哀愁日記
底に哀はあるの。

もしくは、

「常識日記 文科系的日常」


西紀2009年12月分

Caution!

このページはあくまで小熊善之個人の責任において製作されており、坂村健先生及びTRONプロジェクト、パーソナルメディア社、並びにYRPユビキタス・ネットワーキング研究所は関与しておりません。
守秘義務の関係上、伏せ字になっている箇所があります。伏せ字の中身を御推測なさるのは結構ですが、あてずっぽうの内容を他者に広めて誤解を拡大再生産することだけはないようお願いいたします。

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2009年12月1日(火曜日)
 Searchinaに「【韓国ブログ】韓国が日本に追いつくことが出来ない理由とは?」という紹介記事があって、全文を読んでみたいと思った。
 手がかりは「チ・マンウォン」。
 恐らく苗字の「チ」は「$(C走(池)」であろうと推測。問題は「マンウォン」で、日本の音から推測できるハングルの綴りは幾通りかになってしまう。総当たりで調べるのも效率が悪い。
 はてどうしたものかと悩んでいたのですが、もしかしてそこそこ有名な人なのかも、と思いついてカタカナのままGoogle先生にぶち込んでみたら、それらしい人がja.wikipediaに存在。“社会発展システム研究所長”という肩書きが一致するから、同一人物であろう。
 ここを結節点にしてkr.wikipediaへ移る。ハングル綴りは「$(C走幻据」であったか。これで「マンウォン」って読むんか? 終声子音が次の音節にリエゾンするから「マヌォン」って感じになるんじゃないかと思うのだが、発音のほうには自信がない。
 wikipediaエントリの最後の方の「$(C須採 $(C0m8.」(外部リンク)を参照し、$(C鷺稽益(blog)を辿る。
 恐らく新しいほうのエントリだろうと思いながらも記事を流していくと、「$(CGQ190fA&0! $(C@O:;@; $(C5{6s@bAv $(C8xGO4B $(C@L@/」というエントリにぶつかる。総ハングル書きだが、適宜漢字に直すと「韓国経済$(C亜 日本$(C聖 $(C5{6s@bAv $(C8xGO4B 理由」となる。
 これだ。
 流石に全文読み下せる程の語学力はないので、機械翻訳に通してみると、かなり綺麗に翻訳された。それだけ文章が丁寧なのだろう。
 あまり褒めちぎられると面映いのだが、日本を称揚するよりも韓国の欠点を突いている文章と見える。
 ただ、私としては韓国経済の問題点の幾つかについては、原因が規模の不足にあると思っているのですが……。なんだかんだ言って日本は韓国の三倍になる1億2,000万の人口があり、また韓国は東京都以下の経済規模なんで、両者を比べるのがそもそも間違っていると私は思います。はい。

 続けて、Searchinaに「【中国ブログ】心休まる娯楽は麻雀?「わが国の快楽指数は低い」」という記事があって、そういえば日本も80年代初頭までは、蟻のように働き、人生の愉しみを持たないエコノミック・アニマルとか言われていた記憶がある。どこの国も、経済発展の最中に於いてはそんなものなのではないかという気がしないでもない。
 歴史を顧みれば古代ローマも、マケドニアを手に入れ自分たちより遙かに進んだ文化を持つギリシャを内包することによって「OTIUM」という概念を手に入れるまでは、どちらかといえば働き蟻の戦鬪民族的存在であったわけで、その辺を鑑みれば中国といえどもいつまでもこのままではあるまい。

 先日帰省した折に、カルテ電子化/レセプト電算化等にまつわる問題として、データをどうやって長期保存するかという相談も父から受けたのですが、今のところDVD-RWに焼いて保管ボックスに乾燥剤と一緒にぶちこんでおくくらいしかないかねぇという話をしていたのですが、今日「日立、石英ガラスにデータ書き込み長期保存する次世代記憶技術を開発なんてニュースが。
 石英ガラスってことは要するに水晶なんですが、化学的に非常に安定していて腐食もしませんし耐熱性も高く、記録媒体として使えるなら原理的な保存性は相当なものではないかと。
 ただ、現時点では記録密度が低く、フロッピー一枚分のデータを記録するにもロゼッタストーンを超える大きさが要求されるわけで、実用とは言いかねることが一点。それと、コンピュータ用の記録媒体の問題は、読み出し装置の製品寿命も絡んでくることが一点。
 かつてのMOはこの点結構良い線行っていたと思うのですが、今や風前の灯。時の流れとはいえ、データ保存を義務付けられる方からすると、どないしたものかと悩ましい。
 え? 石英ガラスにQRコードを彫れって?


