それはともかく、新年度でしたね。組織改変があったり人事異動があったり新入社員が入ってきたりと色々あったかと思いますが、皆様は如何だったでしょうか。
私は勿論、そんなものとは無縁な、平穏無事な人生を送っております(爆)。
自宅に帰ってきたら、佐川の不在票があったとですよ。そういえば購入したプリンタがそろそろ届く筈だなぁとか思いながら送り主を見たら……!
「ソフトバンクBB(株)」
これが噂の白い奴……。
きっとエイプリルフールのイタズラですね。
それでですね、昨日のソフトバンクBB(株)の件ですが、結局セールスドライバーのおっちゃんの書き間違いだったんですよ(笑)。
ウチはeAccessなので、YahooBBなんぞには全く用がないのですよ。もちろん路上で白い奴等は路傍の石以下の扱いです。ですから、あれを見たときはマジで
土曜日の午前中にパシフィコ横浜のROBODEX 2003へ行くつもりで前売りチケットを購入。
日本レコード協会の音楽メディアユーザー実態調査によると、「コピーコントロールCDの支持は60%近くを占める」んだそうです。
正確にレポートの記述に従えば「コピーコントロールCDは消極的賛成も含めると支持が60%近くを占める」んであって、最大多数が「積極的には賛成しないが仕方ないことだと思う」という集団であることを意図的に隠蔽し結論を誘導しようとしているようにしか読めなかったりするが……。ていうか、「積極的には賛成しないが仕方ないことだと思う」=「消極的賛成」っていうのもどうかと思うんだが。
RIAJとしては、都合の悪いことは隠蔽せにゃならんというのも分からんではないのだがね。
余りにも体調が悪いのでバッグの常備藥を探ったのだが、出てきたのが鎭痛剤だけってのは如何なものかと思うぞ、流石に>自分
ROBODEXをたっぷり堪能したあと、品川区大井町へ。BTRON Clubで坂村先生の有り難〜いお話を拝聴。
特別な発表はなかったと思いますが……プロジェクトXの放映日が正式に15日になったとか、中国語(繁体・簡体)と韓国語版の超漢字の言語モジュールとか。
坂村先生と逆転写RNAさんが食玩について熱く語らっていたのが印象的であった。
なんかBTRONの「次」について坂村先生から俄には信じ難い言葉を聞いたような気がしたが、多分幻聴の一種だろう。
日曜日。
杉勇クラブの新年度第一回例会兼花見へ行って、酒と肉と葱(笑)を相伴になる。鴨が美味しうございました。
所用があって少し早めに花見を切り上げさせてもらって、自宅へ戻り、荷物の受け取り体制を整える。届いたのは、プリンタ本体。あまりの箱の大きさに、めげる。
今日はプリンタのセットアップですよ〜。
購入したのがHPのcp1700という辺りで既に悪い予感爆発気味ですが、本体サイズW674×H215×D568mmに対して、箱の寸法がW750×H785×D325mmってのは何だよ、一体! 普通こんな馬鹿でかい梱包したら、流通担当部署から怒鳴り込まれんのか?
なんか流通コストに占める梱包体積の問題なんて考えたこともないって感じです。
このデカブツをなんとか組み上げて所定の位置に据え付け、プリンタのイニシャライズとかドライバのインストレーションやらを繰り広げる。
この辺は順調に消化。
テストプリントは流石に綺麗。職場で使っているキヤノンのプリンタとは雲泥の差があります。
そりゃぁ一色4,700円もするインクやら何やらランニングコストも素晴らしいですから、これで印刷結果が悪かったら納得しませんがな。
で、超漢字側からのセットアップは……970cxi/955Cのどちらでも印刷は可能。そりゃぁ同じPCL3だもんな。ただし、最大用紙サイズがA4になってしまう。折角A3プリンタなのに……。対応を願いたいところ。
こんだけやったら23時回っていた。
某デンパはワンダバスタイルに走ったようですが、私はLAST EXILEに惹かれていたり。こういう話が徹底的に好きなだけ、という話なんですけどね。
職場で使っているPCのWindows XPがやけに遅いと思っていたら、こういうことだったのか。
バグダット陷落の報道を観ていて思うのだが、どうして独裁者の銅像ってやつは、みんなして右手を掲げて左手を腰なんだろうかと思う。レーニンも金日成もサダムもそうだ。もしかして独裁者のためのポーズなのだろうか?
