病院で定期検査。
とりあえず異常なし。
このページはあくまで小熊善之個人の責任において製作されており、坂村健先生及びTRONプロジェクト、パーソナルメディア社、並びにYRPユビキタス・ネットワーキング研究所は関与しておりません。
守秘義務の関係上、伏せ字になっている箇所があります。伏せ字の中身を御推測なさるのは結構ですが、あてずっぽうの内容を他者に広めて誤解を拡大再生産することだけはないようお願いいたします。
病院で定期検査。
とりあえず異常なし。
映画「オッペンハイマー」を観てきた。
アカデミー賞を7部門で受賞した作品だけに良作と言って良いと思うのですが、何分3時間という長丁場で伝記的作品を演られると、観てる方はかなり体力が必要になります。あと字幕が今ひとつなのが……。いや、字幕以前の問題として、時代的・社会的背景の説明が殆ど省かれているのもあって、とにかく理解が追いつかない。
円盤なり配信なりで複数回見るのが良いのかも知れず。
原爆開発、マンハッタン計画、米国の核戦略を軸にオッペンハイマーの人生を追っていく筋書きなのですが、素晴らしいのは、オッペンハイマーという人物を単純化せず、複雑で難解な人物のままに描いていることでしょう。
個人の葛藤、時代の潮流、社会の偏見といったものを臆さずに盛り込んだ作品だけに、この作品の受け止め方は観客に任される部分も大きいでしょう。というわけで、良作だとは思うのですが、定まった評価は得られにくい作品でもあるかな、という感じでした。
日本では原爆開発の文脈を軸に解釈されるとは思いますが、それだけに留まらない作品であるところが理解が難しいところです。
「NHK元アナウンサー 鈴木健二さん死去 95歳」と、隨分長生きされたんだな。
私くらいの年代だと「クイズ面白ゼミナール」の司会者という印象が強いけど、紅白歌合戦の司会者というのも記憶に鮮やかな処。
NHK定年退職後は地方で文化活動に携わっていたと記憶しているけども、長く充実した余生だったようですな。
合掌。
甥が学校から支給されているタブレット(Windows)で右クリックメニューが出ないと言われて調べてみたら、ALT+F10でもコンテキストメニューが出なくなっており、どうやらグループポリシーで禁止されてるっぽい。
エクスプローラでの右クリックから悪さすることってできたっけ?とは思うものの、できたらできたで、デバイスマネージャとか呼び出せるもんなぁ……。
中にはそういうところから脱獄する学生もいるのかも知れないけれども……。
まあ、市教委はきちんと仕事をしているということで納得しておいた。
なんか書き込みに失敗するディスクが出たんだけど、原因はディスクかドライブかデータか……。
失敗したディスクを再フォーマットして書き込むとやっぱりコケる。ドライブを変えてもやはり失敗したので、ディスクがおかしいのかはたまたデータ側に何か問題があるのか……。
そして何度目かの挑戦であっさり成功してしまう。
うーむ……。
NHK「新プロジェクトX」の初回放送。
30分番組だろうと思って観始めたら1時間半の特番だった……。
平成・令和編ということもあってか、再現シーンとかなくても作れそうなくらいの映像ストックが出てくるのがNHKの強みだな。
毎回このクォリティならなぁという感じかな。
南米エクアドルで、警察がメキシコ大使館に突入して亡命を希望していた前副大統領を逮捕するという俄には信じられない出来事があり、メキシコは即座にエクアドルとの国交を断絶。
一体どんなアホが政権を握っていたらこんな暴挙ができるんですかね?
