新年早々、cnnに変な記事が……。
「ゲームに夢中の69歳、孫のブログから一躍ヒロインに」って、もしもしー?
むかしNHKみんなのうたに「コンピューターおばあちゃん」なんて歌があったけど、御歳69歳のハードゲーマーですか、そうですか。
ボケずに末永くゲームを楽しんでください。
NHK BS-1でBS特集として「アメリカは日本をどう見ているのか」なんて2時間番組があって、色々面白かった。あくまで番組は「米国から見た日本」という視点で、米国内の識者やら関係者やらのインタビューを前半第1部で纏め、後半はコロンビア大学のカーティス教授のゼミ生による討論を見せてくれた。右から左から色んな意見を集めたのは良かったんじゃないかな。後半の討論もなかなかに興味深かったし。
極めて個人的には、結局日本は米国の庇護下から離れにゃならん時期に来ていて、結果として「普通の」国にならざるを得ない。ただ、その結果日本がどこを目指すのかが、内国的にも対外的にも明瞭じゃないのが問題なのかもしれない。
「大みそかのフランス、車放火425台・逮捕362人」とかいう記事があって、去年の暴動の続きかいな、と思っていたら、記事中に「2001年以降毎年、大みそかに300台以上の車両が放火されている」とあって、毎年恒例なんか!と。
あれだ、中国系の連中が爆竹鳴らしたりするのと一緒で、どうやらフランスでは年越しの夜に車に放火するのが行事らしいな。なんか、フランスって国へのイメージがここ数年来どんどん斬新なものになっていくな。
大晦日の記事なのだが、「日本人とは何?…中国で「菊と刀」ベストセラーに」とかなんとか。
ルース・ベネディクトの「菊と刀」(原題:The Chrysanthemum and the Sword)は日本論・日本人論の古典であり、押さえておいて悪くない本ではあるが、所詮は60年前の本であるあたりが難。
良くも悪くも、文化とは変化・変容するもので、永遠不変の形質などというものは存在しない。ベネディクトはむしろその不変の価値を掘り出そうとしたようだが、私に言わせりゃそうやって見出したものですら、容易に変質する。それまで一貫して保たれてきた文化的特徴があったとしても、それが将来不変であることの証明には全くならない。大抵、滅びる時は一瞬だ。
ともあれ、「菊と刀」が古典的日本論として重要であることは論を俟たないが、全てでもないことは言うまでもない。他の古典的名著、さらには現代までの時々に書かれた日本論を歴史的背景を伴って読むことが必要になる。それができる環境にあるのであれば、中国におけるベネディクト礼賛はそれなりに歓迎できる、と言える。
問題はむしろ、良い日本論がなく、ベネディクトが売れてしまう中国社会科学の現状にあるのではなかろうか。いくら翻訳してあるとはいえ、ルース・ベネディクトは米戦時情報局の求めに応じて日本社会を研究した米国人であり、その考究は当時の米国社会に立脚している。中国人にとって無意味とは言わないが、現代中国人による考究があるのであればその方がより適している筈だ。日本には留学生だけで七万人を超える中国人が在留しているわけで、日本を一度も訪れずに「菊と刀」をまとめたベネディクトよりも余程恵まれた状況にある筈だ。しかるに、記事中に「中国では日本についてわかりやすく書いた本は多くない」などというコメントが踊ってしまうのは残念なことだ。
もっとも、これには中国の国家体制の問題も絡んでいることが想像される。科学的研究には学問の自由ならびに言論の自由が不可欠であるが、現状中国にはそれが存在しない。正直に思う所を書いたら逮捕起訴されてしまうような社会では、政府に迎合したことしか書けなくなる。自然、学問は御用学問となりおおせ、どの本を読んでも似たようなことしか書いてないなどということになってしまう。それをおかしいと思う人が育たなければ、やはり現状は変わっていかない。