2009年12月2日(水曜日)
 先月始まった電気駆動車輛への擬音装置搭載義務付けですが、そろそろ〆切も迫ってきて、意見を纏めねばならないので、メモがてら書き散らしてみる。
 エンジン音が接近車輛の認知において大きな要素を占めていることは、現状否定する要素はない。しかし、資料を見る限り、音による接近車輛の認知が事故防止に有意であるとも思えない。数字上、事故は歩行者が車輛を認知しているか否かとはほぼ無関係に発生しているとしか思えず、事故防止を目的とした認知補助は無意味である可能性が高い。
 推測するに、時速20km以下という速度であっても、音を頼りに車輛の接近を認知し、その音から自身への危険性の有無を判断し、安全な回避方向を確認し、実際の回避行動に出るには時間が不足するのではないか。
 事故回避に有用ではないとすると、擬音装置の意味はあくまで車輛の接近を歩行者に報せるものでしかないが、それであれば実際の所定速以下で常に音を発振し続ける必要性もまた小さい。
 GM社が開発しているペデストリアン・フレンドリー・アラートシステムなどの研究成果を待ち、拙速を避けるのも選択肢として検討に値しよう。

2009年12月3日(木曜日)
 Googleが「Google 日本語入力 (ベータ)」とかいうものをリリースしたそうな
 ATOK以外はほぼ絶滅状態となったサードパーティー製かな漢字変換ソフトに一石を投じるものになるのかどうか。
 試しに使ってみたのだが、変換効率は明らかにMS-IMEなどより高いし、ATOKでは統制語になっているものも変換できて快適。「讒謗」だって一発で変換できた!(笑)し、「聾者」「気狂い」といった語も問題なく変換された。韓国の自走砲爆発事故のニュースを聞いて「膅発事故か……」と思って変換キーを叩いてみたら、これも変換候補に出てきた。
 これは良いなと思ってカスタマイズに走ったところで、躓いた。現在のMS-IMEやATOKのキーバインド/ローマ字排列等をインポートする機能がないので地道に変更していこうとエディタを開いたところ、キーにアサインできる機能が非常に限定的で、カタカナ入力への変更すらできない。
 ローマ字テーブルも変更不能なため、「ゐ」だとか「ゑ」だとか「くゎ」だといった歴史的仮名遣いに必須の仮名が変なところにアサインされて使いにくい。四段活用の動詞も登録できない。というか、歴史的仮名遣いは全滅。
 ただ変換効率は高いし語彙は豊富なので、細かい改良が進んで行けば使い物になるんじゃないかな。
 歴史的仮名遣いは……期待するだけ無駄かなぁ。

 ものの調査によると「名古屋弁、「使わない」が6割」なんだそうで。
 これはつまり、「自分が名古屋弁を喋っていると自覚していない名古屋人が6割」という意味である。
 名古屋人は「標準語を喋っている」と思っているが、実際口から垂れ流されているのは名古屋弁である。昔から名古屋人は名古屋弁を喋ることについて無自覚極まりない面がある。寧ろ4割もの人間が自覚的であることに驚いた。
 もっともっと教育を推し進め、彼らが「自分たちは普通じゃないんだ」と自覚するようにすべきだと思います。
 特に食文化について名古屋の連中の誤解は正されねばなりません。絶対に。


2009年12月4日(金曜日)
 福岡モーターショーで、印度タタ・モーターズNanoが展示されるらしい。(過去日記1,2
 確か本国の方では発火事故が話題になっていたと記憶するところなのだけど、リコールはしないそうな。当たり前のように日本では公道走行不可。
 そりゃそうだろうなー。
 安全基準なんかあってないようなものだろうし。
 それが悪いというのではなくて、印度の発展の現状は、今まさにそういう自動車が必要とされる段階だということなのでしょう。日本でかつて360ccの軽乗用車が闊歩していたようにね。

 2005年4月の福知山線脱線事故に於いて、責任を問われていたJR西の歴代社長について、神戸地検は二度目の不起訴を選択した由。
 一度目の不起訴から、検察審査会による起訴相当議決を経ての、再度の不起訴。これで再び検察審査会にバトンが回され、ここで二度目の起訴相当が出ると、指名された弁護士による公訴が行われることになります。
 果たして検察審査会の判断やいかに。

 明日「宙博」に行きたいのだけど、果たして体力は残っているだろうか。


2009年12月5日(土曜日)
 「宙博」へ行こうと自転車を引っ張り出してみたら、雲行きが怪しい。天気予報を確認すると、夕方から雨。敢えなく自転車行は中止に……。
 で、宙博会場に着いてみれば、目当てにしていたEliica試乗は中止になっていた。(後で気付いたが、HPにも告知は出ていた)
 買い物をして帰るつもりだったが、雨が本降りになってきて、嫌気して帰る。
 なんだかイマイチな土曜日だった。

2009年12月6日(日曜日)
 「もはやオラウータンでさえデジカメを持つ時代! 写真をネットに掲載」っつー、真面目なんだかネタなんだか分からない記事を見た。
 オランウータンが実際にシャッターを切っていたとして、一体何を思ってボタンを押しているのか、それは気になるなぁ。どういう理解をしているのか。
 実際に撮られた写真を見る限り、単に弄り回してボタンを押している、って感じでもないんだよなぁ。
 かといって、ボタンを押すと何が起こっているかを理解しているとも思いにくい。

