哀愁日記
底に哀はあるの。

もしくは、

「常識日記 文科系的日常」


西紀2012年12月分

Caution!

このページはあくまで小熊善之個人の責任において製作されており、坂村健先生及びTRONプロジェクト、パーソナルメディア社、並びにYRPユビキタス・ネットワーキング研究所は関与しておりません。
守秘義務の関係上、伏せ字になっている箇所があります。伏せ字の中身を御推測なさるのは結構ですが、あてずっぽうの内容を他者に広めて誤解を拡大再生産することだけはないようお願いいたします。

目次 | 前月 | 初日 | 末日 | 翌月

2012年12月1日(土曜日)
 韓国のロケットは部品の故障で射上げ延期となったようですが、北朝鮮の方がまたまた射上げを予告
 で、自衛隊に準備命令が下った、と。
 まあ、また演習の機会がやってきたと前向きに考えましょうか。

 その北の国ですが、早くも二艘目の遺体乗せ難破船が見つかったそうな。
 この感じだと、結構漂流してるんだろうなぁ……。
 ああ、やだやだ。


2012年12月2日(日曜日)
 中央自動車道笹子トンネルで崩落事故が起き、死傷者が多数出ている由。
 犯人探しじゃなくて、原因追求がきちんと進められることを祈りつつ。

2012年12月3日(月曜日)
 某イベントで使用するリース品のノートPCが到着したわけだけど、セットアップを始めてまずやるのが付属ソフトのアンインストールとか、不毛極まりない……。
 というか、起動直後にユーティリティソフトのEULA表示されてNo選択したら電源断とかふざけてんのかっ! 怒るぞ!! そのユーティリティがウィジットで常駐とか、嫌がらせか!!
 返す時には問答無用でリカバリしよう。
2012年12月4日(火曜日)
 衆院選告示。
 我が東京12区は……こんな感じ
 共産党池内沙織は何回目の立候補かのう。若いんで期待しても良い気もするんだけど、演説聞いてると萎えるんだよなぁ。ただ、比例に重複立候補してるんで、惜敗率が良ければ復活当選があるかも知れず。
 太田昭宏公明党の元代表で前回落選した人。まあ、順当なら当区の当選者はこの人物であろう。暫く創○学会連中の売り込みが面倒臭そうだ。
 現職の青木愛は……受かるとは思わんけどねぇ。参院からの鞍替えで太田を破った前回選挙から、掲示板のポスターの党名は二転三転。今は日本未来の党だとか。正直、地盤を固めたとは感じ難く、浮動票が流れ込まねば勝てる様子はないと見た。
 服部聖巳……って誰それ?
 さて、自民なき我が選挙区。誰に投じたものかね。

2012年12月5日(水曜日)
 「LNG船 北極海を横断し到着と、地球温暖化の進行を窺わせる記事。
 ロシアの砕氷船による先導の義務付けなどの問題はあるにしろ、距離は短くなるし、海賊多発地帯を避けられるといったメリットもあったりします。
 地球温暖化が齎したメリットと言えましょうか。
 原発が止められ、発電用等のLNGの輸入が急増している現在、調達先の多様化は必須なんですが、しかしそれでも、ロシアにエネルギーを頼るのは怖いですな……。
 エネルギーを止められた結果、日本がかつて勝ち目のない戦いに雪崩れ込んで行ったことは、最早忘れ去られた過去なんでしょうかね。

 最高裁判所裁判官国民審査についての情報が、最高裁のページにも、中央選管にも、都選管にも用意されないことについて。
 どこかに情報はないか……。


2012年12月6日(木曜日)
 「2本のアームで作業ができる遠隔作業ロボット「MHI−MEISTeR」を開発」とな。
 質量440kgとか……もう少し軽くしとかないと、損傷したキャットウォークとか踏み拔きそうな気がしなくもないわけですが、7自由度の腕二本とか、とてもマニアックな仕様が素敵なわけです。
 こういう方面にどしどし予算をつけるためにも、福島第一の後始末は国に移管した方が良いと思いますがねぇ。