中国に於いて言論表現研究の自由が齎されるのがいつになるのか私には見当も付かないが、人口12億の国で、通算12万4,000部でベストセラーなんて言っているうちはまだまだ夜明けは遠そうではある。
「IC付きプレート実用化へ 渋滞緩和に期待」とかいう記事。話は隨分前からあったと記憶しているけど、いよいよ実験かぁ。
いわゆるアクティブタグになるんだろうけど、どの程度対タンパ性を持たせられるかに興味を惹かれます。いかに偽造し難く作るか、偽造法が確立した時に、速やかに次のシステムへ移行できるか、などを考えるべきことは沢山ありますな。
ITS(Intelligent Transport Systems)関係だけでも応用範囲は広いのですが、某自律移動支援システムなんかと絡めるともっと面白いでしょうなぁ。あ、自律移動支援システムもITSの一環だっけ? あと警察としてはNシステムとの連携を図りたい所でしょうか。
個人的にはいいんじゃない、とか思うけど。プライバシーの保護については検討しなければならないところがあるけど、利得が損失を上回るなら、否定する程のものでもないし、と。
本屋でポスターを見て知ったのだが、竹書房が再びライトノベルに挑戦するそうな。名前が「Ζ文庫」。竹書房と言えばかつて1996年にΓ文庫という思い出すのも恐ろしいライトノベル文庫を創刊したことがあったりするわけですが、Δ、Εを飛び越えてΖに至ったようです。果たして再挑戦は成るのか。興味は尽きません。
そういえばソフトバンクも参入すると言っていた気がする。GA文庫だっけ。
市場は飽和気味だし、質は低下気味ですから、オッズは高いように思いますけどねぇ。私みたいなライトノベル濫読家ばかりってわけじゃないでしょうし……。
「BBCの新しい試み--ユーザーによるニュース画像の利用が可能に」という記事を見て感心。BBCは以前からiMPという放送した番組を1週間に限り自由に試聴できるサービスなんぞを展開していて、NHKも見習って欲しいと強く思っていたりするわけですが、今度はBBC News Open News ArchiveとしてCreative Archive LicenceというCCライクなライセンスでニュース素材を提供し始めたと。
素晴らしいなぁ。
コピーワンスだなんだとがりがりやってるこの国の公共放送は爪の垢でも煎じて飲んでくれ。公共放送はこうあるべきだと個人的には思うなぁ。(BBCのホンネはこの辺にあるんだろうけど、それでも卓見だと思う)
スキーヤーの三浦敬三氏、死去の報。101歳。
三代続く三浦スキーヤーの爺様。不謹慎ながら、色々サンプルを取っておきたい人です、はい……。
北信越の方じゃ、洒落にならんくらい雪が降っているそうで。自衛隊に災害出動要請がかかるくらいっていうんだから、相当だなぁ。あそこまで降ると、単純に雪かきの問題だけじゃなくて、どこに雪を捨てるかというのも結構問題になってくるんだよね。
祖母の四十九日までに雪が收まってくれるといいんだけど。
靖国神社に絡む話題としては、公明党の神崎代表が「追悼施設「靖国問題を解決せず」」と発言したとか。当たり前すぎてコメントしづらいです。
一方、憲法改正により自衛隊の国軍化が取り沙汰される昨今、自衛隊殉職者慰霊碑他の拡充としての国立追悼施設の整備は急務であると考えますが、それが靖国神社を置換えるものにはならないのは明白です。あれはもうどうにもならないものですから、中韓には諦めて貰うしかない性格のものだと思いますなぁ。譲歩のしようがないんだもの(参拝を禁止するのもまた政教分離の原則に悖る)。
ともあれ、将来的な国立追悼施設は必要とされることは間違いないので、そっちの検討は進めてもいいんじゃないかと思います。
「日本に報道規制を要求 中国「対中批判多すぎ」」ってなんですか、これは?