 「日米協議「もう限界」 岡田外相、普天間解決に危機感ですか。
 初めから無理だった物がやっぱり無理だったと言われても「それみたことか」としか言いようがない。
 3ヶ月もかかってこんな結論に辿り着いて、無駄足徒労、当に骨折り損の草臥れ儲け。当然状況は悪くなる一方。
 できっこない公約を果たすために東奔西走、実にご苦労なことだけど、無能な働き者の典型だろうな。


2009年12月7日(月曜日)
 なんか米国でテストが始まったBMWのEV改造MINI「MINI E」ですが、苦情殺到とか言う報道
 調べてみたところでは、モータ出力は150kW/220Nm、バッテリ容量は35kWh。航続距離は240kmと主張。
 他の電気自動車と比べてみると確かにバッテリ容量は大きいですね。
電気自動車の比較
BMW
Mini E
VW E-Up! Nissan
Leaf
Renault KANGOO
BE BOP Z.E.
Mitsubishi
i-MiEV
全長 3,713mm 3,199mm 4,445mm 3,871mm 3,395mm
全幅 1,684mm 1,641mm 1,770mm 1,829mm 1,475mm
全高 1,407mm 1,468mm 1,550mm 1,812mm 1,610mm
ホイールベース 2,467mm 2,190mm 2,700mm 2,313mm 2,550mm
車重 1,660 1,085kg 1,591kg 1,100kg
最大出力 150kW 60kW 80kW 44kW 47kW
最大トルク 220Nm 210Nm 280Nm 190Nm 180Nm
電池容量 35kWh 18kWh 24kWh 15kWh 16kWh
航続距離 240km 130km 160km 100km 160km
最高速度 153km/h 135km/h 140km/h 130km/h 130km/h
駆動輪
 バッテリ容量を欲張ったのは、航続距離を伸ばすためだろうけど、当然その分充電時間も嵩むわけで、記事のような苦情が出ることもあるだろうねぇ。
 正直な感想としては、十分な確認もテストもしないままにリースに踏み切ったんじゃなかろうか、と。三菱自工のi-MiEVなんてテストに5年もかけて、その上海外に持ち出すときには相手先の電源に対応するくらいのことはしているわけよ。その程度のこともしていない辺りに、対応の不十分さを感じますね。
 ちなみにi MiEVは定格16kWhですが、実際のバッテリの最大容量は32kWhだとされています(参考)。そんだけ安全を見込んでいるわけですね。そういった細かいところに、実験によって積み上げた経験の差が出てくるんじゃないかと思います。

 やや旧聞に属しますが、北澤防相の「中国を日本の脅威と考えたことはない」発言について。
 当然の発言だと思います。
 中国メディアの取材に対して馬鹿正直に「貴国を仮想敵国と捉えております」などと発言するようでは逆に困りものです。
 面と向かっては常に笑顔で応対し、しかし決して油断せず、備えるのが国防の仕事というもの。記者が帰った後でしっかり仕事してくれれば良いのです。
 というわけで、この発言が本音でないことを祈るばかりです。

 某工作者から教えられた。
 「おそらく史上初、「プロレスラーvsロボット」がロボワンルールで実現
 確かに史上初だろうが、この動画が世界を駆け巡り「Only In Japan」という賞賛(?)の嵐になるであろう近い将来を幻視しつつ、ジャーマンスープレックスが可能な人型ロボットが登場する日も遠くはないんだろうと僕は思わずにはいられない。


2009年12月8日(火曜日)
 日米開戦記念日。

 i-MiEVが曲がりなりにも市販されたこともあって、一般人の試乗記もあちこちで見るようになりました。雑誌の中には「電気自動車「i-MiEV(アイミーブ)」を400キロ乗り倒し!本当の“電費”は?」なんてのも。
 概ね好評のようですが、やはり値段がネックのようで。
 量産せねば廉くはならないが、廉くなるためには量産しなければならないこの矛盾。
 ちなみに、インフラの方はあまり心配する必要はないと思う。ガソリン車だって最初からガソリンスタンドがあったわけでなし。

 えーと。朝日新聞より。

 【過去最大の借金】

 ——今年度の税収が37兆円を下回り、国債発行額が過去最大の53兆円に達する見通し。来年度の新規国債発行額を44兆円以内に抑える考えに変わりはないか。

 「これはあの、リーマンショックからきていますからね。それまで私ども野党時代を通じて、経済対策をもっと早く打てば良かったのにな、という思いがあります。それだけに、ここまで深刻になってしまったことは、残念なことではありますけども、しかし経済をある意味では、しっかりと立て直していかなければならんということで、補正を組んだ前政権の考え方も分からんわけではない。(後略)

