このページはあくまで小熊善之個人の責任において製作されており、坂村健先生及びTRONプロジェクト、パーソナルメディア社、並びにYRPユビキタス・ネットワーキング研究所は関与しておりません。
守秘義務の関係上、伏せ字になっている箇所があります。伏せ字の中身を御推測なさるのは結構ですが、あてずっぽうの内容を他者に広めて誤解を拡大再生産することだけはないようお願いいたします。
韓国から「韓国で大規模GPS障害 北朝鮮から妨害電波か」というニュースがあったんだけど、なんというか、反応に困る。
GPSは、ご存知の通り、元は軍用であって、現在もなお公開されていない軍用のチャンネルがありますが、一方で民間に公開されているチャンネルは非常に広汎に利用されています。船舶や航空機、自動車、自転車などのナビゲーションシステムから時刻の同期まで、受信機が非常に廉価に手に入ることから、今後共広く使われることは間違いありません。
一方で、GPSをミッション・クリティカルな用途に用いる例は、ちょっと思い当たりません。大抵、補完手段として何らかのシステムと組み合わせて使用されるものです。GPSは非常に有用な技術である反面、周波数も仕様も公開されている技術で、妨害装置の方も僅か数千円で手に入るからです。また、衛星を使用する関係上、ビルの谷間や地下、水中など、電波が届かないところでも利用できません。自動車用のカーナビなども、慣性航法装置と組み合わせて利用されています。
このような事情から、GPS信号が妨害されたからといって、即座に何か問題が起こることは少ない、と言えるかと思います。
となると、北朝鮮側の妨害も、どの程度相手に損害を与える意図があったのか疑わしい、ということになります。
真面目にやってたんだとすると、色々残念な話なんですけど……。
日本文化が海外に広まることについては、喜ばしいことであると思うわけですが、「猫耳は国境を越える!エストニアに猫耳メイド寿司屋」ってのはちょっと……。
なんか伝達途中でいろんなモノが混ざってしまっていないか……?
「なんとドイツ製、フリーの同人百合エロゲの日本語版が公開されている模様」……。
世界は……どんどんおかしくなって逝っているな。
EPA看護師受け入れの問題で「「試験より支援体制に不備」- インドネシア人介護福祉士、厚労省検討会で」という記事を見る。
現在、特別養護老人ホーム(特養)の「ケアポート板橋」(東京都板橋区)で働くメイダ・ハンダジャニさんは、問題のすべての漢字に振り仮名を振る案が検討されている点について、過剰な振り仮名は「読みにくいだけで意味がない」と指摘。母国語での試験の実施については、「母国語での試験に合格したところで、日本の介護現場で戦力となるのは難しいのではないか」と述べた。また、EPA介護福祉士候補者の合格者が少ないことに関して、「試験自体でなく支援体制に不備がある。日常的に学習支援を行っている施設への財政的な面も含んだ援助を行う方が、合格者は多くなるのではないか」とも指摘した。
特養の「緑の郷」(横浜市)で働くティアス・パルピさんも、すべての漢字に振り仮名を付記したりするなどの対策について、否定的な意見を述べた上で、「日本人と同じ条件で試験を受け、合格したことをインドネシア人として誇りに思っている。(EPA介護福祉士候補者だけ)試験時間を延長し、合格したとしても、自分自身も周りの人も納得しない」と述べた。
過剰な振り仮名は「読みにくいだけで意味がない」というのは、ある閾値を超えた日本語学習者によく見られる反応ですね……。
なんか関西電力域内の夏場は、とんでもないことになりそうだなー。
非現実的な夢物語を吹聴する自称シンクタンクが権力者の隣で碌でもないことを吹きこんで現実を破綻させる事例が、最近目立つ気がする。
思想信条はもちろん自由だけど、権力者は責任ある立場なんだから、もう少し、信じるべき人を選ぶには慎重であるべきだと思う。多数意見ってのは大抵の場合多数意見である理由があるわけで、少数意見が“銀の弾丸”である可能性は元より低いと私なんかは思うわけだけど。
ま、もっとも、これは権力者に限らず、一般市民にしても同じ事ですね。ついつい“銀の弾丸”を見せられると、「これぞ解決策!」と言い出す輩が、一定数いるのです……。
私なんかは寧ろ、「“銀の弾丸”を持ちだす奴は疑え」と思いますが。
「揖斐川町、選挙区廃止へ住民側が直接請求」という記事を見て考える。
