哀愁日記
底に哀はあるの。

もしくは、

「常識日記 文科系的日常」

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西紀2019年2月分

Caution!

このページはあくまで小熊善之個人の責任において製作されており、坂村健先生及びTRONプロジェクト、パーソナルメディア社、並びにYRPユビキタス・ネットワーキング研究所は関与しておりません。
守秘義務の関係上、伏せ字になっている箇所があります。伏せ字の中身を御推測なさるのは結構ですが、あてずっぽうの内容を他者に広めて誤解を拡大再生産することだけはないようお願いいたします。


2019年2月1日(金曜日)

そういえばこの日記では触れていなかったのですが、ベネズエラが南北朝状態ですね。

チャベスたん亡き後、跡目を継いだマドゥロ大統領は順調に経済を破壊し続け、人口3,102万人の国から300万人の難民が発生するという、なかなか見られない状態に陥っています。

そんな中、2018年の大統領選挙の無効を訴え、国民議会のグアイド議長が憲法に基いて1月23日に暫定大統領就任を発表し、米国や南米諸国の多くがこれを支持するという事態に辿り着きました。

難民の流入などで現在進行形で迷惑を被っている南米各国は基本的にグアイド議長支持なのですが、軍や警察がマドゥロ大統領を支持しているため、決定打に欠ける印象ですね。また、露中という干渉への障壁が低い国がマドゥロ大統領を支持しているのもポイントでしょうか。

米国や他の南米諸国がベネズエラに軍事力を行使するとは考えにくい状態ですので、ベネズエラの軍、警察がマドゥロ大統領から離反しない限り、この政変は成功しないのではないですかね。逆を言えば、それだけの準備を果たして米国はしていたのか?が問われるんじゃないかと思うわけですが、マティスさんの居ない米国政府にそれだけの段取りができる政治家が残っているかどうか……。


2019年2月2日(土曜日)

BTRON Club。

皆様に乾いた笑いを提供する。


2019年2月3日(日曜日)

NHKスペシャル朝鮮戦争 秘録 〜知られざる権力者の攻防〜」だけど、なんというか、散漫な印象が。調べている裡に焦点を失ってしまったのか、盛り込みたいことが増え過ぎて50分に押し込むことができなかったのか。

当時の世界の“冷戦前夜”という情勢の中で、“権力者”たちが何を求めどう判断したか、が隨分あっさり流されたなぁ。とはいえ、第二次大戦後5年というタイミングの微妙さは、それだけで一本ドキュメンタリになっちゃうもんなぁ。

取材量に対して番組内容があまりにも薄いので、後日BS1で完全版が放送されるパターンかも。


2019年2月4日(月曜日)

コマンドラインからCD-DAをリッピングできるツールって何かないかと調べたんだけど、Windowsだとcdroolsのcdda2wavが筆頭に来るみたいなんだけど、これドライブの指定がドライブレターじゃなくてSCSI(エミュレーション)のLUNなのよね……。ドライブレターとLUNの対応はどうやって確認すればよいのか……。

決め打ちするとLUNが変わった時に困るしなー……。それに、どうも文字コード問題が伏在しているらしき挙動も見つけ、どうにも使用に踏み切れない。いざとなったらSubsystem for Linuxの上からでも使ってみるか?

そんで別の何かがないかと調べていたら、VLCにコマンドラインからCDの指定トラックをWAV等にして吐かせる方法があることを知ったのだが、こいつ等倍速な上に、何回か試してみると毎度出来上がってくるWAVのサイズが微妙に違うとか……。

大人しくEACでも使うか……。


2019年2月5日(火曜日)

昨日の件。

PowerShellのGet-WmiObject -Class Win32_CDROMDriveで得られるWMIオブジェクトのプロパティにSCSIPort / SCSIBus / SCSILogicalUnitというプロパティを見つけて、これだ!と思って取得してみたところ、全部ヌル……。

なんでやー……。

これはSCSI仮想化をやってるのがWindowsじゃなくてCygwinだってオチかーっ。


2019年2月6日(水曜日)

以前文字コードの関係で3分割されていた某スクリプトをPowerShell一発で書き直したんですが、どうにも見てくれが悪い……。

原因は、PowerShellで文字コードにUTF-8を指定するとBOM付きUTF-8になってしまうこと。それを避けるため、文字列をUTF-8列に変換したデータをバイナリとして書き込むとかいうアホなことをしているから。

これなら素直にNKF使った方が良かったんじゃね……?(.NETの文字コード判定の不確かさにも苦しめられたし。BOMなしUTF-8をトルコ語とか変な判定をしてくれる)

まあ、取り敢えずは所定の動作をしていることは確認できたので、改良はおいおいだな。


2019年2月7日(木曜日)

あれこれ動かしてたら、なんか挙動が変……ってまたアレかーっ!

