底の底の記憶
カレ
スコップ
岩窟の第十九弾

Caution!
このページはあくまで小熊善之個人の責任において製作されており、もしかしたらTRONプロジェクトに関り合いがあるようなないようなことが書かれているように見えることがあるかもしれませんが、もちろんそれは全て錯覚です。
当然、坂村健先生及びTRONプロジェクトなどとはまったく関係がありません。
よって、非論理的な方や妄想癖のある方、事実とフィクションの区別がつかない方、勝手な拡大解釈が得意な方は読まない方が身のためです。
これは、底の底でまだ底で墓穴を掘る、ある歴史学徒の哀しいまでの奮鬪努力の記録であります。


2009年6月28日(日曜日)
 長らく音信が途絶えている友人の母親から電話がかかって来た。
 まず真っ先に、訃報かと思った。
 自殺かな、と思った。
 話を聞いてみると……公明党への投票のお願いだった。
「すいません。私共産党支持者なもので」
 鄭重にお断りした。

2009年6月23日(火曜日)
 連動。
 前の事故の時も思ったんだけど、アメリカの鉄道では碌すっぽATSの設置もやっとらんのか、と。

2009年6月22日(月曜日)
 ちょっと連動。
 青空文庫の勉強会の関係で、文字コード界隈で「ヶ」の話題がちょっとしたブームに。
 色々な意見があるのは良いことだが、何分すぐさま結論が出る問題でもなく。
 ところで、青空文庫の勉強会には私もエントリーしているのだが、バレると天守閣から呼び出しが来そうなので表にはとても書けない。

2009年6月9日(火曜日)
 連動。
 クローズアップ現代の中で2回ほど、委員会のモブの中に私も映ってました(笑)。
 ……と、実家にメールしといたら、電話がかかってきて「どこに映ってるかわからん! 教えろ」ときた。
 別に出演してるわけじゃないんだってば。

2009年6月6日(土曜日)
 連動。
 つまり、何らかの政治的意図がある人物が宗教を大義名分にしているのではないかという疑いがあるのです。
 実際、判決文を読む限り、本人の葬儀が仏式で行われ、戒名もつけて、仏壇もあるってのに、配偶者がキリスト教徒だから故人が護国神社に合祀されるのは勘弁ならんというのは全く筋が通っていません。

2009年5月29日(金曜日)
 ちなみに米国の弔問使はスティーブンス駐韓米国大使だった模様。中国は程永華駐韓大使。
 国の格を考えたら、通常はこんなもんだよな。
 でも福田前首相の韓国での扱いはあまり大きくないみたい。うーん。外交礼式から行くと破格の扱いなんだけどなぁ。わかってないのかなぁ。
 政府首脳だけでも、この意味が分かっていれば良いんだけど、今の李明博大統領も外交については今ひとつだからなぁ。

2009年5月28日(木曜日)
 日本からの盧武鉉前大統領の葬儀へ派遣される弔問使は、福田康夫前首相になりました。
 凄く驚いた。というか、まず任期重なってたっけ?と確認したら、確かに半年弱くらい任期が重なっていて、一度日中韓首脳会談で顏もあわせていたらしい。
 これは参った。
 すっかり福田さんの存在を忘れていたよ。
 なるほど、福田さんなら、アジア外交において宥和策を取ったこともあり、適任というものだ。
 北の問題が俄に持ち上がってきたこともあって、日本としても格の高い弔問使を特派したいところだっただけに、この人選は素晴らしい。(小泉元首相や安部元首相の場合、受け入れ側の心象が宜しくない)

2009年5月25日(月曜日)
 盧武鉉前大統領の死に際して、なんか日本のメディアの“欠礼”が韓国で話題になっているそうな
 正直、外交的な儀礼というなら、葬儀に際して弔使に誰を派遣するかを見極めた方が良いと思うがね。
 韓国の前大統領なら、格式的にいいとこ駐韓大使くらいかね。総領事でも良いくらい。
 こちらの慶事に祝電一つ出さなかった奴のために儀礼以上のことをする必要はなかろう。
 両国関係が良好であったならば、在任当時日本の首相を務めた小泉元首相か安部元首相辺りが弔問使になるところですが、まずありえんわな。その次は外相、元外相辺りだけど、正直このクラスになったら驚く。
 ちなみに、日本として最上級の弔礼を示す場合は天皇陛下が自ら赴くことになりますが、恐らく今後あるとしたらタイのプミポン国王陛下か英国のエリザベス女王陛下くらいでしょうな。(現在在位している君主で今上天皇陛下より在位が長く、かつ日本と良好な友好関係を結んでいる国)
 その次が皇太子(トンガの前国王は確か皇太子だった)。あるいは皇族。
 このクラスになると受け入れ国も大変だしな……。韓国ではまずありえん。
※補足:レーガン元米国大統領の葬儀には、中曾根元首相が弔問使として特派されました。礼式ってのはこういうことね。そういえば今は副大臣ってのがいるんだった。橋本聖子外務副大臣辺りを送っておけばいいか。

