哀愁日記
底に哀はあるの。

もしくは、

「常識日記 文科系的日常」


西紀2012年11月分

Caution!

このページはあくまで小熊善之個人の責任において製作されており、坂村健先生及びTRONプロジェクト、パーソナルメディア社、並びにYRPユビキタス・ネットワーキング研究所は関与しておりません。
守秘義務の関係上、伏せ字になっている箇所があります。伏せ字の中身を御推測なさるのは結構ですが、あてずっぽうの内容を他者に広めて誤解を拡大再生産することだけはないようお願いいたします。

目次 | 前月 | 初日 | 末日 | 翌月

2012年11月1日(木曜日)
 「新型ステルス機が試験飛行 中国軍が2機目と香港紙」と、中国において“殲31”なるステルス機が飛んだとか
 正直、そんだけ試作機作って飛ばせる資金力は羨ましい。
 飛行機技術なんて経験値稼ぎたかったら作って飛ばすしかないわけで、次から次へと試作機を作って飛ばせば、否が応でも経験値は上がるでしょう。
 ああ羨ましい。

2012年11月2日(金曜日)
 いつやらかすかと戦々兢々としていた田中文科相ですが、「田中文科相、3大学新設認めず…審議会答申覆すと愈々一発目が。
 審議会は大臣の諮問機関で、大臣の権限に基づく判断について、恣意に陥らないよう、学識経験者等を集めて審議し、答申を行うものです。人事権は大臣にあり、人選について政治性が入り込み、中立性に疑問を抱かれることはこれまでもありましたが、まさか諮問者である大臣自身が答申を無視するという、審議会の存在意義そのものを否定する暴挙です。
 答申を十分に尊重するという前提があるからこそ、審議は真剣にかつ慎重に行われるのですが、それがなされないというのであれば、審議が手拔きになるか、あるいは「大臣の意に沿った」答申しか行われなくなるでしょう。それがどのような社会を招来するか、考えるまでもありません。また、答申でどのような結論が出ても大臣の所でひっくり返せるとなれば、大臣自身に取り行って審議とは関係なく許認可を得ようという輩も現れるでしょう。
 また、この社会は見込みや見通しで動く所がどうしても存在し、こういった段階を踏まれることが、準備期間として機能していることは、ちょっと社会で働いたことがあれば、承知していることでしょう。そういった見込みがいきなり覆されるわけですから、「まさかウチが・文科省幹部驚き…大学新設不認可という記事にもある通り、入学説明会に出席していた学生のみならず、新設校で教鞭を取る予定だった教員の選拔や、事務員など、影響は多方面に波及します。学校法人の経営にも影響が出るでしょう。
 企業だって内定取消せば損害賠償を要求されるんですけどねー。

 この冬の北海道は、7%の節電が求められることになったそうな。
 昨冬、節電を呼びかけて実績が2.2%だった北海道ですが、果たして7%の節電は達成できるんでしょうかね?
 私なら、無理じゃん、といって匙投げてしまいそうですが。


2012年11月3日(土曜日)
 えー。永野護の「ゴティックメード」観に行ったんですよ。
 気分的には、「アニメなんか作ってないでF.S.S.の続き描けよう」だったんですけど、そこはそれ、アニメが出来たんなら観に行くべ、ってところで。
 一応オリジナルって話だったんですけど、フィルモア帝国建国譚でした。
 ヒロインはアトールの巫女だしなっ。
 というか、うっかりF.S.S.知らない若人とか観に行ったらどうするんだこれ?