そういえば、あの辺のアラビア語圏は例によって家名のない文化圏だったと記憶しているのだが、日本ではかの大統領を「フセイン大統領」と呼ぶのはなぜなのだろう。フセインってのは彼の大統領の父の名前だったりするのだが。
日本の報道機関は視聴者を育てる意識がないらしいので、今更何を言っても無駄なのかもしれないのだが。
報告を忘れていた超漢字岩波新漢語の誤謬をPMCに報告しとく。間に合うかな?
まー、他所からも多分指摘されてるだろーから、大丈夫だと思うけど。GTの追加分を一文字一文字全部確認していけば普通に見つかる間違いだもんね。
とりあえず、前夜ネタにした“あの姿勢”を「支配者の基本姿勢」と呼称することにした。
午後からは大久保の第一教科書へ出向いて、数研出版の情報ABCの教科書を入手して来ました。指導書も……と思ったのですが、各学校での配布が終わっていないということで一般市販はまだ先だそうです。
まあ教科書だけでも充分楽しいですけど。
で、その後は秋葉原でプリンタのインクカートリッジを探しました。
搜しました。
でもありませんでした(爆)。
cpシリーズってのは、いちおーコンシューマ用なんですけどね、いちおー。cp1160とcp1700ってあるんですけど、中身の構造見る限り、designjet系ですからねー。ええ、コマーシャル用の。
で、あっちこっち探索したんですけどね……型番告げても店員に「そのプリンタ、コンシューマ用ですか?」とか言われる始末。
はあ。最悪、HPから直販か。
なんで消耗品の入手だけでこんな苦労せんとあかんのかねぇ。
世の中間違っとる。
なんかマイクロ波を地上から当ててプラズマを作り出して推進するマイクロ波推進の実験に成功したとか。マイクロ波を使うから、「メーザーラムジェット」ですかね。
これなら確かに推進力源を飛翔体の外から供給出来るので、ペイロードの割合をかなり大きく取ることができるように思います。問題は推進力とコストですかね。
宇宙と言えば、四月からの新番組の「宇宙のステルヴィア」ですが、第二話の宇宙機のリリースシーンについて画伯が日記で「宇宙機がリリースされて下に落ちるのはどうしてだろう? 重力制御でもしているのか? 謎だ。」って書いてたんですけど、画を見る限り「落下=等加速度運動」ではなくて等速直線運動のように見えたので、電磁斥力かなにかで押し出したんと違うかなとか思いました。
もっとも、無重力だろうがなんだろうが質量はなくならないので、あれだけ重そうな宇宙機を輕々とリリースするアームの強度とかアクチュエイタの出力とかの方が気になったり。
下手にSFするより、「この作品には一部真実が含まれている場合があります」的な方向に走ったのが「ワンダバスタイル」なわけですが、それ故に楽しむにはそれなりの知識が必要です。
第1話で言うと、「軌道速度さえ出れば、方法はなんでもいい」というのは確かに正解ですが、だからといって巨大なパチンコで宇宙へ行くというのはあっさり無理です。理由は色々ありますが、一番大きいのは空気抵抗ですね。少なくとも大気圏内と呼ばれる空間で軌道速度を出そうもんなら、空気との摩擦熱であっという間に燃え尽きます。
パチンコである以上、運動エネルギーは投射体を射出する瞬間までしか与えられないので、当然射出した後は慣性運動しかしません。つまり、射出の瞬間に軌道速度が出ていないといけない。1気圧下で秒速7.8km/s以上の速度というのは、想像も出来ませんね(笑)。
何故か投射後に音速を越えたり加速がかかっている描写があったりとツッコミどころ満載なわけですが、そこら辺を楽しむのが多分あの「ワンダバスタイル」という作品の楽しみ方なのではないかと思ったりするわけです。
