哀愁日記
底に哀はあるの。

もしくは、

「常識日記 文科系的日常」

目次 | 前月 | 初日 | 末日 | 翌月

西紀2019年5月分

Caution!

このページはあくまで小熊善之個人の責任において製作されており、坂村健先生及びTRONプロジェクト、パーソナルメディア社、並びにYRPユビキタス・ネットワーキング研究所は関与しておりません。
守秘義務の関係上、伏せ字になっている箇所があります。伏せ字の中身を御推測なさるのは結構ですが、あてずっぽうの内容を他者に広めて誤解を拡大再生産することだけはないようお願いいたします。


2019年5月1日(水曜日)

德仁天皇が即位して、明仁上皇が誕生。そして新元号の開始。

しかしなんというか初っ端から「「徴用」裁判 原告側 差し押さえた株式の売却・現金化を開始」なんてニュースが韓国から飛び込んでくる。日本は対抗措置を取ることを明言してるので、このままエスカレーションが続いてしまうのだろうか。


2019年5月2日(木曜日)

NHKスペシャル日本人と天皇」は久しく良い感じの纏まり方をした番組でしたね。BSでの拡大版が要らない感じの手堅い構成だった(作れるとは思うけど冗長にならないかな)。

皇室、天皇のあり方が時代によって変わってきたことを丁寧に追っていますし、まず学術的に正しい知見を政治に優先しているところに好感が持てます。

特に良かったのは、「側室制度がない現在、男系男子による安定的な皇位継承は困難」という事実をきちんと説明したことです。

これは至極当然のことで、解決策もまた幾つかに絞られます。

亡くなられた三笠宮家の寬仁親王殿下が側室制度の復活を主張されましたが、私としてはよく理解できるところです。だって、解決策はそう幾つもないのだもの。

近代における「法律婚」という制度に疑問を抱く私としては、それもまたひとつの解決策であろうと考えています。


2019年5月3日(金曜日)

憲法記念日。

護憲を訴えるのも改憲を訴えるのも言論の自由だとは思うのだが、個人的には日本国憲法を読むと色々修正したい部分が見えるよなー、と。

勿論、悩ましい部分はあるんだけど。

例えば、第40条

第四十条 何人も、抑留又は拘禁された後、無罪の裁判を受けたときは、法律の定めるところにより、国にその補償を求めることができる。

至極真っ当なことが書いてあるんだけど、日本では刑事裁判の有罪率が99%を超えているため、活かされることの少ない条文。現在の日本は起訴便宜主義を取っているため、検察官が起訴するかどうかを判断する。そのため、有罪にできそうにない事件については不起訴、あるいは起訴猶予といった措置を取ることが往々にしてあるためで、逮捕勾留されて家宅捜索も取り調べも受けたのに、不起訴になったので何の補償もなし、なんてことが起こります。一応検察庁にも被疑者補償規程というものがあるにはあるのですが、これは法律ではなく飽くまで省令なので、被疑者となった人が請求することもできません。

ただ、これについて憲法に「不起訴になった場合も同前とする」と一文書き加えるべきなのか?となると実に悩ましいわけです。刑訴法を改める方が簡単で障壁も少ないのです。しかしそれでは同程度の難度で元に戻す(または別の制度にする)こともできるわけで、できれば憲法のような最上位法で縛っておきたいのも事実。

ほんと、考えるところが多すぎる憲法ですわ。


2019年5月4日(土曜日)

参加申請していた催事が、明日だと思い込んでいたら今日だった。

開場してから知らされて、大慌てで準備して飛び出す羽目に。

持っていったTK-1(とTK-1‐USBコンバータ)はかなりの人気で、人が途切れないほどだった。


2019年5月5日(日曜日)

twitterが反ワクチンを訴えるアカウントの制限を始めたらしい。

反ワクチンははっきり言えばある種の陰謀論なのだけれども、同時に言論の自由は守られなければならず、twitterによる検閲は望ましくない。

言論の自由は民主主義の根幹をなす重要な権利であるため、他の権利との衝突の解消に於いては、慎重な対応が求められる。反ワクチンの情報発信は公衆衛生に被害を与えるが、それだけでは言論の自由が制限される理由にはならない。通常ならば、司法の場を通して、全体の利害の調整を図る案件となるが、このように明確な被害者が存在しない場合、裁判という機能そのものが対応しづらい。