言うまでもありませんが大使館というのはウィーン条約で保護された外交特権を有する施設でして、ぶっちゃけ自国内にあって自国の権限が及ばない場所です。たとえ犯罪者が逃げ込んだとしても、相手国の同意なしには踏み込むことすらできないとされているわけでして、それを故意に踏み躙るというのは、戦争をしたいのかな?という感想しか出てきません。
当然米州機構各国から非難轟々でして後に続く国も出てきています。
外交上の特権というのは相互主義でして、自分が守らないものを他国が守ってくれると信じることができないシロモノですから、通常の知性を持っていればこれを破ることの不利益がどれほど大きいかは想像に余りあります。
主権国家が主権国家足り得るのは、他の主権国家から主権国家であると認められているから、というのは国際社会の厄介なところでして、他国の主権を蔑ろにする国は、相応の扱いを受けるようになるのですよね。
尤も、どういうわけかそれを理解しない国というのはちらほらあったりするわけですが。
録画しておいたNHKの新番組「時をかけるテレビ~今こそ見たい!この1本~」。これ今は亡きBSプレミアムで放送していた「プレミアムカフェ」のリニューアル番組ではないかと思うのですが、地上波になるとここまで酷くなるものかという感が。
せめてもの救いは、スタジオゲストのコメントが副音声に回されていたことですかね。本当なら顏映像も要らないくらいですが、今回は4:3映像の外だったのでギリギリ許せるところです。
こんなスタジオパートなんか付けずに、ズバッと元番組を再放送するだけで良いだろうと思うんですがねェ……。
寒の戻りで寒かった一日。
旧暦では今日から3月だったのですが、米国では皆既日食が見れて大賑わいだった模様。
米国では七年ぶりだとか。
日食自体は大体年に2回、地球上のどこかでは観測できるありきたりな天体事象なのですが、何分地表の7割は海なので、多くは誰も観測できません。NASAなんかは飛行機を飛ばして観測に行ったりしますが……。
今回のように人口密度が高い地域で観測ができることはそれなりに稀なことだったりします。
米国ではごく平和裏にイベントが進行したようで何よりです。流石に日食の恐怖で暴動が起こるなんてことはないとは思っていましたけども。
ハイパーインフレーションで現代経済に不滅の金字塔を打ち立てたジンバブエですが、今度は「新通貨ジンバブエ・ゴールド、波乱のスタート 旧通貨は無価値に」と金本位制への移行を実施して話題になっています。
現代の管理通貨制度は国家の信用を基に通貨が発行されますが、国家の信用が非常に低い場合、国が通貨を発行しても使われず、外国通貨が使われるなんて状況が発生したりします。
そこで“国家より信用のある金を通貨の裏付けにしよう”と誰かが考えたんでしょうね。実際、比較的最近まで金本位制は実際に運用されていましたし。金本位制はインフレ抑制に効果があるとされ、恒常的にインフレーションに悩まされるジンバブエにとっては魅力的に映る面があったものかと思われます。
しかし現在金本位制が採られていないのには相応の理由がありましてねぇ……。
さて、経済圏が一国で閉じている場合はこれは有効に働く(かもしれない)のですが、現在のような原則自由貿易の世界でこれをやると何が起こるかというと、猛烈な金流出を招きます。
金本位制は通貨=金とされ、国が金平価を定め常に通貨と金の兌換を保証する制度です。人々は重たい金貨を使うのではなく、使用し易い硬貨や紙幣を使って日常的な取引を行う……ことになっています。ところが、過去の歴史上何度もあったことなのですが、不景気になったり戦争になったりすると、金兌換が中止されることが度々起こっています。どうしてでしょうか。通貨=金なのであれば、別に金に拘る必要もない筈なのに?
実のところ、“金兌換を保証している国家の信用力”が搖らぐと、人々は通貨を金に替えて退蔵することが通例でした。
ジンバブエのような国が金兌換を謳った通貨を発行すれば、何が起こるかは火を見るより明らかというものです。人々は通貨を金に替えて国外に持ち出し、米ドル辺りに替えてしまうでしょう。
こういった状態に陥ることを防ぐためには、通貨価値が金価格を上回っていないといけないということでして、実は金本位制という制度は通貨=金という定義とは裏腹に、通貨>金の状態でないと機能しないという不可思議な側面を持っているのです。金本位制は商品貨幣論の極みとも言える制度なのですが、その実態は信用通貨論に基づかないと説明できないという、大変可哀想なシステムだったりします。