2012年11月4日(日曜日)
 WIREDに「ハリケーンによる浸水でフィスカーの高級ハイブリッド車が爆発」って記事があったんですけど、安全対策が不十分だったんでしょうかねぇ。
 電池のリチウムが問題だったのか、あるいは、高圧系に問題があったのか。その両方だったのか。他の原因があったのか。
 日本の事例で言うと、昨年の東日本大震災に際しては、「日産 リーフ のバッテリー、東日本大震災の津波に耐えた」なんて話もあるので、問題があったとすれば、車種固有の問題ではないかと思われるところ。
 冠水したガソリン車が発火炎上するという事例は3.11以前から多数報告されているので、自動車は基本的に冠水したら発火炎上する可能性がある、という前提で調査を進めないと、間違った結論に行き着きそうではある。
 ただまあ、個人的には規制を作って試験をした方が良い事例ではないかという気がする。

2012年11月5日(月曜日)
 今日、職場で、総務大臣閣下の御氏名が樽󠄂床であって樽󠄃床ではないという話を聞かされて、ああ、IVSってきっとこういうところで使われるようになるのだろうな、とか思った。
 実現は遠い未来、遙かな未来であろうが。
 上の文章が正しく表示される未来なんていつ来るんでしょう?

2012年11月6日(火曜日)
 「Apple、MacのCPUをIntelから自社製へ切り替え?」とかいう報道が飛び交っていますが、早くても数年後じゃないですかねぇ。
 MacOS X自体はPowerPCからx86に切替えた実績があるので、x86からARMもできなくはないでしょう。ただ、ARMは組込み向けのチップで、低消費電力ですが性能もそこそこですから、現状x86をARMに置き換えれば、大幅な性能ダウンは避けられません。
 とはいえ、ARMもARMv8で64bit化を果たし、AMDがARMv8チップを作るとかいう話もありますから、数年後なら、条件によっては良い勝負をする分野があるかも知れません。
 しかし、飽くまで単独コアでの性能を求める用途でしたら、当面Intelの独走が続くんじゃないでしょうかねぇ。

2012年11月7日(水曜日)
 米大統領選挙は現職オバマ氏が再選。

 JR東が『「スマート電池くん」を実用化し、烏山線に導入します』と、蓄電池車輛の実用化を発表しました。
 2月の最終試験車輛では72kWhまで減らされていた蓄電池は、95kWh/車輛へと変更になったようです。調べてみると烏山線は20.4kmだそうで、勾配の関係もあるのでこれだけでは即断できませんが、印象では、隨分多目だな、と。安全係数を多目に取ってあるのかも知れません。
 気動車を使わない利点はというと、JR東全体では電化区間が多く、電車のほうが圧倒的に多いため、技術的にはほぼ電車である蓄電池車輛は電車と共通部分が多く、整備等における利便があると考えられます。また、電車の方が気動車に比べて加減速性能が高いので、電化区間と非電化区間の乗入れに際してダイヤ調整が必要なくなるとか、最終的には燃料の備蓄が必要なくなる、などもありましょうか。
 路線の電化は控えめに言っても設備費用が嵩みますし、敷設後の整備点検なども考えると、需要の少ない路線を電化するのは難しいのが実情です。一方で気動車の運用費は、気動車の比率が少なければ少ないほど、逆に高くついてしまいます。
 運用費の中で特に整備費用を削減するのに效果的なのが、このような蓄電池車輛化や、シリーズ・ハイブリッド化なわけですが、これらの普及が進むと今度は電化区間での架線の廃止などが見えてきて面白いでしょうね。


2012年11月8日(木曜日)
 「大統領選でニューヨークタイムズのネイト・シルバーの数理モデル予測が全50州で的中—政治専門家はもはや不要?」という記事が面白かった。
 個人的には、テレビ局の制作陣から数理モデルが理解できないような輩は排除してしまい、番組のホストもゲストも統計学を熟知した高度な番組作りをお願いしたいところです。視聴者を選ぶと思いますが、どうせ落ち目なテレビ業界なんだから、思い切った改革をしてみてはどうかしらん、と。
 NHKあたり、一日のニュース番組群のうち一つくらいやらないかな?