昨日の今日でこんな馬鹿な発言が飛び出すとは、予定調和って言うんですかねぇ。
日本は一党独裁国家じゃないので、報道規制なんて基本的にはできませんよねぇ。誘拐事件で人命がかかってるとかいう場合ならともかく(それだって一応は報道各社の協定であって、行政指導とかじゃないことになってるし)。
佐々江賢一郎アジア大洋州局長じゃないけど、「そんなことは無理」ですわな。
いやはや、碌でもない国ってのもあったものだ。
憲法改正といえば、先月話題にしたマガジン9条ですが、相変わらず凄まじい投票状況。他人事ながら、編集人側が一体どういうコメントを発するのか、そっちの方が心配。
多少ネット上ってことで偏った結果が出ているにしても、大勢はこんなもんじゃないかなぁ、というのが個人的な感想。これまで巧くなあなあでやってこれたのは、護憲派の妥協があったからで、それが失われたため現実に対処すべく憲法を変えるしかなくなってしまった、というのが私の分析だったりするわけだけど。
「羽越線事故でJR、病院の要請ないのに取材自粛求める」で、この記事はどこを問題視しているのか判り難いな。
このような形で求められるまで取材を自粛できない報道各社の姿勢には問題があるという話か、それとも単に自粛を求める理由として虚偽の理由を捏造したことが問題なのか。「医療機関からの要請がない状態」で、JR東日本が取材自粛要請を行った場合、報道各社はこれを肯じただろうか、というのが判断の分かれ道かな。
はっきり言ってしまえば、搬入された負傷者の人数と名前(名前が分からなければ、性別とおおよその年齢)が代表取材で分かれば充分なので、医療機関に目前の治療に専念してもらうために協力体制を敷く。要請されなきゃその程度の智慧も回らない報道各社って何だろうという気はしますが。
虚偽は宜しくありませんが、その誘因となった姿勢を自身にまず問うべきかと。
「「東京ヤクルトスワローズ」へチーム呼称変更」ですか……。我らがジャイアンツがチーム名から「東京」の文字を取り去ったのが2002年7月のことなのですが、やってることが一々逆行してるよな>ジャイアンツ。
まあ、スワローズも国鉄時代からの東京球団ではあるのですが、やはり本家本元東京球団であるジャイアンツの胸にこそ「TOKYO」の文字は相応しいと私は思うわけですよ!(力説)
「フィルムカメラ製品のラインアップ見直しについて」。事実上Nikonのフィルムカメラ撤退宣言だな。
このままだと、フィルムや印画紙(未使用品)が、博物館に飾られる日も近いな。
別に私はフィルムカメラ信奉者でもなんでもないので、有為転変は世の常なり、嗚呼無常と慨嘆するだけですが。ただ、デジタルカメラって必ずしもフィルムカメラの画質と等価じゃないんだよねぇと。とはいえ、一眼レフにカラーリバーサルを詰めて撮影なんて、今じゃブルジョワな趣味だもんなぁ。
マリーンズの李承燁が自由契約になったそうな。ジャイアンツにだけは来ないで欲しいと切に思っていたりするわけですが、それはともあれ、マリーンズも思い切ったねぇ。ま、福浦がいるからなぁ。
我らがジャイアンツは、元木・後藤・清原への戦力外通告に始まり、野口のFA補償で小田をドラゴンズに、江藤を豊田のFA補償でライオンズへ、などと、無茶苦茶な勢いで新陳代謝を続けていたりするわけですが、ファンとしては来年のスターティングオーダーが全く読めなくて……。下手したら投手陣なんて生え拔きゼロになりかねん……。
そんなんで勝っても嬉しくないやい。
わ〜! やっぱり李承燁獲得とか言い出したーっ!>ジャイアンツ
一塁しか守れへん野手なんざ放っときぃや〜。
大体、マリーンズから小坂を取って、窮屈な内野陣(二岡、仁志、小久保、ディロン)から誰があぶれるか分からん段階で、一塁専門を入れるのは間違いやって。阿部の右肩の復調が遅れれば一塁起用もありうるわけだし、いざとなれば原俊介っていう手もある(小田をドラゴンズに取られたのは痛い……)。
マルチプレイヤーだとかユーティリティプレイヤなら分かるけど、李承燁は違うと思う〜。
