ロシア政府が言うには、先月の突入の際に使用した薬物はフェンタニル(fentanyl)なんだそうです。合成麻薬の一種で、主として鎮痛剤とて使用される薬ですねぇ。麻酔薬でもありますけど。副作用としては悪心、嘔吐、発汗、咽頭痛など。それであんなに死ぬかな……?
この辺はあらりあさん辺り、詳しい人教えて〜ですな。
昨日のフェンタニルについて、早速あらりあさんが補足してくれてとても感謝。
個人的にはロシア側の発表は欺瞞っぽいなぁと思うんだけど、もしかしたら私たちの知らない使用法があるのかも知れず。うちにはなぜか化学兵器関係や“ドラッグ”関係の資料はあるんですけど、まっとうな医薬品の資料は殆どなくて。
「インターフェース」誌で「多国語文字コード処理&国際化の基礎と実際」という特集があると聞いてはいたのだが、読んでみて、なんの役にも立たなかった。おわり。
私の興味は、「文字セットと文字コード」ではなくて、「いかにして文字概念を記述するか」なので、どーしょーもないといえばどーしょーもない話ではある。
ネットゲームと言えば話題のFF XIですが、なんか公式ベンチマークソフトとやらがあるそうで、興味本位で挑戦してみました。
……動きませんでした(炸裂)。
まあ、3D性能皆無に等しいマシンなんで、最初から全然期待はしてなかったんですけど……動かねぇってのは何よ(笑)。そりゃぁ時代遅れなMatrox Millennium G200ですけどね〜(2D性能だけなら問題ないし発色もいい)。
流石に「動かない」という結果ではいささかアレですんで、手持ちのグラフィックカードの中で一番速そうなTORICAのGeForce 2 MX 200のカードをば投入してみました。ファン付きな上に発色がイマイチなんで使ってなかったんですが……。
なんとか1350くらい出せました。判定によると「残念ながら、FINAL FANTASY XI for Windowsを動作させるには、スペックに問題があるマシンだと予想されます。」だそーです。
亡くなったといえば国会議員の石井議員ですが、勳三等旭日中綬章が授与されることに決まったそうです。日本の栄典制度って、自国のことながらさっぱりわかんねぇっすよね。基準も良くわかんないし……。一緒に位階が「従五位下」とか書いてあれば一発で分かるのに……(炸裂)。
さて、気を取り直して、11月も第2週に入り、プロ野球はFAだドラフトだトレードだとストーブリーグが熱くなってきていますが、まだ試合がないわけじゃないんですね、これが。
11月7日には東西対抗戦。プロ選手が出身地ごとに東西に別れて試合をするんですが……石川県は東ですか?
11月8日からはキューバで日本代表によるインターコンチネンタルカップ。日本は予選Aグループで、キューバ、中国、ドミニカ、オランダ、ベネズエラとリーグ戦です。……どこも強いじゃん。決勝まで進めば20日まで。
9日からは日米野球。とくに9日はジャイアンツ対メジャーという、ある種ジャイアンツファンにとっては堪えられない組み合わせ。これが17日まで。
映画ファン感謝デーということで、シネスイッチ銀座に映画を観に行く。
「Dark Blue World」。第二次大戦を英空軍のパイロットとして過ごしたチェコスロバキア人兵士達の友情やら愛情やら裏切りやら悲惨なその後やらを暖かく描いた映画。
初っ端に飛んでいるのは、アヴィアのB-534ですかね? 練習用の復座型なので確証はないのですが。その後はホンモノのスピットファイアなんかを空飛ばして撮影したというだけあって、どこぞのハワイラブコメ映画よりよっぽど自然な飛行シーンが堪能できます(ただ、実機の部分とCGの部分が完全に見分けられるというのは少々問題かと)。あと、スピットファイアは現存する稼動機を利用した関係で、「おいおい、この時期のBOBにMk.IXはないんじゃねぇの……?」とかいうツッコミは不可となっているそーです。もっとも、わたしはスピットファイアオタクじゃないんで、とても見分けは付きませんけど。