「米議員、国家レベルの反スパム法に再度チャレンジ」という記事の中に、「この法案の目的は、インターネットマーケティング業者に対し、有効な返信アドレスをメールに記載するよう義務付けることで、よく使われているスパムの手口に対抗することにある。」ってあったのを見て思うわけです。
この法律を守る奴等は概ね「spam」と呼ばれるメールを出さないのではないか、と。
技術的にいくらでも回避可能なことなので、有効な対策になるかどうか疑問ですね。うちなんかでも、最近日本国外からのspamが増えています。国内からのものなら「未承諾広告」とか書かにゃなりませんが、外国からなら構わないもんな。それに、「有効な返信アドレス」だって、それが有効かどうかなんてsmtpの段階じゃわかりませんからね。
そもそも現在のe-Mailの構造ってのは、メール出しっぱなし、届くかどうかは基本的に運任せ、届いたかどうか確認する方法ナシ、届いたメールが開封されたかどうかも判らんし、リターンアドレスは無くても構わないという代物なわけだ。これでは対策を取るにも技術的には限度があるように思う。
ふと、上記のような、些か標準的日本人の感覚からするといささか杜撰な構造をなしているのかと考えた時に思い出されたことがある。
「日本再見録」(ヘンリー・F・マクブライト著/林望訳)の中に日本の郵便制度に言及した下りがあり、「郵便物は住所ではなく個人に届く」と書かれていた。イギリス的には、郵便物とは住所に届くものであり、その住所に誰が住んでいようが郵便配達人は関知しない。リターンアドレスを書く習慣もないので、結果的に郵便局の中で「行方不明」扱いになることもまたやむなし、と考えるのだそうだ。
なんとなくsmtpを髣髴とさせるところがないだろうか。
かつてのパソコン通信、例えばNIFTY-SERVEなどでは、ユーザのIDからある程度のプライバシーは分かるし、出したメールも読まれたかどうか差出人は確認できる、暫くメールが受信出来ない時には不在通知が出せるなどと、至れり尽せりであった。また、「システム管理者の眠れない夜」(柳原秀基著)の中にも、メールが個人に届かないといってクレームを付ける管理職の姿が描かれていた。このように日本では信書が相手に確実に届いたかどうか非常に拘る。
もしかしたら、システムを考えた連中の文化的背景が、現在の形態を生み出したのではないか……そう思えなくもないのではないかと、とりとめもなく思った。
著作権関係の話題だが、アリスソフトがいくつかの古いゲームタイトルについて、「配布フリー宣言」を出した。
現在既に流通において取扱がないゲームについて入手を切望する場合、中古業者を回る、オークションを覗く、などが現在「合法的」な方法であるが当然限度があり、最終的には違法な手段に訴えなければならないことも少なくないだろう。企業に死蔵されている著作物が、費用対効果が見合わないという理由だけで、求める者のところへ辿り着かない状況というのは、ゲームのみならず書籍などでも少なくない。
今件は、著作権ビジネスのあり方について、非常に大きな影響を与える英斷であると思う。
プロジェクトX「家電革命 トロンの衝撃」の再放送は、4月20日(日)の10:05から。関西地方は24日(木)午前0時15分からです(最近の書き方だと23日(水)24時15分、かな)。
実は番組の中で一番気になったのがこれだったり(苦笑)。
セガカラのソングナビゲータはNEC製のMS-DOS 3.3がOSだったけど、果たしてこいつは一体何で動いているんでしょうねぇ……。
