『ガンパレード・マーチ』のPlayStation用黒CD内のGP.XAファイルから音声をツールで拔き出し、標本化周波数を44.1kHzに変換してCD-Rに焼く。んで、部屋のCDプレイヤからGPMのエンディングが流れているわけ。『想い出になるよ』なんか結構好み系。
明日はとりあえず仕事終わったら秋葉原へ直行して、『誰彼』でも……(爆)。
え? 明日は文字コードがらみの仕事なんですか?
仕事がキツかったせいで、帰ってきてなんとか「私物の」超漢字3をインストールするのがやっと。
しかし珍妙なバグが残ってるもんだよな。いや、なんでこんなアホなバグがあるのかは想像は簡単なんだけど、簡単なだけに潰せたんじゃないかって気がしてならないわけですな。
プロポーショナルフォントを使うとなれば、表示域に表示できる文字数が不定になるなんて、当たり前じゃん。それ気付かないでそのまんまにしておけば、そりゃ表示おかしくなるわな。
とりあえずマイクロカードで一覧の表示を比例ピッチ指定すると、かなり白い世界が見れます。
今日は地方自治ネットワークの専用フォント入札説明会に送り込まれた。勿論わが職場が入札に参加するわけではない。あくまで偵察任務という奴である。しかし偵察任務でもウォードレスがあるわけでもなく、敵も幻獸よりタチが悪い……あれ?
ともかく、出かけるだけは出かけてきたんですよ。
だからなんだといわれても困るんですが。
クローズドなネットワークのなかで使われるローカル文字セットにまで一々とやかく言う必要もないと思いました。
きさらちゃんが日記で「標準のフォントがあんまり綺麗じゃない」などと書いていました。どうやらきさらちゃんは隠れフォントハンターだったようです。きっと大量のフォントを教室の黒板の後ろとかに隠しているに違いありません(謎爆)。
それはともかく、本当に、フォントはどうにかならんもんですかね。
一部では順調に解決に向けた動きがあるとかないとかいう話も聞こえてきていなくはないのですが、もちろんリーク不可情報だったような気がするので何も書きません。
今日のNHKスペシャルは「エネルギーシフト」だった。発電形態の自然エネルギーへの移行の話だったのだが、まあ、大体ツボは押さえていたと思う。多少誘導的な図面の使い方はあったが。ただ、最後まで気になったのが、本当に自然エネルギーには問題がないのか、ということ。
発電といったって、別に無から有を生み出しているわけじゃない。あるエネルギー形態を電力に変換しているだけのことだ。大体は運動エネルギーを電気に変換している。番組中で一番大きく取り扱われていた風力発電は、大気の運動エネルギーを電気に変えている。当然、電気に変わった分や途中の変換ロスで熱になったりした分のエネルギーは、風から失われる。
そういう意味では、発電という行為は絶対的に自然に影響を及ぼしているのであって、影響が皆無ということは考えられない。善だの悪だのといった意味付けにばかり気をとられて、本質的なところを見失っていないか?
