哀愁日記
底に哀はあるの。
もしくは、
西紀2015年2月分
このページはあくまで小熊善之個人の責任において製作されており、坂村健先生及びTRONプロジェクト、パーソナルメディア社、並びにYRPユビキタス・ネットワーキング研究所は関与しておりません。
守秘義務の関係上、伏せ字になっている箇所があります。伏せ字の中身を御推測なさるのは結構ですが、あてずっぽうの内容を他者に広めて誤解を拡大再生産することだけはないようお願いいたします。
- 2015年2月1日(日曜日)
- コミティア。
ロシア科学アカデミーに付属する図書館が火災で貴重書など100万点もの收蔵品が焼け落ちた模様。人類社会全体の損失としか言いようがない。
焼けた本だけではなく、消火活動による破壊もあったろうし、今後修復が行われるにしても、永遠に失われてしまったものは少なくなかろう。
このように事故で失われる書籍がある一方で、ISISのように進んで書を火にくべる者共もいる。
「本を焼く者は、やがて人間も焼くようになる」。
もう既にやってるみたいだけどな。
- 2015年2月2日(月曜日)
- 諸般の事情で普段からKindle Voyageをオフライン(機内モード)にして使っているのですが、そのせいでどうもクラウド側に保存されているデータとの食い違いが出てしまったらしく、オンラインになったときのコレクションの冊数表示等がおかしくなっていた。
てっきり無線LAN等に繫がった際に自動で同期してくれるものだと思っていたのだが、そうではなかったらしい……。
挙動を見ていると、Amazonが設定している同期のタイミングが悪いだけという気もするわけだが……。
- 2015年2月3日(火曜日)
- やはりまたWindows 8.1に悩まされる日々……。
どうにも挙動が……。
一つだけ良いことがあった。Adobe/GoogleのSource Sans/Noto Sansのお陰で、フォントの狂いによる言語間の見た目の悪さは回避できた。素晴らしいね。AdobeとGoogleに感謝だよ。
- 2015年2月4日(水曜日)
- お仕事で池袋で夜間設営作業とか。
明日の予報は雪だというのに明日午後には撤收作業が待っている……。
「日本大学生「軍慰安婦、十分に賠償した」」「慰安婦問題 韓日大学生の認識に大きな隔たり」という記事があって、両国における認識の溝の深さが数字になって表れている。
韓国側の報道では驚きをもって受け止められたように見えますが、驚くような所は見受けられなかったような……。
韓国側は日本側を問題視するでしょうが、むしろ私としては韓国側の学生の余りにも画一な思考が気になります。95%が同じ考えとか、大丈夫かこいつら、と。自然科学分野ではない政治上の問題について、95%の人間の見解が一致するってのは、思想統制の存在を疑うべき状況だと思いますが。
言論の自由は思想信条の自由が認められる国に暮らしてて良かったな、と思いますけども。
- 2015年2月5日(木曜日)
- 昨日設営したブツを、今日は撤收する氷雨の中。
どうしてもっと簡単にばらせるように作らなかったのか……。
昨夜は終電一本前で帰って、今日はいつも通り出勤して、しかも夜なべしてタイタニアの完結巻を読みきっていたので、一日眠くて仕方なかった。
- 2015年2月6日(金曜日)
- 「自律的に消火活動を行なう米海軍の2足歩行型ロボ」という記事があって、2012年のアレかぁ、と感慨深く思う。去年写真は公開されていたのだけど、今回は動画公開となった模様。
うーん。なんと申し上げてよいかわかりませんが、到達すべき所はまだまだ遙かに高いようです。正直、歩くところからまだアレですと、実用化にはかなりの時間がかかりそうですね。
- 2015年2月7日(土曜日)
- 終日惰眠を貪りながら読書。
Kindleのせいで本当に本屋に行かなくなったな……。
思いついた瞬間に買えてしまうのは実に便利で、そして危険だ……。
- 2015年2月8日(日曜日)
- 某所経由で東大の「東京大学における軍事研究の禁止について [その他] (広報室)」について。
現実論として、冷戦後の社会環境においては、かつてのように明確に線引された「軍事研究」なるものは定義しづらく、COTSの大々的な導入以後は、最早軍事研究と民生研究は区別し難くなっていると言えます。
通常の研究のつもりが軍事に転用されることはいくらでも起こりえるし、また軍主体で研究されたものが民間にフィードバックされることも多々見られる今日、「軍事研究の禁止」は念仏と同レベルの存在に成り果てているわけです。