菅VS.亀井「しこり残りません」 8日の鳩山首相」より

 経済対策をもっと早く打てば良かったのになって……野党時代には審議拒否と参院での否決、政権与党になってからは緊急経済対策補正予算の執行停止、事業仕分けと、経済政策に対して遅滞戦術を行っていたのは、他の誰でもない、民主党の筈ですが……。
 緊急経済対策の政府支出は俗に「真水」とも言われる、言わばカンフル剤(強心剤)ですから、早ければ早い程、少量で效果を発揮します。逆を言えば、後手に回れば回るほど、より強力な対策をより多量に投入せざるを得なくなります。手遅れになれば、重篤な後遺症が残ったりするわけです。
 正に「時は金なり」を地で行く話なのですが、その「時間」を無為に浪費したのは民主党ですよね。百歩譲って、野党時代は許すにしても、与党になってからは言い逃れはできよう筈もありません。
 国民が選んだ政権ですから、私も一国民として等しく責任を負う者ではありますが、最近先の総選挙で民主党に投票した人間の胸倉摑んで罵りたい気分ではあります。善後策を練るのがまだしも健全だとは分かっているのですが、徐々に手立てもなくなりつつありますからね。

2009年12月9日(水曜日)
 「Suica自販機が“マチナカ”へ進出」という話題。
 Suica、Pasmoといったサイバネ規格非接触ICカードの普及によって小銭の流通量が億円単位で減っているとも報じられていますが、これらが街にでれば、より一層小銭の流通が減るんじゃないでしょうかね。
 実はそれだけではなくて、これまで把握できなかった「リアルタイムの金の流れ」が把握できるようになります。分析すれば、消費行動やら何やら、色んなことがわかるでしょう。
 究極的に、日本の通貨を完全に電子マネーにすると、日本経済のスナップショットが取れるようになり、経済分析などが桁違いに精密になりますし、全自動で徴税納税が可能になったりしますが、果たしてそんな日はやってくるでしょうか。

 同じ通貨の筈なのですが、「数枚の「同一番号」中国人民元。これがなんと「本物」鑑定という、「とてつもない闇」の入り口を覗き見た」を読む限り、中国は隨分事情が日本とは異なるようですね。

 Google日本語入力が出て一部信者からも発表会ではこれに絡んだ質問が出るだろう。どんな回答をするのかちょっと楽しみとの意見も聞こえるATOKですが、昨日ATOK 2010の発表会があったらしい
 なんか余裕のコメントを残しておりますが、正直、Google日本語入力と比較して、ATOKに金を払う価値を見いだすのは困難ではないかと。
 特に私の場合、ATOKの語彙の貧弱さは1万語以上の単語登録を必要としており、オプション辞書がないと使いものにならないのなら、最初からそう言えよと言いたくなります。変換エンジンはタダで辞書有料とかなら分からなくもないのですが、Google日本語入力があれだけの辞書を提供するとなるとねぇ。
 ところで、先にJustsystemsを退職した創業者の浮川夫妻ですが、「MetaMoJi」なる会社を立ち上げたそうで。何するのか知りませんが。


2009年12月10日(木曜日)
 なんかエジプトが英国に対し「ロゼッタストーンを返せ! エジプトが大英博物館に要求「盗まれた遺産は取り戻す」とかなんとか。
 なんだかなー。
 ロゼッタストーンを発見したのはエジプトへ侵攻したナポレオンのフランス軍ですが、結局遠征軍は英軍に敗北し、石は英国の許に。現在大英博物館に收められているのは周知のとおりです。
 その後20年に亙る解読物語はその手の本に譲りますが、ともあれ、古代エジプトのヒエログリフ解読の大きな礎となりました。
 さて、ではエジプト政府がロゼッタストーンの所有権を主張するのは勝手というものですが、当のエジプトに所有権を認めるだけの何かがあるのかと言われると、甚だ心許ないのも事実です。あるとすれば、出土地を現在領有している政府である、くらいですかね。
 余り知られていませんが、現在のエジプト人はアラブ・イスラム化によって、アラブ人やエジプト外からやって来たマルムークの末裔などが多く見られ、言語もアラビア語(エジプト方言)が話されており、古エジプト語の末裔たるコプト語を喋る集団は殆どおりません。
 宗教的には言わずもがな。
 しかも発見当時、現在のエジプト政府が存在したわけでもない。
 ついでにロゼッタストーンが彫られたプトレマイオス朝はギリシャ系の王朝だったりして(だからロゼッタストーンはヒエログリフとデモティックとギリシャ語の三言語記述だったのだ)、文化的連続性など全くないと言っても過言ではありません。
 言って良ければ、大韓民国が百済の末裔を名乗って文化財の返還を求めるくらいには変です。共通点なんて同じ土地に暮らしてることくらいじゃん。
 個人的にはエジプト政府の主張は、感情に基づくものであって、合理的なものではないと思います。

 ア式蹴球には全く興味がないのですが、来年の南ア大会での一次リーグ組合せが悪く、日本は全敗で帰国予定とか。
 ははは。今更何を言っていやがる。
 紳士のスポーツ、ラグビー・フットボールではそんなの毎回だぞ。アジア最強の日本は毎回ブッチギリで予選を突破するのに、本戦では勝ったことがない。
 しかし考えてみるとその辺(国際大会の予選は勝ち拔けるが、本戦ではなかなか勝てない)というのが日本の多くのスポーツのレベルではないかと思わんでもない。