 やらかした田中文科相ですが、「真紀子氏、一夜にして方針転換…政権に痛手」と取り敢えずは一段落したようです。しかしこれが最後ではないでしょうし、この手の[ピー]は学習能力に著しい欠陥があることが常なので、次の機会をがあれば、逃さず暴挙に出るでしょう。
 以前この日記で、政治主導って、政治家が好き勝手に国政を混乱させる権利のことを指すわけじゃないんだけどな。と書いたのですが、丸三年以上が過ぎて思うのです。
 高校生だって三年あったら卒業するんだぜ、と。


2012年11月9日(金曜日)
 なんか朝の日経に「使える漢字、6倍の5万6000字に マイクロソフト 専用ソフト開発、難しい人名もOK」とかいう記事が踊っていて、午後にはMicrosoftからOffice製品でのIVS利用についてのプレスリリースが出ていた。
 一応Windows 7でも(Vista以降では)IVSは使用できるようになってはいるのですが、実際やるとどうなるかというと……。
 あひゃひゃひゃひゃと笑うしかない結末が。しかしWordpadはまだIVSが動作するだけマシで、Word 2010だと……。
 神はお怒りだ!とか思わず叫びたくなりますね。

2012年11月10日(土曜日)
 妹尾ゆふ子の本格隠居ファンタジー小説「翼の帰る処〈上〉」「〈下〉」が新書から単行本になって下巻に新作短編が入っているというので買ったわけだが、どういうわけかそのまま読み始めてしまい、続きが気になって2に突入〜。
 さようなら、俺の休日……。

2012年11月11日(日曜日)
 なんか第1回の段階でアレな感じだったNHKスペシャル「中国文明の謎 第2集 漢字誕生 王朝交代の秘密」ですが、一層微妙な感じに……。殷・周王朝の漢字についてなんだけど、殷・周時代の漢字が現在の漢字の祖先かと言われると、「祖先の一つ」という言い方になるんだよねぇ……。
 現在我々の使っている漢字は、ぶちゃけ秦の始皇帝が統一した漢字を基準にしていて、それ以前の漢字については、勿論連続性はあるんだけど、直系祖先とは言い難い面もあったりして。
 あと、阿辻先生が出ていたけど、表意文字の説明って、明らかにシナ語族の特徴を前提に喋っていて、もしかして編集で切られたのかなぁ、とか。シナ語圏に於いて漢字が通用するのって、漢字が表音節文字であり、そしてシナ語族が音節を単語として、単語が語形変化しない孤立語だという特徴に依拠するところ大なんだけどな……。
 まあ、Nスペレベルでそれ言い立ててもしょーがないという話はあるんだろうけど……。

2012年11月12日(月曜日)
 「「スター・ウォーズ エピソード7」の脚本は「トイ・ストーリー3」のマイケル・アーント氏」orz...
 幼い子供連れで楽しめて、終わった後に笑顔が溢れるSTAR WARSなんて、そんなのSTAR WARSと違う……。

 先終末のアレですが、「Unicode IVS Add-in for Microsoft Office」として公開されてたわけですが、IVS付きの異体字を動的にPUA(外字領域)にマッピングとか、死にたくなります。


2012年11月13日(火曜日)
 ケニアから、「盗賊に襲われ、警官42人死亡 ケニア、牛の盗難捜査中という如何ともし難い感じのニュース。
 ケニアでは2007年の大統領選挙の結果を受けての暴動以来、国内治安がかなりアレな状態に陥っていたのですが、最近では隣国ソマリアからイスラム過激派系武装組織が入り込んでテロを起こしたり、ケニアからの分離独立を企てた政治組織の親玉が銃撃戦の果てに逮捕されたりと、なかなかに派手なピカレスク浪漫が蔓延しているようです。
 ところで、ケニアの主要産業の中に「観光」(サファリツアーなど)があるのですが、盗賊が自動小銃やら手榴弾で武装して警官隊が全滅するような治安状況とあっては、まともな観光が成立するのでしょうか。私、気になります。
 90年代くらいまではもうちょっとまともな国だった筈なんだけどなぁ、とポスト冷戦の難しさを思うところです。