勿論この世界には念仏を唱えることこそが大事である、という見解が存在することを否定するつもりもありませんが、東京大学ともあろうものがそのような教条主義(あるいは宗教)に浸るのは良い傾向とは思えません。
非常に個人的には、軍事研究の全面解禁(不問とする)が望ましいと思いますが、難しいでしょうかねぇ。
- 2015年2月9日(月曜日)
- 昨年1月に起きたおおすみとプレジャーボートとの衝突沈没事故の事故調査報告書が出た。
でまあ、報告書本体は50p程なんでさらっと読めるわけですが、原因は当初から言われていた通り、プレジャーボート側にあったようです。
おおすみ側は自動船舶識別装置(Automatic Identification System, AIS)情報があり、またレーダー記録からプレジャーボートの位置がある程度分かるのですが、問題のボートに積まれていたGPSプロッタが濡損したため記録が得られず、ボート側の位置が推定になっているのが惜しいところなのですが、大凡報告に記載された両船の位置・ベクトルは信用できるものではないかと考えられます。
43ページの付図2を見る限り、両船が元々の針路・速度を維持していれば衝突しなかった、というのであれば、原因はプレジャーボート側が右に転舵したからであろうと考えられます。最終的に報告書の結論もそのようになっています。
4.2 原因
本事故は、阿多田島東方沖において、A船が南進中、B船が南南西進中、A船が針路及び速力を保持して航行し、また、B船がAの左舷前方から右に転針してA船の船首至近に接近したため、A船が回避しようとて減速及び右転したところ、更に両船が接近して衝突たことにより発生したもの考えられる。
4.3 その他判明した安全に関する事項
A船は、180°に変針した後、B船と衝突のおそれがないものの、距離が徐々に近づく状況であったことから、B船との距離を広げるため減速が指示されていたが、衝突に至ったものと考えられ、より早い段階での減速、より大幅な減速を行うなど、海上自衛隊通知文書に基づき、小型船との接近に対応し得る余裕のある航行をするか、航行指針に基づき、衝突予防の見地から注意喚起信号を活用していれば本事故の発生を回避できた可能性があると考えられる。
報告書では上のように「事故回避の可能性」を書いてますが、正直言えばおおすみ側は早い段階で目標G(ゴルフ)の接近を感知しており、減速も行ってて、それでもぶつかったんだから、こりゃもうどうしようもないんじゃないですかねぇ……。
- 2015年2月10日(火曜日)
- 松戸まで出張。
その間に日暮里でE7系が東京行きで走ってるの見たんだけど、車輛だけはもう運行してるんだっけ。
延伸する北陸新幹線なんだけど、時刻表を見ても、実家までの帰省にかかる時間が伸びるんだよなぁ。実家から最寄りの駅は各駅停車しか止まらないし、そこから魚津までまた30分くらい電車でかかる。優等で富山まで行って折り返すと富山までの時間は短縮されるけど、1時間に1本しかない汽車で45分くらいかかるし……。
下手に実家最寄り駅が特急停車駅だっただけに、不便じゃ……。
- 2015年2月11日(水曜日)
- Amazon kindleで「東日本大震災の実体験に基づく 災害初動期指揮心得」がタダで頒布されたと聞いて、拾ってみた。
まだ読み始めたばかりなのだけど、初っ端の
備えていたことしか、役には立たなかった。
備えていただけでは、十分ではなかった。
という冒頭の文章が素晴らしい。
自衛隊、警察、消防が救助に駆けつけるためにも道路の啓開が必要だ、というのは当然でもあり、また盲点でもあり。
図書館で予約していた「帝国の慰安婦 植民地支配と記憶の闘い」を読み始める。同じ著者の前著も読んでいるのだけど、手強い相手、という好印象。
こう言っては失礼ながら、この問題に関わる人のなかには、政治的正しさのためには学問的正確さは犠牲になっても良いと言わんばかりの主張をなす者が少なからずおり、結果として問題の解決を困難になさしめている嫌いがある。その点、この著者は学問的正確性を優先しており、殖民地と占領地の違いなど、基本を押さえて議論をしている。
結論は必ずしも同意できるところばかりではないのだが、丁重に扱うべきだろう。
個人的には、もう少し当時の統計資料などが入ると良いと思うのだが。
- 2015年2月12日(木曜日)
- 久しぶりに紙の本を持って電車に乗ると、指でページを押さえているのが面倒で仕方ない……。人間、楽なものには簡単に慣れるものだ。
- 2015年2月13日(金曜日)
- 終業後に渋谷で「ハングルセミナー「韓国の文字、いろいろと。」」に参加。
韓国書体事情を色々聞いたんだけど、日本だったら訴訟沙汰になりそうな話がちらほら。フォントフェイスデザインの盗用ってあの国では一般的なんか?
