2018年9月1日(土曜日)
「我が国の防衛と予算−平成31年度概算要求の概要−」をぱらぱらと見ていたら、装輪155mm榴弾砲のベース車両が重装輪回収車ベースじゃなくなって、独MAN社のHXシリーズというトラックになってた。
何があったんだろ?
元々重装輪回収車自体、他国製の類似車両だと日本の道路関連法規をクリアできないという事情の元に開発されていたので、平時における不都合(自衛隊から道路管理者への通行通知)を忍んででもMAN社製を選択すべき事情があった、ってことなんだろうけど。
まあ、最近でも装輪装甲車(改)の開発中止みたいに、道路事情に兵器を合わせようとして失敗した事例などあるので、何かしらあったんだろうなぁ、くらいに思ったり。
ぶっちゃけ、軍用車両なんか平時から全部例外にしとけよと思わなくもないわけだけども。(米軍車両は全部例外になってるんだし)
しかし、国内法規に合わせないんだったら、もう最初からアーチャーとかカエサルとか買った方が早くね……?
個人的には、40ftコンテナに全システムが組み込まれててトレーラで牽引、とかの方が好みですが。
2018年9月2日(日曜日)
「甲羅のないカメの化石を発見 進化解明に貢献」という記事があって、これは結構凄い発見だな、と。
爬虫綱亀目は現生脊椎動物の中ではボディ・プランがかなり特殊な分類目になります。
十年程前に理研が亀の甲羅が肋骨由来であることを突き止めたのですが、結果として他の脊椎動物と骨や筋肉の位置関係が大きく異ることも分かって、その発生過程や進化の過程が色々と取り沙汰されて来ていたわけですが、そこに一石を投じる発見です。肋骨と肩甲骨の位置関係などの詳細な検討が読みたいものです。
亀ってああ見えて三畳紀から存続している目なので、恐竜より古い時代から甲羅を背負って何度とない大絶滅を生き延びて陸に海に幅広く分布しているわけで、ある意味で進化の成功例なんですな。
2018年9月3日(月曜日)
PetWorks20周年展が今日までだったので行ってきてみたり。
「CentOS7でJDTを試してみた」が参考になるというか絶望的になるというか。
とりわけ日本では、タイムゾーン(時間帯)が一つしかない上に夏時間もないため、日常的に時刻にタイムゾーンを附記する慣習がありません。国内に複数の時間帯を持つ国や夏時間を持つ国では、時刻とは時間帯を附記しなければ機能しませんが、日本国内では「暗默の了解」の元に皆JSTを使用しており、それ以外が利用されることは稀です。(なお、航空業界のように時刻は基本的に全部UTC、という業界もないでもない)
以前、日本の法令における時刻の問題を想定した質問を受けたことがありましたが、恐らく日本ではJST以外のエリアで日本法が施行されることを想定していないと思います。でもよく考えたら船舶内の時間とか、国外の自衛隊基地内とか、大使館内部とか、JST以外の地域で日本法が施行される可能性はあるんですよね。現地時間で処理するんでしょうか。
それはともかく、先日のネタじゃありませんが、社会的に殆ど意識されない項目をプログラマだけがしっかりと対応しているなどということがある道理もなく、実際にやってみれば大混乱が予想される自体だけに、夏時間はどうにかして廃案になって欲しいものです。
ただ、それはそれとして、一方で適切な暦や時間のハンドリングは広めていかねばならんのだよな……。
2018年9月4日(火曜日)
今日はこれ。
通しで二回も読んじゃった。
2018年9月5日(水曜日)
通読3回目の傍ら、忘れてる所とかをちょこちょこ電子書籍で検索したりして。これがあるから電子書籍はやめられない。
そういえば今巻の新規登場人物で練習第一艦隊司令キー・ボート=ラムセル・ガムヴ公爵・アトラコン星界軍元帥って出てきたけど、“キー”という氏姓から皇族から臣籍降下した家系だと推測できるけど、その姓称号って「ボース」じゃなかったっけ?と、過去に登場した旧皇族のカヒュールさんの名前を確認したら、カヒュール・ボート=サテク・公子・レメーシュになってて、どうやら「ボート」が正しい様子。