2009年5月23日(土曜日)
 連動。
 最後の芸が、「カトリックが自殺」というネタであったのは、些かどうかと思いますが……。
※カトリックは自殺を禁じています。(一般的にキリスト教は自殺を罪としますが)
2009年5月22日(金曜日)
 連動。
 外交はオバマ大統領の弱点と言われ続けてきて、しかも現在進行形で色々問題を起こしているので、これも失政である可能性が高い。
 これまでは傍で観ていて冷や冷やしてれば良かったが、いよいよ日本にも降りかかってきた、ってところだな。

2009年5月20日(水曜日)
 午前0時過ぎにまた一つ欠片が出て行った。
 いい加減打ち止めになってくれんかのう。

2009年5月19日(火曜日)
 昼前に石の欠片がまた一つ出て行ったのだが、排出時にあちこち引っかかって傷をたくさん付けていったらしく、午後血尿が止まらなかった。
 便器が真っ赤になるのにもいい加減慣れたけど、あまり気持ちの良いものじゃない……。
 というわけで、定時で上がらせて貰った。
 家に帰るまでに痛み(結石の痛みとは違う、外傷系の痛み)が出てしんどかった。

2009年5月14日(木曜日)
 連動。
 端的に表現すると、「人間的だなぁ」というところになる。おわり。

2009年5月7日(木曜日)
 ここ一週間と言うもの、血尿ばかりの毎日。
 固形物が胃に残っていると発作が起きた時に吐くので、流動食みたいなものしか食えてなかった。
 破砕の前は飮食い禁止だったので、未明から夕方まで絶食。
 そして空腹に耐えかねて𠮷野家で牛丼食ったら、胃が受け付けなくて酷い目にあった。

2009年4月28日(火曜日)
 昨日の今日でちょっと笑っちゃったけど。
「SMAP」などに歌詞提供の作詞家・園田凌士容疑者、覚せい剤使用の疑いで逮捕
 警視庁麻布署は28日までに、東京都港区の作詞家、園田凌士(本名:利隆)容疑者(33)を覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕した。「間違いない」と容疑を認めているという。
 同署によると、園田容疑者は今月中旬から下旬の間に覚せい剤を使用した疑いが持たれている。尿検査で陽性反応が出たため逮捕となった。同署は覚せい剤の入手経路などを調べている。
 園田容疑者は、人気アイドルグループ「SMAP」など多数の有名アーティストに歌詞を提供している。
http://jp.ibtimes.com/article/biznews/090428/33752.html
 そういう蓋然性があったのね。多分内偵が進んでて、そこに全裸事件があったから、関連を疑ったのか。

2009年4月27日(月曜日)
 土曜日の酒席でも説明したけど、一応ここにも書いておく。
 興奮状態で服を脱ぐという行動は、覚醒剤服用者の典型行動の一つです。家宅捜索はその疑いで行われたのではないかと推察されます。
 しかし通常は尿検査なりなんなりをやった後だと思うわけですが、どういう蓋然性があったのかは、気になるところです。

2009年4月26日(日曜日)
 連動。
 恐らくだけど、画像回転のための行列変換プログラムにバグがある。

2009年4月21日(火曜日)
 和歌山砒素カレー事件の主犯とされ死刑判決を受けている被告の上告が棄却され、死刑が確定した。
 報道では、被告本人が全面否認し、直接的な証言・物証のない中、状況証拠の積み上げのみによる死刑判決に、異論もあるようだった。
 個人的には、動機ってそんなに重要か?と思うんだが。
 直接的な物証がないのは犯罪の形態上已むを得ない面があるので、状況証拠の積み重ねとなるわけだが、Spring 8フォトンファクトリーによる亜砒酸の解析結果は一致しており充分に信用できる。
 もちろんそれだけでは有罪とするに足る物証とは言えないが、夏祭り当日の参加者全員の行動履歴を合わせて考えれば、犯罪を行い得た人物は一人に絞り込まれ、その点について疑いを差し挟む余地はないものと思われる。
 “自白頼み”の日本の裁判に於いては珍しい事例だとは思うが、本件に関しては妥当であろうとは思う。

