今日も石の痛みで眠れず。
大分下に落ちてきている感触はあるんだが……もう少し……。
このページはあくまで小熊善之個人の責任において製作されており、坂村健先生及びTRONプロジェクト、パーソナルメディア社、並びにYRPユビキタス・ネットワーキング研究所は関与しておりません。
守秘義務の関係上、伏せ字になっている箇所があります。伏せ字の中身を御推測なさるのは結構ですが、あてずっぽうの内容を他者に広めて誤解を拡大再生産することだけはないようお願いいたします。
今日も石の痛みで眠れず。
大分下に落ちてきている感触はあるんだが……もう少し……。
今日は痛みが軽くて鎮痛剤なしで過ごせた。痛みの周期を考えると、明日辺りまたひっくり返るだろうけど……。
kindleの残り容量が少なくて困っていたのだけど、ファイルを総浚えしてみると、ダウンロードテンポラリファイルと思しきゴミが結構残っていて、ざっくり削除してみたら70MBくらい空きができた。
やったぁ、これであと20冊くらいは入るぞ〜
手元にある1280×720のMP4(H.264)動画ファイルをBDAVに落とし込めないかと四苦八苦するも果たせず。BDAVでは1280×720、29.97fps、H.264圧縮の動画に対応していると思ったのだがな……。再エンコードすれば映るディスクは作れたのだけど、できれば再エンコードの手間はかけたくなかったので、何度も実験したのだけれども。
H.264のプロファイルが違ってたりするんだろうかなぁ……。
BDAVの規格票が手元にあるわけでもなく、原因は究明できず。なんともかんとも。
ちょっとお出かけしてそのまま足を伸ばそうかな、と思って空を見上げたら曇天模様がかなり怪し気だったので、降られたらかなわんと家に戻ったら豈図らんや、雨が降ってくる。
どうにも安定しない天気だったなー。
ところで、新洗濯機は洗剤の投入口とか変わってて色々勝手が違うもので、うっかり間違ってしまったりするわけですよ。こういうのって、フールプルーフが難しそうな案件だよなー。なんかもう液体洗剤のボトルをセットするコネクタとか用意して欲しい(苦笑)。
北朝鮮の話題が花盛りなわけですが、正直言って“交渉”を望めば望むほど北朝鮮に時間という利益を与えているだけの状況に見えるけどな。
一発ぶん殴ってから交渉テーブルを差し出した方が良い情勢に思えるのだけど、問題は一発殴ったらそのまま崩壊しそうなところなのよね、あの国の場合……。
新型日産Leaf公開。
デザイン大分いじって来たなぁ、という印象。前より一層「普通の車」っぽいデザインになったというか電気自動車らしくないというか。
内燃機関自動車らしからぬデザイン、という意味では先代の方が良かった気がする。
まあ、スタイルで差別化する必要がなくなったのかもしれないけれども……。
NHKのコズミックフロントNEXTは「コンピューターと呼ばれた女性たち」で、某映画との連動企画ですかね?(時々あるんだよね)
番組では、かつて“Computer”と呼ばれ陽の当たらない場所にいた女性たちが頭角を現していき、プロジェクトに参加するまでになり、人種平等、男女同権の先駆けとなったという話でした。当のコンピュータのお仕事についても、当初は機械式計算機を駆使して与えられた計算をこなすだけだった、いわば下請け仕事から脱却し、自分で考え自分で計算をするようになり、後にはコンピュータプログラマとなっていったことが紹介されていました。
