哀愁日記
底に哀はあるの。

もしくは、

「常識日記 文科系的日常」

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西紀2020年10月分

Caution!

このページはあくまで小熊善之個人の責任において製作されており、坂村健先生及びTRONプロジェクト、パーソナルメディア社、並びにYRPユビキタス・ネットワーキング研究所は関与しておりません。
守秘義務の関係上、伏せ字になっている箇所があります。伏せ字の中身を御推測なさるのは結構ですが、あてずっぽうの内容を他者に広めて誤解を拡大再生産することだけはないようお願いいたします。


2020年10月1日(木曜日)

ETV特集の「パンデミックが変える世界 紛争地帯からのSOS」で発展途上国でのワクチン接種に対するゲイツ財団などの取り組みを肯定的に伝えた直後に、BS世界のドキュメンタリーさまよえるWHO―米中対立激化の裏側―」で今度はゲイツ財団などがWHOへの影響力を駆使して医学的に重要ではないものを優先させてしまっていると伝えられるわけです。

全体としてみると、WHOは加盟国の影響力の下に翻弄され、さらに有志の慈善団体によっても影響され、少ない予算と限られた人員を適切に配分することができなくなっている、という感じですね。独自の資金源のないWHOの行動は、常に資金提供者の顏色を窺ったものにならざるを得ない。

そして伝染病への対処行動ですら、現地では否定的に受け取られている。本当に必要なのは公衆衛生環境の改善なのに、感染爆発が起きてから病気を抑え込みにやって来る、と。

今やWHOは米国と中国が角逐する場となってしまっているわけですが、どちらの国が正しいのではなく、みんな間違っているわけです。

そしてそのWHOを正常化する手立ても見通しもなく今回のCOVID-19を迎え、そして恐らくは次の感染症を招くことになるだろう、と。

実に救いがない。


2020年10月2日(金曜日)

トランプ米大統領がSARS-CoV-2に感染したことが発表された

恐らく世界で最も手厚い医療が受けられるでしょうから、そうそう簡単に病に負けたりはしないでしょうが、それにしてもやはり病は人を選ばないのですよね。

ボリス・ジョンソン英首相のように恢復して後COVID-19への態度を改めることがあれば、奇貨とでも言うべきなんでしょうが、ボウソナロ伯大統領のように軽症で恢復して「やっぱりただの風邪だ!」とか言い始められると困ります。

はてさて、トランプ大統領はどちらになるでしょうか。


2020年10月3日(土曜日)

2日未明にNHK BS1で放送された「関東甲信越推し!知るしん 信州を知るテレビ「銅鐸復元II よみがえる古代の音色」」を録り逃してしまった。その一つ前の「関東甲信越推し! ぐんまスペシャル「日航機墜落事故から35年 コロナ禍の遺族」」は気づいて録ったのに……。

NHK PlusでもNHKオンデマンドでも配信がなかった。

近々の再放送予定もなさそう。

この時間帯の地方番組の放送枠は二番組を連続して流すので、二本目を見落としやすいのよね……。

マジで放送法改正してネットでのサイマル配信を義務付けたい……。


2020年10月4日(日曜日)

ルネサスがRISC-Vを採用とかいう記事が日経に載ったのはいいんですが、記事に突っ込みどころが多いと話題になってましたね。

私が逐一書くより「半導体業界における「IP」とは何なのかを説明したい」辺りがきちんと書いているのでそちら参照で。

RISC-Vがこの先どうなるかについてはまだまだ不透明なところがあるのですが、期待されていることは確かですよね。

しかし、見出しを見て、てっきりルネサスがコアを自社開発するのだと思っていたら、台湾企業の開発したRISC-Vコアを搭載するという話でちょっと残念に思った。まあ、ルネサスがRISC-Vを作り始めたら、それはそれで、そんな余力あるのかと突っ込まれそうですが……。


2020年10月5日(月曜日)

実家から送られてきた「にいかわジビエカレー」を実食。

辛さは中辛くらいか?

