哀愁日記
底に哀はあるの。

もしくは、

「常識日記 文科系的日常」

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西紀2016年12月分

Caution!

このページはあくまで小熊善之個人の責任において製作されており、坂村健先生及びTRONプロジェクト、パーソナルメディア社、並びにYRPユビキタス・ネットワーキング研究所は関与しておりません。
守秘義務の関係上、伏せ字になっている箇所があります。伏せ字の中身を御推測なさるのは結構ですが、あてずっぽうの内容を他者に広めて誤解を拡大再生産することだけはないようお願いいたします。


2016年12月1日(木曜日)

タイ新国王が即位。国内には大きな混乱は見られず、とのこと。

ほっと一安心というか、本番はこれからだ、というか。

一歩間違えればネパールもありえるだけに、新国王の舵取りに注目が集まる所です。

一方で日本の方では、天皇譲位に当たっての有識者会議も意見が様々な所に、更に陛下のご学友が電話の内容をリークするなど、政治であってはいけない政治闘争が繰り広げられております。

憲法上、天皇は政治的権能を有しないので、天皇の意見に左右されてはいけないとは言いつつも、元が天皇陛下のお言葉に始まっているだけに、他国から見れば茶番にも見えるんだろうなぁ……。


2016年12月2日(金曜日)

ぼんやりと考えていたことを、取り留めもなく。

国家に求められる機能の一つに、富の再分配機能がある。

富の再分配を適切に行わないと、富の偏在が固定化し、果ては身分制度の如き硬直した社会を生起し、結果として人的資源の有効活用が損なわれる。社会の活力が失われる、と表現されるが、機会均等性が保証されないと、人的資源は效率良く発掘できない。(優秀な人間も低能な人間も、どこに生まれるかは分からないから)

さて、現在の世界において富の再分配機能の最大のものは国家である。大変残念なことに、現状国家より大きな単位の再分配機構は存在しない。

市場経済、自由主義経済に於ける競争の結果として富の移動や富の偏在が発生するとき、これを適切に調整できなければ、上記のような問題が生じる。

さて、近年進められてきた経済のグローバル化において、経済圏の統合は比較的速やかに実現したが、その間での富の再分配機能の構築は進んでいない。果たして富の再分配機能を伴わない経済圏の統合・拡大がどのような結末を迎えるか、ということを目撃する羽目になっているのではないだろうか?などと徒然と考えていた。


2016年12月3日(土曜日)

RWBY vol.3を観てきた。

起承転結で言えば転ですかね。

原作者が亡くなってしまって先が心配ではあるのですが、とりあえずvol.4も順調に続いているようで……。

あと、一気見になるので仕方ないといえば仕方ないんですけど、やっぱ3時間コースはキツイです。


2016年12月4日(日曜日)

NHKスペシャル戦艦武蔵の最期〜映像解析 知られざる“真実”〜」はイマイチ感溢れる出来だったなぁ……。1時間番組のために費やしたリソースが過大というか。

なんというか全体的に「入門編」的な内容に終始しているというか。全体の取材量を考えると、いかにも番組で使われた分が少なすぎる気がする。

BS辺りで続編というか完全版を放映するんじゃねぇのか、これ?


2016年12月5日(月曜日)

先週末、MicrosoftにWindows 10のExplorerでの奇妙な挙動について報告した所、確認できないと言われ、画像を上げてくれとたので、画像をキャプチャして返信し、ようやく挙動が確認された。

今のところ、原因は不明。

個人的にはバグというより“マヌケな実装”だと思っているのだけれども、一体どういう経緯でそのような実装がなされたのかは分からず仕舞い。というか、わざわざこんな実装にするの、とても難しいと思うんだけどなぁ……。

「小書きの仮名」や「長音符号」が単語の区切り(セパレータ)と認識される、ってのは、何かしらの意図があるものと思うわけなんだが……。


2016年12月6日(火曜日)

首相が真珠湾を訪問するそうで

良いことではないですかね。

日本側の言い分はあるにしろ、米国を第二次世界大戦に巻き込み、チャーチルを喜ばせ、連合国の勝利を呼び込んだという意味で、歴史的に非常に重要な出来事です。

多くの将兵が死傷し、日本側の犠牲も少なくなかった戦跡です。日本の首相が訪れ、慰霊をすることに疑問の余地はありますまい。


2016年12月7日(水曜日)