2009年4月9日(木曜日)
 連動。
 常識的に考えると、一段目がRD-191で推力2,094.7kN、比推力338秒なのに、LEO投入能力が100kgってのは能力低すぎです。ヒトケタ低い。
 となると、二段目以降のエンジンが相当アレなんじゃないかという予測が付くわけですが、二段目のKSR-1は推力86.2kN、比推力220秒、燃焼時間25秒ときた。
 通常、一段目のロケットは上昇力を稼ぐために推力に物を言わせた馬力型、高度を稼いだあと真空中での加速となる二段目以降は比推力重視とするのが一般的ですが、KSLV-Iは見事にセオリーを外しています。何を考えているのやら。
 ちなみに日本のH-IIAの二段目ロケットLE-5Bは推力137.2kN、比推力447秒、燃焼時間534秒という、世界でも屈指の性能を誇っています。日本のH-IIAロケットの軌道投入能力の高さは、このLE-5に負っているところ大ですね。
 韓国は無理をせず、アンガラロケットを丸ごと買った方が良かったんじゃないかな。
 KSLV-1と同じく一段目にRD-191×1を使うアンガラ1.1のLEO投入能力って2,000kgなんだよ……。(二段目は四酸化二窒素/ジメチルヒドラジンのBriz Mロケット。推力19.6kN、比推力338秒、燃焼時間1,000秒(!))

2009年4月8日(水曜日)
 連動。
 私が師事した小林英夫先生も左派系の研究者として知られているけど、更に番組にも出てきたジョン・ダワーを尊敬している私は、歴史学徒としては丸っきり左派(リベラル系)なんですよ。(所謂サヨク系歴史学者と違うところは、マルクス史観なんぞ屁とも思ってないことくらいですかね)
 その人間をして偏向していると言わしめる番組を作るとは、常軌を逸していると言って良いんじゃないか?

2009年4月2日(木曜日)
 連動。
 北朝鮮のロケット射上げだけど、イスラエルだったら今頃とっくに空爆してるよな。
 日本も気長なことだ。
 ついでに「Si Vis Pacem, Para Bellum」の訳は、「汝平和を欲さば、戦に備えよ」。金言ですな。

2009年3月29日(日曜日)
 秋葉原でVaio type Tとtype Zをそれぞれ触ってみた。
 驚いたのはその軽さで、Tも軽いがZも軽い。これならZでも良いんじゃないか……!と思ってよく見たら、バッテリがなかった。
 やはりTかのう。

2009年3月28日(土曜日)
 軍刀はとりあえず警察署に持ち込まれ、教育委員会による鑑定を待っている状態。
 弟が言うに、刃紋が見えるので、刀身は日本刀ではないか、と。
 しかし、自称軍属の航空機整備員で南方に行っていた筈の祖父の家から、なぜ軍刀やら北支事変参加証やら軍票やら勳章だとか航空写真だとかが出てくるのかよく分からん。生前から自称の経歴と周囲の証言や物証がえらく食い違う人だなと思ってはいたのだが、いよいよ経歴詐称の疑いが濃くなった。
 物証類はとりあえず富山の実家に運ばせ、時期を見て私が再度検分する予定。

2009年3月26日(木曜日)
 仕事中に、弟からメール。
 ケアハウスに入った母方の祖母の家の片付けをしていたら、亡祖父のものと思しき軍刀が出てきた。どうしよう、と。
 所轄警察署に相談しろ、と返事する。
 基本的に刀剣類は登録証があれば所持できるのだが、工廠製の軍刀(機械打ちの工業生産品)には通常許可は下りない。軍刀と言われる物には様々な種類があるが、許可が下りるのは古来の日本刀様式の刀身を持つものだけである。大抵の場合、家伝の刀を軍刀に仕立て直したもの。
 果たして刀身がどちらであるかは、鑑定を受けないと素人には区別できない。大体、70年近く放っておかれてるわけで……。
 母方の祖父は地主の家系(江戸時代から名字帯刀)なので、日本刀の可能性もあるかな、とは思っているが、はてさて。