肉の臭みを隠すのにスパイス、ってのは常套なんだけど、カレーの味って結局は好みだからなぁ……(個人的には辛口が好み)。

もっと肉々しいと良いのかも知れず。

ともあれ、増えすぎた猪の駆除を考えても、こうやって食べてしまうというのは悪くない方策なので、こういう試みは増えていって欲しいところ。この季節なら肉団子とかもいいかもしれない。


2020年10月6日(火曜日)


2020年10月7日(水曜日)

米国が海軍の艦隊再編計画を発表、2045年までに500隻体制+軽空母6隻導入」とか。

軽空母がどのようなものになるのかについては未だ情報が何もありませんが、リンク先の記事で書かれているように、アメリカ級強襲揚陸艦が当初目指した「ライトニングキャリア」ではないかと推測される所ですね。残念ながらアメリカ級は強襲揚陸艦という艦種から海兵隊の要望によってウェルドックが復活し、航空機運用能力の強化は限定的になってしまいましたが、これを海兵隊から開放し、純然たる海軍艦とするのであれば、陸戦部隊の搭載能力を完全にオミットできるわけで、かなりの空母能力を期待できます。

米軍の現用空母であるニミッツ級、そして次級であるフォード級F/A-18E/Fだけで50機弱、その他早期警戒機やらヘリコプターやら何やらで70機ばかりの航空機を搭載していいる、海の上の動く基地です。が、当然そのようなものを運用するにはとんでもない人員が必要で、操艦要員3,200名、航空要員2,480名とかいう一つの街が動いているような有り様になります。

これに比べれば強襲揚陸艦は遙かに少ない人数で運用が可能ですし、更に英国のクイーン・エリザベス級などは省力化を推し進め、艦自体の運用のための乗組員が679名となっています。

とはいえ、このような空母が戦力として計上できるのは、F-35Bがあればこそ、なんですけどね。

F-35Bの前任機たるハリアーIIなどは“AV-8”という制式記号の示す通り攻撃機であって、英国のシーハリアーこそ種別はFAでしたが、ハリアーIIになるとGRなわけです。米海兵隊が運用してきたのも、原則対地攻撃機としてです。

しかしこれでは航空優勢が確保された状況下での対地攻撃であればともかく、その航空優勢を確保しにいく用途には使えません。空母には海の上から敵の航空戦力・対空戦力を撃滅し、制空権を確保できる戦力投射能力が望まれます。そのためには戦闘機、攻撃機、電子戦機、早期警戒機などを一揃い持つことが要求され、結果として空母はカタパルトを備えた10万トンという空前絶後のサイズに膨れ上がったわけです。

しかしここに、F-35Aと基本的に同一の能力を持ち、短距離離着陸能力を有するF-35Bが実用化に至ったことで、話が変わってきました。高いステルス能力と一線級の戦闘機と伍せる能力があり、ステルス性を犠牲にすれば戦闘爆撃機としても運用可能な機体の登場によって、これまでにない小型艦(と言っても軍艦としてはかなりの大型艦)に空母としての充分な能力が備わるようになってきたわけです。

これまでハリアーを運用してきた国にF-35Bを使わせるだけではなくて、米軍自身がライトニングキャリア運用を考えだすほどに、F-35Bは傑出したゲームチェンジャーなのでしょう。


2020年10月8日(木曜日)

川重から「無人コンパウンド・ヘリコプター「K-RACER」の飛行試験に成功」という発表。

コンパウンド・ヘリコプタJAXAでも研究していますが、日本の研究方針ってこの方向なんですかね。

個人的にはティルトロータの方が好みなんですが、どうしても機構が複雑化してしまう嫌いがありまして、複雑な機構は重量増や信頼性の低下や価格高騰を招きやすく、ヘリコプタの機構的限界を超えることができる利点を相殺してしまうところがあります。

同じようにヘリコプタの制約を超えるにしても複合ヘリコプタは既存のヘリコプタからの逸脱が小さいですから、その分コストに跳ね返ってくる技術的な挑戦は少なくて済みます。一方で、速度や航続距離で既存のヘリコプタを超える部分も少なくなるわけですが、その辺りは得失を勘案してでしょうね。ティルトロータ機の速度や航続距離は魅力的ですが、それだけのコストを負担できるかと言われたら、そんな利用者ばかりじゃないでしょうし、そこまでの能力は必要ないユーザもいるでしょうから。