“ネタのために頑張る”はくほー氏からJustsystemの日本語テストをやってみろとのお達しがあったので、挑戦してみることにする。
ちょこちょこと惜しいミスをして、90点の大台を逃した。
誤答が敬語関係に二つという所が私らしいと思ってください(笑)。ほら、敬語はなくても言語的には事足りるしね。字を間違えたり単語を間違えたりするのに比べれば、些細なことだよ、うん。
模範解答について、個人的には、問11なんぞは「現代仮名遣いが間違っている」とかが正解のような気がするし、問14も気持ちは分かるけど教条主義的な「模範解答」だな。実際に使い分けられてないんだから、ンな模範解答出されても……と。問16は正直どっちでも構わんし。
ところで、こんな私ですが、使っているかな漢字変換は未だにWX3 for Windows 95だったりします(笑)。XPまではインストールして使えることを確認しているので、行ける所まではこいつでいくぜー。拡張品詞登録の融通無碍さに慣れちゃったら、他のかな漢字変換に移行できんわ。
登録できる品詞の多さが、私の場合まず評価対象です(爆)。
なぜかATOKは製品紹介で登録できる品詞の一覧などが載っていないので、購入のための検討すらできません。豊富な語彙がどれだけあろうと、私の場合まず間違いなく後で登録しなければならない単語が出現し、そして往々にしてそれが自立語に收まらないため、自立語のみならず、付属語やら特定の活用にくっつく語尾の類などを登録できないと困るのです。
あと、欲を言えば四段活用に加えて上二段・下二段・ク・シク・カリ・ナリ・タリ活用などを取りそろえて貰えるとあり難いですね。歴史的仮名遣いは一般教養ですから。
なんか韓国で歴史教科書問題が持ち上がっているそうな。漢陽大学名誉教授の崔文衡氏らが昨年末の教科書フォーラムで韓国の歴史教科書を批判したことが発端らしい。
崔文衡氏の著作というと、日本では「日露戦争の世界史」が知られていますが、元々は経済史畑の方。日露戦争に至る道筋を当時の帝国主義諸国の力関係の中で論じていて、大変興味深い内容になっています。少なくとも、内在説のような奇天烈な論の支持者ではありませんが、一方で日韓併合については列強各国の帝国主義的侵略の一面であり合法性も正当性もないと論じています。私としては、そこで冷静にならんでどうするという気もしますが、一方で氏としては分かっていても吼えなくてはいけない所なのかもしれません。まあ、正当性があろうとなかろうと、当時の情勢が変わるわけじゃないんですが。
当時の国際社会の不正義を叫んだ所で、歴史がひっくり返るわけでもなければ、謝罪と賠償を得られるわけはありませんので、全く無意味かつ無益だと思います。むしろ、世界における「常識」は転変することをしかと肝に銘ずる方が有益ではなかろうかと愚考いたします。
昨今韓国は中国へと接近する姿勢を強く見せていますが、これは当然といえば当然で、北に敵国を抱えている以上、その後背となる中国、ロシアと友好関係を結ぶのは常道ですからね。日本については、一応海峡挟んでいますから余程状態が悪くならない限り、直接干戈を交えることはないでしょうから、貿易に支障が出ない程度の関係悪化は容認できるでしょう。
それはともかく、日本の日本史教育でも、もう少し国際関係を含んだ教育が求められる所です。日露戦争が英米・仏独の代理戦争としての側面を持っていることくらいは、日本史でも触れるべきでしょうからねぇ。
明日、連続幼女誘拐殺人事件の犯人とされる宮﨑勤被告の最高裁判決が出るらしい。
って、最初の事件が起きたのは元号がまだ昭和だった頃の話ですよ。いくら日本の裁判が遅いとは言っても、これはいくらなんでも時間がかかり過ぎではなかろうか。これで高裁へ差し戻しとか出たら……。
いろいろ難しい審理だったとは思うのですが、ことほどかように時間がかかるのもどうかと思います。逮捕当時26歳だった宮﨑被告も、今や43歳。17年間も税金で食わせているという書き方をすれば、私の主張も受け容れられやすいでしょうか?