それにしても、NASAの前身の組織が女性を登用し始めたのが戦前のことと聞くと、当時の日本がどうだったか、人的資源の有効利用という点で日本は当時から既に制度が硬直化していた嫌いがありますなー……。
6日1153Zに発生した大規模な太陽フレアに伴う磁気嵐が地球に到達するというので、各所から警戒を呼びかける声。
通信機器等への影響はなかった模様なれど、電離層には影響があったそうな。地磁気の乱れは継続中とか。
太陽活動は依然活発なままということですので、人工衛星・宇宙機等への影響が心配されるとことですね。
現代社会って、意外と天災に対して脆弱なんですよね。意外でもないか……。
BTRON Club。
東洋大学に行くのにママチャリの方を使うんだけど、やはり最後の坂がキツい。でもクロスバイクで登るほどでもないんだよなー。微妙なところ……。
ルートを選べばもっと楽にたどり着ける道がありそうな感じではあるのだが。
Windows ServerのCドライブが残り容量500MBとかになってて、システムが非常に不安定になってた。
一体何にそんな容量食ってるのかと調べようにも、仮想メモリすら足りないため、ツールが動かない。
あれこれ調べていくと、Windows Updateのバックアップファイルが20GBとかアホな容量を食いつぶしていることが判明し、どうしようかと。これを削除するためのツールもコマンドもメモリ不足で動かない。
まずは仮想メモリのための容量確保のために別ドライブに仮想メモリを確保するよう設定し、ようやくクリーンナップツールが立ち上げられるようになった。
ホント、Windowsはサーバでも手間がかかる……。
「ダンケルク」を観てきました。
CGを使うことを出来るだけ避けて、実物のスピットファイア飛ばすわ保存艦を修理して使うわとやりたい放題な映画です。
面白い映画か?と問われると答えに詰まるんですが、ダンケルクの悲惨さはたっぷり体感できます。
ちょっと戸惑ったのは、3つの別の時間軸を持ったストーリがクライマックスに向けて入れ替わりながら描かれるため、場面の時間が前後するんですよ。最初気づいていなかったんですが、シーンが変わると夜だったり昼だったり、後で出てくるシーンが先に出てきたり…といったことが。何度か見ると、後で交錯するものが先に登場してたりするのが分かって一層面白いのかも。
堤防の物語は1週間前、船の物語は1日前、飛行機の物語は1時間前から山場に向かって流れていくので、何度か観返す前提の作品なんでしょうね。
ドキュメンタリー映画風に淡々とダンケルクを描いた挙句、最後にチャーチルの演説を聞くと、そりゃぁ喜ぶわなぁ、と思わずにはいられない。
11日に小田急線沿線で起きた火災で、緊急停止した小田急電鉄の車輛が延焼した件について、「小田急線、列車延焼火災で車両を公開 屋根の一部に変形した焦げ跡」という記事があった。
火災現場の隣で止まっちゃったのは緊急停止信号を受信したためだそうですが、火災時にどこで止まるか、は鉄道にとって歴史的にも難しい問題です。
とまれ、燃えたのは屋根の上に塗布された絶縁材で、車体そのものは燃えず、避難の時間は十分稼げ、死者なしだったという点は、過去の鉄道火災事故の教訓が十分活かされたと見て良いんじゃないでしょうかね。
「iPhone X (仮)の目玉は動く絵文字「アニモジ Animoji」。3D表情認識と声で作成」という記事を見て、もうEmojiは絵文字じゃない何かになってしまっているな、と改めて思う。
しかし、こう言うのは難だが、本当になんでこんなものを「文字」(文字コード)で処理せねばならんのだろう……?