色々と話題を提供しているトランプ次期大統領ですが、「大統領専用機「高すぎ」 トランプ氏、次はボーイング批判と。

典型的なんだけど、じゃあ代案あんの?って奴だなや。

VC-25には全世界に軍事力を行使するスーパーパワーの指導者、軍事指揮官として必要な機能が詰まっており、また製造年を考えれば老朽化は避け得ません。

要求される能力を考えれば、候補となる機体はB747A380のどちらかしかないわけで、もう一度最初から機種選定をやり直しても結果は変わらないだろうと思われます。

本体価格より遙かに高い調達価格は、結局のところ内装、それも電子装備類に割かれるわけで、その価格の妥当性を問うならば、米国大統領としての、また米軍最高司令官としての職務に必要な装備を求めるや否や、という話になります。

もしトランプ次期大統領が、VC-25のような大統領専用機そのものが必要ないと考えているのであれば、米国というスーパーパワーの終わり、パックス・アメリカーナの終焉を意味するのではないかと思います。いついかなる時であれ、POTUSとしての職務を果たし得る環境がある、という前提が失われるのですから。

もっとも、それこそがトランプ次期大統領が求めている、世界秩序に責任を持たない米国の姿なのかもしれませんが。


2016年12月8日(木曜日)

Microsoft: 最新のWindows 10リリースで「コマンドプロンプト」を削除」とかいう記事が回ってきて吃驚仰天。

常時コマンドプロンプトを二つも三つも開いて作業している身としては、本当ならばこれは困る。

別報によればデフォルトがPowerShellになるだけで、CMD.EXEも搭載はされるって話だけど、MSのやることだけに、将来的に廃止されてもおかしくない。

なんだかんだで学習コストが高くて放置してきたけど、いよいよPowerShellを学ばないと駄目か……。

コマンドラインからAWKを組み合わせて結構便利に使っているんだけど、PowerShellからawkにパイプでデータ渡すのは面倒臭そう。いっそawk止めてPowerShellの正規表現で処理するようにやり方を変えるか……。

batファイルのスクリプトどうすんだよとか、色々頭が痛い。


2016年12月9日(金曜日)

国立科学博物館ラスコー展へ行ってくる。

ラスコーの壁画っててっきり動物画ばかりだと思っていたのだけど、謎の記号なんかもあったのね。人間の記号的能力のことを考える上でとても興味深い。

近年では三次元レーザースキャナを使って洞窟の形をデータ化してるらしい。これに撮影されたデータを加えると、将来的にはVRで展示とかになるんじゃないかねぇ……。


2016年12月10日(土曜日)

ちょっと時間のかかる処理を走らせて、さて一服…と暫く休んで戻ってきたら、Windowsが再起動していやがる件について。

Windows 10になってからアップデートが定期から「隨時」になったせいか、コマンドラインの中で何が走っててもお構いなしに「今暇」って判定されるせいか、思いもかけないタイミングで再起動されて困る……。


2016年12月11日(日曜日)

英国のEU離脱こと“Brexit”について、この支持者の中にメートル法反対運動家というのが居るらしいことを知ってしまい、なんだかなーという気分になる。

英国のメートル法化は2000年代に最終段階を迎え、現状はメートル法(SI単位系)が基本で、ヤード・ポンド法による併記を認める、という状態。しかしこれに我慢がならん人たちが居るらしく、道路標識を書き換えたりというゲリラ活動(……)を展開しているらしい。

個人的にはメートル法で何が不満なのかと言いたいわけだが、どうもそのへんのアクティビティの人たちに言わせると、メートル法化(metrication)はEUによる押し付けだ、ということのようだ……。

で、どうやら反メートル法な方々はBrexitによってヤード・ポンド法による各種表記が復活することを期待しているらしいんだが、一体どうなることやら。

ふつーに考えて、メートル法の方が便利だと思いますけどねぇ。


2016年12月12日(月曜日)

ディスクの縁にほんの僅かな傷が入ったBlu-rayディスクが読み込みエラーになって、やっぱBlu-rayはセンシティブに過ぎるんじゃないかという思いを持ったり。殻付きにすべきだったよなー、本当に。


2016年12月13日(火曜日)

冬コミの新刊に合せてInDesignを更新して、かつ新機能を色々試したりして。

これまでのやり方(組み方)を変えるのは色々と挑戦だけど、結果として手間が軽減されてかつ読み易い冊子が作れるならそっちの方が良いからねぇ。

ただ、どうしても試行錯誤の時間が必要なので、切羽詰まっていると前例踏襲で済ませてしまいがちだったのを、今回一から全面的に見直してみた。とはいえ、成果物の見た目は変わらないんだけどね!(ここが重要)