とまあ、枝葉末節はともかく、本国は第三帝国に降伏、吸収合併されて、ポーランドへ逃げてポーランドも敗けてイギリスへ渡って、英空軍の一員となって戦って、仲間が次々と死んで、親友である部下の女を寝取ったり、その親友に救われたり、その親友が死んだり、戦後国に戻ったら婚約者は別の男と結婚してたり、挙げ句国にゃ共産主義政権ができて収容所に送られる……という、なんか羅列すると救いようのない映画のように聞こえますが、それでも「ヒコーキ野郎の戦争青春映画はかくあらねばならん」という王道を突っ走っているような作品です。
良作だと思います。
NHKのニュースで知ったのですが、滋賀医科大学の平教授の研究グループがカルテ開示についてのアンケート調査を行ったそうなんですが……54%が開示に抵抗感、ってのはまだ良いとして「ミスをしたときに言い逃れできなくなる:67%」「訴訟が増える:58%」ってのはなんだかなぁ……。
医者だって人間だからミスはしますよ。それは当然のことで、もちろんミスは少ないに越したことはないんですが、医師も患者も弁えていないといけないことですわな。ミスが起きたときにどうするべきなのかってのは、事故学とか安全学とかで結構昔から検討されていることだと思うんですがね。事故が起きたときは、隠蔽せずにレポートを書き(重篤でない場合は免責)、対策を講じる。
労働災害についての法則なので一様な適用はできないんですが「ハインリッヒの法則」という有名な法則があって、「1件の重大事故(死亡・重傷)が発生する背景に、29件の軽傷事故と300件の無傷事故がある」というものですね。重大事故が起きないうちに手を打つ。あるいは重大事故が起きたのであれば、背景に300件以上の類似事故が起きていることを想定する、ということですね。特に300件の無傷事故、これが隠蔽されると、重大事故が起きるまで問題が表面化しない恐れが出てきてしまい、安全対策が全て後手に回ることになります。
日本では「原子力安全神話」など、人間の無謬性について根拠のない「神話」があちこちで蔓延しているように思いますね。
そう言えば、神奈川県寒川町の道路工事現場から出てきた不審な瓶の中身は、結局マスタードガス(HD)とクロロアセトフェノン(CN)だったそーで……。ンな物騒なもん地中投棄すんじゃねーよ、迷惑な>旧海軍
しかし……瓶詰め化学兵器なんて、どうやって使うつもりだったんでしょうかねぇ(あんま考えたくない)。
日米野球、日本選拔頑張ってます。メジャー選拔チームに連勝です。
ところでインターコンチでは予選でキューバにサヨナラ敗け。
ドラゴンズも散々な目にあったよーで。
法歯学の出番です。
というわけで、来た挑戦へ拉致られて亡くなられたということになっている松本薫さんの遺骨として日本政府に渡された骨が、鑑定の結果、本人の可能性が非常に低いとなりました。
最近だとみんなDNA鑑定DNA鑑定と叫ぶけど、法医学や法歯学、それに人類学はDNA鑑定の確立以前から多くの人間の遺骨の鑑定などを行っていて、ノウハウは豊富ですし、学問的蓄積も多く、また実績もあります。技術的に未熟だった10年くらい前だと、DNA鑑定の方が間違っていた、なんて話もあるくらいです。
ところで、鑑定結果は僕は妥当だと思うのですが、遺族の反応はいささか飛躍しています。
彼の国も「確証はない」と言って骨を渡してくれたわけで(その時点でなんらかの問題を孕んでいそうだが……)、それが本人のものではなかったらしいとわかったからと言って、だからどうした、というレベルの問題だと思うのですが……。米国や日本の場合、ありとあらゆる科学的手法を用いて、細胞一片でも遺族の元へ渡さねばならぬとばかりにもの凄い情熱を注ぎますが、そういうのって、言ってしまえば文化的事情だと思うのですよ。「なんにもないよりそれらしい骨でもあった方がいいじゃん」とか思う文化だってあるかも知れない。あるいは「手ぶらより、誰のかもわからんけどとにかく骨の一つでも渡しておいた方がよかろう」と思ったとかね。