Windows Updateの日……で相変わらずというか、色々トラブルが。
今回はBluetooth周りのセキュリティ問題が結構重要そうなんだけど、タブレットデバイスなんかだとBluetooth拔きでは使い物にならないだけに、深刻だよなー。
痛みのせいで睡眠時間が細切れになってつらい状況。あー、早よ石出て行ってくれんかなー。
颱風が接近してきて雨が降ってくる前に食料を買い出しに出かけよう、と思って出かけたのだが、僅かに遅かったらしく、雨に降られる。
大した雨量じゃなかったんですが。
そして帰ってきてから、買いそびれた品に気づく。
アカン……。
降って湧いたように解散の話題が出ているのですが、前回の総選挙が2014年12月14日でしたから、任期をあと1年余り残していることになります。
現下の情勢で余裕があるなぁという意見もあるようですが、逆に今後数年は選挙やってる場合じゃなくなるという読みかも知れません。できればそんなことにはなって欲しくありませんが……。
さて、現在の日本の制度において「有事下の国政選挙」はどうなるのか、という話をすると、実は「日本国憲法に有事の規定はない」という恐ろしい話に帰結してしまいます。
衆院議員の任期については第45条に、参院議員の任期については第46条にそれぞれ規定がありまして、例外は定められていません。つまり日本がどのような状況にあったとしても——例えば全面戦争で都市が空爆を受けていようが、東南海地震で太平洋岸一帯が壊滅的被害を受けていようが、任期末がやってくれば国会議員は失職するという素敵な制度になっています。
戦前はこの点どうなっていたのかと言うと、大日本帝国憲法には衆議院/貴族院議員の任期の定めがなく、それぞれ衆議院議員選挙法、貴族院伯子男爵議員選挙規則に任期が定められておりまして、有事においては任期延長法が制定されたこともあります。それができる制度だったわけですね。
しかし戦後の日本国憲法では、国会議員の任期は憲法で定めた挙句、憲法には何の例外規定も用意しなかったため、憲法上、何が起ころうと選挙をするしかないという困ったことになってしまっています。最悪の場合、衆院議員全員と参院議員の半数がいない状態で国会を運営しなければならない事態も考えられるわけです。どうしてこうなった?
個人的には、可能な限り選挙は行うべきだと思いますが、もしそれが行えない場合のことは、憲法に想定しておくべきではないかと思います。憲法改正の課題の一つかと。
平和憲法というのは、平和な状態しか想定していない憲法だったわけですね。
NHKで水俣条約の解説番組を見ていたら「水銀は自然には分解されない」という凄い説明があって一瞬何事かと思った。
そりゃー水銀(元素)が自然分解されたら大事だ。いや、自然じゃなくても分解しないからね!
何らかの水銀化合物のことを言いたかったのかなぁ。でも何の付属語もなく「水銀」って言い切ってたからなぁ……。
「東プレ、静電容量式キーボード“REALFORCE”を16年ぶりに刷新」という記事。
個人的にはPS/2端子モデルがなくなってしまってからというもの、Realforceには大変幻滅しているのですが、ニューモデルでは何が変わったのかと気にはなる。
外枠が細くなって設置面積が減ったのはいいんだけど、スペースバーが大きくなるのはなぁ……。私個人の使い方として、かな漢字変換の「変換」には「変換キー」を割り当てて、スペースは日本語入力時でも空白入力に使っているので、変換キーや無変換キーが小さくなる方が困るんだよなぁ。
まあ、飽くまで私の使い方では、なんだけども、キーボードは嗜好品ですからして。
NHK「BS世界のドキュメンタリー」で放送された「豪華客船ルシタニア沈没の真実」見てると、チャーチルってホント碌でなしだなーという感想が。
大量の武器弾薬を民間船に輸送させて、撃沈されるとその事実を伏せて徹底的なプロパガンダに使うとか、戦争に勝てる指導者ってのはこういう奴なんだろうなー。
毎日新聞の「坂村健の目 被ばく影響、科学界の結論」は結構な評判を呼んだ模様。
日本学術会議の報告「子どもの放射線被ばくの影響と今後の課題」について書いているのだけれども、どちらかと言えば一部の専門家といわれる人に、いまだに「フクシマ」などという差別的な表記とともに、単に感覚にすぎない「理論」で不安をあおる人がいるが、そういう説はもはや単なる「デマ」として切って捨てるべき段階に来ている。