2016年12月14日(水曜日)

昨夜沖縄でオスプレイが墜ちたと報じられて、色々と情報収集。

防衛省の発表から始まって、最終的に3MEF司令官の記者会見動画を全部見て、とりあえずは訓練中の事故であることがほぼ確定だな、と。

状況としては、洋上で夜間空中給油訓練を行っていたMV-22が、プロップロータでドローグホースをぶった切ってしまい、ロータを損傷。基地に帰投しようとしたが果たせず、市街地上空を飛ぶよりは、という判断で海岸線に不時着水を試みたものである、と。(参考動画はこの辺

乗員五名は全員救助され、二名が入院。ただし一人は軽傷で明日にも退院。もう一人は一週間くらいとか。

ニコルソン中将はしきりに搭乗員の判断を褒めていたけど、航空機にとって不時着ってのは必ずしも安全ではない(というか危険)な行為なので、市街地へ入らずに海へ突っ込んだ判断は、賞賛されて良いと思う。

また、訓練中の事故であり、機体の問題ではないだろう、という現時点での推測は理に適っており、特に疑問を差し挟む余地もない。まあ、訓練の実施過程に問題はなかったかとか検討する余地はあるかも知れないけど、せいぜいその程度じゃないかね。

ただ、先日も岩国のF/A-18が洋上に墜落してパイロットは救助されたものの死亡、という事故があったばかり。経験則的に航空機事故はたて続くことが知られているので、しばらくは要注意ですかね。


2016年12月15日(木曜日)

クレヨン社にPCトラブルシュートで出張。

イベントビュワー見たら、Kernel-Power 41がずらっと並んでいて、どうしようかと……。

KP41って、一度起き始めると止めどなく続いたりして、しかも原因が不定という困った奴ですよ。

うーん……と悩みながら電源周りをチェックすることしばし。

一縷の望みをかけて、BluescreenViewをインストールしてダンプをチェック。

するとkernelと一緒にnvlddmkm.sysが死んでいることがわかった。nVidiaのグラフィックドライバさんですよ。

履歴を確認すると、ドライバがアップデートされた直後からKP41が発生し始めていることが判明。

かなり黒い。

ということで、最新のドライバを探してきてクリーンインストールを敢行。

その後数時間動かし続けたけどKP41は発生せず、とりあえずコレで様子見ということになった。

ホント、勘弁して欲しい……。


2016年12月16日(金曜日)

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」を観に行きました。

スター・ウォーズEp.3と4の間の話、とはいえ、どちらかと言うとEp.4の直前というべき作品。

Ep.4の公開は1977年なわけで、その前日譚を2016年に作って破綻なく見せる、という難しい作業を成功させている作品。ただ、なんというか、小火器類のデザインが現代的過ぎる嫌いはありますな。宇宙機類がスターウォーズしているだけに、ちょっと浮いている感がないでもなく。

劇伴は敢えてスター・ウォーズのテーマを外し(エンディングのみ使用)、本編との微妙な距離感を演出していたように思えます。

あと、ディズニーがこのシナリオでGoサインを出した、というのは興味深い点ですね。言うなれば実にディズニーらしくなく、スター・ウォーズらしいシナリオでした。日本人好みのシナリオじゃないかと思います。

個人的には、ダース・ベイダーのライトセイバー・アクションが非常に良く映えていたので良かったですな。恐らくスタンドだと思いますが、俳優が頑張りました、ではなくて、きちんと基礎ができている人が剣を操る動きはそれだけでご馳走ですからね!


2016年12月17日(土曜日)

冬コミに合せて夏の既刊を増刷してたら間違いに気づいて全破棄してもう一度印刷とか、自宅生産ならではの光景が繰り広げられている今日この頃。

冬の新刊はもう少しデザインを弄くろうと思いつつ、このへんで〆ないと……と悩みまくる。宅配便搬入受付も始まってるしね。


2016年12月18日(日曜日)

新宿の世界堂まで行かなきゃならんかな…と思っていたものが区内で手に入ってホクホク。案外近い所で取り扱いがあったんだな。次回以降あそこの店に行こう。

ところでその途中でやたらと行列ができているラーメン屋を見かけたんだが、一体なんなんだろう……。


2016年12月19日(月曜日)