明確な基準もなく、透明な審査もなく、異議申立ての手立てもない、私企業による言論の統制、しかもそれが全世界規模で支配的なサービスを提供しているとなると、残念ながら今回のような方法での「不正確な情報の排除」は好ましくないと私は思います。

次は何が標的になるか分からず、しかもその矛先が向けられた時に対抗手段がないって、怖過ぎますよ。「優越的地位の濫用」であると思います。


2019年5月6日(月曜日)


2019年5月7日(火曜日)

映画「主戦場」を観てきた。

あれだな、右と左の極端な連中をかき集めて壺にぶっこんで蟲毒やらせてる感。

最高に素晴らしいのは日本会議の加瀬英明をカメラの前に引っ張り出してインタビューを果たした所。

映画の最後にちょっとだけ言及があったけど、個人的には、「従軍慰安婦問題」が“主戦場”になってしまった原因の一つが、この問題を提起した側が迂闊な戦術を繰り返したことにあると思ってるのね。自分たちの主張を世間に広め、通すためなら、嘘だって誇大表現だってOK、みたいなガハガハな言論を武器にした結果、吉田証言やら韓国での全体主義的利用、数字のひとり歩きなどを生み出してしまって、そこを攻撃され、今や收集の付かない事態に陥っている。

右派左派共に、自分たちに都合の良い“事実の一部”を持ちだして議論してる。さらに韓国に至っては、国内で異論すら唱えられない状態になってしまった。

最初から焦点をグローバルな女性の人権問題に絞り、事実と根拠に基づいて、不正確さを排除していれば……と思わずにはいられない。


2019年5月8日(水曜日)

災害時のデマ拡散、最高で無期懲役 法改正で/台湾というニュース。

日本で言うなら「風説の流布」ですかね。

この種の法規定は「言論の自由」との兼ね合いが難しいのですが、①自然災害において②デマだと知りながら③実害を与えたという三件を要件とすることで、「公共の福祉」との兼ね合いを図っているようです。

守りたい法益は明確なのですが、一方で副作用も大きく、目的外使用が行われると社会をより悪くするため、どうしてもこの種の法制は慎重にならざるを得ません。

日本でも、フェイクニュースによる害は「風評被害」などが取り沙汰されていますが、一方でそれらが専ら言論人とされる人達によって拡散されているという問題もあるのですよね。果たして「風評被害」は実害か、となると裁判で判断が割れそう。

ともあれ、台湾の立法院はかなり慎重に本件を審議した様子が窺えます。日本にも欲しいところですが、匙加減が難しいところです。


2019年5月9日(木曜日)

昨日は台湾でしたが、今日はシンガポールから「フェイクニュース法が成立、野党は抗議 シンガポールという話題が。

台湾法がかなり要件が厳し目だったのに対し、シンガポール法は閣僚が虚偽と判断した情報の削除や訂正を求めることができるとガバガバです。流石人民行動党の一党独裁体制は一味違うといったところでしょうか。

台湾法が最終判断を司法権に委ねているのに対し、シンガポールは行政権による命令措置ですよ。どこぞの超大国の大統領様なんか大喜びするんじゃないですかね(偏見)。


2019年5月10日(金曜日)

MicrosoftがWindows上の.NET Frameworkとオープンソースの.NET Core / MONOを統合して「.NET 5」とするそうな。.NET上で動くPowerShellも次バージョンで統合、と。

.NET CoreとPowerShell Core 6は一度導入はしてみたのだけれども、微妙に5.x系との互換性がない部分があって、5.x系で導入された新機能を使ってた関係で乗り換えができなかったのだよね。

この辺が改良されれば嬉しいのだけれども。


2019年5月11日(土曜日)