とか。不安をあおる言説を、両論併記の片方に置くような論評がいまだにあるが、データの足りなかった初期段階ならいざ知らず、今それをするのは、健康問題を語るときに「呪術」と「医術」を両論併記するようなもの、と思ったほうがいい。
といったように、これを採り上げない言論界の問題として指弾している。
人は放っておくと呪術に耽溺しがちなので、教育の力によってこれを科学に引き寄せないといけないわけですが、報道機関はどちらかと言えば怪力乱神の語り部になってしまっているのが問題です。
とはいえ、報道機関も営利企業である以上、読者の多数が好む方向に記事を用意するのは当然とも言え、つまるところ報道をどうにかするためには読者をまずどうにかせねばならず、そう考えると結局は教育の問題ではないかという辺りに帰結してしまうのであった。
「変わる高校野球〜タイブレーク導入へ」と、春の選抜高校野球から延長戦でタイブレーク導入とのこと。
個人的には歓迎されることじゃないかと思います。そもそも高校野球の全国大会はスケジュールが過密に過ぎるんですよ。試合時間の短縮、選手の負荷軽減は必要だと思います。
ただ、延長13回以降では效果の程は限定的でしょうが……。
個人的には、高校野球大会の催事性をもう少し弱める工夫も欲しいところです。あれが教育の一環であるというのであれば、高校球児間における著しい試合機会の格差について、もう少し思いを致すべきではないかと。
クレヨン社へ。
Adobe Premireでオーディオインタフェースが選択できない、と言われて、当初あれこれPremireを弄っていたのだが、そのうち動画再生でもオーディオインタフェースから音が出ない、と追加で情報を貰い、デバイスを確認しようとしたらそもそも見えてない。
デバイスマネージャーを見たらUSBハブに「!」が出てた。
USBハブを回避して接続して完了。
迂闊だけど、デバイス周りの確認は基本だったなぁ……。
なんか麻生副総理が「麻生副総理「警察か防衛出動か射殺か」 武装難民対策」とか煽り気味の講演をなさったそうで。
残念ながら講演全文などはなさそうなので、発言そのものは横に置いといて「武装難民」の話などを。
「武装難民」は実際に世界の紛争の現場に存在しておりまして、難民が自衛のために火器類を保持していることもあれば、武装集団の一部が戦鬪行動から離脱したものなど色々な様態があるようですが、ともあれ、武装してます。
そして、単純な自衛のみならず、自分たちより弱い難民を襲ったり、国連等の食糧支援のトラックを襲ったりします。
人間、食うに窮して手元に武器があれば、やらかすことは大体分かりますわな。
紛争地帯というのは概ね警察も司法も崩壊していますので、村落も自衛のために武装しますし、そこに押し寄せる難民もまた武装してたりして、大変混沌とした状況に陥ってしまったりするわけです。
さて、日本の隣国が崩壊してこのような状況に陥った時、日本にやって来る難民のいくたりかもまた、武装していることが想定されます。何分某国などは現役190万人、予備役を含めると1,000万人という軍隊を有していると主張しているわけで、それに見合う程度の武器を保有しています(有しているはずです)。それが国家崩壊となれば野放図に流出するわけです。わお。
勿論、最初にそれを受け止めるのは陸上国境を接する中露韓の3ヶ国なのですが、玉突き現象のように南端から日本へ向かう者や、日本海へ漕ぎ出す者も当然いるでしょう。それを日本側がどう対処するか、という話ですが、まずは当然のように武装解除を呼びかけ、応じない場合は相応の対処をするしかない、という話になります。
小銃くらいであれば警察・海保でも対応可能かもしれませんが、それ以上の武装の場合は、自衛隊を投入せざるを得ないでしょう。
できれば穏便に武装解除に応じて欲しいのですが、ここで問題になるのは「信頼関係」です。
武装難民は武装するだけの理由を持って武装しています。概ね自衛のためですが、武力がなければ生き延びられない極限環境を突破してやって来ます。そういう人達は時に武装解除を渋ったりします。理解はできますね。自身の生命の安全を保証するのは武力だけ、という世界からやって来た人は、その武力を手放すことに慎重にならざるを得ない背景があります。
歴史を鑑みれば、武装解除した敵兵を收容所に送り込んで強制労働をさせたり、あまつさえ皆殺しにした事例などがあり、これから投降する相手が自分たちを人道的に扱ってくれるだろうか?という疑問に対して「Trust me!」と言うだけでは信頼関係は醸成し得ません。