2009年3月21日(土曜日)
 親父殿からメール。
 「レセプト(診療報酬請求票)が電子化されたら、院内のネットワークを見直さないといけない」
 そーだね。今は外に繋がってない、クローズドネットワークだからね。セキュリティもアレだし。
 ……。
 俺がやることになるのかなぁ。
 地元のインテグレータの仕事だろとは思うものの、今できているモノを見る限りレベル低いんだよなぁ。

2009年3月16日(月曜日)
 とうとう、ノートPCを買おうかと思っている。
 ドキュメントスキャンをかなりやるようになって、スキャナサイドで使えるドキュメントスキャン専用機が欲しくなったことが一つ。
 もう一つは、A3ノビ両面フルカラー600dpiとかでスキャンを行う場合、設定条件によってはメモリ不足を発症するため。
 特に後者は思わぬ問題点という奴で、32bit Windowsの限界っぽい感じ。
 まあ、そうでなくてもこういった大容量データをハンドリングする場合には、64bit OSの方が適切な筈だ。
 幸い、スキャナの64bit用ドライバは提供されている。
 あとは、将来的に64bit Windowsへの移行は不可避なんだから、今のうちにテスト環境を持っておきたいなんてのもある。Win16 APIがオミットされることが、どのくらいの影響を及ぼすやら。
 かくして機種の選定に入ったのだが、どうもVAIO type Tになりそうな感じ。type Zは少々重すぎる。type Gには64bit Windowsモデルがない。
 ていうか、まだVista 64bitをサポートしているノートPCって数えるほどしかない……。

 そういえばWindows Home Serer導入に際しての反省なんだけど、VMWare ESX iかHyper-Vの上にWHSをインストールすべきだった。
 そうしとけば、ハードの更新とか将来楽だったのに……。


2009年3月10日(火曜日)
 というわけで、第3回はあっさり終了。やはりUSPS→日本郵便のリレーでは、国内では何らの問題も起きない。問題は結局のところ、FedExやUPSに比べて倍近い送料だなや。その上遅い。
 ところで、別の商品を2月頭に注文していたりするわけなんだが、まだ米国から出荷されません(おい)。

2009年3月5日(木曜日)
 連動。
 秘書を「逮捕」したってことは、多分秘書の身柄を押さえる必要が相当にあったってことで、まあ「失踪」したり「自殺」したりされたくなかったんだろうなぁとか思わないでもない。あと、充分な容疑が固まったんだろう、とも。
 こうなると東京地検特捜部の“実績”を考えると、小沢の政治生命は事実上終わったのかもしれん。

2009年2月27日(金曜日)
 第三回、楽しい直輸入〜♪
 以前買ったブツが結構気に入ったので、無くなる前にもう一台確保しておこうと思った次第。
 で、今回は輸送業者にUSPSを指定してみた。UPSやFedExに比べると金額が倍額なんですが……まあ、実験がてらなので、コストについては今回は目を瞑る方向で。

2009年2月25日(水曜日)
 三星から来ているJさんに韓国語の翻訳チェックして貰うという話だったので、資料を渡した。
 資料全く無視して作業してくれて、仕事が増えた。

2009年2月16日(月曜日)
 論功行賞。
殿「あいつらよく頑張ったから、神戸の実証実験に行かせてやれ」
 上記の発言がおかしいと思う人はこの研究所にはいないのか?!

2009年2月11日(水曜日)
 昨日仕事で初めて、「Wikipediaを丸写しする人」を見た。
 俄には信じ難かった。他の原稿をチェックすると、オフィシャルウェブサイトの丸写しとか、出てくる出てくる……。
 著作権の問題ではなくて、実証実験のUCに入れる紹介文なのだから、書き方というか読ませ方ってものがあるわな。書き手は、自分がツアーガイドになったつもりで、読み手に説明するつもりで文章を書かにゃならん。にもかかわらず、Wikipediaを引き写してどーする?
 結局25本ほど原稿を書き直す羽目になったわけですが、総勢80コンテンツのうち一人で50本以上も書いているというとんでもない状態に。
 都庁実証実験用コンテンツは殆ど小熊善之著作状態に……。
# ちなみにコンテンツ制作にはここまで6人が関わっている。