ただ、全体としてみた時にはやはり80年代くらいから、横書きが席巻し(縦書が忘れられ)、結果として脱四角フォントなどが生まれてくることになったんではないかと思われるところ。
私個人としては崔正浩氏が写研で作ったという細明朝が素晴らしいと思うのだけど、あれは縦に組んだときに映えるフォントだな、とも思った。晩年のデザインを基に作ったという崔正浩体は明らかに横組が意識されていた。
講師の盧恩裕氏は、デザイナは縦組みに挑戦したいと思っているが、良いフォントがないと言っていたが、恐らく70年代で事実上縦組みフォントの開発が止まったんじゃないかねぇ……。
- 2015年2月14日(土曜日)
- 松屋のうまトマハンバーグが冷凍食品になったというので、一駅離れたところにあるイオン系のダイエー(消滅予定)へ足を伸ばしてみたが、見つけられず。
うーん……近くにイオン系ないんだよな、あんまり……。
そういえば職場の近くのまいばすけっとがイオン系か……。
- 2015年2月15日(日曜日)
- 余りの寒さと風にめげて一日家でお籠り。
まあ、合本で買った電子書籍が読めて良かったと思っておこう。
- 2015年2月16日(月曜日)
- 昨年の一件を受けて調査があったらしく、「停電時も使える電話機種 3割にとどまる」などという記事が踊る今日この頃。実際の報告はこちららしい。
自宅の電話機に関しては、過去にも書いたように局給電で動くものだけを選んでいるので、停電時でも動作します。FAXについてはしょうがないね…と思っていたのですが、なんとバッテリ搭載のFAXがビジネス向けではあるらしい。すげーな。実家に推薦しとこうか。
大体にして、非常時を想定して電話線には直流が流れているし、局や光収容や無線基地局には発電設備もしくは蓄電池が備えられているし、装備・人員を抱えて復旧訓練までやってるわけで、むしろ電話機などは規制をかけて局給電で最低限の機能を提供できないものは販売不可にすべきでしょうよ。
Sonyからほっぽり出されたvaio株式会社ですが、いよいよソニー離脱後に開発したPCの発表。
で、出たのがVAIO Zなんですが……。
しょーじき申しまして、「これにZを名乗らせるのか」って感じ。なんとゆーか、腰が定まってないというか。
vaio社としてはビジネス向けを販売のメインにするとか言う話だったんですけど、その割には有線LAN端子やVGA端子がないとか、色々と考えさせられますね。そっち向けなら必須だろうに。
一方、“Z”として見ると、色々突き拔け度が足りない。vaio zを欲しがる層が2 in 1なんか求めるわけねーだろ。必要なのは1kgの重さに可能な限りの高性能を“頭おかしい”(褒め言葉)レベルで詰め込みまくることであって、こういう二兎を追うようなPCではなかったはず。伝統のクアッドコアがないのもBad。
ついでに言うとデザインが駄目。これは全然駄目。
- 2015年2月17日(火曜日)
- 春節を前に急に寒くなって、ニュースを見たら都下でも雪が降っていたらしい。明日も雪の予報。
寒いとKindleさんの調子が悪くなるんだよなー。電子ペーパーの反応が悪くなるらしく、描画がもっさりになってしまう。
「「Appleがクルマ開発」の本気度 自動運転カーはソフトウェアの勝負」とかいう記事があったわけですが、Appleはソフトウェア会社のように見えて、実はソフトをオマケにしてハードを売っている会社なので、ハードウェアとしての自動車の部分をどうやって作るかが、非常に気になるところです。
完全電気自動車であれば、内燃機関を使う自動車ほどの部品数は要らないとは言っても、それでも材質から部品まで、特殊なものは少なくありません。
まあ、もちろん、ハードウェアのためにシムドライブあたりを買收するというなら、大喜びしそうな人があちこちにいるわけですが……。
