諸橋先生像と。
左の方の書は、諸橋先生の遺墨で「人生在勤(人生は務るに在り)」。人間が生きていくには、務め働くことが大切であるという意味の語。その終生を大漢和に費やした諸橋先生の言葉であればこそ、実に重たい。
「幻の第一版」を手にして。
図書室には諸橋先生が下田村に寄付した書籍類が収められている。その中に、昭和18年に刊行された「幻の第一版」があったのだ。私も現物に触れるのは初めて。開いてみたら、まさに活版の手触り。当たり前だが今の大漢和とはフォントも違う。
奇観、八木ヶ鼻。
隼の繁殖地となっている頂上まで登れるようだが、今回は眺めただけ。