死にくされーッ!

NHKの番組表は、NHKオンデマンドで配信するかどうか事前に分かるようになんかマーク付けて欲しいなぁ。毎週配信されてた番組でも、著作権絡みなのか、突如一週だけ拔けるとか結構あるんで、事前に判ってればレコーダの方で録画するものに。

正直言えば、NHKなんか放送法でオンライン再放送を義務化すりゃいいのにと思うな。


2019年2月8日(金曜日)

映画を観ようと有楽町まで出かけたのだが、どこの箱だったかど忘れしてしまい、うろうろしているうちに上映開始時間を過ぎてしまうというマヌケを演じる。

間拔け過ぎる……。


2019年2月9日(土曜日)

関東降雪の予報に巣籠もりを選択。

しかし、雪はちらついたけど、積もるというほどでもなかった。

これなら昨日のリベンジでも良かったような……いや、寒いからいいや。


2019年2月10日(日曜日)

今日も寒いやねー!

雪が降るかも?な予報だったけど、東京平野部は積もらず仕舞いで善き哉善き哉。

再放送していたBS-TBSの「THE歴史列伝 〜そして傑作が生まれた〜 #64 日露戦争の英雄 東郷平八郎」を観たんですが……東郷平八郎を日露戦争中の戦艦三笠の艦長と言っているところが二箇所あって、こらあかん番組だ、と。

調べれば分かりますが、日露戦争当時の三笠艦長は伊地知彦次郎大佐ですね。

東郷平八郎は聯合艦隊司令長官ですから、三笠に乗艦はしていますが、艦長ではありませんよね。

こういうレベルの番組作っちゃうのが民放なんですよねェ……。(しかも訂正もせずに再放送しちゃうとか)


2019年2月11日(月曜日)

建国記念日なんだけど、色々議論もあるそうで……。とはいえ、某所にも書いたけど、一応計算上はこの日になるのよね。

ただし、日本書紀の記述を全面的に信頼し、かつ使用している暦を儀鳳暦と推定した上で、先発グレゴリオ暦の計算結果ですからね。前提に対して異論が生じるのは已む方ないところです。

賛成する人も反対する人も、これがかなり厳密に計算して得られた日付だという点を、余り重視していないらしいのが歴史学徒としては残念なところです。

信憑性? ありませんがな、そんなもん。


2019年2月12日(火曜日)

寒いので、温まる食べ物を……と思ってカレーを作ったのは良いのだけれども、ふと気づいたら味噌汁の作りおきが残っていた。

カレーと味噌汁……うーむ。まあいいか。松屋だってカレー頼んだら味噌汁付いてくるしね。


2019年2月13日(水曜日)

毎月第二火曜日の翌日はWindows Update……。

気をつけてはいるんだけど、どうしてWindowsはシェルスクリプトが全開でぶん回っててもキーボード・マウスが触られていなければ「空き時間」だと判定するんですかねぇ。

うっかり時間がかかるスクリプトを走らせた方が悪いんでしょうけど、終了するまで手動で再起動を抑止し続けなければいけないというのは何か間違ってる感。


2019年2月14日(木曜日)

エアバス、超大型機A380の生産打ち切り発表」という記事が。

A380は対ボーイング・フルラインナップを志向したエアバス社がB747対抗馬として市場投入した全二階建て巨人機でしたが、2005年の初飛行から14年、短い人生でした。

A380が計画された1990年代初頭、航空管制は未だ人力で行われており、コンピュータによる支援は限定的でした。しかし1990年代を通じて「航空管制科学」が発達し、90年代後半にはコンピュータによるTraffic Management Advisorが航空管制に取り入れられ、航空管制の安全性向上と、発着便数の増加を実現。そして21世紀には航空管制がコンピュータなしに成立しないほどになっています。