ただ、複合ヘリくらいだったら二重反転ロータでも賄えそうな感じはするんだよなぁ……。


2020年10月9日(金曜日)

今年のノーベル平和賞は国連食糧計画(WFP)だそうで。

個人的にあそこの姿勢は大好きなんですよ。

非常に根源的で現実的で実践的な組織でして、途中でトラックが襲われるならば警備会社を護衛に雇い、陸路が駄目なら空中投下、という、目的を見失わない組織なのです。

WFPも国連機関の常として国際政治に翻弄される面がどうしてもあるのですが、そういった時に右往左往するのではなく、とにかく飢餓から人を救うこと、それを最優先事項として可能なことから対処していくという軸のぶれない所が好ましいと個人的には思っています。

もっと早く受賞しても良かったようにも思いますが、今回の受賞が今後の活躍の一助になれば良いと思います。


2020年10月10日(土曜日)

天気予報を睨みながら雨中買い物に行く。

颱風は接近しているというけど、なんか当初の予報から大分南にずれてきているよなぁ。果たして関東に颱風が来るや来ざるや……と思いながら、少しばかり即席麵などを買い込む。


2020年10月11日(日曜日)

関東に接近するかも?と言われていた颱風はどんどん南に逸れていって、思った程の雨にもならず、午後には曇り空に。

いや、悪いこっちゃないんだけどさ……。


2020年10月12日(月曜日)

Blu-rayからBlu-rayへコピーをしたらなぜか書込み先の容量が足りないと言われた件について。

なじぇぇ……?

ほんの数MB足りないという。

そんな馬鹿な……。

書込み先に不良セクタでもあったか……?


2020年10月13日(火曜日)

昨日から引き続きBDの不調に悩まされる。

新ディスクへの再チャレンジ→失敗

OS再起動して再チャレンジ→失敗

ドライブ替えて再チャレンジ→失敗

流石に4枚も連続で失敗すると凹むわ……。

これ、ディスクの不良ロット摑まされたやつや……。

たまーにあるんだよなぁ、こういうの。最近は引っかかってなかったんだけども。


2020年10月14日(水曜日)

建造中だった日本の新型潜水艦29SSが進水して「たいげい」と命名された由。

由来は「大鯨」ですか。

海自では艦級毎に名前の形を統一しますから、「迅鯨」「長鯨」と来て後はどうしますかね。「白鯨」とか「神鯨」とか……。「濤鯨圖」ってのもあったか。「○鯨」って語は大抵「~くじら」と訓読みされることが多いようなのですよね、日本語ですと。まあ、造語でも構わないと思いますが。

ところでこの艦、Wikipediaに記述があるように、試験潜水艦への艦種変更が予定されているのですよね。色々と新機軸を盛り込んだ艦だけに、万全を期したいのか、はたまた建造中になにかあったのか……。


2020年10月15日(木曜日)

「フェイクニュース見破る自信ない」7割近く 男性は見抜く自信アリ? MMD調査」という調査はなんの意味がある調査なんだろう……。

「あなたは自動車の運転に自信がありますか?」って聞くのと大差がなくて、そりゃ自己認識としての自信の有無だけ訊いても意味ないんじゃないかと……。この設問なら実際の運転技能を調べないと意味が無いように、先出の質問ならば実際にフェイクニュースを見分けられるかどうかを実験しないと意味が無いわけです。自信過剰のドライバーが事故を起こすことなんか珍しくないわけでして……。

さて、フェイクニュース対策というのは、結局はニュースの受取り手がファクトチェックをするしかないわけですが、これがまた手間暇がかかる。国内での出来事ならともかく、海外ともなると真偽確かならざることなどザラで、これが戦場のような環境ともなれば、何が起きているか外からではわからないこともしばしば。今進行中のアルメニア‐アゼルバイジャン間のナゴルノ・カラバフ紛争だって、両国が主張していることは大きく食い違っているけれども、何が正しいのかさっぱりわからない。

だからこそ報道機関というものは存在価値があるわけですが、近年自ら株価を落としているところがありますからねぇ……。


2020年10月16日(金曜日)