中国の電池交換式EVがtwitterで紹介されて話題になってた。

ただ、現在の技術水準じゃバッテリ交換式の乗用車は難しいのよね。

というのも、バッテリが大き過ぎ、重過ぎるから。

現状、実用的な走行距離を持たせられるバッテリはどうしても200kgから300kgという重量になってしまって、これを交換可能、つまり取り外し可能にするのは、構造上大変負担が大きい。当たり前だけど走行中に脱落するのは勿論、事故を起こした時に外れて吹っ飛んでいくなんてのも論外。すると頑丈なフレームに強固に締結する必要があって、バッテリモジュールの強度も含めて構造重量が嵩んでしまう。

また、同様に現状のエネルギー密度ではバッテリの形状も各自動車毎に専用設計とならざるを得ないため、車種は基本的に揃える必要が出てくる。すると一般向けは無理で、同一車種を大量に導入するタクシーなどがターゲットになる。

タクシーは一日あたりの走行距離が大体決まっていて、日本の都内の場合300km内外らしい。

EVにとって重量増は走行距離減に直結するため、取り外し機構を廃して組み付け式にして電池モジュール自体を構造強度に含められれば、全体の重量が減って同一電池容量ならば長距離を走れるようになる。

そして最近の大容量化の進歩によって、とうとうEVはカタログ上の航続距離が500kmを超えるものも登場しつつある。

となると、電池交換式にするメリットがどんどん薄れていくんだな、これが。

この手の電池交換式EVは、電池が車体デザインに大きな影響を及ぼさない程度に小さく、かつ交換式にした方が良い程度に充電頻度が多い、というケースにしか成立しないと思ってて、現状どちらも満たされていないと思うのだよ。


2019年5月12日(日曜日)

イベントで青海展示場へ行ったんだけど、いかにも仮設の倉庫、という感じで、展示場という印象ではなく……。ビッグサイトはあれでいて採光や通気にも気を配ったデザインなんだけど、青海展示場は熱気が籠もってトタン屋根むき出しの天井は靄で霞んでおりました。

来年の五輪ではビッグサイトをプレスセンターにして展示会をこちらに回すという話ですが、逆にした方が良い気がしますね。

今更言っても無理でしょうけども。


2019年5月13日(月曜日)

大津園児の遺族の手紙を歪曲するテレビメディアの欺瞞」というblog記事が素晴らしい出来(アゴラ転載版の方が読みやすいのが難点)。

現代においては、かつてのような発信力の独占を背景とした情報の取捨選択や、非対称的な取材姿勢といったものが通用しなくなりつつあるのですが、相変わらず報道機関は自らの行動が監視されているという認識に薄いのかも知れません。

何のために報道するのか、について、きちんとした定見を持っていないのかも。


2019年5月14日(火曜日)

百田尚樹さんの「日本国紀」のパクリを指摘したら、幻冬舎から文庫版を出せなくなった」が凄い。

まあ出版社といえども私企業だから、社の方針で出す本を選ぶ権利はあるけどさぁ……あの日本国紀と天秤にかけて落とされる本があるとは思いもよらなかったよ。

問題の本は今でも幻冬舎から売られているけど、そこまでしといてなんで幻冬舎も絶版にしたりしないんだろうね……?


2019年5月15日(水曜日)

7.68TBの大容量2.5インチSSD「D5-P4320」がインテルから」とか。

7.68TBって、なんでそんな微妙な数字なんだろう?

ともあれ、それで20万円とか、やはりバイト単価を考えるとHDDには及ばない感。HDDは12TBのHDDが5万円切ってますからねー。

エンタープライズ用途って話ですが、一体どういう用途なんだろうか……。


2019年5月16日(木曜日)

一昨日の件、延焼してますな。

幻冬舎という私企業が社長の意向で取り扱う作品を選り好みする自由はあるんですよ。そんで著作者が自作を別の出版社に持ち込んで出版することができている。そういう意味では、「言論の自由」が機能している事例なのです。(これがどこの出版社に持ち込んでも断られる、そもそも出版的ない、みたいな話になると言論の自由の問題になるけど)

出版社として右翼的な出版物を専らとする出版社や左翼的な、あるいは科学的な、オカルトな……が広く存在することは健全な証拠でもあるわけです。

一方で、出版社と著作者の間の契約関係を一方的に反故にした幻冬舎の行為は、優越的地位の濫用に当たる可能性があるかとは思います。

あとは幻冬舎の社是との整合性ですね。高らかな理想も何も、泥に塗れたと私は思いますな。


2019年5月17日(金曜日)