2009年2月4日(水曜日)
 弟から電話あり。
弟「ネットワークプレイスが見つかりませんとか言われてNASが繋がらんのやけど」
 はて?
私「それは物理的に切断してるんじゃないか? ケーブル確認して、あとNASの電源が落ちてないか確認して」
弟「んー。線は繋がっとるぞ。電源は……あれ? 落ちとる」
私「……。」
弟「そう言えば停電あったわ」
 ちゃんちゃん。

2009年2月2日(月曜日)
 Nyちゃんがコプト語を知らなかった。
 そういえばπちゃんもコプト語を知らないようだった。
 言語の世界ではそれなりに名の通った言語だというのに、知らない人がいるというのは残念だ。

2009年1月30日(金曜日)
 連動。
 但し、地球温暖化がこのまま進行し、北極海航路が完全開通となった場合、スエズ運河の戦略的重要性は大きく減ずることになります。西太平洋諸国はベーリング海峡を拔け、北極海を通って欧州へ通行できるようになってしまうのでね。
 まあ、そんな日は来ない方がいいんでしょうけど、地球環境的には。

2009年1月28日(水曜日)
 連動。
 同記事によると
ヘリには、7・62ミリ機関銃を積み込み、機銃掃射の訓練を積んでいる特別警備隊員が同乗する。
ということで、恐らくSH-60J or Kに74式車載7.62mm機関銃を積み込むことになるんだと思う。
 しかしこうなってくると、三自衛隊の統合運用をもっと早くから柔軟に進めていれば……と思わないでもないな。陸自のヘリなんて基本的に艦載することを全く想定していないけど、将来のことを考えると、海兵隊的性格を一部に持たせ、艦載可能な装備を充実させておくことも必要だろうと思った。
 もっとも、海賊退治に対地攻撃ヘリとか持って行くのは流石にやりすぎという気がしないでもないが……。

 指揮運用の三軍協同は当然一番最後なんだけど、装備や訓練の共同は最近結構やってるみたいです。
 同人の世界には自衛隊系のサークルもいくつかあって、その辺から仕入れた情報によると、海自、空自の基地守備隊の訓練相手(仮想的)として、陸自のレインジャーが送り込まれてくることがままあるらしい。まあ、陸自としても敵基地攻略訓練という性格があるんだろうけど。
 海自も空自も、陸自のレインジャーに歯がたたんらしい。
 食堂で飯を食っている陸自はその時点から凄まじい雰囲気を出しているらしく、海空の人たちはビビリが入ってしまっている感じ。
 そして訓練が始まると、一個班でレインジャー一人を追い詰めるのがやっとで、それどころか一人また一人と部隊の人間が消えて行くという恐怖を味わうらしい。列を作っていると最後尾が忽然と居なくなる。警戒しているのに、やられてしまう。どんなに気を付けていても、班員が消えていく……。見つかったときには「死人」になっている。下手に探しに行くと探しに行った人間も「死人」になる。
 ある空自の基地ではあまりの訓練結果の悲惨さに、一度「死人」を全員復活させて戦力を倍増させたにもかかわらず、基地を守備できなかったらしい。
 個人的には、海自・空自の基地の守備には、陸自の分遣隊を用意してそれぞれの基地司令の下に組み込んだほうが效果があるのではないかと、その手の話を聞いて思った。


2009年1月23日(金曜日)
 
 そもそも、JIS X 0213を制定したのが間違いなんだ、という小熊の立場からすると、技術規格の制定に政治やら学閥やらを持ち込んだ連中はみんな吊るし首にすべきだな(苦笑)。
 1999年のあの年末の段階で、JIS X 0213を承認せずに廃案に持ち込んでいれば、今このような問題は起こってなかっただろうという点で、あの規格の問題は実に根深い。
 あの時本当にすべきだったことは、JIS X 0212の補強だったんだよ。

2009年1月22日(木曜日)
 
 安岡先生の問題点は、JISの漢字規格を国語分科会による漢字政策と同格のものと看做しているところにあります。
 ぶっちゃけ、JISや法務省は漢字政策を扱う部署ではなく、これまで縦割り行政の悪習によって好き勝手ができていましたが、今後はそうは行きませんよ、という話に尽きます。
 私は安岡先生が漢字や文字コードについて深い見識を持っていることについては全く否定しませんし、尊敬に足ると思っていますが、JCS委員会の議論が国語政策を分担しているという意識には違和感を感じます。
 日本の国語政策は統一的に旧国語審議会/現文化審議会国語分科会が担うべきものであり、JCS委員会や法務省はそれに従い政策の実現を担当するものと割り切るべきであると思料します。

