡れてて、傘は要らないまでも雨滴は感じるくらい。
これが本格的なお湿りになれば良かったんだけど……。
結果は、ひたすらの高湿度環境。
冷房の效いた室内から外へ出た瞬間に眼鏡が曇る!
土日に始末した某動画であるが、会社に持って行ってサーバに置いたところ、見れないという報告が。
おかしい。極普通のMPEG-2ファイルで、何もおかしなことはしてないし、Windows 7環境で見れることは確認したのに……って、そうだった! Windows 8以降はMPEG-2のサポートなくなったんだったーっ!
2015年8月11日(火曜日)
午後から大気の状態が不安定になるという予報だったが……。
いや、きっとどこかでは降ったんだろうけど。
「建設現場で活躍するサイバーダインの装着型ロボスーツ−消えた「引退」の二文字 」という記事があって、なるほどこういう作業もあるのか、と。
そういえばホンダの歩行アシスト も、当初自動車生産ラインでの屈み作業などの改善を目的にしていたっけ、とか。
昔膝を故障していて、今でも正座が難しい身としては、こういう製品が実用化してくれると非常にありがたい。
2015年8月12日(水曜日)
朝の電車が明らかに空いていた。
沖縄の海上で米軍ヘリが墜落したとかで、最初はUH-60だという話だったのが、実際の写真が出てくると特殊作戦用のMH-60で、なんと自衛隊の中央即応集団との合同演習中だったとか。
全員無事救助されたのは何よりだった。
まあ、一部頭の沸いた連中が奇声を上げ始めたのは勘弁してほしいものだが……。
2015年8月13日(木曜日)
朝、僅かに雨。
中国の天津で大規模な爆発事故があり、死傷者多数の報。報道統制が敷かれたために、正確な情報は分からないのだが、死者だけで50名を超えるようだ。
原因も未だよく分からないのだが、可燃物を保管した倉庫から火が出たとか、TNT火薬で24t相当の爆発とか、色んな情報が乱れ飛んでいる。何のための報道統制なんだろう?
ネット上には静止画から動画から次々とupされ、かなり巨大な爆発であったことが窺える。
それにしても、日本が攻めてきたのではないかとも思った ってのはどういう感想だね?
2015年8月14日(金曜日)
コミケ一日目。
徹夜して新刊を仕上げて会場に持ち込む。
twitterで限定部数しかないよとか書いたら、Genesis先生 が真っ先に買ってったらしい。ちなみに私は外の日陰で寝てました。
さすがに西館まで出向くだけの気力もなく、東を舐めて初日は終わりましたとさ。
2015年8月15日(土曜日)
買ったばかりのタブレット端末が起動しなくなって焦る。
電源スイッチくらいしか物理スイッチがないと、こういう時困るねぇ……。
さて、昨日、安倍首相による内閣総理大臣談話 が閣議決定の上で発表されたそうで。
目を通して思ったのは、凄まじく微妙なバランスの上に成り立ってるな、というもの。
まず、首相やその取巻きが参加している日本会議 がいかにもやらかしそうな、学術上の間違いが見当たりません。率直に過去の事実を認めています。
そして、過去の談話 や謝罪と矛盾していません。当然否定もしていません。
普通そこまでするのだったら「じゃあ過去の談話とどこが違うのか?」と言われそうですが、明らかに違います。言いたいことは間違いなく言っています。末尾に私たちは、国際秩序への挑戦者となってしまった過去を、この胸に刻み続けます。だからこそ、我が国は、自由、民主主義、人権といった基本的価値を揺るぎないものとして堅持し、その価値を共有する国々と手を携えて、「積極的平和主義」の旗を高く掲げ、世界の平和と繁栄にこれまで以上に貢献してまいります。 とか書かれていて、じゃあ価値を共有しない国 はどうするんだよ、と思わずツッコミを入れたいところだったりします。
キーワードを辿って行くと、これを真正面から否定するのはかなり難しい仕様になっています。この「談話」を否定するには、“盛り込まれなかったこと”を追及するくらいしかないんじゃないですかね。各国政府の公式反応が概ね肯定的というのも、むべなるかなといったところでしょうか。
「人身売買」の件 もそうでしたが、相当頭が切れるブレーンがいるように思えます。
で、韓国の定例のアレ。
去年 より大分勢いが衰えた感がありますね。シャドウボクシングに疲れたのでしょうか。韓国としては不満もあるが否定もできないというジレンマを読み取ることもできるでしょうか。