台湾、同性婚を法制化 アジア初」というニュースが飛び込んできて、ただ他の記事によると異性カップルに認められている血縁関係のない子供との養子縁組を認めないなどとなっていて、どうも法制上完全な同一でもなさそう。

で、どういう法律なんかな?と興味を持って中華民国立法院のサイトヘ飛んで色々経巡ってみたのだけれども、どうもそれらしい文書が見当たらない。

これはまず法律の名前を確定しないと駄目だな、と、中国語のニュースサイトを渉猟したりしてキーワードを見つけ出し、そこから正式な法律名にまで辿り着いてみたところ、「司法院釋字第七四八號解釋施行法」なんて法律だった。

どうも、民法の規定が中華民国憲法(第7条他)に違反する、とした判決が、司法院釈字第748号という番号だったらしく、それを適法化するため(だけ)の法律、ということのようで、それ故にこのような珍妙な名前になったものらしい。

中身についても同性の結婚登記について民法のこの規定を準用しなさい、といったもの。(つまり中華民国民法知らないと分からん)

大本の法律をいじろうとしたら色々大変だから、同性婚用の専用の法律作った、って感じですかね……。

中華民国憲法に婚姻の条項がなかったのも、事が上手くいった理由の一つかも知れません。日本でも同様の訴訟は進められていますが、日本国憲法の場合どうしても24条の解釈の問題が生じてしまいます。

第二十四条 婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。

当然これは同性婚を否定する目的で作られた条文ではなく、当時まだ一般的だった「家の事情での(望まぬ)結婚」や婚家の男性支配を否定するために作られた条文なのですが、不幸なことに、現在では同性婚を妨げる機能を有してしまっているのですよね。

もし憲法を改正するのであれば、これを婚姻に限らず両性の平等を謳うものにした方が良いかと思われるところです。


2019年5月18日(土曜日)

先日NHKで放送されたBS世界のドキュメンタリーロデオ 民主主義国家の作り方」は、なんというか……。冷戦崩壊直後の出鱈目な状況が良く活写されていたと思う。うん。

うっかり選挙に勝ってしまって、政治経験ゼロの若人が国の舵取りを担い、四苦八苦して新国家体制を立ち上げたといえばその通りなのかも知れないが、酷いことだ。

きっと数年後にウクライナの新大統領の番組も作られるだろうから、今から期待しておきたい所。


2019年5月19日(日曜日)

今年米国で売れている自動車トップ10は4つが米車、残りは全部日本車だ!=中国メディア」とかいう記事があり、やはり米国ではフォードFシリーズ、RAM P/U、シボレー・シルバラードというピックアップトラックが売れているという話。

日本のメーカも作ってないわけじゃないんですが、やはりどうにもこの車種では太刀打ち出来ない模様。

逆を言えば、その他の車種においては大統領が不満を募らせるほど米国メーカー車が売れてないって話なんでしょうが、そんだけピックアップトラックに注力してたらしょうがないんじゃない……?

日本ではこの車種、そうそう売れるもんじゃないし。市場ミスマッチなら、それはもう市場原理としか言い用がなく。


2019年5月20日(月曜日)

本日より、昨年来話題の新SI施行。

キログラム原器が役割を終えたとは言っても、直ぐ様どうこうという話ではないとは思いますが。当面は正標準分銅等を使った校正システムが直ぐに変わるわけでもなく。充分に安価で安定的なワット天秤でも売られるようになれば違うかも知れませんが……。

まあ、いずれはそうなるんじゃないかな。


2019年5月21日(火曜日)

柴山文科相「氏名の英語表記は名字を先に」とかなんとか。

大学では結構苗字が前ってのはありましたけども、別にどちらが前後かというのは然程気にされてなかった気が。むしろ苗字は全部大文字で書くとかして、どちらが氏(ファミリーネーム)であるかを明示する方が重要だった感が。

英語話者が会議等でも日本人の名前を呼ぶ時は「○○‐サン」って付けることが多くて、これは名前からでは男女が区別できないから(Mr.とMs.のどちらをつけたら良いか分からない)、という実際的な問題があった模様。