2012年12月7日(金曜日)
 そろそろ終業時間、というところで地震。東京震度4。
 家の本が気になったが、帰ってみたところ、無事であった。

 東京メトロ(他の鉄道事業者)では現在「プラットホーム事故0運動」とやらを実施していて、プラットホームでの列車との接触や、軌道への転落への注意を呼びかけています。
 その事自体に含むものはないのですが、全閉式のホームドアを全駅完備し、開業以来転落事故ゼロを謳う南北線で、毎日啓発放送を聞かされると些か妙な気分にはなるのです……。いやまあ、南北線しか乗らない人ばかりではないわけだから、啓発放送に意味が無いとは思っていないのですが……しかしなぁ。


2012年12月8日(土曜日)
 「コミックマーケット83における『黒子のバスケ』サークル・頒布物対応に関する緊急のお知らせ」という悲しいニュースをここに来て聞くことになるとは……。
 最初の脅迫状が届いてから一箇月半を閲しているわけですが、警察の無能を言論表現の自由という対価で支払うことになったわけですな。
 本来的に、脅迫に対して譲歩を行うことは、犯人を増長させ、模倣犯を増やし、社会に負の影響を与えます。極端な例では、よど号ハイジャック事件の後、ハイジャックが多発した例があります。
 改めて言いますが、このような脅迫への譲歩は、下策です。
 しかし、警察・会場側がその意識を共有していない以上、コミケット準備会単独での抵抗は極めて困難です。これまで、爆発物にも敗けずに開催されてきたコミケットでこのような対処が取られることとなり、痛恨の極みです。

 今回の衆院選において行われる最高裁判所裁判官国民審査で、誰か絶対×を付けなければと思っていたのに誰だか思い出せないと煩悶していたのだが、Winny裁判上告審で被告人有罪の反対意見を述べた大谷剛彦裁判官であることが晴れて明らかになった。
 これ程明瞭に×を付けたいと思った裁判官は過去にない。

 現在自衛隊が参加している国連PKO活動の中で、最も長い期間(1996年から)参加しているUNDOFから、自衛隊が撤退することとなった模様
 シリアとイスラエルの国境地帯にある兵力引き離し地域を監視するPKOであり、日本部隊の士気、練度の高さは、参加国から高い評価を受け続けていました。
 出来ればこの活動が終わる時には、イスラエルとシリアの関係が改善された上でと願っておりましたが、残念ながら、シリア内戦の激化による情勢の悪化による撤退ということになりました。
 16年に亙る活動の労を多とし、自衛隊に深甚なる感謝を捧げ、誰一人欠けることなく、無事の帰還を望むものです。

 仕事の資料を探しにジュンク堂へ行ったら、7Fでどうぶつ社廃業フェアをやっててびっくりした。
 何冊か、霊長類・類人猿関係の本を読んだことがある出版者で、その名の通り、動物関係の良書を出していた出版社だけに、驚きも一入。
 フェアは10日までということなので、目ぼしい本は捕獲しておく必要があるな。


2012年12月9日(日曜日)
 昨日の日記に書き落としたのですが、映画「二つの祖国で・日系陸軍情報部」を見てきました。記録映像としては一級品の映画です。
 前作もそうだったんだけど、翻訳がイマイチなのが、画竜点睛を欠くところ。映像の持つ迫力が素晴らしいばかりに、字幕の残念感ががが。
 本当、もうちょっとどうにかならんかったのかなぁ。

2012年12月10日(月曜日)
 2011年2月22日にニュージーランドで起きたカンタベリー地震に際し、日本人28人を含む115人の犠牲者を出したCTVビルの倒壊について、王立委員会の報告書が公開された由。要旨のみながら、邦訳版が公開されている
 22頁辺りの図面を見ると、「柱はどこだ?」という感想が……。
 これだけ脆弱な建物が様々なチェックを潜り抜けたことは、他山の石とせねばなるまい。

