一日、頭を捻って図面を書いたり何たり。でも一番時間を食ったのは、ぶっこわれたInDesignのファイルの修復だったりするあたり、余りにもお粗末。能力は結構高いのに、バグ多すぎ>InDesign。これでまたすぐにバージョンアップして金を取られるのかと思うと腹が立つな。
どの放送局もサッカーサッカーで、俺は野球の結果が知りたいんだよっ!
NHKスペシャルまで休みやがって。
某オタク向け書店の店員さんが、客がいるのにも拘らず、小波への罵詈雑言をぶちまけておりました。気持ちは痛いほどよく分かる。ある意味、京都の花札屋よりタチの悪い知的財産権ゴロですからね。あのがめつさはともかく、京都の花札屋は少なくとも虚業で儲けてはいないんですから。
法律も制度も手段でしかない以上、目的によっては悪用だって可能です。それを戒めるのは結局人の意思でしかなくて、それ故に理念や思想といったものが重視されるわけです。警察は犯罪を取り締まりますが、そこからもし理念や思想というものが拔け落ちれば、ただの暴力組織に成り下がり、どこかの発展途上国じゃありませんが、利権集団の走狗になってしまったりします。それも制度上、なんら問題ない形で。
私はどちらかというと唯物論的な人間なのすが、だからでしょうか、組織や制度の歯車を動かす人の意志の力という奴をよく感じます。
朝、ちらっとニュースでSeattle Marinersのイチローが3番DHで出場と聞いて、驚く。
もちろん彼の打率や得点圏打率を考えると、クリーンナップと考えるのもおかしくはないが、去年一年、あれほど我慢して彼を一番に据え続けたのに、一体どういう心変わりかと思わなくもない。
で、一応ゲームのスコアを確かめてみたんですが、やはりおかしな感じですね。5番Booneの打点(RBI)5ってのはいいんですが、3、4、5番の得点(R)が7ってのはねぇ……。
リードオフマンに得点が多くついて、クリーンナップに打点がつくのが「理想」なんですけど、その点から言うと昨日のSeattle MarinersとBaltimore Oriolesでは、Oriolesの方がマトモなスコアになっています。もっとも、マトモな試合をした方が勝つというわけではないから野球って奴ぁ面白いんですけども。
「ウイルス対策ソフトあっても1割が感染」とかいうニュース見て思うんですけど、「消防自動車があれば火事は消せる」って思ってる人間が世間には多いってことなんですかね?
そうそう。今日は電撃文庫の発売日でしたよ〜。>その筋の人達
「住基ネット拡大、審議先送りへ 与党三党合意」なんてニュースが流れていて、一体どう反応しようかと迷うね。
住基ネットのキャパシティとか設計思想とかを考えると、ン十年後のコンピュータ・アーキテクトは死ヌほど苦労するんじゃないかって思いますね。きっとその顚末が日経コンピュータの「動かないコンピュータ」に掲載されたり、ハッカージャパンの「プロジェクト×(バッテン)」に採り上げられたりするような。
住基ネットの他にも政府部内では変な計画がちょこちょこ動いていたりしますが、どいつもこいつもなんだかよく分からないスケジュールが立てられていて、運用開始日だけが決まっていて人員も体制も予算もクソもヘッタクレもない。「この際だから大鉈振るって文字コード他の問題を一切合財解決しましょう」的な発想って出てこないんですかね?