多分語源は「真人(まひと)」だろうから、多分「ボース」の方が間違いだろうな……。アニメ化の際に色々設定資料本が出たけど、どうもアーヴ語に関しては信用が置けないところが。
ついでに他の姓称号の語源も考えてみたのだが、「アロン」は「朝臣(あそん)」、「スューヌ」は「宿禰(すくね)」、「ウェフ」は「臣(おみ)」、「ボルジュ」は「連(むらじ)」と八色の姓由来であろうと思うわけだけど、皇族の「ネイ」はなんだろうね。皇族には姓ないし……。
2018年9月6日(木曜日)
平成30年北海道胆振東部地震で震度7を記録。設定以来長らく実在しなかった震度7ですが、阪神淡路大震災以来着々と増えておりますな……。
それはともかく、本地震では北海道の電力網の結節点近くに震源があったこともあり、北海道電力管内全域での停電という未曾有の事態に発展。全域の復旧には1週間以上が必要とのこと。「冬でなくて良かった」との声も聞かれる所。
うーん。単純に言えることじゃないけど、国土強靱化のために電力自由化はストップをかけた方が良いんじゃないかなぁ……。
2018年9月7日(金曜日)
全世界が待ち望んでいた「大漢和辞典デジタル版」た遂に登場、とかいう話。
とりあえず買うしかないわけですが、それはともかく、ページイメージをスキャンして親字の検索ソフト(Windows版)を付けただけ、という辺りが大修館の限界を物語っているようです。全文検索は不可か……。
語彙索引とか電子化して欲しいものの一つなんですが。
全文フルテキスト化されていないのは残念極まりないわけですが、それでも紙版と違ってPCにインストールして持ち歩けるわけですから大きな進歩です。
とりあえず買うしかない。
2018年9月8日(土曜日)
帯広住まいの妹一家から無事を報せるSMSが飛んできてたんだけど、こういう時ってSMSの方が通りやすいんかね? 一応親にも転送したけど、エラーが起きてないってことはちゃんと受信できたんだろうか。
2018年9月9日(日曜日)
NHK BS1で放送された「人類誕生・未来編」なんだけどさー……NHKスペシャルの「人類誕生」の完全版だと思って見たら劣化版だった罠。
スタジオパートが無くなってドラマパートが追加されるとか、壬癸付け難い出来というか、明らかに劣化してるだろこれ……。
やはりNHKのドキュメンタリ制作班は予算がカツカツで作らせた方が良い番組を作るんじゃないだろうか。潤沢に金与えるとロクなことに使いやしねぇ。
人呼んでスタジオパート作るなら、人類学者を5人くらい並べてCGパートの解説やら異論の展開でもやらやらせた方がよっぽどマシだろうが。
2018年9月10日(月曜日)
「EUVプロセス開発、けん引役をTSMCに譲ったIntel」という記事があって、遂にIntelが下がったかぁ、と感慨深く。先日にはGFが7nmプロセスから撤退とか、プロセス微細化競争が終焉を迎えつつある印象。
前世紀末から「次はEUV」と言われながら巨額の研究開発費を投じられ、実用化が目前と10年ばかり言われ続け、果たして皆屍を晒すことになるのか……。
2018年9月11日(火曜日)
「液晶とE Inkの2画面「Yoga Book C930」ハンズオン - 通常のE Inkとは「別物レベル」の扱いやすさ!」……。
物理キーボードを廃して、キーボード部を電子ペーパーとし、タッチスクリーンにするという、狂気というかなんというか……。いや、利点が色々あるのは分かるんですけど、特に世界各国のキーボードを作り分けなくて良い、というのはメーカーさんにとっては嬉しいことでしょう。でも現段階ではキワモノとしか言い様がない気がします。
レーザー投影キーボードよりはマシかなぁ?