一見分かりやすそうな制度が、実はかなり複雑だという事例ですね。
果たしてジンバブエはどうなるのか。乞うご期待です。
韓国国会の総選挙が行われて、全300議席のうち、尹錫悦大統領の与党が計108議席と、なんとか1/3を死守しました。韓国では国会議決の2/3でかなりのことができるようになるので、これを阻止したという点は評価できるんではないでしょうか。どうせ改選前から勢力は大体1/3で変化していないのですからして。
なんか一部の報道では尹錫悦政権のレームダック化が叫ばれていますが、尹錫悦政権は成立時点で少数与党で、手足を封じられたような状況で発足している政権なので、変な言い方ですが、これまでとさして変わらないという印象です。
野党が2/3を取っていたら大きな変化があったでしょうが、こちらも色々あって攻め切れず、政権を転覆させるとか、大幅な方針転換を迫るとかもできない状態。
全体的に現状維持な感じなんですが、だとすると、残念なことに韓国は時勢に取り残されていくだろうな、という予想になりますか。
一方の日本は日米首脳会談を実施して、濃厚な共同声明を発表した所。
随分盛り沢山だな……。バイデン大統領が選挙で負けても大丈夫なように、盛り込めるもの全部盛り込んだんじゃないかって感じ。
これはこれで先行き不安だな。
「ロシア空軍が「粗製急造ミサイル」使用か 誤作動で“自国に落下”も? 英国防省が指摘」とかいう記事があり、ロシアの大ミサイル攻勢の陰で不良品も多発している模様。
ロシアはソビエト崩壊以後、工作機械類の殆どを西側からの輸入に頼っていて、それらが制裁で保守不能になっているため、いずれこんなことになるとは思われていたわけですが……。あと、電子部品、とりわけプロセッサ類はかなり手に入り難くなっている筈なので、攻勢をかける度に消耗の度合いが増していくのよね。
もっとも、一方のウクライナの方も米国の国内問題などがあって支援が滞りがちになっていて、最近ではとうとう動員年齢の引き下げを始めたばかり。
製造面に不安があるロシアと人的資源に問題があるウクライナの持久戦。どちらが先に折れるものか……。
小林製薬の一件が世を騒がせていますが、「機能性食品の18製品117件で健康被害報告 死亡例なし、商品公表せず 消費者庁調査」と他の機能性表示食品にも話が広がってきましたなぁ……。
ただ、元々機能性表示食品は医薬品でも特保でもなく、消費者庁のサイトにも消費者の皆様におかれましては、公表されている届出内容を超えた広告を鵜呑みにしないよう御注意いただきますようお願いします。
とか書かれてるような代物なので、効能を期待して摂取するのはどうかと思うような代物ではあります。
商売としてオイシイというのは理解できるのですが、消費者保護という観点からは頭の痛い制度ではありますな。
まあ健康に留意する必要があるんだったら、適度に運動して、適切に病院行け、というのが原則なんでしょうけど。
なんか町が騒がしいなと思ってたら、市議選・市長選の告示日だったらしい。
ほーん、と思って候補者を確認して見たら、市長選の方は無投票で現職三選だったらしい。
市議選の方は定数17に対して候補者が18人。意外と新人が多いな。引退する議員が多かったんだろうか。
ともあれ、1週間、やかましくなりそうだな。
NNNドキュメントで放送された「Return To Flight H3ロケット 不屈の挑戦2516日」だけど、どこかでも見た内容だなぁと思いつつ確認してみたら、中京テレビのドキュメンタリだった。多分Locipoかどこかで見たんだったと思う。調べたらYouTubeにもUpされていた。
ただしこっちは50分くらいの番組。それがNNNドキュメントでは30分(CM除く実質24分)になっちゃう。
NNNドキュメント、結構こういう短縮版の放送が多いんだよねぇ。悪しき伝統だと思うので、オリジナルを放送するように変わって欲しい。
毎朝NHK地上波で放送している「キャッチ!世界のトップニュース」の中で、中国で若者にコンデジが人気になっていて中古価格が高騰しているというネタが報じられていた。
最初はレトロ感が受けている、みたいな話の流れで、日本の若い子が写ルンですを使うようなものかと思って眺めていた所、終盤になって、スマホに監視ツール入れられる話やら当局の監視の話が出てきて、中国だなぁ……とか。
いや日本も決して他人事じゃないんだけどさ、そういう事情でオフラインなコンデジが好まれちゃう社会というのがなんともはや。