 アフリカの観光立国といえばエジプトですが、先の“民主的な”選挙によってイスラム保守派勢力が大躍進したことは記憶に新しいところです。
 で、勢いづいた原理主義の人々が色々やらかしてるんですが、CNNによると「急進派がスフィンクスとピラミッドの「破壊」呼びかけてるんだそうで。
 イスラムの教えに背いて生きるより、教えに従って死ね、という話の類型であろうかと思われますが、大部分の凡人にはそのような生き方が可能ではありません。
 現政権(軍事政権)が嫌で、反対側に投票したらとんでもない事になった、的な寓話としては、あまり人事としておれないのが残念なところです。

 そういえば我が国でも総選挙が近いそうで、前都知事閣下が第三極の糾合を目指して立ち上げた党の名前が「太陽の党」だとか……。
 御大の年齡を考えると、昇る朝日というよりは、沈む夕日を想定したものなのかも知れません。


2012年11月14日(水曜日)
 解散総選挙が決まったらしい。「降って湧いたように」という形容はこういう時に使うのだろう……。

 「PC遠隔操作「真犯人」からメール届く 「ミスしました。ゲームは私の負けのようです」」とかで、twitter上も賑わしかった。恐らく、先に報じられた「「真犯人」1度だけミス? 匿名化せず書き込みか 警視庁注目」に絡んだものではないかと思うのですが……。
 産経の記事は読んでいたのですが、正直、これは報じない方が良い情報だな、と思っていました。
 以前のオウムの菊地容疑者逮捕の時も思ったのですが、その情報を見た犯人や共犯者がどういう行動に出るか、を考えれば、抑制した方が良い情報ってのは間違いなくあります。現在では人質の命に関わるような誘拐事件などで報道協定が結ばれることがありますが、もう少し幅広く、捜査中事案の情報についての報道は統制されるべきではないかと思います。
 オウムの菊地容疑者の件で言えば、逮捕情報が伏せられていれば、その後の高橋容疑者の確保迄の狂想曲は必要なかったわけですし、今回の件で言えば、犯人が油断した所に接触できた可能性があります。
 勿論、秘密主義を奨励しているわけではありません。捜査の必要上の機密保持ができていないのではないかと言うのが一点と、国民の知る権利については裁判が始まってからでも充分ではないかと考えるからです。
 どれだけ報道被害があったかを考えると、ね。


2012年11月15日(木曜日)
 今日は民主党からの離党者が6人程も立て続いたようで。「雪崩を打ったように」という形容はこういう時に使うのだろう……。

 「「怒鳴っても人間は変わらない!」史上最悪の工場を変えたシンプルな教え」という記事で重要だと感じたのは、「根本的な帰属の誤り」について。
 歴史学を学んだ人間としては、人間なんて大凡似たり寄ったりで、環境でいかようにでも行動が変わる、と知っています。大抵の場合、似たような状況に陥った人間は、似たような行動を取ります。故に「歴史は繰り返す」と言われるわけです。
 勿論だからといって認知バイアスから逃れ得るわけではありませんが、その存在を比較的身近に感じている種類の人間であるとは思っています。
 「WhyではなくHow」と常々戒めるのも、それが理由です。
 しかし、社会においては多くの場合、システムに問題を求めるよりも、個人(の内面)に原因を求めることが多いのですよね。特にマスメディアにおいては。
 どうにかならんものかと思うのですが。


2012年11月16日(金曜日)
 衆院解散。そして「太陽の党」も解党……どうなってるの……。
 自民が単独過半数か、自公で2/3取らないと大変なことになりそうだけど……難しいかもね。

2012年11月17日(土曜日)
 torneとnasneがいきなり不調こいて番組録画に失敗しくさったわけだが、原因を究明しようとあれこれ苦心惨憺した挙句、アンテナケーブルを拔いて挿し直したら直ったとか……。
 なんじゃそりゃ〜。