2012年12月11日(火曜日)
 TRONSHOWが明日からなんて何か間違ってるだろ! この準備状況なら来週だろ!
2012年12月12日(水曜日)
 TRONSHOW一日目。
 信じられないような問題が起こる……。
 なんとかセッションの中断だけは避けられたけど、もうやだこの役目……。

 で、こちらがTRONSHOWでてんてこ舞いしている最中、北朝鮮が“事実上のミサイル”とやらを射上げたらしい。米軍の情報では衛星が軌道に乗ったとかで、追跡データを見ると地球を丸二週して三週目の終わりくらいで失探してる。(まあ、落ちたんだろう)
 しかしまあ、よくあんな国で射上げられたもんだな。
 さて、外交の季節だ。


2012年12月13日(木曜日)
 TRONSHOW二日目。
 今日もまた信じられないような事態がまき起こる……。

 で、こちらがTRONSHOWでてんてこ舞いしている最中、MRJに100+100の大型契約が舞い込んだそうで。ようやく調子が出てきたのかなー。
 もう少し売れるといいんだけど、なにせ実績ゼロの、海の物とも山の物ともつかない飛行機だからねぇ。

 昨日の北朝鮮の衛星は、まだ飛んでいるのか、もう落ちたのか。GoogleStarTrackでは取り敢えず軌道要素から出した経路を表示している模様。
 北朝鮮は射上げ映像を公開したとか。

 そういえば相変わらず続いている中国公船による尖閣諸島付近の領海航行ですが、今度は飛行機が領空侵犯したと。これは即座に対応しないと。
 領空は領海と違って無害通行はできませんので、速攻で迎撃しましょう。


2012年12月14日(金曜日)
 過剰なサービスは身を滅ぼすと思い知った。
 三日目にして初めて、次の講演のスライドが全部揃ってる万歳と思っていたらば……。

 取りも直さずこれでTRONSHOWは終了。
 例年ならこれで今年も終わりだね〜って感じなんですが、今年は次の週も忙しかったり。
 給料減ってるのに忙しさは増すんだよなー。
 ああ、これが「貧乏暇なし」って奴か。


2012年12月15日(土曜日)
 居住マンションの耐震補強工事についての説明会に出る。
 築41年の割りには頑丈だ、という診断だったそうですが、それでも、二桁に上る部屋を潰して鉄骨を入れることになるそうな。潰される部屋には、隣の部屋もあったりして、お隣さん引越しかぁ、と。
 工事期間は来年8月まで。
 住めるだけマシと思うべきなんだろうかね。

2012年12月16日(日曜日)
 選挙の日。
 投票所は満員御礼の大行列状態。そりゃぁ、三回も投票用紙発券してりゃ、列捌きも遅くなるわな。
 しかし東京12区は所詮罰ゲーム選挙区なのであった。

2012年12月17日(月曜日)
 都選管の速報によれば、都知事選は猪瀬直樹の圧勝だったらしい。
届出番号 候補者名 得票数 得票率 党派名
1 マック赤坂 38,855 0.60% スマイル党
2 トクマ  47,829 0.74% 幸福実現党
3 松沢しげふみ 621,278 9.64% 無所属
4 笹川たかし 179,180 2.78% 都民のくらしを守る会
5 宇都宮けんじ 968,960 15.04% 無所属
6 猪瀬直樹 4,338,936 67.35% 無所属
7 中松義郎 129,406 2.01% 無所属
8 吉田重信 81,885 1.27% 無所属
9 五十嵐政一 36,114 0.56% 無所属
 まあ、本命の順当勝ちって感じかなぁ。
 ただ、猪瀬って議会とも都職員ともあまり巧く連絡していないので、衝突を起こすと收拾が付けられないだろうなー。
 それが心配。

 国政選挙の方は……自民が勝ちにも勝ったり294議席、公明党と合わせて2/3超という凄まじい状態に。
 取り敢えず民主党は参院第一党なのですが、これでは影響力を行使するのは難しいでしょう。逆に自民党としては来年6月の参院選で参院過半数も窺うことになりますが、ここで躓けば、3年前の民主党と同じ逆風に曝されることにもなりかねません。
 今後の政局運営が問われるところです……が、自民・民主間の信頼関係がほぼ完全に崩壊している状態から、どうやって関係改善を図るのか、民主党の新代表が誰になるかを含めて気になるところです。