2018年9月12日(水曜日)
NHKのクローズアップ現代+「“日の丸ジェット” 世界の壁に挑む」をNHK ODで観たんですが、国交省のこの字も出てこなかったなぁ……。
勿論、三菱重工(三菱航空機)の問題は色々あったわけですが、それより何より問題だったのは国交省だろ、と思うわけです。なんでMRJが国内での取得を諦めて、米国で試験飛行して型式取ろうとしているのか? それは単純に三菱の技術の問題じゃないよね、と。
松浦さんの連載「「飛べないMRJ」から考える日本の航空産業史」が参考になると思うけど、日本には現時点では独自の飛行機を設計して飛ばすための行政・社会基盤が圧倒的に足りてない。軍用機なら無視できるから軍用機の開発はできるけど、逆を言えば民生機は困難。
これは他業種の海外でも見られる問題で、例えば軍用車輛なら作れるけど民生用の乗用車は作れない国って結構ある。それは守るべき規格や形式を設計製造段階からパスして尚且つ価格競争力を持った製品を作ることの難しさなわけです。
背後にはやはり国が産業を育てる意思を持って基盤整備を行ってきたか?という問題があり、果ては有権者がそれにコミットしてきたか?という話になるわけです。
無論、簡単な話じゃありません。特に現在のグローバル化した経済環境では、国内産業を保護して育てたい、と願ってもなかなか許されません。しかしだからといって諦めてしまえば、技術は手に入りません。
MRJがこの先もし成功を納めても、このままだと日本国内へのフィードバックは極めて限定的なものになりかねません。悪い言い方をすれば「一発屋」で終わるわけです。それこそかつてのYS-11のように。
「日の丸ジェット」という単機の問題に拘泥せず、「日本の航空機産業をどう立ち上げるか」という視点で番組を作って欲しかったところです。(クローズアップ現代じゃ無理)
2018年9月13日(木曜日)
先の日曜日に放映されたテレメンタリー2018「検証・西日本豪雨② ダムに沈められた町」は酷い出来だった……。
7月の豪雨災害に際して貯水量の限界に達しそうになった野村ダムにおいて緊急放水が行われ、結果として下流域で死者を含む大きな犠牲を出したことを問題にした番組なんだけど、被害者目線というか被害者の主張ばかりに寄り添って、結果論とか反ダムの研究者を組み合わせて、最後に住民に糾弾されるダム管理者の画を見せながら「そこに心はあったのか」って締めるとか、それはドキュメンタリーじゃなくてポエムですわ。
越水するとか結果としてダムが決壊するとか、より大きな危険の発起を防ぐための已むを得ない措置だったと、普通は考えられるんですけど、心があったら物理は曲がるんですかね?
番組の中で提示された情報だけから判断しても、問題は市と住民の防災対策にあるようにしか見えなかったわ……。
2018年9月14日(金曜日)
「レクサス、10月下旬発売予定の新型「ES」で「デジタルアウターミラー」を量産車で世界初採用」とか、数年前に解禁された技術が市販車に載るようで。
ただ、写真を見る限り、まさに「取って付けたよう」な代物で、車のデザイン全体に馴染むようにはなっていない模様。車内のモニタも左右Aピラーの根本とか、なんでそんな所に、と。インパネの左右とか視線を大きく動かさなくていいところに付けられるのが利点の一つなのに……。
今後普及が進んでいくとは思うのですが、それに連れて様々な改良が加えられていくことでしょう。
とりあえず第一弾として見守っていきたいと思います。
2018年9月15日(土曜日)
NHKの「歴史秘話ヒストリア」で12日に橋本左内と由利公正をやったと思ったら、「英雄たちの選択」で松平春嶽を採り上げる。
なんか幕末福井松平藩を持ち上げるような出来事でもあったんだろうか。来年の大河がその辺だとかなんだろうか?