韓国はとにかく日本が相手をしてくれないと困るのですが、今後上手く日本の気を惹けるでしょうか。大統領の手腕にご期待ください。
「売買春合法化を「支持」=国際人権団体の決定が物議 」とかなんとか。
人身売買ではない、自由に選択できる職業としての売春は認められるべきである、との考えは根強くあります。
私もその一人で、非合法な売春が横行し、人権蹂躙が続くくらいなら、合法的な売春において労働者の権利を保護するほうが余程マシな結果に結びつくと思っています。
2015年8月16日(日曜日)
中国・天津での爆発事故は、何やら常軌を逸した方向に……。
爆心地の写真に煉瓦か玩具のように散らばっているのが40ftコンテナ(L12m×W2.4m×H2.6m)だとすると、クレーター湖のサイズは100mを超えるサイズに見えます。
冷戦時代にソ連が核の平和利用と言って、核爆弾で溜池を作ったり、運河を開削したりしていたので、人類の力でこういうものが作れることは知っていたのですが、核兵器でもない、それどころか通常兵器ですらない、“事故”でこういうものが人造されたことに脅威を感じます。
2015年8月17日(月曜日)
コミケも終わって、友人と歓談。
発売当初の価格の1/3、¥49,800という捨て値で売られていたMebius Pad を衝動買いして約一週間。取り敢えずWindows 10の実験環境も兼ねる予定から、Windows 10のインストールに踏み切った。
2560×1600ドット300ppiのWQXGAディスプレイ等については文句なし。処理速度も思ったほど悪くない。
だけど……Windowsはどうやってもタッチインタフェースで使い物になるOSじゃないわ。キーボードとポインティング・デバイスがないと操作しきれないし、何かしらコマンドラインを使わないと設定できない項目があったりする。
結局スタンドに置いてBluetoothキーボードをペアリングして使っているわけで、これではタブレットとしての意味は殆どない。
実際外に持ち出してみたのだが、細かい作業が非常にやりにくい。当たり前だ。
結局K/BとPDが必要なんだったら、何もタブレットである必要はなく、クラムシェルノートで良いわけで、タッチも、2-in-1ですらも必要がない。
そういう結論に落ち着いた。
2015年8月18日(火曜日)
明日からの帰省に備えて荷物を纏めて送ったり。
ネットワーク構成の変更作業があるので、何が必要かを考えるのだが、現地で何が調達できるかわからないのが厳しい。ヤマダ電気があったような気がするので、最低限のものは手に入るだろうが、「取り敢えず愛三」みたいなことはできないわけで……。
取り敢えずPCは普段のノートPCとタブレットPCの両方を持って行って試験運用を続けてみる。
2015年8月19日(水曜日)
帰省。
昼に到着して、聞き取りなどをしながら、ネットワーク構成図を睨む。
前回 は実際の引越し前で、業務側のネットワークが実際にどうなるのか分かっていなかった部分があったが、今回は実環境で作業ができる。
夜、診療が終わった後に入り込んでネットワーク構成を確認。
ふんぬー……。
オンラインレセプト処理のためのVPNルータはやはり触れないか。
取り敢えず七つばかり積み上がった要望のうち、いくつかを片付けてしまう。
自宅から持って行ったネットワークケーブルが断線していたトラブル。
2015年8月20日(木曜日)
休診日の医院に入り込んで、ネットワークケーブルを引き回したりする簡単なお仕事。
USBで接続していたプリンタをネットワークプリンタ化するミッションなのだが、この複雑怪奇なネットワークの中では、IPアドレスを設定するのも大事なんだよ……。サブネットの向こうですとか言われてユーティリティが碌に動かないとか、一つのマシンにIPが一つしかないって決め打ちしてインストーラ作るんじゃねぇよ>某メーカ
USB接続しかできなプリンタをプリントサーバに繋ぐに至っては、直結してないとドライバが入らないとか、勘弁して欲しい……。>某メーカ
午前中いっぱいでプリンタを片付け、午後に残作業を片付け、ミッションコンプリート。
夕方までになんとか終わった……。
2015年8月21日(金曜日)
帰京。
往路は上野→富山だったのですが、復路は黒部宇奈月温泉→上野で。しかし、前日に切符が買えてしまう混雑率。これ本当に大丈夫なんか?