2012年12月18日(火曜日)
 「北極調査強化へ、拠点整備や砕氷船新造…文科省という気宇壮大な記事なわけですが、一方で南極観測ですら予算が足りなくなってヘリの稼動状態が維持できず、基地閉鎖の危機を迎えているわけなんですが……。
 果たして新政権は何とか出来るんですかね、その辺。
 まあ、金の問題をさておきますと、北極の氷は基本的に北極海に浮かんだ海氷であります。つまり、下は海。
 海面上を航行して氷を割って進むより、氷下の海中を進み、必要なところで氷をぶち拔いて浮上して観測する方が合理的です。確か冷戦時代にそんな方法で北極点に到達していた原潜があったと記憶するところ。
 ですので、北極海の海中を自在に動ける観測用原子力潜水艦(平和目的)を作るべきであると思わずにはいられません。
 勿論平和目的ですから武装はありませんが、氷をぶち拔くためのペネトレイタくらいは装備しましょう。他にも原子力潜水艦には海中を何万キロでも旅できる無限の航続力、豊富な電力・熱エネルギーなど、極地観測に必要なあらゆる特性が備わっています。
 多少、国連海洋法条約的にまずい点がないでもないわけですが、そこはそれ、海中でモーツァルトでも流して所在を明確にしながら航行するというころで良いと思います。

2012年12月19日(水曜日)
 米国で14日に発生した「サンディフック小学校銃乱射事件」に絡んで、全米ライフル協会(NRA)が『「意味ある貢献の用意」がある』と表明しているとか。
 なんかNRAロビーの議員が「校長がM4ライフルを持ってさえいれば、子ども達を守れたのに」と発言したとかいう話もあるようですが、もしかして本当に「全ての学校にM4ライフルを常備しよう」だったらどうしよう……。
 これまでとにかく銃規制には反対を続けてきたNRAだけに、方針を転換するとは思いにくいのですよね。転換したら会員がGOAに流れそうで。
 さて、銃規制を行わない範囲で取りうる手段はなんだろう?と考えると、やはり適切な隔壁による分断でしょうねぇ。教室の扉や防火壁を防弾化して、事に際して適切に遮断することによって、被害を最小限に抑えられる可能性があります。
 あとはやはり、教職員の武装化でしょうか。校長、副校長の権限で開放できる武器庫を職員室に用意して、有事に有資格教員が鎮圧にあたるとか。
 まあ、銃規制の方が安上がりなんですけど、銃規制をしたからといって事件がなくなるわけではないですからねぇ。
 NRAは銃犯罪について「銃が悪いのではなく、扱う人間に問題があるのだ」と言っていますが、これは実際の所正論でして、人間庖丁でだって人は殺せます。銃を規制すれば銃犯罪は押さえ込めるでしょうが、次はサムライソードを持ち出すでしょう。
 また、獣と人間との生存競争の関係上、銃火器を完全に社会から排除することもまた不可能です。日本でもそうですが、熊や猪、野牛と言ったクラスの野生動物は、銃火器がなければ人間がこれを倒すのはかなりの困難を伴います。火縄銃の数を厳密に管理していた江戸時代ですら、猟師や農民に鉄砲が貸与されていたくらいですので。
 私たちは武器と共存して生活しなければならないという前提で、どこを線を引くか、という問題なわけですが、そこには文化的・歴史的背景が絡むので大変なのですよね。
 ただ、鉄砲が沢山あっても銃犯罪が少ない地域もありますので、単純に保有の問題ではない、とは言えると思います。