2012年11月18日(日曜日)
 Comitia。

2012年11月19日(月曜日)
 郵便局へ行っては雨に降られ、医者に行っては雨に降られ……。降水確率20%だったのに、どうなってるの。

 WIREDの「民意2.0:ランダムサンプル選挙で民主主義はもっと正しく機能する」という記事を読んで、自分と似たようなことを考える人は居るんだなぁ、と。
 私も、裁判員のように無作為抽出された投票人を2週間ほど選挙管理委員会の建物に閉じ込めて、その間立候補者を見極める作業に従事させるという案を考えていたので、ちょっと驚き。
 現在の“普通選挙”が破綻しつつある理由(の少なくとも一つ)は、記事にもある通り、複雑な社会問題を検討する時間と場所が、有権者に充分ではないことです。
 また一方で行動心理学などの研究が進んだ結果、人間が如何に環境等の要因によって行動が誘導されるかも分かってきています。“自由意志”による投票は尊いのですが、それが如何程簡単に誘導・制御が可能であるか、を私たちは知ってしまっているわけです。
 全ての有権者を、選挙期間中縛り付けて勉強させることは不可能でしょう。それであれば、代議制民主主義がプロフェッショナルを選ぶシステムであるように、選ぶ方のプロフェッショナルを用意することもまた、採り得べき手法の一つではないか、と私は考えたのです。
 ちなみに、他にも天皇陛下の勅選による勅任議員や、有権者を(立候補者を、ではない)試験選拔する選拔選挙なども考えましたが、抽出選挙人でも充分かと思いました。


2012年11月20日(火曜日)
 「積丹岳遭難死「救助隊に過失」…道に1200万賠償命令というニュースがあって、ぎょっとして少し調べてみたんですが、何とも言い難く。裁判の流れは“市民の目フォーラム北海道”とかいう市民運動組織の特設ページに詳しいのですが……判決文を読んで裁判所がどのような事実認定をしたのか確認しないとニントモカントモ。
 北海道警側に過失があった、ということですが、私としては極限状態における人間の無謬性を強く要求する考え方については懐疑的です。この判決が齎すものは、医療崩壊と同様な、山岳救助崩壊ではないかと危惧するところです。

2012年11月21日(水曜日)
 秋口に予備用にと購入した腕時計“SNZ389K1”なんですが、防水機能が崩壊しているメインの時計を利用率で徐々に押しのけつつあります。新しいのでまだ正確ですし、1万円しない値段なので壊れても惜しくなく自転車に乗る時なども安心です
 少々重いのが玉に瑕ですが、加えて、バックルが気に入らなかったのですよね。
 そこで、ネットで具合の良さそうなバックルを見つけたので、交換に至りました。

 所謂ダイバーズ、という奴で、本来なら“SBBN015”用のバックルを、ベルト幅が同じ事を良いことに、無理やり組み付けてみました。
 何が良いかというと、バックルにアジャスタが付いていることで、手袋の上から時計を締めたりするのが非常に楽になっています。これで自転車に乗る時など、手袋やジャージの上からでも時計が締められますので、運用が楽になります。
 ただ、一層重くなってしまったのが難点です……。

 民主党の鳩山元総理が衆院選不出馬を発表したとか。
 元々、総理経験者は引退すべきとか主張していた人なので、有言実行宜しいことではないかという面もないではないのですが、一度前言を翻していることもあり、うんざり感はありますな。
 元総理は何やらマニフェストへの賛同ができないとか言っていますが、総花的な実現性皆無な公約を掲げ、いざ政権をとってみれば現実に押し潰され、党議拘束も碌にできなかった反省だと思えば、党が忠誠を要求するのは正しい行動でしょう。


2012年11月22日(木曜日)
 ちょっと包装紙を買いに出かけたのだけれど、以前よく買っていたものがなくなっていて、代替品を探してハンズ、ロフト、世界堂を経巡る旅に。
 結局、同じ物はない、と結論づけて、近いものを買う。
 草臥れた。

2012年11月23日(金曜日)
 映画を観に行こう!
 そう思って、話題の新作「人生の特等席」を観に行く。
 野球映画が大好きな人向け。その他の人にとっては……観る価値あるのか、これ?(おいこら)
 最初の方のピーナッツ売りの伏線をどこで回收するのかと思ってたら、こういう変化球か、とか(笑)。
 いやー、野球映画って良いね。
 それだけでファンタジーだから!