個人的に、いい加減問題だと思うぞ。
「先行者」をパロディにすることそれ自体が問題なのではなくて、販促グッズみたいな扱いで、他人の著作物(……だよな、一応)をプラモデルにするって辺りが。きちんと中国の国防科学技術大学辺りと交渉してやるべきだと思うが……(許してくれるかどうかはわからんが)。ネット上の趣味人たちがパロってるのと、一私企業がやるのとは訳が違う。
あれやこれやで、身辺がごたごたしていて、なかなか本来Nortiaに割くつもりだった力が出しきれないでいるのが、なんとも遺憾。もっとも、そのごたごたは、あと数週間でケリが着くハズなので、暫く我慢の日々。
最近すっかり駄目だな>糸野。いや、隨分前から駄目だったし、今更やっぱり駄目だし、これからもずっと駄目なんだろうけど。
個人的には「墮るってのは、存外底が深いものだな」と彼を観察しながら思ったりする。
ノルウェーのNorwegian educational center for cultural preservationが11,000件の歴史関連のデータベースを構築したが、開発者が死んでしまってパスワードがわからなくなり、途方に暮れた挙げ句、ハッキングしてくれとネットで泣きを入れていた件について、100件もの申し入れがあり、結果的にパスワードが判明してデータベースにアクセスできるようになった、という話が。
なんつーか、家の鍵を泥棒に開けてもらったとかいう類の話だね。間拔け。
その昔、星新一のショート・ショートで、指紋で開閉する頑丈な金庫に自分の財産を全て納めた男が、指を潰してしまい、金庫にすがって泣いて暮らしたとかいうのがあったと記憶しているが、こうなってくると、大丈夫、どんな金庫でも開けられます絶対に、とか言って慰めれば良いのだろうか(笑)。
この件で思って欲しいのは、犯罪とその要素の関係、ですね。例えば、シリンダー錠を開ける技術は、街の鍵屋さんも持っているけど、ピッキング強盗も持ってる。技術そのものが罪でしょうか? 答えはもちろんNon。でも世間では意外とYesの場合が多い。技術や能力はそれだけでは罪でもなんでもないはずなのですが、「それが可能である」というだけで犯罪扱いされることは少なくない。
サッカーのワールドカップ。日本に負けたロシアで死傷者を出す暴動が起きたとかいうニュースを聞くと、先日の少林サッカーとも相まって、「サッカーって恐ろしいスポーツなんだなぁ」とかいう正常っぽい感じもする認識が生まれたり。
Ubiquitus……ubiは「どこ/いつ」とか、そんな意味の形容詞(もしくは関係代名詞)。quitusはqueo「できる」という動詞の完了分詞。くっつけると、乱暴だが「いつでもどこでも可能になった」とかそういう意味になる。
……と思う。
坂村先生の新刊「ユビキタス・コンピュータ革命」なんですけど……。時間なくてまだ半分くらいしか読んでないんですが、つまんねぇっす。
だって常識的で当たり前なことしか書いてないんだもん。
ところで、アレを120万円で買う個人って、どんな人なんでしょうね。
わお、かつてのM Cubeより高いぜ。
そんなお金ありません。
「圧力高まる中、海賊行為は50%も急増加」とかいうニュースを見て、一昨日の読売新聞の記事を思い出した。来る7月5日に、「コンテンツ産業海外展開促進コンソーシアム」なる組織が旗揚げされるという話題で、要するに東アジア地区などで横行する海賊版対策についての記事だった。この記事がこれまでと違うのは、“海賊版をどれだけ取り締まっても、正規版をきちんと流通させなければ海賊版はなくならない”と報じている点だ。
ちょっと考えればわかりそうなものだが、こういう意見は、著作権ビジネスをやっている連中からはなかなか聞こえてこない。海賊版があるということは需要があるということなのだから、きちんと商品展開をすべきなのだ。もっとも国によっては「日本文化は不可」とか、市場の需要とかけ離れたことを主張して国内の海賊行為を助長していたところもあるのだが、基本的には供給側がきちんと需要に対応するべきだと思う。
その昔、アダム・スミスが言ったところによれば、需要と供給が市場の中で適正価格を作ってくれるハズなので(爆笑)、その商品の値段が正当でありさえすれば、海賊行為は発生しないだろうと考えられる。
職場の近くの郵便ポストが、郵便差出箱7号から12号に変わっていた。
