Tottoさんとこの「BTRON掲示板っぽい!(謎)
」でとろ吉さんが実身仮身検索について「正規表現も使えたり、ひそかに仮身からも起動できたりする。」なんて書いてて、おや、と思ったわけですよ。仮身から起動……この場合はメニューの「実行」から起動するには実行機能付箋が必要ですが、実身仮身検索の実行機能付箋は提供されていなかったような……。
ま、作りゃいいんですが。
しかし、バイナリエディタを使うのもあまり芸がない。そこで、お手軽お気楽にしかも応用可能な方法を考えてみました。
と、いうわけで、いってみよー。
実身仮身検索のプログラムファイル名は「NSEARCH」です。システム環境設定のバージョンから確認して下さい。
で、実体は当然/SYS/$$PROGRAM.BOXにあります。
プログラム本体のファイルのレコード構成は、実行プログラムレコード(レコードタイプ9。サブタイプの0x163は80386系実行プログラムであることを意味する)にデータボックス(レコードタイプ10)、そして機能付箋レコード(レコードタイプ7)。あとリンクレコードがありますが今回は無視(笑)。
問題は機能付箋レコードで、これは実行機能付箋の雛形になるもので、要するにこれをそっくりコピーしてレコードタイプを実行機能付箋(レコードタイプ8)にしてやればOK。
誂えたように(誂えたんだってば)、コンソールにapdなるコマンドがあるので、迷わず使います。
はい、できあがり(炸裂)。見事実行機能付箋レコードが増えています。(コマンドの詳解はヘルプを見てね)
あとは、この実行機能付箋を取り出すだけ。この道はいつか来た道〜。
ここで取り出せる実身仮身検索の実行機能付箋を、適当な実身に張り付けると、「実行」メニューから実身仮身検索が利用可能になり、当然ダブルクリック起動もできるようになります。
使い方はあなた次第。ただし、自己責任はお忘れなく。