防衛省及び米国国防省による「モジュール型ハイブリッド電気駆動車両システムに係る共同研究」に関する事業取決めの署名について」とか。

何年か前の防衛技術シンポジウムで出てた話だなぁ。

軍用車両の世界では現在電動化がトレンドの一つになっています。日本でもインホイールモータ式の装輪車輛やモータ駆動の装軌車輛の研究が進められていて、徐々に実用化に近づいてきています。

日本で行われている現行の研究はどちらかと言えば新規車輛の開発に近いものですが、今回日米で取り交わされた内容は、パワーパックのハイブリッド化のようです。近年の軍用車輛ではエンジンと変速装置を一体化させ“パワーパック”と呼ばれるモジュールとすることが一般的です。損傷・故障を前提とする軍用車輛においては戦場・現場での素早い交換による戦線復帰が求められます。

自衛隊の訓練風景がYouTubeにあったのでリンクしておきます。

これは同一部品への交換を想定した構造ですが、寸法やインタフェース界面が同一である別パワーパックへの更新も当然のように可能になります。技術の進歩によってエンジンの出力が上がったり、変速装置の効率が上がったりした場合に、これを積み替えることによって性能の向上が見込まれるわけです。

今回の日米の取り決めでは、どうもこちらの方であるご様子ですね。そうすれば既存の車輛に積み替えるだけでハイブリッド化のメリットが享受できるわけです。上手く行けば。

既存の車輛の寸法内にシステムを全部収めるのはそれなりに大変そうですが……。


2020年10月17日(土曜日)

ほえー、TRONSHOW 2020やるんだ……。

COVID-19絡みで色々と中止になっていたから、今年はやらないかと思ってたんだけども。

オンラインも充実させるみたいなことを言ってたから、遠隔地の人にも福音かも。


2020年10月18日(日曜日)

メキシコ前国防相、米で逮捕 麻薬取引関与の疑い」と、メキシコの前国防相が麻薬カルテルの幹部だったという無茶苦茶な話。

「盗人に蔵の番」どころの騷ぎじゃない。

これがまあ、メキシコから米国への密入国が絶えない理由(の一つ)なんだよな。壁を築いても、問題が解決しないというのはそういうことなのだ。

とは言え、内政干渉を否定する現在の国際連合の枠組みの中では、米国がメキシコの国内に手を突っ込んでどうにかすることはできないわけで、ならば壁を作るしかないのだ、というのも一理はあるのだ。

これ、基本的には欧州への難民の流入と様態は同じなのですが、日本は海で囲まれてて今ひとつ危機感が薄い感じではあるのです。日本海が難民で溢れかえってからでは遅いのだけれども。


2020年10月19日(月曜日)

朝、石川県加賀市の商業施設に熊が侵入した、というニュースを聞いて、そして夜になったらまだ解決していなかった。

結局21時過ぎに施設内の倉庫で猟友会が射殺したというが入ったわけだけど、なんでまたそんなに時間がかかったものか。

なんか今年は木の実が不作ということで、熊が人里に降りてきているということらしいんだけど、こういう商業施設に入り込まれると駆除も大変なのだなぁ。

しかし地図で見てもそれ程(熊が棲んでそうな)山に近いわけでもなく、一体どこからやってきたものか……。


2020年10月20日(火曜日)

何年かぶりに利用しようとしたオンラインストア。リニューアルによってドメイン名まで変わっていてログインパスワードが分からず……いや、宣伝のメールは届いているから登録されていることは確かなんだけども。

已むなくパスワードリセット。

なんつーか、3年くらい利用してなかったら自動退会みたいな機能が欲しい気がしないでもない。


2020年10月21日(水曜日)

NASAの小惑星探査機OSIRIS-REx小惑星ベンヌに接地(タッチ・アンド・ゴー)したそうな

日本のはやぶさ2も着地点を見つけるのに大変苦労しましたが、小惑星ベンヌもなかなか良い着地点が見つけられず、苦労しているようでした。

はやぶさにしろOSIRIS-RExにしろ、行ってみないとわからないことってあるわなぁ、という所が本当に興味深いですね。

ところで、OSIRIS-RExを「アメリカ版はやぶさ」と呼ぶ向きがあるようですが、個人的にはどんなもんかと。

いや、宇宙機の大きさがまるっきり違いましてね。Wikipediaによればはやぶさ2が1.0m×1.6m×1.25m、質量600kgなのに対して、OSIRIS-RExは2.43m×2.43m×3.15m(除く太陽電池パネル)、質量2,110kgですからね。