 「マネーボール」で有名になったビリー・ビーン以降というもの、選手の評価には統計学的手法が使われることが専らとなりまして、本作に出てくるような「職人気質」のスカウトの出番は減っているのが実情です。
 日本でも、試合数が少なく統計的手法が通じにくい高校生よりも、リーグ戦で一定数の試合をこなす大学生や社会人の方が評価し易く博打的要素が少なくなることから、ドラフト上位は学生・社会人で占められるようになっています。
 理屈では綺麗に説明のつく話ではあるのですが、一抹の寂しさも感じる、そんなノスタルジーを「人生の特等席」はフィルムにしてみた作品、と言えるかと思います。


2012年11月24日(土曜日)
 NHKの「海外ネットワーク」で、スペインのカタルーニャ州が独立を志向しているという話題を報じていた。
 実際できるかと言われると難しいんじゃないかと思うのだけど、放送された当地の「独立すればあらゆる問題は解決!」的風潮は、ある種の熱病を思わせた。
 “銀の弾丸”は有権者を酔わせる美酒であるが、酔っている裡はそれこそ万能であるように思えたかもしれないそれが、醒めてみれば二日酔いに悩まされることになる。3年ちょっと前に日本が経験したアレと一緒で、巧言令色鮮し仁、実際にやろうとしたら別の問題が浮上してきて、とてもじゃないがやれたもんじゃないなんて話であったりする。
 独立で解決する問題もあるだろうが、独立によって湧いてくる問題もある筈なのだが、そちらについてはあまり検討している風がないのだよね……。

2012年11月25日(日曜日)
 日産Leafがマイナーチェンジだそうで。マイナーチェンジという割には色々手を入れているみたいですが。
 モータ・インバータ類の一体化、新型モータ、バッテリーケース構造の見直しなどなどにより約80kgの軽量化というのは、結構大きいように思えます。
 逆を言えば、最初のLeafに詰めの甘さがあったということなんでしょうけど。
 ただ、個人的にはやはり、普通乗用車にEVってのは、まだちょっとハードルが高いと思うのですよね。
 ミニキャブMiEVトラックみたいなのの方が、現時点では有望だと思うのだけど。
2012年11月26日(月曜日)
 寒波到来、と急激に冷え込んだ月曜日、「東電、100万kw緊急融通受ける…暖房需要増と危機的状況だった模様。
 こういうことがあるから、余力は必要なんですけども、きっと「でも大丈夫だったじゃないか!」って反原発の人には言われるんだろうなー。
 天気予報のハズレ一発でこうなる状態だ、というのは認識すべきだと思う。
 ところで、正確な気象予報には、過去の膨大な気象の研究、毎日の弛まない連続した観測、そしてスーパーコンピュータによる圧倒的な計算力が必要なわけですが、全部仕分け喰らってた気がしますな。

2012年11月27日(火曜日)
 北海道を襲撃した低気圧は暴風雪を呼び、鉄塔を倒し5万戸を停電させる大災害に発展。11月としては記録的な寒さの中、避難所が開設される展開に……。
 今冬の北海道は、初っ端から幸先悪いな……。

2012年11月28日(水曜日)
 いつかこの日が来るのではないかと恐れていた事態が……。
佐渡に木造船漂着、複数遺体=船体にハングル−新潟県警
 新潟県警によると、28日午前、新潟県佐渡市の海岸の岩場に木造船が漂着しているのを付近の住民が見つけた。船内に複数の遺体があり、船体にはハングルが書かれていた。(2012/11/28-14:25)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2012112800504
 ご存知の通り、日本海沿いの海岸には毎年のようにハングルの書かれた木造船(伝馬船)が漂着します。稀に人が乗ったまま流れ着くこともありますが、大部分は無人であり、政府公式見解としては、港に係留されていた船が、舫いが解けて漂流した挙句日本に漂着したものである、ことになっていました。
 「北朝鮮の舫い綱ってのは隨分低品質なんだなぁ(棒読み)」と思っていれば良かったのですが、遺体を乗せた船が来たとなっては、韜晦もここまでですかねぇ……。
 一応今回の船は「脱北ではなく、難破による漂流」という見立てになったそうですが。