明らかに高崎とかで乗ってくる人多し。
さあ、明日は休日出勤だから早く寝よう。
2015年8月22日(土曜日)
休日出勤の筈が、行ってみたら機材がない。20日に使った機材が戻ってきていない。確認したら月曜着で送ったとか……。
手配ミス。
あっさり仕事がなくなったのであった。
2015年8月23日(日曜日)
折角買ったタブレットだが、やはりノートPCには到底及ばないという結論になり、さて、しかしどう有効活用したものか……と考えた結果、ごろ寝スタンド を使って寝床読書環境を作ってしまうのが一番だろうと結論づくこととなった。
キーボードはBluetoothキーボードがあるし、ポインティング・デバイスはZeemote JS1 がある。これなら布団の中に手を入れたままでも問題なく扱えよう。
駄目人間化が進んでいる気もしなくはないが、ここは一つ気にしない方向で。
2015年8月24日(月曜日)
相模原市にある米陸軍相模総合補給廠 (旧陸軍造兵廠)で未明に爆発事故があったと朝のニュースで報道していた。
119番通報により駆けつけた消防は、倉庫内に何が保管されているのか分からなかったために放水を行わず、燃えるに任せたとのこと。延焼が心配されるような倉庫配置ではなかった ことからの対処だと思われるが、悪くない判断だと思う。
特に天津の事故の後だと、無闇な放水が次の事故を引き起こしかねないところなので……。
そんで立て続けに日鉄住金鋼管 の川崎製造所でも火災 。こちらも怪我人なしとのことで、不幸中の幸い。
もっとも、日本も過去には驚愕すべき事故 を数多く経験しており、不幸な経験を経なければ学べない人間の罪深さを思うところである。
2015年8月25日(火曜日)
夜間作業で池袋。されど雨が降ってきて自転車に乗れず。
時刻表を睨みながら移動することに。
よる雨の中雨衣を着込んで走る趣味の人もいるだろうが、私には怖くてできない。
最近kindleの調子が悪い。USB経由で送り込んだ本が認識されないことが多々ある。
困りモノだ……。
2015年8月26日(水曜日)
明日の仕事のために配線引っ張ったり何たり。
4:3の映像ソースをぶち込んでも、漏れ無く16:9にストレッチして出力してくれるAVミキサーなんて死ねばいいのに。
2015年8月27日(木曜日)
機材は上手く動いたが、思わぬ落とし穴に填まる。256GBのSSD一杯の動画って、どうハンドリングすりゃ良いんだこれ?
2015年8月28日(金曜日)
そういえば先日、いずも型護衛艦 の二番艦が進水し、「かが」と命名されたそうな。空母加賀 にあやかったものでしょうなぁ。
見た目はともかく、前級に当たるひゅうが型 同様、対潜ヘリコプター母艦であって、固定翼の戦鬪機/攻撃機を搭載するような艦ではないですな。
というかですね、現代において固定翼の戦鬪機/攻撃機を搭載して「戦力」として十全な力を持つためには、ニミッツ級 に迫るサイズが必要というのが了解事項になりつつあるので、現実的な問題として正規空母を維持運用できる国は限られるでしょうな。
日本には無理よ。
2015年8月29日(土曜日)
心は晴れやかな休日。
水絆創膏なるものを初めて使ってみた(つまり買ってあったものを使うような状況に陥った)わけですが、何でしょうね、これ。
揮発性の匂いのするゲルを、瓶の蓋の裏側に付いた刷毛で傷口に塗布するのですが、なんというか、接着剤を塗っているような気分に……。
女性なら、マニキュアと言うのかも。
状態はまあ上々。普通の絆創膏と違って、水仕事ができるのは良い。テープでかぶれないのも。
ただ、お湯で剝がれるとは知らなかった。
あと、化膿しているところには使えない、と注意点。
2015年8月30日(日曜日)
雨の中、クレヨン社行。
Windows 8.1に苦労させられる。
ぶっちゃけ、Classic Shell でも入れちゃった方が余程使い易くなるだろうとは思うんだけど……。
そしてWindows 10ってどうなの?とか尋ねられる。
8.1よりはマシだけど……自己責任だよね。
2015年8月31日(月曜日)
先週見つけたネタなんですが「「戦争体験を聞く」という課題にWW2以外の戦争を提出してはいけないのか? 」という話題がありました。
日本の教育現場では「戦争」というと、太平洋戦争、それも戦末期の非戦闘員が米軍に殺される辺りを特定して指すことが多いように思われます。実際には戦争というのは歴史的にも地理的にも広く沢山の種類があるものなのですが。
それはともかく、課題に対して誠実に向き合った結果を、後日談 を見る限り、教育側は正面から受け止めることはできなかったようです。
私は長らく、「体験談聴取」式の反戦教育に疑問を抱いています。体験談自体に意味が無いわけではないのですが、史学科出身者としては、個人の証言の限界をも同時に知悉しているからです。個人の証言、口承というものは裏取りをしたり、他の証言と突き合わせたり、別側面からの資料による補強をしたりといった、史料批判を経ないと、史料としては使い物になりません。人間の主観はひどく曖昧で、矛盾を内包し、記憶は改竄が容易なものであることは論を俟ちません。また、一人の人間の視点と、大局的な視点が食い違うことも珍しくはありません。
極端なことを言えば、一人の体験談はその人個人の物に過ぎないのです。
そういった物を学ぶことに意味が無いわけではありません。史学的な技法を身に付けた人間が聞き取り調査を行えば、それなりに有益な情報が得られるでしょう。
しかし、「戦争」と言いながら、酷く極限された内容の証言を聞き出させ、模範解答を要求するような課題に、果たして反戦教育としての意味や価値があるのか、私にはかなり疑問なのです。