というか、その時になってから信頼関係を醸成しようとしても手遅れということもあります。
我々がいかに難民を公正に扱おうと決心していても、情報が極端に制限された社会で暮らしていた人々が我々をどう見ているかについては、余り楽観できません。文化的問題については、最初から通じ合うのは不可能というものでしょう。
それに対してどれだけ辛抱強く対応するか、が先進国民たる日本人としては問われるわけですが、どんな人間でも我慢には限度がありますし、許容限度が低い人から順に暴発するだけに、事態の悪化は早いでしょうなぁ。
なんか都知事が「希望の党」とやらを作って国政選挙に打って出るんだそうで。
就任以来の「実績」を見て、どこに支持するものがあるのか不思議ではありますが、都知事の支持率は高いそうで。謎です。
このように、私の感性は世間一般と乖離しているようなので、希望の党も一定の支持を集めるんでしょうね。
摩訶不思議な話ですけれども。
「米軍の最新鋭潜水艦「操縦しやすいのでゲーム機のコントローラーに変更」→コストは1000分の1以下に」という話を見て、まあ、試験はしたんだから大丈夫なんだろう…と思うことにする。
所謂COTSの一環なのですが、どちらかと言えばコントローラ本体よりもコネクタがUSBなのが気になるところです。まさかBluetooth接続ではないでしょうし、一応写真でも有線で接続しているようですから……。
軍用装備で目につくのは、独自のバスですよね。軍用で使われるMIL-STD-1553とかが有名ですが、応答性の高いフィールドバスに近いものですね。そういうものと比べると、USBは……と思うわけですが、潛水艦の操縦桿くらいなら大丈夫なのかな。あるいはXBOXのコントローラを接続することだけを考えて、USBとしての全仕様は満たさすハブは挟めないとか、複数デバイスは刺せないとかしてるのか。
元記事まで辿っていったところ、どうやら非貫通式潜望鏡の操作システムのようですので、それ程高度なリアルタイム性は必要ないのかも知れませんしね。
今月23日夜から24日未明にかけて、米軍のB-1爆撃機などが北朝鮮の東海上を飛行したのですが、どうも北朝鮮はそれを把握できていなかったのではないか、との報道が。
米側は、北朝鮮がB1Bの飛行経路を理解していないと判断し、経路を公表した
というのは実に困った話で、示威行動のつもりで飛行したのに、そもそも相手がこちらを捉えていなかったというのでは洒落になりません。
北朝鮮が核弾道ミサイルに拘泥するのも分かりますね。他の通常兵器が全く宛にならないとなえれば、一点豪華主義にならざるを得ないでしょうし。
しかし、このような「実態」が暴かれてしまうと、本格的に核弾道ミサイルを配備する前に通常兵器で叩いてしまえ、という意見が大きくなりそうな……。
民進党が自殺した。
……としか言えないだろ、この有り様。
総選挙には公認候補を立てず、小池新党に合流とか、何考えてるんだろう?
民主党、そして民進党という政党は、結局のところアンチ自民党でしかなかったということなんですかね。悲しいですね。
図書館で新聞各紙にざざっと目を通したのだが、どうにも民進党のアレが歓迎されている風であり、理解に苦しむ。
ああいった「敵の敵は味方」理論は、勝ったとしても勝った後が続かないと思うんだがな……。民主党の頃からそんな政党でしたけど。
25日にイラクのクルド人自治区で独立を問う住民投票が行われまして、当然のごとく賛成多数。
そりゃまぁ、クルド人にとってみりゃ独立は長年の悲願でしたから、こういう結果が出るのは当然でしょうが……。
しかしクルド人問題は“クルド人”が暮らしていた土地の上に適当に国境線を引いたところから始まっていて、クルド人はイラク、イラン、トルコ、シリアに跨った地域(通称クルディスタン)に生活しているわけでして、“イラクの”クルド人が独立するという話になれば、周辺諸国に飛び火するのはほぼ確実。当然イラクや周辺国はこれに反発して、現在空港の封鎖に至っているようです。
悪いことにこのクルド人が住んでいる地域に石油が出るんですよね。
石油は出れども海に面していないので、パイプラインで外に運び出していたのが、今回の件でこれも停止しているようです。まあ、予想できたことではありますが……。
彼らが石油輸出で食っていこうと思えば周辺国との協調は不可欠なのですが、その辺りどのように考えているのか、よくわからないのが怖いですね。まさか海を欲し給うなどということはないと信じたいのですが。