合併町村における一票の格差の問題で、そりゃ人口が多かった町の住民から見れば、人口が少ない村の意見が偏重されているようで、面白くなかろう。
かといって解決の方策は簡単ではない。
単純に人口で選挙区を割り振れば、当然のことながら人口の多かった旧町が最大の発言力を持つことになり、合併した村としては「対等合併の筈が吸収になった」という思いを強くするだろうし、彼ら特有の事情が新町政に反映されにくくなる。一票の格差を解消しようという動きは、取りも直さず、少数者へ与えられている嵩上げ措置を奪うことになる、という現実は否定しようがない。そもそも嵩上げがあることがおかしいという意見は一理あるが、その嵩上げが町村合併に際して少数村側の決断を促した条件の一つだったりすると「約束が違う」という話になりかねない。約束までは行かなくても、旧村側が不満を鬱積させるであろうことは想像に難くない。議会定数を減らすとなれば、話はより険悪さを増すであろう。
さても難しい話よな。
現行法を無視して解決方法を考えると、旧町村から同数の議員を出す上院と、人口割で議席を割り振る下院の二院制にしたらどうかとか思うわけだが、決定的な解決には程遠いか。
母の日ということで、杉勇無糖梅酒720mℓを発注しておいたのだが、無事届いたらしい。
「「通報制度」など大阪府市独自策」とかいう記事を見て思うわけだけど、正気か?と。
一方、大阪府市エネルギー戦略会議は15日、独自の節電策を提示した。照明が明るすぎるオフィスや店舗を住民が見つけて通報し、中小事業者に節電を促す「節電通報窓口」の設置や、真夏の午後に役所を閉めて節電するなど、家庭や事業者、官公庁などを対象に計約110万キロワットの節電を目指す。俺は今、何を見ているんだろう……。
「電力需給:「節電」新料金で不足2.6%改善 関電提示」より
「天冥の標VI 宿怨 PART 1」を読み終えた後、幾つかの固有名詞がどうにも気になって、「天冥の標I メニー・メニー・シープ〈上〉」「同〈下〉」を再読して……ああ、この物語は何処へ着地するのだろうか、と〈救世群〉への哀愁を感じた。
日産が「日産自動車、「NV200」※をベースとした電気自動車「e-NV200」の実証運行をイオンリテール株式会社と開始」として、NV200バネットの電気自動車e-NV200を試験に供するそうな。NV200ニューヨークのタクシーに選定された、利便性の高いワゴン車ですが、i-MiEVに対するMINICAB-MiEVみたいなもんですかね。
バッテリ容量は24kWhとLeafと同じで、モータも最大トルク280N・m、最大出力80kWということなので、Leafと同じものなのでしょう。これで100km程走るんだそうな。車重が重い分、航続距離は短くなりますわな。
私個人の考えとしては、電気自動車はまだまだ制約が大きく、その制約条件が不利にならない(場合によっては利点になる)分野での普及・浸透が、今暫くは続くものと思っている。そう考えた時に、軽自動車というニッチの中に生息圏を見出そうとする三菱自工と、世界的な枠組みでの小型車を攻めようとしている日産自動車の、考え方の違いが興味深い所です。
日産の姿勢は、現時点での電気自動車の能力から見ると背伸びをしている感はあるわけですが、吉凶やいかに、といったところですね。
「本日のテレビ朝日「モーニングバード」での、今夏の電力需給に関する報道内容についての当社からのお知らせ」を読んで思うこと。昨今の為政者は、よく言えば斬新な意見、悪く言えば突拍子もない戯言を受信する人を重用する傾向があるようですな。恐ろしいことです。
多様な意見を聞くことは必要ですが、既知外の譫言にまで耳を傾ける必要はないでしょう。時間の無駄ですからね。
そんな人間を特別顧問などという役職に付けるとは、理解の果てです。
「国会図書館で番組保存=参院議運委、法改正目指す」とあって、やっとか、と。
先日、離床0.5秒前にアボートとなっていた、Falcon 9 / Dragon COTS2は無事射ち上がっていった模様。
大爆笑させられたツイート。
在日中華民国大使館(をゐ)で開催されていた「八田與一展〜台湾を愛した日本人〜」を観覧してくる。
昨日書き落としたのだが、Space X社のドラゴン宇宙船は無事ISSのカナダアームに捕らえられ、バーシングに成功。
しかし、エンジン点火から離床までの1秒の間に異常検知→中止ができるってのは、本当に凄い。安全面では圧倒的。