とりあえず明日は自動車のエネルギーシフトらしいので見ることにする。
近所のTSUTAYAで「U-571」のDVDを借りてくる。ビデオ版と違って、音声や字幕を選べる。特典として、監督によるリアルタイム解説付きなんてのもあった。
非常に丁寧に、そして真面目に作ってある。ハリウッドの娯楽映画は、ともするとデティールよりノリや分かりやすさを重視するあまり、最低限度のリアリティを持たせるための努力すら放棄していることがままある。もちろん、それが許される種類の作品もあるのだが、私のような専門家でもない一般人が見ただけで粗が目立つような作品となると、見ることが苦行に近くなる。その辺、この「U-571」は非常に金と時間と労力をかけて頑張っていた。
リアリティを押さえているからこそ、フィクション部分に引き込まれるわけだ。
良作だと思う。
多少の問題はあるにしても、娯楽映画というジャンルの前には無意味な感想だ。
映画の筋は、ドイツ軍のエニグマ暗号機を大破漂流中のUボートから奪取して来るというものだった。
暗号技術は、冷戦集結後、とうとう民生技術になった嫌いがある。とりわけデジタルコンテンツの保護技術として、様々な暗号化技術が実用化されている。
個人的にはあまり好ましいことだとは思っていない。
著作物は、最終的には人類全体の財産となるべきものだ。もちろん、それを生み出した人物が正当と考えられる範囲内で利益を得ることを否定するつもりはない。しかし、暗号化してまで守らねばならんのかと思ってしまうのだ。ちなみに言っておくと、他人の著作物で不当に商売しようという輩を弁護する気は毛頭ない。
かつてXanaduでT.H.ネルソンが唱え、そして今「超流通」やeTRONと言う形で進行する、自由流通と適宜課金が、やはり理想ではないかと私には思える。
ここ数日、あちこちで「綺麗なフォントが欲しい」という要望を見掛ける。
綺麗なフォントは基本的に高い。
それともう一つ。綺麗なフォントは、展開域が小さいと見れたものじゃない。
もっとも広く普及しているリュウミンL-KLあたりをとってみると、私の主観では72×72dot程度の領域がないと、線が掠れて逆に見にくくなってしまう。これは600dpiの場合8.64pt(約3ミリ角≒12級相当)となる。一般的な文庫本などで使われている活字くらいの大きさということになる。
通常のオフセット印刷機で使うイメージセッターなどは2400dpi相当なので、そのような高精度のフォントを利用して小さな字を印字しても問題がない。しかし、ディスプレイプリミティブ120dpiの世界でそんな高精細フォントを使ったらどうなるか? 階調表示を使わねば見れたもんじゃなくなるだろうし、階調表示を使えば今度は墨の滴を滴らしたようになるだろう。
というわけで、単純に「綺麗なフォント」ばかりを要求するというのも考え物だったりするわけだ。
綺麗なフォントとそれを画面で確認する時のためのドットフォントのセットを要求しなければならないのだ。
あ、汚いフォントは基本的に撲滅ね。
ついでに間違いのあるフォントは……。
夕刻、大阪よりデンパが届く。デ・ジ・キャラットファンタジーを買うかとの確認だった。
あのなぁ。
儂オタクとちゃうねんど? なんでンなもん買わんとあかんねんな?(というか、ついさっきまでその「デ・ジ・キャラットファンタジー」が何かも知らなかった)
それより、昨日買った同人誌の代金はわんだーらんどの前で五体投地礼することでいいと言ったら、お金を払うと言った。
昨日はサイテーの気分で判決を読んだので不貞寢しちゃったのだが、そしたら目覚ましをセットし忘れ、寢坊してしまう。慌てて飛び出し、なんとか+10分の遅刻。
相変わらず浮動小数点演算の丸め誤差に悩まされる。結局最後は十進演算をやらせる。やっぱ最初からこうすべきだったんだ、と絶望的な気分。
他にもテキスト型でぶち込まれていた日付情報を、日付型に変換して不正データを洗い出したり。
泣けてくるよーなオシゴト。
ふと本屋に寄ると、なんか人型パソコンな単行本の第一巻が出てた。
手に取ってみると、奇妙に重く、堅い。
なんじゃこりゃ、とよくよく見てみると、初回特別版でマウスパッド付き……って、そんなもん要らんっちゅーにっ。
しかしどうやら「特別版」以外がないらしい。しょーがないから、天神あたりで「ちぃは全部僕の物だ〜っ!」とか叫びながら本屋にR.O.D.攻撃をしてそうな知り合いの帰京祝いにでもすることにする。
しっかし……ハズかしいマンガ(笑)。
News23で筑紫哲也が、特集のあとに「現実と仮想現実の区別がつかない人が増えている」みたいなコメントをしていた。
私だったら、こう言うね。「現実を仮想現実と取り違えている人間が多すぎる」と。
台湾に国民党軍が進駐してきた折に、蛇口から水道水が流れ出る様を見て驚いた兵士が、金物屋で蛇口を買って、「水が出ない、不良品だ!」と金物屋に返品を求めたなんて話があるそうだが、この寓話を笑える人は我が身を振り返ってみて欲しい。
電話がなぜ繫がるか、あなたは説明できますか?