さて、宮﨑勤被告は法的には「未決囚」、つまり刑が確定していないが、裁判等のために身柄が拘置されている者であり、その身柄は法務省下の拘置所に置かれています。拘置所に拘留されている人は、基本的には未決囚であり、公判を待っている身か、公判の途上にある人ということになります。ここで逃亡あるいは証拠隠滅の恐れがないと裁判所によって判断された容疑者は、保釈金を払って保釈を受けることができます。日本では珍しい例ということになりますが。
で、本来論からいうと、警察が拘引した容疑者は、速やかに拘置所に移されなければいけないのですが、実際には代用監獄制度というものがあって、警察の留置場に入れられてしまうことが殆どです。本当はやってはいけないのですが、弁護士との接見を制限したり、威圧的な取り調べが行われたりしているとして、日弁連はこの代用監獄制度を廃止しろと昔から言っていたりします。もっとも、この辺が日本の99.8%と言われる刑事有罪率を支えている所だったりするわけですが、それはともあれ。
身体の自由を侵して拘束する期間は短い方が良いに決まっていますし、もしも無罪放免などということになれば、刑事補償法に基づいて“日数に応じ”た賠償なんかが待っていたりするので、短い方が良いことになります。
このように、公判・審理の迅速化にはそれなりのメリットが存在する、というお話。
宮﨑勤被告の死刑が確定。順当だとは思うんだけどねぇ……とにかく17年は長い。
一部報道で、昨今の幼女を対象とした犯罪と絡めて語っている向きがあったんですけど、全体傾向としては減ってるんですけどねぇ。一番多かったのは昭和51年だったり。昭和50年代って、統計を見ると、小学校入学前の児童の殺人被害者が毎年3桁という、今からでは考えられない時代だったんですね。ちなみに現在までそうですが、犯行の大部分は親族による家庭内暴力です。
統計的に見ると、部外者による殺人事件を心配するより、家庭内における暴力によって子供が殺される方を心配した方がいいってことになります。
なぜか物事を統計で見ると殺伐としてきますよね。不思議だなぁ。
私個人としては、「印象」には気をつけようと思っているのですが、まあ、抱くこと自体は止められないと思います。注意すべきは、印象が既成事実化していくことですね。とくにマスメディアに乗った情報は、強い印象を与えようと加工されますから、統計資料なんかで裏付けを取っておかないと足を掬われかねませんからね……。
NIFTYがLaCoocanとかいうサービスを始めたと聞いて見に行ってみたら、2GBで5,670円/年って廉いな。でも2GBも使うかなぁ。1GBだけど、sakuraのサービスとどっちがマシかなぁ。
実を言うと、引っ越しについては暫く前から考えてはいるんですよ。150MBのquotaが残り少なくなってきているっていう切迫した事情もあったりして。
思えば5年も居座ってたんだなぁ、ここに。気がつけばsumrieサーバのアクセス上位にいつもランクインするようになったりして……。ちなみに、このbottom.htmlは、sumireサーバのランキング1位だそーですよ。
……って、な ん で や ね ん!!
Bクラの原稿が正念場。さあ、これから纏めだ。
結局タイトルまで変更しちまったわい。
先日Nikonがフィルムカメラ事業の大幅縮小を宣言したと思ったら、今度はコニカミノルタが完全撤退を発表。ミノルタのαシリーズはファンも多かったろうに……。でもこれはSonyが引き受けるらしいからまだマシか。
フィルムからの撤退は大きいな。これで残る大手フィルムメーカーは、イーストマン・コダック、富士フイルムだけか? アグファフォトは去年破産したからなぁ。フィルムカメラは残っても、フィルムが無くなりそうだよ、この調子じゃ。
ともあれ、コニカミノルタ自身は他にも事業を持ってる(光学ドライブ用ピックアップレンズとか)んですが、これでコンシューマから見えない会社になってしまいそうですね。商品が消え、街からプリントサービス店が消えれば、会社の知名度はがくっと落ちちゃうだろうから。
ややアレな話題なのだが、先日ネット徘徊の果てに、英語版WikipediaにJapanese Toiletなるエントリがあるのを発見した。しかも、エントリは半端じゃなく長い。日本語の対応エントリより遙かに長い。
なぜ英語のフリー百科事典にことほどかように微細を極めた記述があるのだろうかと訝しく思って内容をざっと眺めてみると、どうも温水洗浄便座、商品名で言うとウォシュレット(TOTO)やシャワートイレ(Inax)について実に力が籠っている。
さらにフランス語やスペイン語、イタリア語、ドイツ語にまでエントリは展開し、基本的に英語を翻訳したものらしいが、やはりとにかく温水洗浄便座が大きな比重を占めている。ドイツ語に至っては、ウォシュレットの独立したエントリまであった。
日本ではそろそろ珍しくなくなった……というか、店舗のトイレ等公共の場所に設置されることも珍しくなくなって来ているので、十分普及したものと思われるわけですが、世界的に見るとこれは驚愕に値するもののようであります。
そういえば昔、Wiredで「日本のトイレは蓋が勝手に上がるんだ!」とか書かれていたりしたのを思い出したわけですが、果たしてこれは日本文化の極みという奴なのか、単なる技術的挑戦なのか、多少気になる所でもあります。
そこはかとない疑問なのですが、2003年に米国に進出したというTOTOのトイレの売上はどんなものなのだろうか。“日本文化”は米国社会に受け容れられたのだろうか?