固体ロケットを使っていたら、点火したら後はどうにもならんからねぇ。
全段液体、ケロシン‐液酸エンジンのクラスター化という方針は、今後のトレンドになるのかな。
飯食うと胃の辺りから脈動が感じられるとか、色々面白おかしい。
大使館の一室でやっているので大した内容ではなかったのだけど、八田の作った烏山頭ダム、嘉南大圳の図面の集成があったので眺めていたら、寸法が尺貫法だったのが印象的だった。尺とか間とかの単位で図面が書かれているのは、なんというか、非常に斬新だった。
もうメートル法は国内に入っていた時期の筈なのだが、やはり慣れ親しんだ単位の方が工事はやりやすかったのだろうか? 教育を考えると、ヤード・ポンド法の方がありそうだったんだけど。
昨年は構想だけだったSuper Hi-Visionの120fps化などが進行しているのを見て、技術は少しずつ進歩しているな、と感じる。
個人的に興味深く見守っている手話通訳も、表情が追加されたりして順調に進歩しているのが分かって素晴らしい。
LED照明も、昨年は通常の白色LEDで、カメラの方で色を合わせてたのが、きちんとした三波長タイプになってて、思わず「LEDの素子を見せてください」「企業秘密です」というやり取りをしてきたりした。
山田育穂准教授による、医療健康地理学が実に面白かった。
ソルトレークを主な舞台に、空間的な情報を持つ即時性の高い疫学データから、伝染病の広がりを極めて細かい粒度で把握しうるという研究は、巧く対策を結び付けられれば、防疫戦力のピンポイント集中投入を可能にしうるという点で、社会利益が大きいと感じた。
私個人の興味と絡めると、例えば交通事故データを現在のような数字に落とし込んだものではなく、時空間情報を持ったデータとして提供して貰えれば、どこで、何時ころに事故が起こりやすいか、といった分析が可能になる。そういったデータから、原因を探ったり、あるいは危険地帯を避けたナビゲーションなどが可能になる可能性がある。
とは言え、本日の主題の一つ、「ガバナンス」をどうするか、という点については色々問題になるのだけれどもね。
で、代わりの品を探していたのだが、ET-SW80を選んでみた。
前のオーブントースターで不満だったのが、餅焼き網がなかったことと、掃除がしにくかったことだったので、前扉も焼き網も完全に外せて丸洗いできる点がポイントが高かった。
しかし、注文してから届くまでの間に胃潰瘍の悪化が著しく、とてもじゃないけど物食ってられる状態ではなくなってしまった……。まあ、体調が戻ってからだな。
あれ、当初は原付免許で乗れる気安さが受けてたんだけど、途中で要普通免許になって一気に廃れたんだよね……。
免許制度ごと考えないと駄目なんじゃないかと思うよ、個人的にはね。
民間の力で、ISSまで到達する時代に乾杯!
本人に備わった天稟を、実力という形に育てるには、教育と機会が不可欠なんだけど、特に教育は、学校で与えられるものは本当に最低限で、大きな影響力を有しているのは家庭だと、かつてちょっとだけ首を突っ込んでいた時に、私もよく感じることがあった。
親の考えは子供に伝染する。教育と言うものを学校と同一視し、家庭教育の必要性を理解しない親は、子供の将来を蝕むが、それを食い止める方法が本質的にない。
子供の側に大人が、教育の意味と価値を知る大人がいれば、多少なりとも違った結果を生む可能性が生じるが、教師にそれを求めるのは極めて難しい。親の交友関係の中にそのような人物を見出すのもまた極めて難しい。
かくして伯楽に見えなかった名馬は駄馬の群れに埋没するわけである……。
可能ならば、親に、親たる人達に、知の意味と価値を知って貰いたいと思う。強く思う。
痲酔の関係で鼻から入れたのだが、なんとも形容し難い感覚であった。
ともあれ、良かったことと悪かったことが。
良かったことは、潰瘍ではなかったこと。穴が開いていなかったのは幸いだった。
悪かったことは、二週間薬飮んでたのに見事に炎症を起こしていたこと。十二指腸炎と診断された。
薬は引き続き出されたが、ぶっちゃけ、今以上の改善は薬だけでは期待できないって話に。
まあ、こんだけCHAdeMOが普及してるんだから、対応するのが普通の対応だよね。どこぞの車はCHAdeMOは疎か、普通充電用のSAE J1772(IEC 62196-2 Type-1)にすら現状対応してないという、売る気あるのか状態。