時計が時を刻む構造を、あなたは説明できますか?
螢光燈に点燈管が必要な理由は? 点燈管のない螢光燈スタンドは?
CDはどうやって音を記録している? MDは?
そういう“魔法の世界”に暮らしている人間が仮想現実の中で暮らしているのとどう違うのか、それこそ区別がつかないというものだ。知らないことを不自然に感じないような感性の持ち主が、結局は陷るところが「そこ」なんだろうと思う。
日曜日にnyちゃんのために買ってきた同人誌。郵送してあげたのは良かったのだが、どうやら彼の実家に送ってしまったらしい。冊子小包だから開封なんですよね。
もし彼が自身の素性を親類縁者に隠していたのであったとしたら、これほどの悲劇はあるまい。衷心よりご冥福申し上げる次第である。
合掌。
夜、デンパ大阪より電話。
「『デ・ジ・キャラット ファンタジー』注文した! そんだけ!」(ガチャッ。ツー・ツー・ツー……)
だ、駄目な電話……。
デュアル文庫はとても徳間らしく、新刊とは言いながら再録本だったりして、でも「エマノンが読めるから良いか」とか思わせるあたり良書発掘してるんだなとか思わなくもない(ここで「でもそれって結局良い新作を搜し出せないだけじゃ……」と言ってはいけない)。今回刊行の石原藤夫『ハイウェイ惑星』もある意味、「伝説の名作」だったのをお手元に届けたという意味では感謝感謝だ。
で、イラストがあさりよしとおだったのだが、この人が挿絵を描くと言うのも珍しい。私の記憶では、この人が挿絵を描いた小説というと、某アニメージュ文庫の『死人にシナチク』と富士見ファンタジア文庫の『俺の足には鰓がある』くらいしか思い付かない。
『死人にシナチク』は藤井青銅の作品だが、藤井青銅は同じくアニメージュ文庫で『クールボイスでささやいて』とか富士見ファンタジア文庫で『超能力はワインの香り』などを出していて、いわゆるジュニアノベルの草創期の一翼を担った人だが、現在その作品は殆ど絶版。入手不能だ。
別に珍しいことじゃないが……。
『電撃大王』でガンパレード・マーチのコミックが連載開始でした。
読んでみて思ったのですが、一部読者から絶対に「これはポニーテールではない! ホーステールだ!」という怒りの声が上がるのではないかと。いや、僕としては「ホーステイルだろうとポニーテイルだろうと、シチュエイションさえ押さえていればそれで良し」なんだけどさ。そういう意味では「割れる眼鏡」が無かったのがかなり……。
それはともかく。
『電撃大王』なんて買ったの何年ぶりかなんだけど、この雑誌、なんというか、その、掲載作が「Kanon」とか「こみっくパーティー」とか「メルクリウスプリティ」とか……偏ってるというか、「狙ってる」デンパがメーザー状態ですよ。家に置いとくと巨大な誤解を招きそう。
ただでさえ、間違ったイメージを広めよう広めようとしているページがあるというのに。
あー。
どっかで有給とって税務署行って確定申告せんと〜(爆)。
ややこしくてたまらんっ。(自業自得)
昨日、大重量の本を運搬したせいか、腰を痛めてしまった。あ゛うー。うーん。
なんというか……。
私ってある意味「なしくずし」的な人間なのかもしれないと思った。
不正規とか非正規とかイリーガルとか裏の仕事とか、なぜか不思議とそーゆー仕事が多かったもので、きちんとお天道様の下に出てきてみると、「あれ?」と思うようなところがないでもない。
別に深い意味はないし、私が悪いわけでもない。
ふと『電撃プレイステーション』を手に取ってみたら、『ガンパレード・マーチ』の設定本予告が。しかも通販オンリー。
おいおい……とか思いながら、しょーがないので雑誌を買ってきてしまった。
明日にでも申し込みしよう。
ふらふらと本屋に寄ったら、犬上すくねの新刊が……? 『WORK BOX』って、ラポートの既刊本じゃん……あ、新裝版ですか。表紙カバーが変わったくらいじゃぁ……(凝っと観察)……むう。微妙に厚くなっているように見える。紙質も良くなっている(註:良い紙=重量比で薄い)。これは新作か未收録作が收録されているに違いない!