2012年12月20日(木曜日)
 「政府が気に入らない?それじゃ、自分好みの国を築けばいい」と公海上に人工島を作って云々な話があった。
 公海上にあれば国際法しか及ばない、という考えがそもそも間違いだったりするわけですが、ともあれ、独立国家へのハードルは高く厳しいものになるでしょう。
 原子炉を積んだ巨大船にGoogleのデータセンターでも載せれば、取り敢えずエネルギーと收入の問題は解決しそうですが、公海上で船舶旗(船籍を示す旗。商船旗や軍艦旗)を掲げない船は、海賊と看做され、あらゆる保護を受けられません。ある日突然、どこかの人民解放軍が銃を持って乗り込んできても、誰も助けてくれません。
 というわけで、どこぞの漫画ではありませんが、国際的な承認を受けるまでは、自衛のための武力、軍事力が必要でありまして、これがなかなかに難しい。
 それが多くの国にとってデメリットになると考えられるような国是をして立つ国は、やはり国際的な制裁の対象となります。あらゆる言論の自由を保証すれば、一歩間違えばハッカー天国にもなりかねません。国際犯罪に対する協力は不可欠となるでしょう。
 となると、自身を守る武装と、規律を守る警察が必要、みたいな話になってしまって、それじゃあどっかの国を金の力で買收したほうが早くない?とか思ってしまうのだ。

2012年12月21日(金曜日)
 懸案になっていたゴラン高原PKOからの自衛隊撤收が本決まりになったそうなUNDOFへの自衛隊参加は1996年からで、現在日本が参加している国際平和維持活動の中で最も長期に亘るものでした。長くのお勤めに、敬意を表したいと思います。
 UNDOFそのものが事実上崩壊したことは、残念に思います。

 終わるものがあれば始まるものもあるということか、「国連安保理:マリ軍事介入を承認」と、マリへの軍事介入が決まった模様。
 マリ共和国の話題については過去にこの日記で触れたこともありますが、その後、北部を解放したはずのトゥアレグ族によるアザワド解放民族運動が今度は力を借りたイスラム武装勢力(アンサール・ディーン)に駆逐されてしまい、アンサール・ディーンは世界遺産にも指定されているトンブクトゥ遺跡を破壊するなどの様式美を展開。
 一度は独立を宣言したアザワド解放民族運動は秘密裏の仲介交渉に際して、マリ政府に対し独立じゃなくて自治権でいいよと妥協を示すなど、事態は果てしなく混迷の一途を辿っております。
 そこに西アフリカ諸国経済共同体によって構成される平和維持部隊が投入され、北部の治安回復を担うんだそうですよ。
 “治安が回復”した後に何が残るんでしょうかね……


2012年12月22日(土曜日)
 「第7回ワークショップ: 文字——ISO/IEC 10646とUnicodeの今——」へ出かけて、久しぶりにディープな文字コードの世界に浸かってくる。

 先日全米ライフル協会(NRA)による「意味ある貢献の用意」が「学校に武装警官配備を」であったらしく、期待を裏切らないNRAのクオリティに脱帽せざるを得ない。
 批判はあるようだけど、一応效果のある方法ではあるのよ。子供を守るという意味では。
 ただまあ、学校に武装警備員が居るなら、犯人はショッピングモールで事件を起こすだろうけどね。要は、社会の中で最も抵抗が弱い所を狙っているだけなので。


2012年12月23日(日曜日)
 昨日は一日潰れてしまったので、あちこちお出かけして所用を片づけたり。
 長年使ったプリンタがいよいよどうにもならないレベルで壊れてきたので、これを取り外す。廃品回收業者が回ってきたら引き取って貰おう。
 で、問題は代わりのプリンタなんだが……どうにも適当なものが見つからず、妥協することになりそう。
 今使ってるのがあまりにも自分の用途にマッチしていたという問題かも知れず。
 ソリッド超漢字マシンから印刷ができなくなるのは痛いなぁ……。