2009年1月21日(水曜日)
 朝っぱらからNHKでは米大統領の就任式→パレードを放映していた。
 正直、何の意味があるのかと。
 そんなもん15秒もあれば済むような話であって、延々何時間も流すようなものじゃないだろうに。
 一体何の重要性のあるニュースなんだろう?

2009年1月20日(火曜日)
 に関連した話題があったので。
アジアスコープ 木村 幹
日韓共同研究 歴史教育 目的に違い

 私事で恐縮だが、一昨年からはじまった「第二期日韓歴史共同研究委員会」の研究委員なるものを引き受けてから、もう1年半以上になる。委員会には、古代史部会、中世史部会、近現代史部会、そして教科書小グループの四つの下部委員会があり、筆者はそのうちの教科書小グループの研究委員を務めている。

 そもそも日韓間で最初に本格的な国家間プロジェクトとしての歴史共同研究が始まったのは、2002年のことであった。第一期の委員会には、筆者も研究協力者(委員の下で研究に従事するもの)として参加させていただいた。

 こうして開始された「第一期日韓歴史共同研究委員会」は、2005年に報告書を提出して終了し、2007年からは第二期の委員会がはじまった。筆者も目出度く(?)研究協力者から委員へと昇格した。しかし、仕事は厄介であった。すぐにわかったのは、日韓の間では、歴史教育の目的が全く異なる、ということだった。

 日本では一般的に、日本史や世界史に関わる「事実」を教えることに重点が置かれている。だから、各種の教科書から一定の「物語」を読み取ることは難しいし、また、教育現場でもその読み取りは重視されない。

 しかし、韓国では歴史的事実よりも、歴史に関わる「物語」に重きが置かれている。そこでは、「民族」の価値が強調され、近代史でも、如何に韓国人が日本に抵抗したかが、重視される。

 日韓の教科書の違いには、「歴史観」の違いが表れている。例えば、韓国人が歴史問題などにおいてよく使う言葉に「歪曲」がある。注意すべきは、この言葉が「歪曲された事実」という形だけでなく、「歪曲された歴史観」という形でも使われることだ。そこには、「絶対無二の歴史観」が存在し、それ以外の歴史は、事実の如何に拘らず「誤り」だ、という認識が存在する。

 だとすれば、日韓の間で妥協が成立するためには、日本側の歴史観が韓国のそれに合致する形で是正されるか、韓国式の歴史観そのものが変わる他はない。

 歴史問題については、よく独仏の例が参考にされる。しかし、両者でフランスが譲歩した部分も多かったことは余り知られていない。先行する事例を正確に観察してこそ正しい解決策が見出されるのではなかろうか。

(神戸大教授・朝鮮半島地域研究)

読売新聞 2009年1月19日12面

 この記事を読んでいると、韓国の歴史ってのは紀伝体教育なんだなーとか思うわけです。本紀・列伝によって正史を朗々と語るわけですな。
 前近代的だなー。今は21世紀の筈なんだけど。

2009年1月17日(土曜日)
 楽しい直輸入UPS編最終回。
 というわけで、土曜日午前中を指定していた荷物は、なんと指定通りに到着。
 1030時頃にインタホンが鳴って、はーいと返事をして出てみれば、そこにはクロネコヤマトの姿が……。
「海外便なんで、関税500円なんすけど」
 ……。
 ヤマトにリレーするなら、最初からやれよ!!!!
 推測するに、UPSは土曜の配達を行っておらず、土曜日を指定すると業務提携しているヤマトへとリレーされるのであろう……。
 こう言っては何だが、国内配達を全部ヤマトにリレーすれば、顧客満足度が急上昇すると思うのだが……。

