小熊善之の人生訓
小熊が生きる上でモットーとする言葉、好きな言葉、心に刻んでいる言葉などを集めてみました。
小説「星虫」(岩本隆雄)より。
夢は叶えるもの。そのために考え、努力し、実行する。夜見るだけじゃつまらない。
「勝ったモン勝ち」
こと戦争においては、勝たねば意味がないことが往々にしてあります。負けた方が勝敗について云々するのは、虚しいばかりです。
ただし忘れてはいけないのは、勝利は方法論を決して正当化しないことです。
「後悔役に立たず」
反省して次に活かすならともかく、ただひたすらに後悔しても無意味です。ですから、同じように失敗を責めるのも無意味です。
「賢者は歴史に学ぶ」
鉄血宰相ビスマルク
(Otto von Bismarck; C.E.1815〜C.E.1898)のお言葉、とされる言葉。多分、歴史上多くの賢人がこの言葉を使ってきたのだと思う。
なぜ歴史を学ぶのかといえば、歴史は人類の失敗の記録だからです。数限りない失敗が網羅されており、前車の轍となっています。なんぞ学ばざるや。
「どんなに悪い結果に終わったことでも、それがはじめられたそもそもの動機は、善意によるものであった」
ユリウス・カサエル
(Gaius Julius Caesar; B.C.E.100〜B.C.E.44)。
流石ローマ皇帝だけあって、物事の本質を良く捉えています。歴史を学ぶと、こういった事例は枚挙に暇がないほどです。そして多くの場合、善意をもって行われたことの方がより悪い結果を生むのです……。
「好奇心は橘宗一をも殺す」
無政府主義者・大杉栄の甥であった橘宗一少年
(C.E.1917〜C.E.1923)は、弟夫婦の無事を見舞う大杉にくっついて関東大震災の見物に出かけ、戻った所を甘粕正彦憲兵大尉に捕らえられ、共に謀殺される。世にいう甘粕事件である。
大人しくしてれば殺さずに済んだものを……。
「平和のためには戦争も辞さず」
平和主義と無抵抗主義は違います。腕力でしか実現できない平和も世の中には存在します。そして私は平和を愛する平和主義者なのです。
「世のため人のため何よりまず自分のため」
自分のためになることが、世のため人のためにもなる。そんな選択肢こそ最上のものであります。
「あらゆる人が利己主義者になれば世界は平和になる」
大体、自分は利己主義者じゃありません、国民のためを思ってるんです、なんて言うやつなんて信用ならんですよ。俺は利己主義者だ、俺様の利益を第一に考えてるんだ!って奴の方がまだしもよろしい。
さらに、自分が利己的であるのと同じくらい、他人も利己的であることを認め、その上で妥協の道を探れるようになれば、利己主義者として立派だと思います。
「Hold yourself responsible for a higher standard than anybody expects of you. Never excuse yourself.」
米国の議会聖職者、ヘンリー・ウォード・ビーチャー
(Henry Ward Beecher; C.E.1813〜C.E.1887)の言葉。適当に訳すと、「周囲があなたに望むよりも高い水準で、責任を負いなさい。決して自己弁護はしないで。」って感じかな。
30歳になった自分に。
「過ちを過ちで弥縫することはできない」
過ちを犯すこと自体は、人間ですのでしかたありません。しかし、その過ちを取り繕うために更なる過ちを犯すことは、結果としてより大きな過誤を齎すと、歴史が教えてくれています。