単純に大きい方が良いとか小さい方が有利とかいう話ではないのですが、それだけ大きさが違うということは、機能も目的も異なるので、単純に「小惑星へのサンプル・リターン」という一点だけを見て比較するのは余り良いことだとは思わないのですよね。

共通点よりも、相違点にこそ注目してほしいというか。


2020年10月22日(木曜日)

空自那覇のF15またトラブル 滑走路25分間閉鎖、民間機も遅延」とかいう記事があったわけですが、根本的に出動回数が多すぎるんですよ。

防衛省の「緊急発進実績」掲載資料によれば、平成元年度の緊急発進は全部で947回ですが、うち那覇基地を根拠地とする南西航空方面隊が581回、約61%を占めます。

南西航空方面隊の中核をなすのは第9航空団で、ここには戦闘機部隊として第204飛行隊と第304飛行隊が所属します。どちらも装備機はF-15J/DJで、通常1箇飛行隊は戦闘機20機程で編成されますので、那覇基地には大凡40機程のF-15が駐屯していることになります。

これが年581回の出撃をこなしているわけです。

戦闘機は基本的に2機1組(エレメント)で行動し、スクランブルには通常2箇エレメントが待機していますから、40機というか20組で581回の出撃をこなせば、単純計算でも1機あたり年に29回は出撃しているということになります。当然この他に訓練などでの飛行があるわけです。

米国のその手のサイトの記述によれば、F-15は1飛行時間当たり28人時の整備が必要らしいので、飛ばせば飛ばす程整備が必要になり、また機体の寿命は減少していきます。当然実時間ベースでの故障間隔も短くなるので、故障と遭遇する回数も増えてしまいます。

これらをどうにかするには、第9航空団を増強して飛行隊を更に増やす(当然整備も増やす)、くらいしか手立てがありません。しかしそうすると那覇基地の容量が厳しくなります。那覇基地は軍民共用空港で那覇空港でもありますが、空自だけではなく海自も陸自も、さらには海上保安庁まで同居しています。沖合に第2滑走路を作ったとはいうものの、これでは発着枠を増やすにも限度があります。

個人的には、この状況下で軍民共用空港であり続けることは難しいと思うのです。


2020年10月23日(金曜日)

おやつに買ってきた煎餅の袋を開けたら中身がバリバリに割れていた……。

不透明な袋だとこういうことがあるのか。

別に割れてても支障があるわけじゃないから構わないと言えば構わないのだけれども。

いや、むしろ透明な袋で中身が見えると割れてるのが売れ残るから、不透明な袋にしたのだろうか、これは?


2020年10月24日(土曜日)

日本ではGoToナントカとかで経済を回す方向に舵が切られているわけですが、北米・欧州では現在再び感染者数が増大していて、なんとEUの一日あたりの新規感染者数が米国を超えたとか。

仏、西、伊、英と一時感染拡大が收束したかに思えた国々が再び増加に転じている模様。一体何があったんだか。というか、何か大きなトピックはなかったように思うのだが……。

この時点でこの様相では、やはり来年の東京五輪も無理じゃないのかなぁ。(各国での選考会が開けないから)


2020年10月25日(日曜日)

NHK、より自然に話す「第2世代音声合成システム」。11月に本使用」と、アナウンサー不要な方向へ進んでいるのだろうか、これは?(報道発表

日本語の場合、漢字仮名交じり文の原稿から実際の発話が一意に導かれないという問題があるわけですが、これを自動的に導くシステムを開発したのが目玉というところでしょうか。というか、文脈を見ないといけない単語や韻律が相応にある筈なんで、どういうやり方をしたのか気になる所。やはり深層学習か何かを使ったんだろうか? 詳しくは来年の技研公開かな。