だからどうしたと言われても困るのだが、それよりも7号とか12号とか言われて具体的なポストの形状が思い浮かぶ人間が一体どれだけいるのか、そっちの方がやや気がかりだったりしなくもなかったり。
小熊は別に郵便ポストマニアではない。
養老孟司が「老人が表舞台から降りないのは、若者が不甲斐ないからだ」というようなことを書いていたが、全くそのとおりだ。若いやつがちゃんとのし上がってきて、私をきちんと隠居に追い込んでくれないから、いつまでたっても……(以下省略)
ともあれ、午前中、銀行へ行って口座を解約した。
以前、別の銀行で口座解約をした時、解約理由をやんわりと訊かれたりしたものでしたが、今回の受付のお姐さんは実に事務的に手続きを進めてくれました。凄く慣れた感じで。
結構いたのかな、4月1日以降……。
そんなことを思ってしまいました。
打ち合わせを終えた後、神保町に寄ったところ、コミック高岡の前で竹居さんと久しぶりに出会う。暫く遭遇していなかったので、上京もできないほど忙しかったのかなぁと思っていたのだが、単にすれ違っていただけだったらしい。
ひとしきり、退職後のことを心配されてしまった。
とりあえず、PMCの新刊はGet。
「怪物と戦う者は、その際自分が怪物にならぬよう気をつけるがいい。
長い間、深淵を覗き込んでいると、深淵もまた君を覗き込む」
こんな風に責任をとらされるそうです>みずほ
それよりもなによりも、公的なWeb Pageにメーカ外字を流す神経って奴の方が素敵ですよ。っつーか、それ以前に、なによ、このHTML。
文化庁の調査によると、若者の慣用句離れが進んでいるという。
そりゃこれだけ古典教養を蔑ろにしてりゃそうもなるだろうさ。
自らの国語政策が招いた結果であって、それ以外の何物でもない。
明日は有給取って、あちこち出歩く予定。区役所やら、八王子の山の中やら。
朝一で区役所回りを終え、昼前に教科書を見に行く。都の教科書展示会。
北区はちょうど高校の教科書の割当てだったのでこれ幸い。
で、情報の教科書総捲りしてきましたよ。数研出版、暁出版、東学、一橋出版、第一学習社、啓林館、教育出版、開隆堂、清水書院、日本文教出版、実教出版、オーム社の全12社。もっとも、情報A、B、Cの全てを網羅していない社もあるので、全部で30冊程度。
なかなか各社頑張っていたと思います。そこら辺のパソコン教室よりは質は上でした。ただ、数学や理科の教科書がそうであるように、その全てがきちんと教え込まれることを期待してはいけないのかも……。
短時間にざっと目を通しただけなので、どの教科書が良いの悪いのと言うのは憚られるのですが、個人的な印象としては数研出版と教育出版のものが良かったように思います。教科書の一等最初に「情報とは何か?」ときちんと書かれていたのは、この二つだけだったから……(核爆)。
ところで坂村センセイ。「16進数では何種類の文字があらわせるか」という設問の直後に「漢字が何文字あるか辞書で調べてみよう」というのは、いくらなんでも豪快です(^^;。
教科書を堪能した後、一路西へ。
八王子山中、今話題の帝京大学へ。
東京シューレで知り合った遠い後輩から、今日のゼミへのお誘いを受けていたのだ。ゲストは軍事評論家の鍛冶俊樹氏。なかなかある機会じゃないので、有給を取って出かけた次第。
自衛隊では情報通信関係の部署におられたそうで、情報戦略については結構まともなことを書いている。ただし、情報技術関係になるとかなり怪しい記述もしている人。内容については、特に記さない。
ゼミは法学部の龍円ゼミ。一応先に研究室に顏を出すと、龍円教授に「覚えているぞ!」と言われたよ(^^;。五年振りだってのにさ。しかも学部も違うってのにさ〜。
(注:よくあることである)
サッカー、基本的にあまり興味ないんですよ。でもなんか審判判定問題で色々揉めているみたいなんで、ちょっくらJFAへ行ってルール読んでみたですよ。
……。えっと、本当にこれだけしかないの?
例に出して良いのかどうかわかんないけど、野球のルールってさ、本編だけで241ページもある(日本語・2002年版)んですよ。そりゃもう、微に入り細を穿つような内容で、第二章なんぞは、なんと用語の定義だけだったりする。(ちなみに三章は「試合の準備」)
でもさ、ルールブックって、本来そういうものだろう? いわば仕様書なんだからさ。
仕様書の中に未定義用語がぼろぼろ転がっていたら、解釋に困るだろう!
ぐが! ここんとこ忙しくて『「ほしのこえ」RADIO EDITION』買うの忘れてた!