じゅりちゃんとミツルんに捧げる、子供の名付け(命名)DQN度ランキング。
こう、なんていうか、もう、お願いだからこんな名前実在しないでくれって感じの名前が鏤々つらつらと……。
いや、うちの実家も客商売だから珍妙な名前はよく聞きますよ。でもこれはいくらなんでも可哀想だろう!って名前多すぎ。この子たち将来、改名の自由を求めて運動を起こすんじゃなかろうか。
自転車で走ったら、路肩のあちらこちらに雪が固まった氷がへばりついていて、結構危険だった。雪が完全に解けるまでは、自転車は気をつけた方がいいかもしれない。
久しぶりにプリンタ売り場なんてうろついていて思ったんだけど、インクジェットプリンタって、どうしてインクに「白」がないのかねぇ。個人的には、CMYKの次は白だと思うんだけど。7色だの8色だののインクより、私は地に色が付いている紙に白色を印刷できるプリンタが欲しいよ。熱転写じゃなくてね。
最近の報道見てて思うのは、社会の記憶力について。ほんの一年や二年前のことすら憶えていないのかねぇ……。
なるほど、「現在の価値観で過去を断罪する」馬鹿が減らないわけだ。
国土地理院が公募していた「風車」と「老人ホーム」の地図記号が決定したそうな。老人ホームは慣れが要るかなって気もするけど、風車はまんまやね。傾き具合がいい感じ。
他にどんな地図記号があったっけ?と思って調べたら、この通り。小学生の時分、結構やった記憶はあるけど、存外忘れているもんだなぁ。
産総研のHRP-2が、パシリができるようになったそうな。地味だけど凄い内容。
毎日の記事によれば、大阪大学の新井教授らは車椅子を押せるようにしたとか。これも凄い。
ああ、夢が広がるなぁ。
パレスチナ自治政府の「民主的な」選挙でハマスが大勝しちまったようですが、どうなるんでしょうねぇ。ハマスはテロ組織呼ばわりされていて、アメリカもイスラエルも強硬姿勢をずっと取って来ているわけですが(それこそハマス幹部を爆殺したり)、そういう政党(?)が第一党になっちゃった、それも選挙で、となると、一体どういう姿勢を採るんでしょうか。選挙無效でも訴えるんですかねぇ?