先日来Windows PowerShellをぼちぼち弄ってるのですが、確かにこれまでCMD.EXEからGAWKに投げて戻ってきた文字列を実行、って感じより、WPS一本でできる所は魅力かなー。何分Windowsの標準Shellなので、出先でも間違いなくWPSは備わっている、という安心感は良い。

ただまあ、これまでの慣れからハマったところも無いではなく、WPSは型がある(だから場合によってはキャストしなければならない)とか、-replaceは演算子だとか、使いこなせれば面白いと思いつつも悪戦苦鬪してたり。

でもまあ、ファイルに連番付けてリネームとかは、悩まずにできるようになってきた。

人間何事も慣れだなぁ。


2016年12月20日(火曜日)

米国で19日は大統領選挙の投票日だったのですが、期待していたとおり、造反者が出た模様

勿論、選挙結果に影響するような数ではないのですが、言ってしまえば縁起物というか、米国の分断が進んでいるとなれば恐らく出るであろうと予想していたので。

ただ、意外だったのは、クリントン側から5名の造反者が出たことで、トランプ側2名と合せて計7名という新記録(珍記録)だそうです。

なお、得票者はコリン・パウエル3票、ジョン・ケーシック、ロン・ポール、バーニー・サンダース、Faith Spotted Eagle(?)各一票だそうな。最後のFaith Spotted Eagle女史は先住民族系の運動家らしいのだが一体どういう経緯で得票したのか謎。そもそも選挙運動すらしてない人に投票ができるという自由の国の選挙制度は素晴らしいですね。

ともあれ、これにてドナルド・トランプ氏が次期大統領に決しました。善哉善哉。


2016年12月21日(水曜日)

小学5・6年で英語が正式科目に 中教審が答申」だそうで、どうやら高校で現在必修となっている世界史を必修から外して、近現代を中心に日本史と世界史をあわせた「歴史総合」を設けるんだそうで……。

この手の“総合”教科の試みは古くからあって、「現代社会」とか「理科I」「総合理科」などの試みが過去何度となく繰り返されてきましたが、毎度不首尾に終わっているわけで、今回の「歴史総合」が上手くいくと無邪気に信じるには、屍が積み重なり過ぎている印象。

個人的には「近現代を中心に」というのは、教え方として難しいと感じます。近現代を知るためには近世史を押さえていることが不可欠で、近世史を理解するには中世史の知識が必要で、中世には古代が……と、結局のところ前提知識がないと新しい時代は教え難いのです。世界は突然近代になったわけではなく、連綿と続く歴史の流れの中で近代に辿り着いたのですから、近現代だけを切り取って教えるとわけがわからなくなります。

例えば、現在の中東情勢を理解するには最低でも第一次世界大戦後の列強による分割を知らないといけませんが、それの前提としてオスマン・トルコ帝国の支配と帝国の近代化の失敗について知っている必要があり…と、ユダヤ人問題まで含めると、膨大な背景知識を要します。

歴史教科は近現代を中心に学ぶべきだ、という意見は以前から根強くあるのですが、近現代史専攻としては、近現代史を学ぶためには近現代に至る歴史の知識が必要なのだ、と反論したい所です。むしろ近現代という社会位相がどのような経緯を経て形作られてきたのかを知らないと、近現代の常識が過去ずっとあったような錯覚を抱きかねないと危惧しますね。


2016年12月22日(木曜日)

NHKのクローズアップ現代は、改変間際にはかなりの質的低下に懸念の声があったものだけど、改変後にクローズアップ現代+となって一層質が落ちるとは、誰も予想してなかったに違いない……。

先日の「オスプレイ重大事故 広がる波紋」とか、結局のところ住民側が「不安」しか訴えないという、何ら事態の解決に資さない情報を延々垂れ流すとか、一体この番組は何なんだろうか。現地住民の心理状態を実況中継するのが役目なんだろうか……。

こういう問題ってWhyじゃなくてHowにフォーカスしないと何も解決しないと思うんだがね。


2016年12月23日(金曜日)

新潟県糸魚川市で10時半頃に火災が発生し、140棟以上を焼いて20時50分に鎮火宣言。近年稀に見る大火となった由。

北陸日本海側は太平洋側から日本アルプスを越えてくる乾いた風に晒され、空気が乾燥するフェーン現象が起こりやすく、過去の大火もフェーン現象と連動していることが多いようです。2013年の11月には私の故郷でも旧市街で23棟を焼く火事が発生していたもので、今回も風に加えて木造住宅が密集する旧市街で延焼が止められなかったものかと。