とりあえず実物は11月7日スタートの新番組で使用されるということなので、ちょっと楽しみにしていよう。


2020年10月26日(月曜日)

1月に壊しちゃったんで新調した眼鏡ケース、もう壊れた。

ロックが馬鹿になって、どうなってるのかと分解したら、プラ製のバネが見事に割れていた。

安物だったからなぁ……。安いから買ったんじゃなくて、ロック付きのハードな眼鏡ケースってあんま種類がなくて、色々探してようやく見つけた物だっただけに、ちょっと凹む。

前壊したやつ、本当に良かったよなぁ。今売ってないのが残念でならない。


2020年10月27日(火曜日)

少し前のニュースですが、ジェネラル・アトミックス・エアロノーティカル・システムズ(GA-ASI)が日本の海保向けの無人機MQ-9B“シーガーディアン”のテストを八戸で始めたという報道発表が出てました。

MQ-9というと米軍で“リーパー”として知られる機体で、ヘルファイアミサイルでテロリストを爆殺して回っている、米国を代表する無人攻撃機です。ただし、この“B”モデルは軍用ではなく法執行機関向けに非武装化し、哨戒機とした機体。

長時間の洋上哨戒任務などは搭乗する人間側の負担も大きいですから、こういう衛星経由で制御できる無人機が望ましいお仕事なんではないかと思います。途中で休憩や交代もできますし、最悪何かトラブルが起きて墜落しても人は死にません。

ただまあ、MQ-9で見つけた不審船や違法操業船に対して速やかに巡視船・巡視艇が進出できるか?という問題は残るわけですが……。

とりあえず今回は実証実験ということで、結果を見てからということでしょうね。

ところで自衛隊の方はMQ-9ではなくRQ-4“グローバルホーク”の方を導入するという話だったのですが、なんか見直しの議論も上がっていますね。RQ-4、高いですから……。


2020年10月28日(水曜日)

WindowsからFlash Playerを削除する更新プログラムが公開」というので適用してみたんだけど、コンパネ見るとまだなんか残ってるなぁ……。

Flashは元々Adobeからアンインストールツールが提供されるくらいにはアンインストールしにくいソフトウェアとして知られているんだけど、今年12月31日での終了を前に、なんとか使用中のWindowsから綺麗さっぱり消し去りたい所。

ただ、一世を風靡したプラグインだっただけに、Web上にはFlashで提供されていたサービスが多々残っており、時にそれがクリティカルな部分だったりするわけで、それらを今後どうWeb標準に置き換えていくかが問題になるんだよなぁ。個人的によく遭遇するのが国立公文書館の特設ページだったりするんだけど……。


2020年10月29日(木曜日)

NHKのBS世界のドキュメンタリートランプ対バイデン〜2020年 アメリカの選択〜(前編)」「同(後編)」を見て思うのは、最終的に二択になってしまってからではどうにもならないのよね、という感想。

トランプ大統領の4年間は見ての通りだし、バイデンさんだって身綺麗とは言い難い所があって、特に次男の問題はアキレス腱たり得ます。

でも、どっちかから選ぶしかないんだよなぁ……。

あるいはいっそ、副大統領候補がどちらが良いかで選ぶと良いのかも知れない。どちらも大統領候補が70歳以上と高齢ですので、副大統領が重要になりそうですからね。


2020年10月30日(金曜日)

不調を押して使い続けていたkindle Voyage、とうとうエラー吐いて起動しなくなった。

The Death of kindle Voyage

修理が必要ですとか言われてもとっくにディスコン品なのでねぇ……。

商品サイクル的にこの11月辺りにkindleの新製品が出るんじゃないかと思ってて、なんとか11月まで引き伸ばしたかったのだが。今現在、kindle paperwhiteのストレージ32GB版は欠品になってるし、やはり新製品が近いんじゃないかと思わせられる所。

暫くはkindle for PCで凌ぐか。


2020年10月31日(土曜日)

ファミマシュクメルリ、思った以上に良かったな。次は米のご飯じゃなくて、バゲット(フランスパン)で食べてみようかと思わせられた

松屋のシュクメルリ定食、復活が決まってたハズなんだけど、いつになるんだろう……。