 湯之上隆著「日本「半導体」敗戦 イノベーションのジレンマ」という本を読んだのだけれども、取り立てて目新しい内容もなく。
 日本の半導体(とりわけDRAM)について、過剰性能、過剰品質による高価格化&&低利益率が敗因である、という分析。
 別に新しい切り口があるわけでもなく、突出した知見があるわけでもなく、言ってしまえば「日本の家電は売れねぇやな」「日本人はブランドが好きなんだよ」というレベルの話以上では無かったのが残念。
 市場主義というか市場に受け入れられるものを作らなければ……!という感じの内容で、では何故・どのようにして日本ではそのような高性能高品質高価格の物が売れる市場が形成されたのか、という点については等閑なのだよなぁ。
 日本市場をガラパゴスと呼ぶのは簡単だけど、ではそのガラパゴスはどの様な生成過程を経て成立したのか、に切り込まないと、グローバルスタンダードなるものに合わせれば良い的な話に終始しちゃうんだよね。
 ガラパゴスが小さいのが問題なのであれば、ガラパゴスを広げることも戦略としてはあり得る筈で、そのためには特殊市場の形成過程の研究は不可欠だと思うのだが。

 寝台特急「北陸」廢止
 ええー。
 実家から帰京する時に、寝てる間に東京まで運んでくれて便利だったのにー。


2009年12月11日(金曜日)
 「天皇陛下と中国要人会見、首相が特例で実現指示とか。
 宮内庁側で一度断っている案件を、内閣から捩じ込んで実現しようというのがそもそも無茶苦茶です。外交慣行なんてものは、守ることに意味があるんですよ。特例を認めるというのは、非常に外交的に大きなメッセージになってしまいます。
 現行憲法下における天皇は政治的権能を持たないことになっていますが、実際のところは色々灰色です。
 それ故に様々な規則や慣例に縛られており、詔勅一つ、型に填っているのはご承知のとおりです。
 それを日中関係は政治的に非常に重要なので(外務省、宮内庁に)お願いしたって、政治利用丸出し。隠そうともしていない。
 岡田外相の詔勅発言の時にも思いましたが、現政権は「天皇の政治利用」について非常に危ういものを感じます。

 漢検による「今年の漢字」は「新」だったそうな
 個人的には「窮」って感じですね。この一年を通じて、「新」の持つ陽性の印象はありませんもので。


2009年12月12日(土曜日)
 朝一で話題のアニメ映画を観に行った。
 「マイマイ新子と千年の魔法」。
 単純に、好みの作品でした。
 「おもひでぽろぽろ」とか好きだった人なら、楽しめると思います。

 「埼京線に痴漢対策で防犯カメラ設置へと。
 最早「それみたことか」としか。
 何のために女性専用車輛を導入したんでしたかねぇ。今度はカメラですか。でも乗車率200%とかの車内で何が写るんでしょうかね。
 対策は、実效性のあるものを、きちんと検討した上で導入すべきです。
 取り敢えず思いついた端から対策と称して金を注ぎ込んで何も成果が上がらない、というのが最低最悪です。


2009年12月13日(日曜日)
 FTRON忘年会。
 店の地図が分かりにくく、一つ前の区画をぐるり一周してしまった。

 AVCRECのディスクって、普通のDVDドライブでは読めないのか……?
(CPRM対応だけじゃなくて、AVCREC対応のドライブが必要らしい)


2009年12月14日(月曜日)
 群馬県桐生市に本社を置くオリエンタル社が、シュレッダーダストからトイレットペーパーを作る「ホワイトゴート」なる製品を開発し、話題になっているそうで。
 何気に凄い機械のような気が……。
 開発期間15年という大プロジェクトだそうですが、今後の改良・発展に期待したい所です。

 シュレッダーというと、ステープラーの針を取るのが結構面倒です。複合機からステープル出力は便利なのですが、後で断裁する際には逆に邪魔になりますよね。リサイクルにも邪魔になります。上で紹介した「ホワイトゴート」にも、ステープラー針は入れるなと書いてありますし。
 リサイクル前処理で取り除く工程を入れるのは当然として、複合機のステープラーなんかは非金属にできないものですかねぇ。生分解性プラスチックとか、あるいはミシン様の機械による縫留め、枚数によってはペーパーステッチロックも選択肢に入るかも。
 個人的には縫留めが面白そうだと思いますけれども。工夫すると、ただ紙を綴じるだけじゃなくて、和装様に製本できるかもしれん。A4用紙だったら六針眼から八針眼ですかね(爆)。
 綴紐に紙縒がメートル単位でボビン收納されているとか、考えるだに面白い。

 電車に監視カメラの
 痴漢対策にはならないだろうけど、車内での犯罪一般(特に終電近くの車内における窃盗)などには有效かもしれない。


2009年12月15日(火曜日)
 きしもと君から昨日の日記について「針なしステープラー」を紹介される。
 通常の複合機では50枚程度までステープル可能なので、やはりこれでは力不足だろう。やはりミシンを使って綴ってしまうのが良いと思う。