ここ暫く現実から目を背けていたのだが、いよいよ物理的に本棚に本が入らなくなりつつある。收納効率を上げればもう少し行けるのではないかという期待はあるのだが、実行すれば当然配架コストが増すし、何より排列性が悪化する。排列性が悪化すると、なんらかの手段で配架情報を保持せねばならなくなり、最悪蔵書データベースを構築しなければならない羽目に陷る。それは避けたい。
というわけで、取りうる手段は概ね二つ。
一つには、より広い所へ引っ越すというものだが、経済的理由からこれは却下される。今でも広さの割には廉い物件を借りているが、それだって些か無理をしている。これ以上の面積と値段を求めると、通勤時間を増やすことになる。それは御免被りたい。
となると、書架を増やすのが順当な選択肢ということになるが、これもなかなか難しい。現在ある本棚のうち、背が低いもの(1800mm)を背の高いもの(2200mm)に置き換えれば、物置状態の空間の有効利用が期待できる。また、図書館用の書架を導入することにより、棚板の高さをこれまで以上に細かく設定することが可能となり、配架密度が上がることが期待できる。
問題は床の強度だが、きっとなんとかなるだろう。
しかしこれ以上の密度を望むのであれば、いずれ集密書架のお世話にならざるを得ないだろうが、床にレールを敷いたりしないといけないので賃貸じゃ無理だろうなぁ。
最後は神保町にビルでも借りるしかないのか?
今日は、こっちへ越してきた時にお世話になった文具店に出向いて、本棚の型録を戴いてきましたよ。ええ、呆れてました。あの本棚が埋まったのか、と。
一応集密書架も考えてくれたんですが最低でも100万はかかりそうだとあってはねぇ。
次の引っ越しの時の慘状を、今から想像するとげんなりしますな。
久しぶりに余裕のある終末週末ですが、蔵書の整理や新書架のための測量とか炬燵の仕舞い込みとか、やらんならんことが一杯ですな。散髮にも行きたいし。
5月5日のコミティアには新刊出す予定だし、次のBクラの発表の申し込みもあるし……。
でもって日曜日は国立科学博物館新宿分館のオープンラボへ行く予定、と。
近々の予定では、佐倉の歴史民俗博物館の埴輪を見に行くってのと、科博のマヤを見に行くってのと、NHK技研の一般公開と東京都現代美術館の「スタジオジブリ立体造型物展」と……。
あ、予定見たら目眩がしてきた。
未読の消化もせんとあかんしなぁ……。きさらちゃんに未読の減らし方を教わらないといけませんね。
で、日本ファイリングから型録取り寄せて何するつもりなんだ?>自分
著作権といえば、フジの新生鉄腕アトムで「鉄腕アトムの歌」が使われていないことに視聴者から不満の声が上がっていると画伯が日記に書いているのを観て、調べてみたら権利関係だとか。
うーん。かつての主題歌使うったって、この場合は詞と曲だけの問題で、実演は新規録音でもいいわけだから、作詞者、作曲者の許諾をとればOKだと思うのだが、それほど大変なのだろうか?。
あるいは虫プロのあれで変なところに権利が移転してしまったのか。
ま、大概この手の問題ってのは、極めて面倒臭いだけで、不可能ってことはまずないもんだけどね。
今日は朝から国立科学博物館新宿分館のオープンラボへ行って来ました。素晴らしかったです。化石人骨から江戸時代まで、ありとあらゆる人骨が集密保管庫にぎっしり保管されていたり、時価数百万円クラスと見えるアンモナイトの化石がごろごろしていたり、保管庫中にアルコール臭が漂う魚類標本室とか、屍臭漂うイルカの解剖実演とか。しかも、殆ど手で触れられる!