だとしたらかなり不幸な行き違いです。
まあ、今回の場合、政治的に過去の犯罪の弥縫を行おうとするあまり、上から圧力をかけられた哀れな小役人がそれらしい骨をかき集めて差し出しちゃったんじゃないかって思いますけどね(苦笑)。
関西で比較的大きな創作系の即売会というと、そうさく畑とか関西コミティアとかですかね。>はっぴいさん
古馴染の同人漫画家の森岡倫理さんの「不確定未来」がコミックBIRZに掲載されました。おめでとうございます。
なんか同人誌の時は「似而非日本趣味」というタイトルだったような気もしますが、そういうところを突っ込んでいると「小熊さんって一体……」というあらぬ誤解がまた蔓延してしまいそうなのですが、いや、とにかくめでたいことです。
マスコミといえば、週刊金曜日が話題でしたね、拉致被害者の家族のインタビューを載っけたとかで。個人的にあんま好きじゃないんですが……>週刊金曜日
報道したことそのこと自体は、言論の自由だと思います。でも、意図がわかんねぇっす。
そういう意味では、一月もの間、飽きもせず帰国者を追いかけ回しているそこいらのマスコミと、何の違いも見出せません。彼らの動向は、プライバシーだと思う。
明日はコミティア。
コミティアの最中に竹居さんがいらして言ったことには、この日記は、内容が堅いのだそうである。結構砕けた内容を書き連ねているつもりだったんですがねぇ……。
野球のインターコンチネンタルカップ。日本、準々決勝リーグで敗退。
アスキーがメディアリーヴスに社名変更ですか。
ただでさえ、メディアワークスだのメディアファクトリーだの、「メディアなんたら」なんていう社名が転がってるのに、さらにこれかい……。
大量破壞兵器の査察がなんとかかんとか始まるようですね。
大量破壞兵器、といっても、今回は核兵器と化学兵器の査察が主なようです。化学兵器には、この日記で取り上げましたが、基本的には戦争での使用が禁じられています。ちなみに最初に禁止されたのは、1907年のハーグ陸戦条約の附属書第23条で、以来禁止されっぱなしのハズです。ただし、国際条約で禁止されているからといって律義にみんなこれを棄ててくれるかというとそういうわけにもいかなくて、対抗手段の開発などを理由に各国で研究が続けられています。
化学兵器は、開発には多大な資金と設備が必要ですが、開発が終わってしまったものについては、化学肥料工場程度の設備があれば生産が可能であり、そういう意味では拡散しやすい側面を持っています。なにしろ近年では宗教団体がサリンやらVXやらを製造する時代です。
そういう意味では、いくら査察を繰り返しても、「その気」があればいつでも作れるという問題は残ってしまいます。
これは核兵器についてもほぼ同様で、ある程度以上の原子力技術を保有していれば、採算や安全性、効率などを度外視すれば作れないことはない、というところまで技術は拡散してしまいました。
これまでのような「技術の規制」では追い付かないところへ世界が到達しつつある今、次の時代のことも考えないといけないでしょうね…。
所用で久しぶりに……実に久しぶりに立川へ行ったのですよ。南口に出た途端思いました。
「ここは、どこだ……?」
なにしろ私が最後に立川に降りたのは、モノレールが姿も形もなかった頃のことでございまして、南口界隈というと、まさに「猥雑」な街だったのに、なんだよこの綺麗さは〜。ちょっと唖然としてしまいました。一瞬、どっちに行けばいいのかわかんなかったくらい。
はあ。変われば変わるもんですね。
紀田順一郎「日本語大博物館」がちくま学芸文庫から文庫化されていたらしい。ジャストシステムから出ていたハードカバーを持っているので、文庫要らないかなぁと思っていたのだが、多少改訂増補されているということなので、買ってきた。
しかし毎度思うんだが、なんでちくま学芸文庫ってこう高いかなぁ……。
明日のNHKスペシャルは面白そうだ。