 先日のFTRONの忘年会で北海道新幹線の話題がちらっと出たんだけど、正直、どんなもんかと。
 青函隧道は現在北海道‐本州間の貨物輸送の大動脈であり、ぶっちゃけ、新幹線なんか通す余裕は本来はない。貨物列車が時速200kmで走れるとか言うならともかく、待避線もない青函隧道を貨物と新幹線を両方通すのは無謀というものだろう。
 どちらが重要かと言えば、他の方法では代替不能な方、即ち貨物の方が優先されるのが常識的判断と言うことになる。
 JR北海道は
Train on Trainとか計画しているみたいだけど、いかにも無謀だと思う。
 もし許されるなら、第二青函隧道を掘った方が良いと思うのだが。
 今なら、昔ほどの難工事にもならない……んじゃないかと。

 「米フォードが日本の新車購入補助を批判、米国車対象外で」だそうな。なんかにVWの社長も似たようなこと言ってましたが……。
 私の知る限りこの補助は対象を日本車に限ってはいなかったはずで、メルセデス・ベンツも対象車があるんですがね。VWは頑張ってポロに来年エコカー補助対象車を投入するそうな。
 というわけで、フォードの努力が足りないのではないかという気がします。


2009年12月16日(水曜日)
 終業後にTOM☆CATの23年振りの新譜「ラヂオ」を探し回ったが、とうとう見つけられなかった……。
 こんなことなら予約しときゃぁ良かった……。
 タワレコで最後の一枚を買っていった人。お恨み申し上げます……。

 鳩山首相談「「努力だけは認めて」=政権3カ月で鳩山首相だそうな。
 逆だよね。
 結果が出ないことを問題にしているのではなくて、間違った方向への力一杯の努力を問題視しているのよ、むしろ。
 いずれ国民もこの答えが最適だったと分かるときが来ると思うってのは、説明努力の放棄なのかなぁ。何らかの機密が絡む決断であり、判断材料を公開することができない、と言うわけではないだろうし。

 Google日本語入力に対抗して、百度がBaiduTypeを発表。
 それは結構なことなのだが、百度が相手じゃ危なっかしくて試すことも躊躇われる。
 多分偏見だろうが。


2009年12月17日(木曜日)
 何軒ものCDショップをハシゴして、そして僕はとうとう見つけたんだ。
ラヂオ」を……。
 ああ、幸せ。

 運転免許の更新が近づいてきて、前回散々な目に遭ったので、今回は事前に矯正視力の確認をした。
 結果。
 また度が上がりました……。
 両面非球面の高屈折率の高価なレンズなため、ワンセット3万7千円コース。
 しかも今回、とうとう一つの眼鏡で運転と仕事を兼ねるのが難しくなったため、それぞれを別の眼鏡にすることに。
 そのうちレーシックでもしないと眼鏡だけでは矯正できなくなりそうだよ。


2009年12月18日(金曜日)
 自己分析することは良いことではあるのですが。
 「欧州でアフリカで「ひどく嫌われる中国人」…祖国の政府「なぜだ」」ですか。
 有り体に言って「si fueris Romae, Romano vivito more; si fueris alibi, vivito sicut ibi」と言う話ではないかと。
 総じて、現地の文化風習に注意を払わない人は、どこの国の人間であれ、嫌われるのではないかと。日本人も、かつてはそうだったわけですしね。

 時事電「内閣支持続落、47%に=不支持3割超す−時事世論調査とな。
 細川政権より支持率の下落速度が速いな……。
 もっとも、かつての細川政権とは違って、衆院で単独過半数を獲っているから、支持率がどれだけ低くても政権を握り続けることは可能だろうけど、その場合かつて野党であった時の自分たちの言説を否定することになる。
 今更言っても詮のないことだけども、自分たちが与党になったときに己の手足を縛るようなやり方を野党時代に行のは、色々と足りないんじゃないかと思いますな。


2009年12月19日(土曜日)
 冬山って所は、ベテランが万全の準備をしていても、遭難することがあるところ。
 こう言っては何だが……誰が悪くなくても、人は死ぬ。
 ただ死んだ者を悼み、生者を慰めることだけが、できることだ。

 イラン軍の戦車部隊が国境を越えてイラク南部のファッカ油田を武力制圧したそうな。
 平和って、儚いね。


2009年12月20日(日曜日)
 一日お籠もり。
 寒くて家の外に出る気がしない。

 「英の小切手、350年の歴史に幕 18年までに廃止方針だとか。
 アメリカほどではないにしても、イギリスでも結構な枚数が使われているのですね。日本ではほとほと見る機会が減ってきましたが……。なんせ、家にいながらにして振込指示ができるわけで、何も小切手を切る必要性がない。ついでに治安が良いので現金を持ち歩くことに不安がない、というのもあります。
 なお、日本では、小切手ではありませんが、為替が生まれたのは鎌倉時代と言われております。