新潟県内のみならず、富山県の新川地域消防組合からも応援が出たそうなので、相当な消防隊が出場したようですが、蟷螂の斧、と。魚津大火を経験した父は「火の粉って言っても、火の付いた丸太が空を飛んでくる」って言ってましたが、そういう状況だったんでしょうな……。

それにしても、自衛隊に災害派遣要請も出たようですが、こういう時に自衛隊ってどういう仕事するんですかね? いやまあ、自衛隊にも消防隊はありますけど、多分そういう意味じゃないと思うし。建物の破壊でもしたんだろうか。


2016年12月24日(土曜日)

国連安保理 南スーダン制裁決議採択されず 日本は棄権」とか。

国連の発表で確認してみると、賛成したのはフランス、ニュージーランド、スペイン、ウクライナ、英国、米国、ウルグアイの7箇国。対して棄権したのは中国、ロシア、アンゴラ、エジプト、日本、マレーシア、セネガル、ベネズエラの8箇国。常任理事国5箇国+非常任理事国10箇国の計15箇国のうち8箇国の賛成が必要だったので、不成立、と。

15箇国のうち、最大の派遣国は中国で1,066人、第二位が日本で272人。続いてロシア28人、ウクライナ27人、米国16人、英国9人、セネガル6人、エジプト4人、ニュージーランド3人。アンゴラ、フランス、マレーシア、スペイン、ウルグアイ、ベネズエラは派遣なし。(参考

特に中国は4桁派遣しているだけじゃなくて、犠牲者も出ているので、武器禁輸で状況が安定するなら真っ先に賛成するだろうねぇ。それが賛成してないんだから、提案内容に問題があったのではと思わずにはいられない。

下手に可決成立して、中国が拔けてしまったら、その穴は誰が埋めるんだ?といわれて、米国や英国やフランスが4桁の増派をするとは思えないもんな。


2016年12月25日(日曜日)

日本語のマークアップとして比較的よく使われているものの一つに、青空文庫記法とその亜種があるのですが、亜種は「小説家になろう」とか「カクヨム」なんかでも使われているので、比較的あちこちで目にします。

でですね、どうやら作者がこの種の記法を使って原稿を書いたんだけど、編集・組版段階で見落として平文にしちゃった、という恐ろしい作品と遭遇したわけです。

年貢《税金》とか書いてあって、作者の意図は「年貢」に「税金」というルビを振りたかったものと思うのですが残念なことに。それが作中に10箇所程もあるとなると、お前ら校正したのかと。

で、流石にこれは報告すべきかどうか悩んだんですよ。

でも放置するよりは…と思ってAmazonのカスタマーサービスに投げたんですけど、どうにもあそこはスパっと解決しないんですよねぇ……。


2016年12月26日(月曜日)

帰省に備えてポチ袋を買ってきたりした月曜日。

もちろん中身の用意も。


2016年12月27日(火曜日)

昨日の朝に鍋いっぱい作った雑煮の汁が、夜には無くなってしまった。

どう考えても食べ過ぎだろ、これ……。


2016年12月28日(水曜日)

コミケ0日目の設営日。

首相の真珠湾での演説を読んで、やはり現首相のスピーチライターは出色だな、との思いを新たにする。

穴がない、隙がない、誤謬がない、というのはスピーチそのものが言及していないことを考えなければ素晴らしいものだろう。巧い、って言うんだろうなぁ……。

1941年12月7日(現地時間)は米国が第二次世界大戦に参戦する契機となった事態ではあったが、日本はその時既に1937年から続く戦争(支那事変)の4年目も半ばを過ぎており、終わらせ方が誰にも分からない戦争を続けていた。遡れば1931年の満州事変で国際社会に背を向けた日本には、最早恃むものは武力しかなく、戦争を続けるためにはさらなる戦争に邁進するしかなかった自転車操業状態であったことを考えさせられる。

太平洋戦争は悔やむべき過ちであるが、問題は日米開戦不可避な状況へ落ち込んでいったその道程であり、真珠湾攻撃そのものではないのだ。


2016年12月29日(木曜日)

明日刊行の新刊制作作業で右往左往。

紙が切れる→買いに行く→プリンタのインクが切れる→買いに行く……という謎の連鎖が……。


2016年12月30日(金曜日)

コミケサークル参加日。外は寒いのに館内は暖かく、着るものの調整が大変だったなー。


2016年12月31日(土曜日)

本日より帰省、ということで、残務を片付けていたら出発の時間に。

それではみなさん、良いお年を……。