そういえば東芝の事業を引き継いだKIOXIA、FlashAir止めちゃったようですね……。あれ、便利なんだけどなぁ。
アラブ首長国連邦のドバイで、半日で一年分の雨が降って大災害だとか。
なお、実際の降水量は100mm近く/12Hだそうで、豪雨ではあるのですが、日本ならままある数字ですな。なにせ日本の場合、1時間で100mmなんてこともあるわけで……。
とは言うものの、年間降水量が平均88.6mmなんて都市に一気に100mm近い雨が降れば、そりゃ排水能力は飽和しますわな。
これが異常気象という奴なんですかね。
ロボット開発で知られるボストン・ダイナミクスが新型の人形ロボットを発表……人型とは……。
手が2本と脚が2本あって頭部が付いていれば人型は人型なんでしょうが、なんというかクモヒトデを人型に見立ててるようなコレジャナイ感。
その一方で「人型」機械の運動性を純粋に追求したらこうなるんだろうな的な納得もあり。
逆を言えばこれまでの、特に日本の人型ロボット開発は、人間を模倣しすぎていたのかも知れないな。
ちょっとしたネタを拾いに市立図書館へ新聞記事を確認しに行った所、夕刊は取ってないようだった。
というわけで元記事が確認できなかった。
読売新聞の記者が「岡山支局から届いた原稿のトーンが、自分がイメージしていたものと違った」
とかいう理由で談話を捏造するという、新聞の存在意義を問うような事件なのですが、自社の不祥事を自社で報じたのは評価できる点かな、と。ただ、全体としての扱いは小さいわけですが。
製造業が故意に不良品を作って出荷したら社会的大問題なわけですが、新聞社はなぜか大事にならないのですよねぇ。
ふとテレビを点けたら民放で、たまたま小林製薬のお詫びCMが流れていた。
大変だな……。
件の紅麹サプリの問題については、報道が加熱し過ぎですよね。なんせ現段階でも「小林製薬「紅麹」問題 プベルル酸のほか通常入らない2物質確認」とか原因・機序が分かってないわけで、現段階では該当する製造ロットの製品を摂取していた人に注意喚起するくらいのことしかできません。
補償問題は企業と個人の間の問題ですし、小林製薬に刑事の事件性を問うことができそうな状況でもありません。
機能性表示食品制度の問題へと広がるかどうかについては、今後の展開次第といった感じでしょうが、その場合は小林製薬のみが問題となることではないでしょう。
企業としては損なった企業イメージの回復のために大変な努力を払うことになるだろうなぁとは思いますが、報道機関がすべきことは特にない気はしますよね。
録画しといたNHKスペシャル「H3ロケット 失敗からの再起 技術者たちの348日」を視たんだけど……途中から「これプロジェクトXだっけ?」とか思い始めて、エンディングで中島みゆきが流れるんじゃないかと心配になったくらいだった。
番組としてはまあ……50分の地上波だとこんなもんかな、的な。でもBSで90分になっても大して違わないだろうなぁ……。
こうなんというか、最後に人間ドラマに持っていかないと気が済まないのって、何かの病気なんかなぁ……。
そういえば昨日は市議選の投票日だったのですが、定数17で立候補者18人という一人負けゲームは、ダントツの最下位が脱落という結果に。
当選最下位との間にトリプルスコアっちゅーのは……。
ちなみに今回の選挙、2名欠員3名引退で5議席の空席を6人の新人が争ったという選挙だったそうな。
twitter(現X)経由で知ったのですが、2016年の東洋経済の「電車の座席が窮屈な理由は「肩幅」にあった」という記事。
日本の電車のロングシートにおける一人分の幅は43cmが基準なんだそうで、それは「設計のための人体寸法データ集」の肩幅の平均に基づいているのだそうですが……。
「設計のための人体寸法データ集」によれば、人間の肩幅の男女平均は43.2センチである。この数字だけを見るとやっぱり43センチで十分に思えるが、男性に限れば肩幅が43センチ以内に収まる人は全体の10%程度にすぎない。男性の肩幅の平均は45.6センチだ。シート幅が49.5センチあれば95%の男性の肩幅がようやく収まる。隣に座っている人が大柄な男性だったら、43センチではとても足りない。
平均値の罠だなー。
男女含めて全部の人間の平均値に合わせて座席を設計したら、90%の成人男性が外れ値になるというアレな話だった。
そもそもこれ、基準値として平均値を採用するのが正しいのかという所から議論があるよね。乗客カバー率みたいな値を採用すべきだったんじゃないだろうか……。