- 2015年2月18日(水曜日)
- 沖縄タイムスに「2033年、旧暦の危機 現在使用の「天保暦」破綻」という記事があったんですが、これ、暦に詳しい人なら「国立天文台がなんとかするよ」で終わりですよね。記事にもある通り、
「旧暦は民間で任意に作られ広まっている。『2033年問題』は承知しているが、民間で解決すべきで国は関与しない」
というのが国立天文台の公式見解であることは事実です。
しかし、一方でなぜか国立天文台では旧暦の基礎となる月齢や二十四節気の計算をやっているなど、公式の旧暦は作らないけど、旧暦を作るための基本情報は計算している。つまり、公式には作っていないが、非公式には同等のことを現在もなおやっている。
旧暦は月の朔望と太陽の運行を元に計算されるため、特定の観測地点での両者の情報が不可欠であるが、その情報は国立天文台が、科学的必要性とは半ば無関係にやっており、それが暗默的に旧暦作成のためであるわけだから、恐らく事態が近づいてくれば、国立天文台が一見無関係そうに見えて、実は……という情報を提示することになるだろう。
明日は春節。
- 2015年2月19日(木曜日)
- 春節。
朝日に「リビア外相「武器禁輸解除を」 対イスラム国で安保理に」という記事があって、なんというか、残酷な世界の汚い現実、みたいな。
サハラ以北アフリカ〜アラビア世界において現在頻発する武力衝突の底辺を支えているのが、旧リビアから流出した火器であることはよく知られています。“アラブの春”とかいう現象によって政府が倒壊したリビアでは、権力の空白によって誰も武器を管理していなかった期間があり、当然のようにその間、旧政府支持者らの逃亡とともに、武器(とそれを使用するノウハウを持った人)は周辺各国に流出しました。
一方、なんとか形だけは整った新生リビアに対しては武器禁輸措置が継続しており、結果として正当性がある側には武器が与えられず、非合法な連中はブラックマーケットで武器を手に入れられるという愉快な状況が発生しており、これを更正するためには正当性を持つ側により強力な武力を行使する必要が、現実対処としてはあります。
理想論はともかくとして、現実に既にそこにある武器を用いた動乱に対し、現実的に対処する必要が間違いなくあるのですが、筋論から言えば、リビア新政府を支えている国際社会とやらが必要武力を用立てて、国連決議に基づいてリビアの治安に責任を持つべきものなのですが、何分手元不如意でありまして、どこの国もリビアに地上軍を派遣しようという意思を示してはいません。
であれば、次善の策として正当なリビア政府に必要な兵器を供給するという話になるのですが、“戦後”を考えると実に頭の痛い話ではあります。
そもそも後先考えずにカダフィ政権を打ち倒してしまったのが悪いと言われればそこまでなのですが。
- 2015年2月20日(金曜日)
- 年休取って病院へ。
診察の結果は、取り敢えずは良好。薬も減らして、経過観察に。
次回は3箇月後との仰せなり。っつーと、5月か。
- 2015年2月21日(土曜日)
- AozoraEpub3+KindleGenを使って.mobiを作ってkindleに入れてみるテスト。
こりゃ青空文庫を読むには思ったよりいい感じだなー。
こうなるとますますkindleのストレージが少ないのが気になってくる。今の百倍くらいは欲しいよなー。
- 2015年2月22日(日曜日)
- 「アメリカン・スナイパー」観てきたんですが、原作に遠く及ばず、という印象。
正直、この作品を映画にする必要性ってどの辺にあったんかなぁ……。
原作は、戦場心理学とかそっち方面からは実に興味深い本で、このクリス・カイル氏の精神構造というのは、一種独特だな、と。
