哀愁日記
底に哀はあるの。
もしくは、
「常識日記 文科系的日常」
西紀2025年7月分
このページはあくまで小熊善之個人の責任において製作されており、坂村健先生及びTRONプロジェクト、パーソナルメディア社、並びにYRPユビキタス・ネットワーキング研究所は関与しておりません。
守秘義務の関係上、伏せ字になっている箇所があります。伏せ字の中身を御推測なさるのは結構ですが、あてずっぽうの内容を他者に広めて誤解を拡大再生産することだけはないようお願いいたします。
2025年7月1日(火曜日)
「日本の「対艦番長」F-2導入検討――フィリピン本気? 能力的にはバッチリだけど“現実的とは全く思えない”ワケ」って、流石に行き過ぎたリップサービスというかネタというか……。
F-2は既に退役までのスケジュールが見えてきている機体ですし、そもそも生産ラインもありません。せめて予定数が製造されれば良かったのですが、途中の財政状況や国際情勢から配備数が削減されたことに加え、東日本大震災で被災して廃棄された機体があったりして、日本国内でも数が不足気味です。
そんな状況で、日本国内でも一度は再生産が俎上に上がったこともないではないのですが、やはり難しいとして沙汰止みになった過去があります。
なのでフィリピンが欲しいと言ってもモノがないんですよねぇ。
まあ「言ってみただけ」でしょうな。
2025年7月2日(水曜日)
「トランプ氏、マスク氏の国外追放「検討必要」」とかで、物別れ以降、愛しさ余って憎さ百倍と言わんばかりの関係ですが、どこまで行くんでしょうかね、これ。いやまあ、米国で大成功した外国人が追放されるというのも、似たような例が過去に無かったわけでもなく。外国籍の人間が米国の政治に物申すのは難しい国なんでしょうな。
イーロン・マスクは第3政党の設立を構想しているようですが、どうですかねぇ……米国の選挙・政治制度では第3政党が成立する余地は殆ないんですよね。
米国では選挙制度は単純小選挙区制一択なので、二大政党制が最も選挙戦での有利を追求した状態となります。また、公選制の高位役職が多いこともこれに拍車をかけています。
その上で選挙区割のゲリマンダーが横行しているとなると、もはや第3政党が泡沫以上の存在になるのは極めて難しいと言わざるを得ない。ぶっちゃけ、第3政党を作るよりも、2大政党のどちらかを乗っ取る方が容易なんです。
尤も、一旦既存政党の崩壊が始まるとあっさり「2大政党の片方」が入れ替わることはあるんですけども。