空港の管制能力による航空交通量の限界が低い場合、航空機一機あたりの搭載量を増やすことが最適解になります。乗客をハブ空港に集約し、大型機で一気に乗客を向こうのハブ空港まで輸送する。B747などの巨人機は、こういった事情を背景に持ちます。一方で、コンピュータ等の技術支援によって発着能力の向上が持続的に続くのであれば、発着便数を増やし、ハブ空港での乗り換え(トランジット)を減らし、中型機で出発地と到着地を直接結んだメッシュ型の航空網を形成するほうが最適解となります。

これについてエアバスは前者を選択しA380をぶちあげ、ボーイングは後者を見込んでB787を開発することになったのが2000年代初頭の話。

結果はこのような形でしたね。エアバスも途中で方針を転換してA350XWBというB787対抗馬を作った辺りで勝負はあった感はありましたが……。

ところで超大型機のもう一方であるB747ですが、現在もなお最新鋭のB747-8が製造されています。両者の明暗を分けたものは何かというと、実は貨物型の存在だったりします。

B747は貨物機として現在広く使われており、最新鋭の-8Fは旅客型より貨物型の方が倍以上の発注を受けていますし、また過去のモデルも旅客機を引退した後にボーイングで貨物型に改造されたBCF(Boeing Converted Freighter)として活躍しています。元々B747は米軍の戦略輸送機のコンペティションで敗北した提案(ちなみに採用されたのがC-5)を旅客機に仕立て直したという開発経緯から、フロントにカーゴドアを設定することができるなど、旅客機でありながら貨物機としても流用可能な設計になっていました。このため、機体側面のコンテナドアからの規格貨物の他にも、不定形の貨物の搭載が可能というメリットがありました。

一方のA380では、貨物型の予定こそありましたが、側面ドアからの積み下ろしのみで、上層に対応するには専用機材が必要ということもあり、全数キャンセルされ開発が中止されました。かくしてこの四発ジェット旅客機の命運は尽きたのでありました。

しかし、エンジンの信頼性の向上によってETOPSが拡大され続けているとはいえ、ETOPSを考慮せずに大洋の上を飛べる旅客機が減るというのは、残念なことではあります。


2019年2月15日(金曜日)

ちいさな独裁者」を鑑賞してくる。

1945年4月、敗色濃厚なナチス・ドイツで一人の逃亡兵が空軍大尉の制服を入手したことから大尉になりすまし、收容所での虐殺を足がかりに移動即決裁判所を運営して行く先々で殺戮と略奪を繰り返すという、困ったことに実話を元にしたお話です。

総統の名を出しちゃうと多少おかしなことでも無理やり納得してしまい、それを巧いこと利用した詐欺の話でもあるわけですが、人は正常性バイアスの影響を逃れられず、怪しんでいても決定的な決断には至れない。

ちなみに作中でズボンの裾が何度か採り上げられますが、これは当時の風習では士官の制服は自弁であったため、寸法の合わない制服を着ていることはまずありえない、という描写です。

何人かの“部下”は違和感に気づきつつも目を塞ぎ蛮行に同調していくわけです。当時のドイツではそのような蛮行が許された(許されると信じられる余地があった)のが原因の一つではあるのですが、これは現代にも通じる現象であることは忘れないでいたいものです。


2019年2月16日(土曜日)

最近電話機が不調で、どうもモジュラージャックのレセプタクルが接点不良となっている様子だったので、思い切って新調することにした。PSTNもIPに置き換えられることが決まっている現在、これまで頑なに局給電のみで動く電話機を選択してきた拘りも無用だろうと思い、所謂コードレス電話機にすることにした。

で、選んだのがPioneerTF-FD35で、こいつ停電時も乾電池で一定時間親機を駆動させることができるのよね……。

局給電では動かないけど、それでもやはり停電時のことを考えてしまう悲しい性であった。


2019年2月17日(日曜日)

ネットワークレコーダー&メディアストレージ「nasne(ナスネ)™」一部機種のアフターサービス受付終了のお知らせ(2019年2月1日更新)」と、言われて、うちに3台もあるよ……とか。