どっちにしろ、まだまだ中東和平への道は遠そうです。
対馬市にある天台宗西福寺から元版の大般若経170巻が盗まれたそうな。
ここ何年か、この手の仏教系の文化財を盗んでいっては韓国で売り捌く犯罪が増えています。韓国で捕まった犯人が、「日本が盗んでいった文化財を取り戻したんだ」とか吼えてたりします。甚だしい例では、日本から盗まれた文化財そっくりのものが韓国で“発見”され文化財に指定されていたりします。
予断を持って犯人を韓国人と決め付けるのは良くないと思いますが、場所が対馬であること、朝鮮伝来の経巻であることなどから、可能性が高いと踏んでいます。というか、そう思われるくらいには起きてるんですよ、韓国人による文化財窃盗って。
ビザなし渡航が無期限延長になったら、どうなることやら。
「センター試験の「政治・経済」…教科書通りの回答バツ」とかいう記事があったが、これって教科書に間違いがあったってことで、センター試験の問題じゃないよね。出版社と文部科学省は平謝りってことだけど、教科書に誤謬があっちゃ困るもんねぇ。でもこれまで誰も気付かなかったのかと……。
ところで、その教科書出版社のお詫び文の中に「今後はこのようなミスを再発させないため、編修体制全般を見直し」とあって、あっちの業界じゃ「編修」って言うんだー、と密かに驚いていたりして。確かに「編輯」「編集」よりも「編修」って感じではあるよな、作業は。
時事電なのでトバしのような気もするのですが、「ヘリウム3採掘へ月面基地計画=未来エネルギー源確保狙う−ロシア」だそうな。最近エネルギー資源輸出国ってことでぶいぶい言わせているロシアですが、月までヘリウム3を獲りに行こうって? 2020年から商業採掘?
無茶言いなさんなって……。2020年までに核融合の実用化が始まっているかどうか怪しいってのに……。
仮に2020年までにITER(国際熱核融合実験炉)が目覚ましい成果を上げて実用炉の1基も出来ていたとしてだ、ヘリウム3を月から地球に輸送するのかね? それとも月で発電して地球に送電するのかね? どっちも現実的じゃないと思うけどなぁ。
というわけで、BTRON Clubの発表は恙なく終わる。
先生を焚き付けつつ、自分に火の粉が及ばないように発表するのは難しいが、達成できれば満足感はある。あとは誰かが人柱になるのを生暖かく見守っていればいいんだな。
「天皇陛下が靖国参拝なさるのが一番」ですか。麻生外相、トバしてんなぁ……。
個人的には、曽祖父たる明治天皇が建立された神社に今上天皇陛下が参拝することに異を唱える必要なんかないんじゃない?と思いますけど。
好きにしたらええがな。
酒は拔けている、と自分では思ったのだが、ペダルを踏む足は正直だった、という話。
矢代くんの基本的人権について。
そんなことはないぞ。ただ、私の基本的人権の方が大切だというだけだ!(力説)
三日後に〆切が迫ったマガジン9条の投票なんですが、システムが甘く多重投票ができる、不正投票が行われているとかとマガジン9条側も認めているようなのですが、実際にやっているのはどうも護憲派らしいという分析が……。
不正投票が行われても、それでも改憲派に遙かに及ばない護憲派……。そろそろ自分達が圧倒的少数派であるという現実認識を抱くべきなのではないかと思いますな。
現実を直視せずに戦略も戦術もあったもんじゃないでしょうに。
そおいえば、Euro、その前身であるECUに倣って、アジアでもACUを作ろうとかいう動きがアジア開発銀行であるそうな。
経済規模がこんだけ違うASEAN+3を対象に共通通貨って言われてもな……というのが本音だったり。
そう言えば、+3の方の通貨であるが、日本の円(JPY)、韓国の$(C据(KRW)、中国の人民元(CNY)、台湾の元(TWD)って、全部字源が「圓」なんだよなぁ。不思議なことだ。
昔私がNHKでバイトをしていた時は、電話口で「NHKですが」と言うとすんなり信用されました。>Yashiromann
もう10年以上も前の話ですが、NHKの力は偉大だなぁと思ったことを憶えています。
韓国といえばウォン高が止まらないそうで、来月早々には日韓財務相会談が予定されていたり。協調介入してくれとか頼まれるのではないかと予想。
靖国問題とか盾にして断ったら大変なことになるだろうなー(笑)。
東横インの違法改装問題が話題になっていますね。なんというか、まあ……バリアフリー/ユニバーサルデザインって考え方は、なにも障碍者のためのものじゃないっていう根本的な理解がないとこうなるのか……。
身障者用の客室の利用率が低いってのは理解不能な話で、別に健常者が使っても構わないものじゃないか……。
刑罰として、一年くらい車椅子生活をさせてやりたいわ。