2009年1月13日(火曜日)
 楽しい直輸入シリーズ。
 10日中には日本上陸を果たしていたUPSの貨物ですが、日曜祝日は当然のように配達はなく、本日午前中にやってきたようです。
 まあ、当然私ゃいないわけですが。
 そんでもって再配達指示は当然のように17日土曜日に。
 あれぇ? 土曜日ってなんかイベント入ってたような……?
 一応午前中を指定したから、運が良ければ参加できるだろう。
 それにしても、バックボーンのロジスティクスの構築度合いに比べて、末端かつ直接顧客と面する配達部分での程度の低さが際立ちますな>FedEx & UPS

2009年1月10日(土曜日)
 トラッキング情報によると、昨日イリノイ州を出立した荷物はケンタッキー州を経てアラスカ州アンカレッジで夜を明かしたらしい。
 この辺のロジスティクスは見事だと思うのだがな。

 10日20時25分に千葉上陸。


2009年1月9日(金曜日)
 昨日の件。
 まず、英語氏名が相手に受け取ってもらえない件だが、PayPalへ出しておいたクレームに返事があった。しかし、残念ながら解決策として提示された方法は既に試して失敗した方法であった。PayPal側にまともな調査解決能力がないことが分かり、実に有意義であった。
 次に販社からメールは、商品を発送したぜ、という威勢の良いメールが届いた。時差の関係もあるが、こちらが寝ている間に作業が進むのは素晴らしい。
 ただ、πちゃんからの情報によるとUPSもFedExに負けず劣らぬサービス体制を敷いているということなので、些かならず心配だ。
 Yamato Transport U.S.A.を指定できないものか。(昔利用した某社は西海岸からYamatoで送ってくれたなぁ)
 もし次回があったらUSPSを選んでみようかと思う。これなら日本にまで辿り着けば、あとは郵便会社が配達してくれるんだから……。(そういえば米amazonがUSPSだっけ)

2009年1月8日(木曜日)
 前回の経験に懲りず、再び米国から直輸入。
 どういうわけか検索の結果、前回と同じ業者がヒットしてしまったのだから致し方ない。国内には販社がないし、日本への配達をサポートしている能天気な会社も他になかったのだ。
 前回の反省は2点。
  1. PayPalと販社間のデータ受け渡しには問題があり、名前が文字化けする
  2. FedExは勘弁してくれ
 なのでまず、PayPalのアカウント情報の変更を試みた。日本語の名前も含めて全部アルファベットに出来ればいいんじゃないか、と思ったのだが、どうやっても一度登録した本名が変更できない。名前が変わったらどうするつもりなんだ……?
 ダメっぽいので次。ギフト用住所を作成する。住所氏名は自分と同じ。でも英語で書いてみた。
 でもなんと販社側のサイトではアカウントの本名を表示しようとして文字化け。これはもう、販社側のパーサがおかしい。アホだ。間拔けすぎる。
 ここでPayPal利用を諦めて、販社に独自のアカウントを作る方向に方針転換。次々と情報を入れてアカウントをいざ作成……しようとすると、「あんたのアドレスは登録されているよ」などと言われる。
 勝手に登録してんじゃねぇ!
 しかし当然パスワードがわからん。
 かくしてパスワード忘失手続きに入り……(途中略)……長大な手続きを経て、私は決済画面に舞い戻ってきた!
 なんで俺こんな馬鹿なことやってんだろう?
 そしてとうとう、運送会社の選択に。ここで今回はUPSをチョイスしてみた。UPSは国内ではヤマト運輸と提携していたので、サービスがFedExより悪いってことはあるまい……。

2009年1月6日(火曜日)
 連動。
 つまりフランスでは年末に1,000台になんなんとする車輛放火があっても「新年の定番行事」であり、「かなり平穏で、大きな事件も発生していない」ということのようです。
 事実、車輛に放火されこそすれ、人死には出ていないようですし、建屋への放火もないようです。これは高いレベルで様式化された行動であると推察されます。
 思うに、現実的な対処としては、年末が近づいたら路上駐車車輛を撤去し、スクラップ置き場から廢車を拾ってきて適宜路上に配置するのが良いのではないでしょうか。

2009年1月1日(木曜日)
 なんか韓国が海上封鎖されそうな気配だそうで。
 なんでも、昨年、クレーン船をぶつけられて油流出事故を起こしたタンカーの船長らが有罪判決を受けたとかで、船員組合が韓国寄港をボイコットする動きだとか。
 事故概要を調べた限り、問題のタンカーに瑕疵があったとは思いにくいので、何事か裏にあるのかも知れんけど、ネタとしては面白おかしいね。