いやぁ、人骨のフロアじゃすっかり話し込んじゃいましたよ。
思いましたね。
これですよ、これ。
私の日常生活にかけているのは、このサイエンステイストですよ、科学味。
技術にばっか触れていて、こういう純粹な科学とは縁が薄くなってきていて、それがきっとストレスになっているんでしょうね。
科博辺りでプロの展示案内員とかいう仕事あったら、即座に飛び付くんですけどねー。
「ソニー、ATRAC3plusの音質評価実験を実施」という報道を読んだわけだけど、何の役にもたたん実験結果だなぁというのが正直な感想。
ビットレート64kbpsのATRAC3Plus音声が、他圧縮方法の128kbpsより良かったとか言われても、例えば私の場合、128kbpsのMP3は「聞けたもんじゃない」という評価なので、64kbpsのATRAC3Plusの品質の評価基準にならない。原音の、恐らく標本化周波数44.1kHz、16bit量子化のPCMと比較してどのくらい音が劣化したか、という評価じゃないとねぇ……。
ちなみに私がMP3を評価する場合、曲にも因るが、劣化が気にならない音質といえば192kbps以上、概ね224kbps以上だったりする。
というわけで、どちらかといえばFLACとかの可逆圧縮の方に走るべきではないかと思ったり。
正直言うと、MP3の流通が音楽、とりわけCD販売を圧迫しているというRIAAなどの主張がもし事実だとすれば、それはどちらかというと悪貨が良貨を駆逐している悪循環現象なのだと思う。私なんぞは、お金があればSACDプレイヤを買いたいなんぞ思っているクチなので、MP3で圧縮された曲を聞いていると放っといてもCDを買いに走る。とても聞いてられなくなるのだな、これが。
RIAAの主張に従うと、低レートなMP3の音質で満足してしまうような聴取者が大半を占めるということを認めねばならないわけで、それは結局業界全体が消費者教育を怠ってきたからと結論付けられてしまうのではないかと。
そうは言っても、事が順調に回っている時は、消費者教育なんぞ必要だなんて誰も思わないものなんだよな。出版界だって、平成明朝本文組で目が痛くなるような本が世に出まわるようになってから綺麗な書体、丁寧な組版について叫んでも手後れなわけでして……。
「クイズ 本のソムリエ」によると、
結果 TYPE D ほどよい「流行感度」を持つあなたは、流行に敏感であろうとするあまり輕薄な印象を与えることも、逆に時勢にうとくて頭がかたそうな印象を与えることもない、非常にバランスの取れた人です。新しいものに素早く順応しながら、古いものの価値を尊び、大切にするあなたには、この本をお勧めします。 「日本の色を染める」 |
フレームが壊れた眼鏡ですが、選択肢としては一回り小さいフレームを選んでレンズを削ってもらうというのもあったんですが、いっそのことレンズから新調することにしました。
以前レンズを交換した折り、時間の都合でちょっとランクの落ちるレンズを入れたので、この際納得できるものをと思った次第。
職場の最寄りの眼鏡屋に入って、フレームのサイズは58だとか、テンプルは弾性合金がいいだとか、発条蝶番はどうのこうのとか注文付けました。レンズもプラスチックで両面非球面ですぜ。
当然のように、フレームもレンズも取り寄せでしたので、出来上がりまで10日ほどかかると言われてしまいました。
ま、しゃーないか。
今かけている予備の眼鏡はなぜかMichelottiだったりするのですが、今度のフレームはNikonです。別にブランドに拘っているわけではないのですが……良い物を選んでいると自然にそうなってしまうんですよね。
JRの新宿駅を使うのは久しぶりだったんですが、西口から入って驚きました。中央通路の改裝終わってたんですね。隨分明るくなっちゃってまあ。特急ホームも改裝のため移転してたんですね。かつて新宿駅列車ホームと呼ばれて、「Kioskフラッパー」(岩尾奈美恵)の舞台にもなった[以下省略]。