順番に拘っても仕方ないと思うんだけどもね……。Abeなんて英語圏の人間だったら「エイブ」って発音しちゃうだろうし、それを気をつけるレベルの人達ならどちらが前であっても対応するんじゃないかと思う。


2019年5月22日(水曜日)

なんか役所から風疹の抗体検査のクーポンが届いたので、医者に行ってみた。

記録によると風疹の罹患歴があって、三種混合も接種されている筈だが、タダなんだったら抗体検査するのも良いだろうと。


2019年5月23日(木曜日)

母を迎えに東京駅に行ったら、信号故障で運行が上野で終わってしまい、慌てて迎えに行ったりして、みどりの窓口で払戻をして貰うなど。

東京駅の入場券無駄になっちゃった。


2019年5月24日(金曜日)

都知事が得々と発表した「かぶるタイプの傘」とやらが車輪の劣化再発明である件。

ほんと、こんな馬鹿馬鹿しいことにリソースを注ぎ込んじゃってまぁ……。

しかも先行品は骨もない柔らかな素材でできていまして、安全面で完全に優越しています。

大人しく何もしないでいてくれた方がマシな人って、いますよね。


2019年5月25日(土曜日)

朝から結石の痛みで悶絶。

ロキソニンを飲んで、効き始めたら意識を失うようにして昏倒。

気がつけば夜。酷い一日だった。

やはり急に気温が変わって発汗量が変わった時にやってくるんだよな……。


2019年5月26日(日曜日)

なんか北海道の帯広で38℃超とか、俄には信じがたい数字が踊っている。

都内でも30℃は超えたらしいので、真夏日。

水分摂取は心がけているけど、これはへばる……。


2019年5月27日(月曜日)

録画したビデオを見ていたら寝落ちしていたなど。

なんかアカン感じ……。


2019年5月28日(火曜日)

病院に行ったんだけど、大変混雑していて、3時間待って診察は10分程度とか……。

うーん。病院変えるべきか。近くで体外衝撃波結石破砕術(ESWL)やってるところ、他にどこがあったかな……。


2019年5月29日(水曜日)

USB充電できる乾電池」ねぇ……。

リチウムイオン電池は大体3.6V前後の筈なんだけど、出力1.5VってことはDC/DCコンバータを積んでるんだろうな。USB(5V)で充電できるって点でもそうだし、充電回路も必要だものね。

見た目以上に中身は手間のかかっているシロモノだなぁと思いつつ値段を見てみると単三形2本で1,780円とか……。

1,250mAhという容量が1.5V時だとすると、eneloopにも劣るわけですが、まさかそんなこともあるまい……。3.6Vだと仮定して4.5Whくらい? 標準のエネループが1.2Vで1,900mAhだから2.2Whくらいか。

専用の充電器がなくても、USB電源があれば充電できるというのがメリットといえばメリットか。

果たして値段分の価値があるものか。


2019年5月30日(木曜日)

宝島社が電子書籍に参入とか

宝島社といえばかつて2010年に電子書籍に反対する新聞広告を打つなどして電子書籍反対を社是としてきた会社だったのですが、唐突な方針転換に驚きを隠せません。

単に海堂尊の電子化だけなのかも知れませんが、背後に一体どういう方針転換があったのか、是非知りたいものです。なにせ「電子書籍の正体」なんて本を作ってまで電子書籍を腐していたのですから、それこそ天に唾する行為でしょう。

勿論私は宝島社の電子書籍への参入を歓迎していますが、通すべき筋はあるだろ?とは思いますよね。

せめて「電子書籍始めました」って新聞広告を打つくらいの誠意は見せても良いんじゃない?


2019年5月31日(金曜日)

昨日のことになりますが、改正放送法が可決成立して、NHKがインターネット上でのサイマル放送を始められるようになったとか。

当面インターネットデバイスからの受信料の徴収はないようですが、いい加減NHKの収益構造のあり方は拔本的に見なおさないといけないでしょうね。

個人的にはもっと公益性を高めて欲しいところですが……果たして果たして。