2009年12月21日(月曜日)
 朝日に「日本語教室、国費でスタート 不況でブラジル人学校閉鎖相次ぐという記事。
 遅まきながらも、国費による補助が出たことは評価したい。しかし、日本語教師の育成など、積み残されている問題も少なくない。
 私は外国人労働者の積極的な受け入れには反対の立場を採るが、その理由の一つが、このような、外国人労働者の子弟の教育問題が、殆ど手付かず状態で放置されていることだ。私は子の教育は日本国が負担すべき問題であると考えているし、それは受入国の義務であろうと信じている。それが故に、外国人労働者の受け入れには慎重にならざるを得ない。
 外国人労働者は使い捨ての労働力ではなく、我々と同じく人間であり、また我々と文化的背景を同じくしない人間である。生活があり、家族があり、社会がある。
 教育の問題に失敗すれば、国の未来を厄しかねない、大きな問題に育つ。“移民の子供は強制送還”では済まないのだ。
 民主党も自民党も、この問題について余りにも等閑ではないかと、気になって仕方がない。

 富山県議会で「永住外国人への地方参政権付与の法制化に反対」という意見書が可決されたそうな
 こんなこと言いたくないけどさ、古くはフィリピーナの嫁さんとか、その後はデカセギ日系ブラジル人、イラン人、パキスタン人とか、永住外国人がぞろぞろいるでしょ。その人達のこと、真面目に考えてこなかったでしょ?

 某ny氏からたれ込み。
 日経新聞の存在する平行宇宙では、ソユーズは固体ロケットを使っているらしい
 しかもこの固体ロケットは打ち上げ9分後に分離するという。一体どんな比推力してんだよコイツ。
 一応附記しておくと、宇宙船「ソユーズTMA」を打ち上げるロケットは「ソユーズFG」と言って、全段ケロシン/液酸の液体ロケットエンジンです。
 ソビエト‐ロシアのロケット技術はケロシン/液酸ロケットに於いて他者の追隨を許さない世界最高の技術力を誇りますが、一方で液水/液酸や固体ロケットに於いてはかなりの後れを取っています。
 先日も固体ロケットのブラヴァSLBMの失敗があったばかりです。実の所、固体燃料ロケットの設計・製造・管理の技術的難易度は高く、高性能なものを安定して作るのはそれなりに難しいのです。
 とはいえ、液体ロケットが簡単なわけではありません。ロシアのケロシン/液酸ロケットは、他国(アメリカを含めて)が匙を投げるくらい難しい代物です。開発された時期を考えれば、殆どオーパーツと言っていいでしょう。それに払った代償を含めて、称賛せざる能わざる代物です。
 成功は、諦めずに努力し続けたものだけが手にすることができる栄冠です。宇宙開発はそのことを常に教えてくれます。


2009年12月22日(火曜日)
 「休日平準化」とかいう動きがあるらしい
 どうせなら「日曜日」というシステムを止めてしまったらどうかと。江戸時代みたいに三勤一休とかさ(笑)。

 「DVDレンタルも自販機で!? 日本NCR、DVD自動レンタル機を提供開始」という記事を見て「それなんてソフトベンダーTAKERU?」と思ったのは私一人ではあるまい。

 日本の“政権交替”を理由に中国側が延期を要請していた日中歴史共同研究ですが、「「南京事件」両論併記…日中歴史共同研究と、両論併記はともかく、現代史の発表が見送りという、腰砕けな内容に。
 それでは意味がない。
 これは共同研究の名を借りて、自由な研究を中国側から自由にアクセス可能とすることに意味があったというのに……。連中にとって都合の悪いことを「共同研究だから」と言ってゴリ押しして公開してこそ、この共同研究は未来に資するものになる筈だった。
 日本側には、別に中国側の主張が国内から参照できることに、特段の意味は存在しない。今でも見れるし、必要なら論文だって読める。
 この共同研究は概して日本側に有利な事情で進んでいるというのに、最後の最後で日和りやがったか……。


2009年12月23日(水曜日)天長節
 「有益な“密告”に金品提供? 「ハトミミ」で政府方針とな。
 この日本を、旧東側諸国のような密告社会にしたいのか、民主党は。

 登山家の野口健が、先日の片山右京の遭難についてコメントしていた。
 全面的に首肯せざるを得ない。


2009年12月24日(木曜日)
 「鉄道遅れ4万本、半数超が自殺原因…首都圏なんだそうで。
 しかしこの十年、首都圏には只の一度も人身事故による遅延を経験していない路線がある。
 地下鉄南北線だ。
 床から天井までのホームドアによって線路とホームが区画されたこの路線では、人身事故はよっぽどのことがない限り起こりえない。事実、開業以来、旅客の人身事故は起きていない。
 ホームドア/ホームゲートが人身事故対策として有用なのは、論を俟たない。
 列車の遅延によって発生する経済的損失は、ホームドア設置費用を上回るのではないかと思うのだが、試算はされているのだろうか。

2009年12月25日(金曜日)
 なんか滅茶苦茶な状態に陥っている阿久根市長問題。毎日に「阿久根市長:「司法の存在意義を否定」 元係長訴訟という記事。
 市長と言う職は、古代ローマの独裁官か何かだと思っているんでしょうか、この市長は?
 市長の職責は法に規定されるものであって、市長の施政の法に対する適否を判断するのが司法の場です。市長だろうが内閣総理大臣であろうが違法行為は違法行為であり、それを判断するのは市長や首相ではなく裁判所です。その程度の道理も弁えない人がどうして市長になれるのやら。時代遅れの優生思想といい、困ったものです。
 しかし、最終的に最高裁まで行ったとして、この市長がそれでも抵抗した場合、一体どういう強制執行をすればいいもんでしょうかねぇ……。流石に司法には市長を解任する権限はないから。