2018年9月16日(日曜日)
NHKスペシャル「秘島探検 東京ロストワールド 第1集 南硫黄島」は素晴らしい出来でしたね。とても50分じゃ足りないので、是非BSで完全版として2時間放送して欲しい。
スタジオもないしタレントも出てこない、ただ沸き立つ科学者たちだけが登場人物。素晴らしい。本当に素晴らしい……。
2018年9月17日(月曜日)
「海上自衛隊 南シナ海で異例の「対潜水艦」訓練 中国けん制か」だそうで。海自の「平成30年度インド太平洋方面派遣訓練部隊(ISEAD18)」にある部隊が南シナ海の公海で、潛水艦くろしおを標的艦として訓練を行った、と。
中国が自分のものと主張する南シナ海へ艦隊組んで出かけて行って演習したことをわざわざ発表というのは、日本としてはかなり珍しい軍事的な主張行為ではないかと思います。
この地域で低下しつつある米国のプレゼンスを、日本が補う意志があることを明確にしたというか。事態がそこまで進行している、というのは憂うるべきことなんでしょうが。
まあ、しょうがないよね。米国が担ってくれないのであれば、日本がやらないと自分の首が絞まっちゃう。チョークポイントを自分たちの武力で確保できなければ、渇して死ぬのみだもの……。
ああ、やだやだ。
2018年9月18日(火曜日)
例のブツ、買ってみた。
作ってる間の写真撮り忘れた訳ですが、確かに大変簡便。大体ホットケーキ2枚分で、必要なのは牛乳と卵、あと最後に鋏。最後の鋏は「注ぎ口」を切り開けるためなんですが、切れ目つければ省略できるんじゃないかな。
パッケージデザインには多少の改良の余地があると思いますが、商品としては素晴らしいと思います。
キャンプなどに持って行ってホットケーキを作る、といった用途にも使えるんじゃないかな。
2018年9月19日(水曜日)
「プレイステーション クラシック」ねぇ……。
SIEにおかれましては、PS4に互換機能を積み込む方が良いのではないでしょーか。ワンチップPS、ワンチップPS2とか実際あったわけで、PS4にそれらを再び積み込んでは如何かと……。
いや、無理なのは分かってるけどね。悲しいことに。
2018年9月20日(木曜日)
東京新聞の社説「トリチウム水 本当に安心安全なのか」が大変香ばしい。
トリチウムの性質が水素とそっくりなので、水から分離することができない
というのは一体どういう意味なのか……。
もしかしたら社内では水素と三重水素(トリチウム)が別の物質であることになっているのかも知れません。しかし同位体というのは一般に化学的性質は共通するものなので(だから化学的手法では分離できない)、水素と重水素と三重水素というのは極普通に自然界に存在しています。
また、そのうちベータ崩壊してβ線を出してヘリウムに変わってしまいますし、半減期もそれほど長くない。ガラス一枚で遮蔽できるものですから、時計の夜光塗料の材料に使ったりしていますよね。変な言い方ですが、世間でも結構ありふれた物質です。
海洋放出は危うくないか?