導入以来、ノートラブルなのですよね、これがまた。動かした際に、USBの外付けHDDを認識しなくなることがごく稀にあるくらいかなぁ。

このnasne、大変好きなガジェットなのですが、余りハード側は展開してない感じなのが残念なところ。再生ソフトの方はかなり進歩してて、PC用ソフトはnasne以外のDTCP-IP機器からの再生もできるので、CATVのSTBから倍速再生とかもできて大変便利なのですよ。

気づくとAndroid用ソフトもあるみたいで、これ使い勝手は増してるんだなぁ。

なんというか、ユーザが購入後にHDDを突っ込むタイプのnasneとか作ってくれないかしらん。


2019年2月18日(月曜日)

テリーザ・メイ英首相と、ドナルド・トランプ米大統領が同時期に任期にある、というのが世界の妙だよなぁ、とか思う。

現在Brexit交渉において「合意なき離脱」を避けるべく粉骨砕身、ぎりぎりの交渉を続けているメイ首相は、実はBrexit投票において残留に票を投じた残留派なんですな。じゃあなんでそんな人がBrexitの矢面に立っているのかと言われれば、そりゃ離脱派の議員が誰も責任を取ろうとしなかったからです。特にボリス・ジョンソンなどは、私に言わせりゃ逃げたんですよ、責任から。

私などは、この時点で離脱派の連中なぞ信ずるに値しないと判断しましたね。

そんで結局離脱条件交渉は本来残留派であるメイ首相に委ねられ、先月大差で否決されました。今のところ「合意なき離脱」が最も可能性が高そうですな。

一方でトランプ大統領は下院での予算法案に反対して署名を拒否した挙句政府閉鎖をひと月以上続けたものの蹉跌。状況を打開するために非常事態を宣言するという挙に出ていますが、今のところ世論の支持はなさそう

情勢が変わろうと支持がなかろうと、トランプ大統領は妥協せずに突っ張ることしかできないのですなー。自分がオーナー兼社長の会社ならそれでも良いかも知れませんが、米大統領というのは厳格な三権分立によって議会・裁判所と妥協を積み重ねないといけない不自由な職なんですよね。そしてその力の源泉は世論の支持、だったりします。法案を通す力というのならば、安定多数を背景にした議院内閣制の内閣総理大臣にすら劣るのが、米大統領なんですがねぇ。

この己の信念を曲げてでも民主的決定に殉じようとするメイ首相の姿と、民主的な議会に逆らってでも己の信念を貫こうとするトランプ大統領が、同時期に最も密接な同盟国の間に任期にある、というのがとても面白い歴史の妙だと思うわけです。


2019年2月19日(火曜日)

興味本位で「レンジdeポテリッチ 濃厚バター醤油味」に挑戦してみたのだが……これは……口に合わんかった。

私は普通のポテトチップで構わないわ。

しかし、この手の商品開発とは本当に挑戦と失敗の積み重ねだよな。挑戦しなければ成功もしない、とはわかってはいるものの。


2019年2月20日(水曜日)

F-2墜落の

最近を読んだばかりだったので、ちょっと思い入れがあったりなかったり。

とりあえず、パイロットが二名とも救助されたことは幸甚極まりないところです。機体はまあ、残念ですが、人命の方が遙かに大事ですからね。

しかし、初の飛行中の事故による損失ですね。しかも練習機である複座型。東日本大震災での損失もあって、F-2Bの数はギリギリなんですよね……。あーあ、当初の予定数製造してればなー。


2019年2月21日(木曜日)

地形の厳しさから延期されていたはやぶさ2のタッチダウン運用が開始。

Hayabusa2 - 3D Trajectory Viewer」から見ると、何度もリハーサルをして本番に臨んでいることが分かります。

思えば初代はやぶさも、タッチダウン以降、急速に状態を悪化させていったことを思い起こします。

スケジュール通りなら、2019/2/21 23:06Z(日本時間なら22日0806)にタッチダウンがなされる予定。

なんとか成功して欲しい。


2019年2月22日(金曜日)

JAXAの生配信を見ながらはやぶさ2の着地を追っていたら、なんと8時前に管制室がわっと沸く。地球に電波が届く予定だった8025より大分早いぞ……!