 ベネズエラのチャベスたん。「チャベス大統領、自動車メーカーに技術供与を強要とかなんとか。
 まー、この人も立派な僭主になりおおせておるわけですが、正直、トヨタにとっては撤退する良い口実にしかならんのと違いますか?
 チャベス政権下に於いてベネズエラの経済状態はかなり悪化しておりますが(参考)、同時に解決の糸口が見当たらないという閉塞状況にあります。
 ぶっちゃけ、近所にまともな施政をしている国があるので、技術移転を強要されるくらいなら、売っ払って撤退した方が利口なんじゃないかと思いますよ。
 この大統領の凄い所は、石油企業を接收し、穀物メジャーを接收し、鉱山企業を接收し、外国資本が逃げて技術革新が失われて設備が老朽化して生産效率が落ちて……という悪循環を、何度も平気で繰り返すことですね。
 正直、どうやったらここまで頭が悪い政策を実行に移せるのか、理解できませんが、その辺りがチャベスたんの魅力なんだと僕は思います。
 そう。遠い遠い、地球の裏にいるときは、そんなもんだよ。
 身近にいたら堪ったもんじゃないけどな。


2009年12月26日(土曜日)
 バケツプリン製造日。
 何としてでも本年中に手作りバケツプリンを食べねばならないという、はくほー氏の情熱が結実し、この年の瀬にバケツプリンと相成った。


 今回、王様宅の電動泡立て器が故障してしまったため、メレンゲを手で泡立てることに。私自身、実に二十数年ぶり。前にやったの、いつだったっけ(多分小学生の頃。高学年の頃には泡立て器が導入された)。
 なお、泡立て器はπ氏の分解整備によって復活し、この後生クリームを僅か数秒で泡立てて見せた。
 文明の利器の素晴らしさを再確認した次第。


2009年12月27日(日曜日)
 バケツプリン喫食日。
 これはおやつではない! 苦行だ!

 「何回目だっけ?」「9回目くらいじゃね?」という理由でNの文字が描かれた。
 なお、前回のギガプリンをカウントに入れるかどうかという哲学的命題が提起された。

 今回も作ったミートパイ。

 トリは鍋。

2009年12月28日(月曜日)
 コミケ設営日。
 左食指を潰した。素敵な具合に内出血。

2009年12月29日(火曜日)
 コミケ初日。
 昨日の筋肉痛で、朝起き上がれない。
 例年と比べて、何か特別な作業をしたわけでもなく、むしろ労働量としては少なめだったと自覚していたのに、体は衰えを隠せない。
 結局、フリー入場の頃に出かけて、知り合いのサークルを回って帰ってくることに。
 明日はサークル参加なのに、人力搬入という罠。

 「愛煙家おじいさん登場、児童誌が販売中止にとかいう、頭のおかしい記事を見た。
 これはどこまで本気なんだろうか。
 一応福音館書店の公式にプレスリリースがあるから、本当なんだろうけど。
 絵本の中で煙草を吸うのが禁じられる世の中になるのだろうか。実を言えば、既に欧米では、古いミッキーマウスのフィルムにおける喫煙シーンの削除などの「措置」が行われている。
 私は、「実害」が存在する実社会における規制や制限なら已むを得ないと考えるが、誰に迷惑をかけるわけでもない創作物の中での表現をこのように規制するのは、気違い沙汰だと思う。
 そのうち、創作物内での喫煙や児童ポルノや殺人は、全て規制対象になるのだろうか。
 幾分冗談ではない方向に、社会が向かっているように思えてならない。


2009年12月30日(水曜日)
 コミケ二日目。
 徹夜明けで参戦という、年齢を顧みない暴挙を敢行。しかし脳内物質がドバドバ分泌されていたせいか、さほど眠気は感じず。
 しかし、帰宅後、流石に電池切れ。

 痛いニュース経由「「なぜ日本人は無神論者なのにマナー良いし犯罪少ないの?」…アメリカの掲示板で大激論」とかいう話題。
 既にスレ内で結論が出ているけど、犯罪の多寡と信仰には何の因果関係もない。なので、質問自体がおかしいということになる。
 むしろ、何故このような質問が出てくるのかについて、自問自答する方が有益だと思うな。


2009年12月31日(木曜日)
 コミケ三日目最終日。
 昨夏に比べれば穏やかな最終日。人口密度もそれ程でもなく。
 狙った本は手に入ったり、手に入らなかったり。
 コミケが終わると、今年も終わり。
 フランスの火祭りの報を待ちながら、まったりと時間を潰す。
 今年も盛り沢山の一年だった。
 来年こそは、平穏無事な一年でありますように。
 それではみなさん、良いお年を。