と言われても「そのために希釈して棄てるんだし」以上の返事は返ってこないと思いますね。
総じて、危険性というものを理解せず、危険/安全をゼロかイチかで語ろうとする、騙りの類ではないかと思うわけです、この論法は。
2018年9月21日(金曜日)
「Amazonで自費出版した本が文学賞候補に選ばれたことにフランスの書店団体が抗議の声を上げる」とか。
フランスは色々法律を作ったりしてAmazonへの規制を強めておりますが、蟷螂の斧というか……。
本文中にもある通り、これ出版社が出版を引き受けなかったのが根源的問題なわけで、既存出版モデルの敗北に他ならないわけです。
フランスってあれでいて意外と統制色の強い文化を持つ国なので、Amazonが風穴を開けているように、傍からは見えるんですよね。勿論、それは私がフランス人ではないからでしょうけども。
2018年9月22日(土曜日)
小惑星リュウグウに到着した探査機はやぶさ2から分離されたローバー「MINERVA-II 1A/1B」(ややこしい名前だ)が無事リュウグウに着地した模様。
なんか論文の関係で、あまり良い写真は出せないらしいと聞いたことがあるのですが(論文を初出にしないといけないとかあるらしい)、臨場感溢れる写真じゃないかと思います。
今後の調査結果が楽しみです。
2018年9月23日(日曜日)
4度の延期を乗り越えて、H-IIB F7が上がっていきました。
HTVは他の衛星と違って、軌道上でISSにランデブーする関係で、一度延期になると再スケジュールが大変なんだそうです。相手も動いてるから。ISS側の作業スケジュールにも影響するそうですし。
ATVが5機で計画が終了して、今ではドラゴンやシグナスといった民間サービスもある中、日本のHTVの存在意義をどこに見出すのか……。
今回のHTV-7には実は再突入カプセルが搭載されていて、ISSからの試料の持ち帰りを計画しています。HTV-Rは中止になってしまいましたが、今回のカプセル、実はかの回収機の1/5スケールモデルだったりして……。
こういう、執念染みた研究姿勢、好きですよ。
2018年9月24日(月曜日)
「荒井由実と松任谷由実の全曲が配信開始」ということで見に行ったところ、配信フォーマットは320kbpsのAACだった。
うーん……。
経験的に、320kbpsのAACだとスネアやハイハットの音が歪んだり、背景の低音が潰れたりして聞き苦しいんだよなぁ。一回データで買ったのに、どうしても気に入らなくてCD買ったことも。
CD音質でも良いので、FLAC圧縮してくれた方が有り難いんだがなぁ。
2018年9月25日(火曜日)
リーマン予想が解かれたかも知れない、という話と同時に、その論文は僅か5ページで、他の証明の過程でおまけとして生まれたものだ、とか情報が錯綜しとる……。
当面、様子見だな。
2018年9月26日(水曜日)
体調悪し……。
どうも石っぽい感触はあるんだが、やはり季節の変わり目で発汗量が大きく変わるタイミングで痛みが来ることが多いな……。
2018年9月27日(木曜日)
「人間と同じ重労働が可能な人間型ロボット試作機HRP-5Pを開発」と、産総研のHRPシリーズ最新作の発表。
着実に進歩しているのが分かるというのは嬉しいものですね。
腰部、股関節部の形状はこれまでのHRPシリーズから大分変わった印象がありますが、動作角を大きく取ろうとした結果ですかね。個人的には好ましいと思いますが。
無骨なデザインも、個人的には好み。
そのうち、次は補助腕とか四本腕とか出てきそうだよね、この流れだと。
2018年9月28日(金曜日)
扁桃腺腫らしてしまった。
寝る。
2018年9月29日(土曜日)
体調は大分持ち直してきた。
で、颱風が接近してくるということで、お籠もりに備えてカレーを作る……べく、買い物に。
そしたらのど飴買ってくるの忘れた。
2018年9月30日(日曜日)
米軍の次期練習機計画“T-X”がボーイング/サーブ案に決まったそうで。
1959年初飛行で老朽化が進んでいるT-38タロンの後継機を決めるトライアルだったわけですが、数百機単位の受注が見込まれる大型案件だっただけに、ボーイング案とロッキード・マーチン/KAI案(T-50)が最後まで競り合って、一部ではT-50有利との報道もあったのですが、最終的にボーイング案が採用されたもの。
しかし練習機で双尾翼ってのは比較的珍しい形式じゃないかと思います。また、コックピットのデザインはF-35にそっくりで、今後はこのような横長の一枚タッチパネルの計器盤が主流になるんでしょう。
今回の選定は今後の日本にも影響してくるでしょう。日本がF-35を採用していることもありますが、将来戦闘機についても複座型なし、が噂されるところです。つまり現在T-4練習機の後に複座型のF-15DJやF-2Bを使って行っている教育の一部を練習機側でやらねばならなくなるわけで、日本の次期練習機に求められる性能がどのようなものになるかを占う点で重要なんですね。