2012年12月24日(月曜日)
 昨日廃棄を決定したプリンタを粗大ごみにしたら幾らだろうかと思って徒歩三分の清掃事務所へ出かけて聞いてみる。今から手続きすると回收は1月7日と言われて、こんな持ってこれる距離で……と思っていたら、自力で運べるなら持ち込んで良いよと言われる。日頃の行いが良いせいだろう。
 そして問題の料金は、300円だった。
 北区ではプリンタは「高さ」で値段が変わるらしく、A3ノビ両面印刷対応で、幅650mm超、奥行き500mm超、質量13kg超なうちのプリンタは、高さが200mm程しかなかったため、最低料金と相成った模様。流石に窓口の人にも、「それ、家庭用だよね?」と確認された。(業務用ゴミは別扱いなので)
 かくして旧プリンタはゴミとなり、新プリンタが据え付けられることと相成った。
 EPSONのPX-1200
 今度も10年くらい動いてくれると良いなぁ。

2012年12月25日(火曜日)
 「漫画家の中沢啓治さん死去 「はだしのゲン」作者」との訃報。
 「はだしのゲン」の功績は、被爆という体験を迫真の漫画として描き、世界中に紹介したことです。百万言を費やすより、実際の体験者が描く絵の持つ説得力、呼訴力は圧倒的で、これが核兵器反対運動に小さくない影響を与えたことは、否定し得ないと思います。
 逆に問題点としては、あまりにも体験的であるがために、科学的・史学的考証からはかなり外れており、因果関係の怪しい話が見られることです。もちろん一個人の実体験が科学的考証に耐えられる必要性はないのですが、読者の方にこれを「一汎的事実」と受け止める傾向が見られる点が難です。
 功罪はあれども、「はだしのゲン」が漫画史に残る名作であることは間違いありません。
 著者の死を謹んで悼むものです。

 「小型電気自動車(Hiriko)の日本市場導入に向けた研究活動を実施します」と、新潟県でhirikoが実験に供される由。
 hirikoはMITで考案されてスペインで制作が行われている変形電動都市コミュータで、4WD/4WSで信地旋回できるなどの特徴を備えています。
 個人的にツボなのはイセッタばりのフロントドアで、やっぱ電気自動車はフロントドアだよね、とか阿呆な考えに取り憑かれてしまいそうです。
 運転席がi-Realになってて、そのまま乗り込んで合体・走行とか夢がありますよね。
 与太はともかく、駐車スペースの削減が目的のhirikoの変形システムですが、多分日本の道路運送車両法的にはアウトだと思われ、公道走行には特区でも作らないと駄目なんじゃないかと。
 昔、日産がEXAで取外し・交換可能なキャノピーをデザインしたら、国内では交換不可となったのが記憶にあるところですな。(米国ではキャノピーを交換用オプションパーツとして売ってたらしい)


2012年12月26日(水曜日)
 「小沢系議員との対立激化 未来の党が分裂へ」とかだそうで、生まれたと思ったらもう消えたとか。まさに泡沫政党ですなぁ。
 ともあれ、野田内閣は総辞職し、安倍首相が再登板。
 閣僚名簿を見る限り、冒険はしなかったものの、舌禍を起こしそうな人もちらほら。
 特に石原伸晃は怖いねー。これまで要職になかったから目立たなかったけど、父親譲りの口の悪さは、知る人ぞ知るところですが……。
 取り敢えず、馬鹿なことしないで参院選まで頑張って欲しい。

2012年12月27日(木曜日)
 明日本当に仕事納めなんだろうなぁ……?
 職場より自宅の方が機材が揃ってるからって家に持ち帰って仕事なんて主義じゃないよ。

2012年12月28日(金曜日)
 設営にも行かずにお仕事。
 さあ、明日からコミケだ!
 ……準備は何もできてねぇ……。

2012年12月29日(土曜日)
 一日目はサークル参加。
 新刊なくてもう何年……。
 書きたい……。

2012年12月30日(日曜日)
 二日目。
 午後から出撃して西館をメインに回って終わりにする。
 体力考えたらこんなもんだろう。

2012年12月31日(月曜日)
 三日目〜。
 午後から出向いて落ち穂拾い的に巡回。
 帰りにアキバに寄って「翼の帰る処3(上)(下)」を購入してくる。
 四巻が春に出るのかー。期待。