初版第1刷が230万部とかいうバケモノ本「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」(J.K.ローリング作/松岡佑子訳/静山社刊)が出てからそろそろ一箇月ですが、ちらほら、店の隅に積み上がっているのを見るようになりました。ちゃんと売れているのでしょうか。なにしろ買い取り商品だったということですので、本屋もリスク背負って大変だな、と思わないでもないです。
日本の書籍出版業界においては、全国の書店隅々まで本を行き渡らせることを主目的に、委託販売制度と再販価格維持制度が取られています。
用語は難しいのですが、簡単に説明すると、出版者(版元)が本の価格を決めて、全国どこでも同じ値段で売る。その代わり、版元が在庫リスクを背負う、という制度です。通常の商品ですと、全国どこでも同じ値段ということはまずありません。製造元が「希望小売り価格」とか「標準定価」を定めても、小売りが同じ値段であるとは限りません。しかし、書籍と音楽ソフトについては独占禁止法の例外として版元が価格を決定し、統制することができます。(正確には値段と、流通各段階での取り分=正味を決めている。後日註:正味を決定しているのは事実上取次であるとのこと)
その代わりというのかどうかは知りませんが、書店は在庫リスクを負わず、一定期間内に売れ残った商品については版元に送り返し、代金を支払わなくても良いことになっています。つまり、本屋さんの店頭に並んでいる本の殆どは、版元の在庫であって書店の在庫ではない、ということになります。売れなかった本は版元へ送り返され、倉庫に保管される…というのは建前で、殆ど断裁(シュレッディング)されるようです。この返本率ですが、現在では40%に迫ると言われています。つまり、店頭に並べられた本の四割は売れずに版元に戻っていく、ということです。
この両者が上手く働くと、街の小さな書店でも多くの品を棚に揃えて消費者の選択の幅を広げることができ、かつ全国で同じ値段で本が買えることになります。
最近では色々事情もあって委託販売制度を採らない本もちらほらありまして、「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」も委託販売ではない、買い切り本だったそうです。つまり、売れ残りについては完全に書店のリスク、というわけですね。
どこの本屋とは言いませんが、出版直後はワゴンに本の山(比喩ではない)を作って売っていた所なんかが、今でも小山になっていたりするのを見ると、もしかして見誤ったのかなぁとか思わなくもないです。
「ほしのこえ」オンリーイベント「おぼえていますか」のアフターイベント、「ほしのこえ」上映会に途中から潜り込む。大画面のスクリーンにプロジェクターで映し出される「ほしのこえ」……はいいんだけど、マクロビジョンによる画面の明滅が! DVDからの出力をVHSデッキを通して(セレクタ代わりとのことだったが)プロジェクターに流すという無茶苦茶ぶりで、すっかり台無し。
とりあえずその後の天門さんによる生演奏やLowさんの生歌を聞けたのでよしとしよう。
期待のNHKスペシャル。F1参戦一年目のトヨタ、日本人技術者とF1系技術者達の対立と葛藤……っていう話だったけど、見ている限り、既存F1系の技術者がひたすらマトモなことを言ってて、日本人技術者が無茶を言っては状況を悪化させていたような気が……。
勿論、巧くいった部分もあるのでしょうけれど、R&Dについては、どうも見る限り日本側が全体を見ないで突っ走ろうとした感が強かったです。
久しぶりにリンク集に一件追加。(Liner Noteの意味ってなんだろう……)
えっと……こおいうのも、独占企業って言うんでしょうか……。
書こう書こうと思っているうちに忘れていた小ネタを一つ。
12日の日記で、某国の哀れな小役人が「死んだ奴の骨拾ってこい」と言われて適当に骨を拾ってきたんじゃないかって話ですが、これ、実は実体験が基になってたり。