埼京線‐りんかい線直通電車に乗って僅か30分弱で国際展示場に到着。便利になったものだ。そういえばゆりかもめも豊洲まで延伸するようで、工事が着々と進行してますな。
デジタルパブリッシングフェアと言っても、東京国際ブックフェアと学習書・教育ソフトフェアとの並催で東2、3ホールを使ってのものでした。色々見てまわって情報を仕入れて喋って回る。
うーん。
ま、お仕事だからね。
軒並み本が2割引ってのは嬉しいですよね。
すっかりバッグが重たくなってしまいました。
ちなみに、さらに帰りに神保町に寄って、エリアルの新刊だとか総理大臣のえるの新刊だとかでたまかの新刊だとかを買ってきたりもした。
明日の予定は、科博の科学史学校に紛れ込んで、その後映画「ベースボールキッズ」を見に行く予定。
科学史学校が終わった後、急転して新宿へ向かい、厚生年金会館で「ベースボールキッズ」を鑑賞。会場は野球少年だらけで、喧しいこと騷がしいこと! どうやらそう言った方面の関係者が集合したらしく、一般客と思しき人影はごく少数。
お話は……「少年野球物語はかくあらねばならん」という感じの王道中の王道って感じでしょうか。
微妙に影響を受けました。
野球といえば、最近松井がらみでまたまたメジャーリーグの試合中継が増えましたけど、日本の野球との違いとか、いろいろ面白いですね。
一番違うのは、捕手ですかね。
まず、ミットの形が全然違う。日本のキャッチャーミットは円形に近く、投手が投じた球を正面から受け止めます。対して米国のそれはファーストミットに近い形状をしており、ボールを受けるのではなく、摑み取るようにして補球しています。
他にも、打者の打撃成績のテロップを見ると、「RUN」という表示が目に付きます。日本ですと「何打数何安打何打点」とかは言いますが「得点」を掲示することはまずありません。野球というのは本塁を踏んで初めて一点です。本塁打でない限り、打った選手と本塁を踏む選手は異なります。日本では打点は採上げられますが、得点は余り採上げられません。
こういった違いは善し悪しではなくて、これはどちらかというと文化的な差違だと思うのですが、いかにしてこのような差異が生まれたのか考えると、面白いものでしょうね。
酒井政裕さんの日記に「a11y」なんて紹介されてて、こういう珍妙な略語って一体どこから流行を始めたんだろうかと輕い頭痛を覚えた。
言葉なんて通じてなんぼだと思うんですけどねぇ。
「ファイル交換ソフトに罪はない——勝者逆転の波紋」。
やっと正常っぽい判決が出たな、というのが個人的感想。業者どもの主張を真に受けると、ビデオもMDもが、「違法に使われる可能性があるから」という理由で規制されにゃならなくなる。
人間、そんな清い世界じゃ生きていけませんがな。
「故ジャッキー・ロビンソン氏に最高名誉勲章」なんて記事を見ていろいろ思う。こういう経験を経ていない我らが日本は幸福なのか、それとも不幸なのか。米国のやり方は、なんというか、外連っぽいと感じてしまう。本当の問題を覆い隠しているように、見える。
しかし、次の三日が出勤と考えると、黄金週間って感じしませんよねぇ。
多少真面目な話をすると、この手の心理トリックに引っ掛かる類の人ってのは、要するに普段から魔法の国に住んでいる人なんでしょうよ。きちんと勉強すれば、科学が何を解明しているのか、何がまだ分かっていないのかなんてすぐに分かりますし、その分かっていないことを針小棒大に取り上げて全てを否定することなんかできません。原理がわかってない技術なんて山ほどあるし。
自分達が普段からいかにあやふやなものの上に生活しているのか分かっていないから、実は自分達の足元が空中に浮いていましたなんて言われて浮つかにゃならんのです。
人間が解明したことなんて微々たるもんなんだから、私たちは未だに自分達の足元の確かさすら、確信が持てない世界で生きているんです。それの何がおかしい?