解説によると、ローゲインアンテナのドップラーシフトがタッチダウンと想定していた動きと同じ動きをしたというので、まず沸いたらしいけど、しかし初代はやぶさも、的川先生がVサインを出した後になって「実はプロジェクタイルが発射できていませんでした」というオチになったことを思い出し、糠喜びしないよう、努めて冷静に振る舞う。

その後、リュウグウから上昇したはやぶさ2のハイゲインアンテナとの通信が回復し、テレメトリが送られて来て、プロジェクタイルの発射が確認された。

最後にJAXAからプレスリリースが発表された。

ああ、良かった。


2019年2月23日(土曜日)

修論の指導教官だった杦本先生の退官祝いの懇親会でつくばへ。たまたま会場が昔住んでいた東新井の辺りだったので、ちょっと時間があったのでかつて住んでいたアパートを見にったら、まだ残ってた。うむ。

帰り道、つくばエクスプレスで北千住で下りてバスで帰ろうかと思ってたのだけれども、王45系統(北千住‐王子)がいつの間にか便数が時間1本に減便していた。これでは使えないよう……。

そんで千代田線で町家に移動して都電荒川線で王子を目指すことに。

風の強い土曜日。電車が荒川遊園地前に到着したところで、発車しない。運転士が無線のマイクを取って何か連絡している。そして車内アナウンス。架線に洗濯物が引っかかっていて……。

見れば確かに前方の架線に翻る布状の物体が。

架線障害なんで応援を要請していたので、「天冥の標」を読みながら待つこと暫し。

運転士が何かに気づいたようで車外に出て確認を始める。なんだろう?と思っていたら、戻ってきてアナウンス。

「洗濯物が自然に飛ばされていったようなので、運転を再開します」

風の強い土曜日の出来事だった。


2019年2月24日(日曜日)

ドナルド・キーン氏逝去。96歳なら大往生というものだろう。

しかし、著作があまり電子化されていないのが残念なんだよなー。今後進むのだろうか……。


2019年2月25日(月曜日)

風邪引いて寝込む。

関節痛い……。


2019年2月26日(火曜日)

海自の観艦式へ韓国を招待しない、とか

この状況下では已むを得ない判断ではありますが、韓国側が事態を深刻に受け止めていないというのは困りものですね。韓国政府は日韓関係を悪化するに任せていて、今のところ手を出す様子がありません。手を拱いている、とも違って、全くその意思を持っていないように見えます。

貿易額を根拠に韓国にとって対日関係は重要ではない、という意見もあるにはあるのですが、外交関係を経済面からだけで評価するのは危険きわまりないですね。それがまかり通るなら、ウクライナやポーランドにとってロシアは敵対する意味のない国ということになりますし。

経済と安全保障が矛盾しない場合ならば何の問題もないのですが、韓国の場合両者が利益相反関係に陥りつつあります。経済と安全保障はもちろんどちらも重要で、片方をないがしろにして良い問題ではないのですが……。


2019年2月27日(水曜日)

ようやく洟が落ち着いて来て、食べ物の味が分かるようになってきたのでちょっと軽く味噌汁作ったりとか。

そういえば、「おだしがしみたきざみあげ」が大変便利。これまでも、フリーズドライの刻み揚げは買っていて、手拔き料理の友だったのですが、これは常温保存が効いて色々使える辺り素晴らしいですね。


2019年2月28日(木曜日)

観測ヘリコプター(OH−1)の飛行再開について」という公示が。

OH-1は2015年の事故以来、事故調査によってTS1に問題が発見されてしまい、以後足掛け4年に亘って飛行停止となっていたのですが、この度ようやく飛行再開と。あまりにも時間がかかっていたので、あれこれ憶測が飛び交っていたのですが、結局のところ問題はエンジンだけだった、と。

タービンブレードの設計変更とあっては、型番が変わるかもしれませんねー。

やはり機体とエンジンの同時開発はリスクが大きいですな。TS1をスケールアップした中型機用のXTS2も宙に浮いたままになってしまいましたが、UH-Xに使われなくて良かったと言うべきなのか……。