隨分前のことですが、私の郷里に高速道路が建設されることになって、土地買収やら何やらで色々あったんですわ。で、その時に、なんか先祖の墓が高速道路に潰されるとかで、改葬しなきゃならないとかいう話になったんですよ。墓に関する法律/制度って結構面倒臭くて、「いいよ潰しても」っていうわけにはいかないそうなんですな。
そんでまあ、親戚一同、スコップ担いでその墓地とやらに出かけたわけです。
でもですよ。江戸時代だかの先祖の墓なんて、誰も参ってないし、祀ってないし、そもそも正確な位置すらよくわからんときた。
結局、「この辺」ということでみんなで掘ってみたんですが、土葬の上に地質の問題なんでしょうか、骨が出てくるわけでもなく、何枚かの錆びて割れた銅錢が出てきたところで打ち止め。
最終的に「これでいいや」ってことになりましたとさ。
制度の厳密な運用という点からするととんでもない話ではありますが、まあ、世の中このように適当に柔軟に運用されることが多いのではないか、と。
電子政府・自治体がオープンソース採用の動きを見せていて、それに対しMicrosoftが反論……とかいうニュース。
基本的にオープンソースOSへの移行は賛成なんですが……但し、技術的な裏付けがきちんととれるなら、です。Linuxなどで言えばディストリビュータを分散させるだけじゃなくて、政府部内にPG部隊を擁して則応体制を整える、という意味です。究極的には、政府が一つのディストリビュータになるくらいの意気込みじゃないと、こっちも充分恐い。
オープンソースの意味は「その気になれば自分でなんとかできる」ことだもんな〜。
あれ? 制式名がF/A-22に変わってる……。
1機2億ドルとか(註:いまんとこ。配備が進めばもっと廉くなる……らしい)いう機体を攻撃用途に使うんですか! なんて恐ろしい。
米軍の軍略上、対地攻撃に出るのは、制空権が確保されてからなんでしょうけど……場合によっては夜間強攻だってありうるだろうし。対地攻撃ってのは、その性質上どうしても対空攻撃に晒されるので、いかなステルス機であろうとも「被害ゼロ」を続けるわけにはいかないと思うんですが……(「マグレ当たり」はゼロにはならないからね)。それよりなにより、そもそも次期F/AとしてJSF計画を推進してたんと違うんか?
まあ、戦鬪機に攻撃能力を持たせるのが最近の流行ですからねぇ(F/A-18から始まって、JA39 Gripen、Rafale、Typhoon、F/A-18E/F、そしてF-2。最近の西側戦鬪機は全部やね)…議会対策とかなんとかで、必要だったんだろうなぁと空軍関係者の苦労は想像できなくもないのですが……パイロットにはまた嫌がられるでしょうね。
なお、小熊は軍用機オタクではありません。
「GUNSLINGER GIRL」……。なんつーか、可愛いサイボーグのオンナノコがひたすら趣味的な銃をぶっ放すマンガですな(苦笑)。
初っ端からM1917バイヨネット付きのWinchester Model 1897 Trench gun(多分……。ハンマースパーが見えるから、M12以降じゃないはず)とかSVD(ドラグノフ)とかFN P90(ま、これは定番ですな)とかとか。ヤラレ役の方にもPSMっつー、趣味を通り越してそりゃねーだろって感じのチョイスが。その後もH&K P7とUMPやらBeretta M93RやらCZ M75やら……。連載じゃH&K VP70が出てたみたい。後日補遺:表紙の銃はSIG/SAUER P239で、中扉でヘンリエッタが抱えているのはSIG 551です。
この調子だとWaltherやMauserやMATEBAやエリコンの大砲とかが出てくるのも時間の問題ですな。
なお、小熊は銃火器オタクではありません。
もうすぐ11月も終わり。来週には、STARWARS Episode IIのDVDがリリースされます。これで自宅で心ゆくまでヨーダ師のライトセイバー捌きが堪能できるのですね!