ある意味で、理想の兵士なんだろうけど、こういう人って平和な一般社会でまともな生活できるんだろうかね……。(死んじゃったからわからないまま)
「住民投票、陸自配備に賛成多数 与那国島、政府方針を追認」という記事を見て思うんですが、確か自衛隊の配備は地元からの要請で始まったんではなかったか……。
にもかかわらず、住民投票を行ったりする反対派の人たちというのは、勿論言論は自由なんですが、傍から見ていると、呼び込んでみたり反対運動をやってみたり、そういうのは始める前に意思統一をしてもらいたいものですよね。
- 2015年2月23日(月曜日)
- 昼休みに「米アカデミー賞 日本人監督受賞ならず」というニュースがテレビから流れてきたんですが……結局受賞作がニュースでは流れず、日本人監督が受賞を逃したことだけを伝えるニュースでした。(原稿は後で追加・改変されたっぽい)
誰が受賞を逃したかを報じて、誰が受賞したかを報じないのは、私個人としては平衡を失っていると思います。報道すべき内容を見誤っている、重み付けを間違っている。いろんな言い方はできますが、総じて、伝えるべき内容を判断できなくなっていると考えられます。
NHKにはこういったことを深く反省する必要があるでしょうね。
- 2015年2月24日(火曜日)
- 「中国の専門家が漢字の簡略化を主張、伝統文化への冒とくと反対される—香港メディア」とかいう記事があったんですが、中国の社会科学院に属する学者が政府の方針と違うことを喋ったらその方が問題なわけですが、元記事まで辿ると「社科院專家:簡體字還有進一步簡化空間」で、簡体字を一層簡略化しようというかなりドラスティックな意見でした。
とは言え、実を言えば中国の簡体字には何段階かの実施を経ていて、中には草案から試行まで進みながらも廃止された「第二次漢字簡化方案」なんつーものもあり、一層の簡略化の余地がないとは言えません。
ただ……これ以上簡略化を進めるくらいなら、注音符号なり拼音に移行した方がマシなんじゃないですかね。
簡略化しても、憶えやすくなるわけじゃないんだから。
- 2015年2月25日(水曜日)
- Firefoxのアップデートがあったんで、Firefox 36に更新したら、これまで愛用してきたAdd-onが一つ動かなくなって参った。こういうことがあるから困るんだよな……。
某仕事でもFirefoxにAdd-on追加して業務用に使ってるんだけど、下手にアップデートしたら動かなくなるとか、起きかねんから困る。流石にそっちは自動アップデート切ってるけど。
勿論、仕様を変更する側に応分の理由があることも分かっているのだけど……。
- 2015年2月26日(木曜日)
- 何やら軌道上で不穏な話が。
太陽同期軌道上にあった軍事衛星が突如分裂して、どうもデブリとの衝突を起こしたらしい、と。
軌道上の混雑はもう十年も前から指摘されているところですが、この分だとケスラーシンドロームが実現する日も近いのかもしれませんな。
- 2015年2月27日(金曜日)
- 朝から「UPSのユタカ電機製作所が民事再生 営業は継続」と不穏なニュース。
ユタカは小型で常時インバータ方式で正弦波が出るUPSを作っているメーカで、私も自宅に備えている程。このような良い製品を作るメーカが力尽きる姿を見るのは、悔しい物がある。
- 2015年2月28日(土曜日)
- 朝イチで「GUNDAM THE ORIGIN I」を観てくる。
なんというか……奇妙なほどにコメディタッチなのは安彦良和色なんでしょうね……。好みが分かれそうなところではある。
まあ、元のガンダムも変にコメディだったところもあったから、元からと言えば元からか……。
冒頭の宇宙戦鬪のシーンは悪くなかったな。宇宙のスケール感は少々足りなかったけど、無重量での戦鬪機動はよく描けていたと思う。