一昨日から毎時15分に測ったようにスパムメールが携帯電話に届いていて、毎度毎度迷惑メールの報告を続けていたのだけれども、本日午前1時15分を最後に届かなくなった。
キャリアが対策してくれたのだろうけど、もう少し素早く対応して欲しいと思わずにはいられない。せめて半日でなんとかならんものか。
キャリア単位での対策は影響も大きいから慎重になるのはわからなくもないのだけれども。
家を燻蒸するので、ファイルサーバを止める。SynologyのNAS止めるのは初めてだったので、止め方を調べる所から(笑)。
そんで殺虫剤を焚いて散髪にでかけ、終わって戻ってきて再起動。
これが一番緊張するよね。ちゃんと再起動するかな、とか。
最近の燻蒸剤は電子機器にも優しいものが多いので、特段トラブルが起こるとは思っていなかったけども、それでもやっぱりちゃんと再起動すると安心するわ。
NHKのBSスペシャル「ロシアを捨てたロシア人たち」は、“戦後”のロシアに希望がなくなるような話だったな。
現状、ロシアが戦略的目標を達成する見込みは限りなくゼロなんだけど、どのような結末を迎えるにしろ、いずれ“戦後”が何らかの形でやってくるわけですが、それに耐えるべき人材が流出し続けてる感じ。戻って戦後復興に尽力したりしそうにないよねぇ……。
被害が大きいウクライナの方は国際社会からの支援があるだろうけど、ロシアはそれらが期待できない状況で“戦後”を過ごさねばならないところに人もいなくなるとなると、マジで連邦崩壊が見えてくるな……。
twitter経由でRFC 9557としてタイムゾーン名やオフセットを含むタイムスタンプ文字列が規定化されたという話を聞いたんだけど、完全な暗默の前提としてグレゴリオ暦を使用するの、あのへんの人達が大好きな多様性としてどうなんだろうという気がしないでもない。
まあ、その辺追求し出すと文字コード同様のブラックホールが待ち受けているので、見なかったフリをしてグレゴリオ暦使っちゃうというのは分かるんですけども。
もっとも、世の中にはなぜか地獄へ突っ込むのが好きな人いますけどねー。
衆院補選は3選挙区とも立民が獲ったらしい。
ほえー……。
まあ、自民党が候補者を出したのが島根1区だけだったので、自民党としては逆風下とはいえここを落としたのは痛いですな。
そんで話題の東京15区ですが立民の前区議が当選ですか。いやまぁ、なんというか、定数1に9人も乱立すれば30%も取れば勝てるわな、みたいな選挙でしたな。そういう意味では長崎3区は維新を下しての勝利で、こちらは立民にとって大きな勝利かも知れず。維新はいよいよ馬脚を露わして来た感じ。
ともあれ、仕方ないとは言うものの、立民が気勢を上げる選挙結果となったことが頭の痛いところです。
東京15区の選管のデータが出てたので、ちょっと眺めてみる。
届出順 | 氏名 | 支援政党 | 得票数 | 得票率 |
---|---|---|---|---|
1 | 福永かつや | N国 | 1,410 | 0.83% |
2 | 乙武ひろただ | 都民ファースト | 19,655 | 11.51% |
3 | 吉川りな | 参政党 | 8,639 | 5.06% |
4 | あきもと司 | (元自民) | 8,061 | 4.72% |
5 | 金澤ゆい | 日本維新の会 | 28,461 | 16.67% |
6 | 根本りょうすけ | つばさの党 | 1,110 | 0.65% |
7 | 酒井なつみ | 立憲民主党 | 49,476 | 28.98% |
8 | 飯山あかり | 日本保守党 | 24,264 | 14.21% |
9 | 須藤元気 | (元立憲) | 29,669 | 17.38% |
投票総数 | 170,745 |
思った以上に酷いな。
フランスよろしく決選投票制度でもあったら、どうなっていたことか。
立憲民主党が勝利を宣伝するのは党略上仕方ないでしょうが、これちゃんと分析しとかないとマズい結果だと思います。自民党が推薦候補を出さなかったというのに浮動票を殆ど取り込めてないのですから、党としては憂慮すべき結果です。
他の選挙区のようにタイマンに持ち込めれば勝算はあると思いますが、野党連合ができなければ勝ち目が出てこないというのは、党として選択される魅力がないというわけでして……。
まあ、今更ですが。
体調不良之助。
なんだろう、朝から不調な感じだったけど、一日駄目だった。
なんとか米澤穂信の新刊を読み切ったけども。