出るといえば、ようやっと「アリーテ姫」のDVDも出るようです。
数日前の話題になりますが、少年ジャンプが米国で発売された由。
タイトルが「SHONEN JUMP」ってのも充分凄いんですが、この本、なんと綴じは左綴じなのに、中身は右綴じなんだそうです。
これまで日本のコミックを英訳する場合には、裏焼きしたり、あるいはコマ単位でレイアウトを逆転させたりして、吹き出しの中を書き換えていたのですが、この本では敢えて逆転させず、日本と同じにしてあるそうです。ある意味画期的かもしれず。
日本と韓国と台湾のコミックを比較すると、主として、日本と台湾が右縦書き右綴じ左開き、韓国が左横書き左綴じ右開きです。日本でも左横書き左綴じ右開きのコミックがないわけではないのですが、圧倒的に少数ですね。でも日本語韓国語中国語(北京語と台湾語)はどれもこれも縦書き・横書き自在な記述言語なので、取り立てて綴じ方法がどうのこうのという問題にはならないわけです。
しかし、英語には、文字を縦に連ねて書くという文化が殆ど存在しないので、右綴じとはいえ、吹き出しの中は左横書きになっている筈です(現物を確認はしてないのです)。
ここは一つ、文化の輸出入の障壁を一つ潰すために、縦書きで見栄えのするフォントと組み方って奴を開発してはいかがかと……(爆)。
これは凄いな>テレ朝
単純ミスだったにしろ、ちょっと、ね。
後日註:謝罪文がホームページに掲載されています。
道路関係四公団民営化推進会議が紛糾しているようです。なんか今日は、委員長解任動議が出て審議打ち切りになったとか。凄いなぁ。
新規建設について揉めているようですが……高速道路の新規建設は必要ですが、それを公団という形でせにゃならんとは思いませんな。本来道路は国家経済において運輸網の動脈たるものであって、なんでそこに採算性を求めにゃならんのか、訊きたいくらいです。言葉の印象は悪いのですが、「経済効果」を考えて経済戦略の一環として建設すべきものです。なぜ日本の高速道路が、現在のように公社ととして利用者負担による建設を強いられているのか、私にはちょっと見当もつきません。
思い切って、現在計画中の高速道路を全部国費で15年以内に作ってしまって、新規計画はとりあえず凍結、道路公団は保守運用に特化、ってのはどうでしょ。こういうのは、半端が一番駄目なんですよ(笑)。
あ、それから、各計画案の見直しは必ずしましょう。下手に金をけちって、阿呆みたいなもの作られてもかなわんし。対面二車線の高速道路なんて、論外でしょう。既存の高速道路の中にも、例えば首都高6号線と中央環状の小菅ジャンクションみたいに、計画した奴出てこい修正してやるっ、てのもありますしね。
関東ローカルな話題なんで一応説明すると、常磐道へ繋がる首都高速6号線と、湾岸〜王子〜板橋〜新宿〜渋谷〜品川と繋がる(予定)の首都高中央環状線(C2)は小菅で交叉するんですが……マトモな人間がマトモに設計すれば、当然立体交叉させて分流・合流路を構築すると思うのですが、6号とC2のジャンクションは、「一旦6号とC2が一本になってからまた2本に別れる」構造になっています。つまり、C2をずっと走ろうとすると6号と合流してその車の列をレーンチェンジして抜けていく必要があり、また6号を走っていると突然横合いから合流した車が次々とレーンチェンジを試みて来るという素晴らしい構造になっています。
当然の帰結として、小菅ジャンクションは渋滞の名所で、毎朝の交通情報で渋滞していないことがないというくらいです。
作るなら作るで、金はかかってもちゃんとしたものを作らないと、後々に禍根を残します。なんせ社会経済基盤ですから、これが脆弱だと大抵ロクなことになりません。いや、高速道路は現状で充分だ。もう要らん、というならそれはそれで、はっきりさせるべきでしょう。
どっちにしろ、こんな公団の民営化委員会程度で論議すべき題材じゃないよな。未来ン十年の物流問題だからねぇ……。
というわけで、明日は首都高中央環状線王子線の見学に行ってくる予定です。