 嘉田由紀子滋賀県知事が「日本未来の党」を立ち上げ、これに「国民の生活が第一」や「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」、さらに「みどりの風」の一部が合流。
 これが“第三極”の最有力候補ですな。
 私の考えるところでは、次の総選挙は、前回民主に流れた無党派票を自民と“第三極”が奪いあう構図だと思っています。その“第三極”に日本維新の会がなるのかな、と違和感を覚えつつも考えていたのですが、ここへ来て大本命ですな。
 流石小沢一郎。選挙参謀としては優秀極まりないな。


2012年11月29日(木曜日)
 都知事選告示。
 立候補者は9人か。

 なんか自民党の安倍総裁が退役した自衛艦を海保に編入して運用とか吹いてるらしい。
 無理っす。
 海上自衛隊海上保安庁は、海上で武装した国家機構という点では同じですが、その任務も性格も位置づけも大きく異なります。結果として両者の人員も装備も異なっています。
 平時に広く展開する警察機構である海保の船舶は、もちろんヘリコプタを搭載した大型巡視船もありますが、基本的に中型小型の巡視艇を中心とした数による面展開です。また、その運用も、母港から出港して母港に帰る行動日数は1週間程度です。相手とするのも民間の船舶が対象です。
 それに比べると海自の、特に護衛艦は、いわば無差別級でして、対空、対艦、対潛のいずれをも想定し、30ktの速力で駆けまわり、ミサイルを放ち、武装したヘリコプタを運用します。応答性が高く高出力のガスタービンエンジンを、燃費に目を瞑って搭載していますし、同等の兵器で攻撃される前提から高度なダメージコントロールが想定されています。行動範囲は日本の全域から海外にも広がり、行動日数も数ヶ月に及ぶこともあり、それらを可能とする生活設備が艦には備わっています。
 現在、自衛隊で最も小さい護衛艦(あぶくま型)でも、海保の大型巡視船並のサイズがありまして、兵装は海保の任務から見れば過剰の一言です。逃走船舶を止めるための威嚇射撃に76mm砲をぶっ放すわけにはいかないのです。
 これを一隻二隻海保に編入しても、海保の船不足の解消には程遠いものがあります。直近に必要なのは中型巡視艇の数なんですから。今般、予備費で建造されることになった追加の巡視艇も、1,000トン級×4、30m型巡視艇×3です。
 あぶくま型は6隻ありますが、これを退役させて海保に編入するとしたら、不要な武装を外し、船舶検査に合格するように改造を施し、改めて船検を受けて合格し、乗組員の訓練を行なって……と考えると、安倍総裁が言った「2年」はすぐに過ぎていくでしょう。
 以上のことから、どうしても必要なら、海上警備行動を発令し、海上自衛隊を直接現場に送り込むのが適当であると思料します。
 補記すべき点としては「即応予備自衛官」は陸自の自衛艦なので、海保に編入したら、それはそれは楽しいことになるでしょうな。
 誰に吹きこまれたのか自分で考えたのか知りませんが、この方策に固執するようなら問題が生じるでしょうね。


2012年11月30日(金曜日)
 都知事選の候補者を見るに、本命:猪瀬直樹、対抗:宇都宮健児、穴:笹川堯って感じかねぇ。
 正直言って、どれもいまいちなんだよなぁ。
 猪瀬氏は副知事としての実績を掲げているけど、気に食わないものに嚙みついていた印象しかない。
 宇都宮氏は政治主張はともかく、経済政策について全く期待できない。福祉に金突っ込んで財政赤字にしてくれそう。
 笹川氏は……年齡がね……。任期中には80を超えるのはちょっと。
 松沢成文氏は松下政経塾なので却下。松下政経塾なので却下。大事なことなので二回言いました。
 うーん。
 参ったねぇ。
 一位が知事で二位が副知事とかの制度なら良いのに。