手にとって開く。目次を見る。「PAUSE」という作品が、新たに收録されている。
よし、購入だ!
以上10秒。
とりあえず、『ヨコハマ買い出し紀行8』とか『ミリー・ザ・ボンバー3 絶叫!! ぱにっくイン宇宙水族館』なんぞを買ってくる。
上の『ミリー・ザ・ボンバー』なんだけど、なんか最初の予告が出たのは一昨年だったよーな気がするんですけど青心社さん? まあ、出ただけ良しとしますか。
青心社といえば『アップルシード』という超遅延本がありますよって(爆)。
あんまりこーゆーことばかり書いていると、「小熊さんってもしかしてオタク?」とかいうあらぬ誤解を招きそうだな。
もちろん、そーゆーのは誤解であって事実無根というものなのだが。
朝からず〜っと試験問題の山と睨めっ子。ひたすら調査と入力。
どっかの駄目人間みたいだ。
ロシアの宇宙ステーション・ミールが大気圏に落下する直前に日本上空を通り過ぎるとかなんとか、各種報道で取り上げられている。
冷靜に考えれば、日本になんらかの被害が及ぶ可能性はまずゼロと言って良いよね。よしんば何か部品でも落ちてきて、それが建造物あるいは人間に当たって事故となる可能性が計数できたとして、そんなものを取り沙汰するくらいだったら、交通事故を減らすために何かした方がよっぽどましってもんだろう。
この国はその昔、コスモス1402号が落ちるとか落ちないとかで大騷ぎした過去があるので、今回の一件も似たようなものなのだろう。
「絶対安全」なんてものはこの世には存在していなくて、誰だって今日明日突然ポックリ死ぬ可能性を、幾許かは、有している。交通事故を筆頭に、階段で足を滑らせるかもしれないし、急性骨髓性白血病を患うかもしれない。犯罪に巻き込まれる可能性だってゼロじゃない。そういう可能性を論じていたら切りがないので、どこかに閾値を立てて、ここからは安全、この辺からは不安、これについては考えるだけムダ、とかいうふうにケリをつけているわけだ。
ところがこの辺は常に意識していないと、無意識下に押し遣られた挙げ句、何がどの程度危險なのか比較できなくなる。
廃棄予定の宇宙ステーションから落ちてきた部品が国内に落ちる確率は、論ずるのが阿呆らしくなる程度だというのに、それがあたかも交通事故より重大な問題であるかのように報ずるのはいかがなものかと思ったりはする。
そうそうあるイベントじゃないので、盛り上げたいという気分はわからないでもないのだが。眺めるだけならタダだしね。
日曜日の朝10時に電話が鳴る。
職場からの電話だったらヤなので取らなかった。
あとで判明したのだが、仕事が好きで好きで堪らず終日仕事場に寢泊まりしていると評判のNyちゃんが、職場からかけてきたものだったらしい。
NIFTYのFREKIの方から狼煙が上がった。
金の日々は過ぎ、銀の日々は近付く。
そして私は底にいる。
え? 明日もまたなんか会議あるんスか?(つ、通常業務が……)
朝、デンパ大阪からの電話で起こされる。疲労の余り、着の身着のままで寢ていた。
内容についてはちょっと仕事がらみ。