NHK放送技研レポート

その6


立体音響

音声も「立体」だ。これまでのように、特定ポジションでの音の再現を目指すのではなく、音環境そのものを構築しようというもの。
三年ほど前だったか、スピーカーウォールを利用して、「あらゆる場所になる」なんてのを展示していた。


サウンドピラー

音場再現のためのスピーカー。これが部屋の周囲八ヵ所に設置され、計算され尽くした音の環境を構築する。


映像と同期する立体音響

画面の中を動きまわると、その音源の位置に合わせて音場が構成される。つまり、画面の中からまさに音がするような感じ。通り過ぎると後ろから音が聞こえたり……。 これとインタラクティブムービーが組み合わさると、とんでもない作品が作れるだろう。


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