このページはあくまで小熊善之個人の責任において製作されており、もしかしたらTRONプロジェクトに関り合いがあるようなないようなことが書かれているように見えることがあるかもしれませんが、もちろんそれは全て錯覚です。
当然、坂村健先生及びTRONプロジェクトなどとはまったく関係がありません。
よって、非論理的な方や妄想癖のある方、事実とフィクションの区別がつかない方、勝手な拡大解釈が得意な方は読まない方が身のためです。
これは、底の底でまだ底で墓穴を掘る、ある歴史学徒の哀しいまでの奮鬪努力の記録であります。
- 2006年6月29日(木曜日)
- 結局、この辺が日本と韓国の違いというか、韓国の限界なんだろうなぁと、金英男氏の会見記事を見ながら思った。
離散家族再会事業にかこつけて、北側で会わせて、喋らせるって、それで何が期待できるというのやら。こういう場合、第三国か、最悪でも板門店を会見場所に選ぶべきで、それが出来ないのであれば相手の手に乗らないくらいの政治判断が必要だった。結果的に相手のプロパガンダを垂れ流すことになってる。外交的にはマイナス一辺倒。
日本が対北朝鮮外交で奪ったポイントを軒並み献上したような形になってる。
韓国は完全に米国側陣営における「無能な味方」に成り下がったなー。
知らんぞ、あとは。
- 2006年6月28日(水曜日)
- TrueTypeの設計者に呪いあれ!
整数座標系に災いあれ!
醜いアーキテクチャには鉄槌を!
- 2006年6月20日(火曜日)
- WindowsのGDIの設計者に呪いあれ!
実体座標系に災いあれ!
醜いアーキテクチャには鉄槌を!
- 2006年6月15日(木曜日)
- 間違い探しのような記事。
試運転車の先行情報、後続運転手に伝達へ…都電事故
東京都北区の都電荒川線でブレーキテストで急停車した電車に別の電車が追突し、25人がけがをした事故で、都交通局は14日、試運転中の電車が先行している情報を、無線を使うなどして後続の運転士に伝えることを決めた。
この事故では、荒川電車営業所が試運転の区間や時間を現場の運転士に周知していなかったことが判明。追突した運転士は警視庁捜査1課の調べに、「ブレーキを踏んだが、間に合わなかった」と供述している。
(読売新聞) - 6月15日0時30分更新
えとさー。都電に限らず、普通電車のブレーキは「踏む」もんじゃないべ。
この記事を書いた記者と校閲した人が鉄じゃないのは分かったけど、それ以前の問題だろ、これ。
- 2006年6月14日(水曜日)
- 某研究所内でY良氏のパーティー写真を見たいとの要望が強く、秘密裡に放流したりしている今日この頃。
そういうのはもう秘密とは言わん気がするが。
- 2006年6月9日(金曜日)
- 出勤途上で発作に見舞われる。痛みで脂汗がどろどろ出た挙げ句、朝食を戻しそうになり、駅にて煩悶すること約10分。
明日はcobちゃんのパーティーなのになぁとか思いながら、薬を飲んで、やや遅れてユビ研に。
- 2006年6月8日(木曜日)
- google先生に「坂村城」と入れて検索したら、ユビ研が候補に挙がった。
- 2006年6月7日(水曜日)
- 表連動。もうちょっと言葉を尽すと、
まー人間なんてそんなもんよ、そんなもん。
と言ったところだろうか。
言っておくが、諦めているわけでも見捨てているわけでも呆れているのでもなく、深い理解と、愛とも呼べる感情と共に上の言葉は発されているので注意だ。
あー、人間って素敵だなー。
このどうしようもなさが堪らんね。
歴史の醍醐味とでも言うべきか。
- 2006年6月6日(火曜日)
- 不注意で手戻りを発生させてしまい、鬱。
まあ、今んとこ自分しか影響が及ばないから、構わないんだけどさー。一度書いたSQLをもっかい書くのはしんどい。
しかも不必要に複雑だったし。
- 2006年6月5日(月曜日)
- 漢字の解字構造を記述するのにS式を使うのがやはり一般的らしいということで、LISPの勉強を始めてみる。
再帰構造が今一つ分かり難いというか、数学的だ……。
根本的に脳味噌が手続き型(というかアセンブラ)なもんで、理解がキツー。LISPインタプリタの動作を理解しようとするほうが、私にとってはもしかしたら早道かも?
- 2006年5月29日(月曜日)
- センセと差し向かいで報告を済ませる。
とりあえず、T書体の延期は本決まり。
どこかで発表せんとあかんけど。
でも、お金のことで揉めそう……。
- 2006年5月27日(土曜日)
- とりあえず書類更改してきたー。これで一安心。
しかし、更改の度に勤務先名が違う私……(^^;
- 2006年5月24日(水曜日)
- いくらこんだけ忙しかったとはいえ、マンションの賃貸契約の更新を忘れるってのは重症だな>自分
とりあえず金は振り込んだから、あとは書類だな……。
- 2006年5月10日(水曜日)
- 人の世の醜さを前にした時、
凡人は目を背けるだろう
聖職者はそれを許すだろう
政治家はそれを呑むだろう
革命家はそれに怒るだろう
そして、
歴史家はそれを愛するだろう
- 2006年5月8日(月曜日)
- 病状記録ってことでつけとく。
8日未明に、慣れ親しんだ疝痛。
また石らしい。
- 2006年5月1日(月曜日)
仮名ニモマケズ
真名ニモマケズ
書ニモ文字ノ多サニモマケヌ
丈夫ナココロヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラツテヰル
一日ニ漢字四百ト
意味ト少シノ熟語ヲ調ベ
アラユルコトヲ
ジブンヲカンヂヤウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ
書棚ノ辞書ノ林ノ蔭ノ
小サナ掘立テ小屋ニヰテ
東ニ未知ノ文字アレバ
行ツテ収集シテヤリ
西ニ滅ビタ死語アレバ
行ツテソノ語彙ノ束ヲ負ヒ
南ニ死ニソウナ稀語アレバ
行ツテ記録ヲ残セバイヽトイヒ
北ニ会議ヤ議論ガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイヒ
統合漢字ハナミダヲナガシ
拡張漢字ハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニ
ワタシハナリタクナイ
- 2006年5月1日(月曜日)
- 表連動。
「全ての展示にこういったコンテンツがきちんとあれば、楽しめるんじゃないかなぁ」か。
学芸員の人は死ヌ程頑張ってください。私はもう頑張りませんから。
- 2006年4月30日(日曜日)
- 表連動。
実を言えば、かつて女性しかなれない国家資格職業として歯科衛生士なんてのもあったんだがね。当然、現在以って男女比は圧倒的に女性優位で、日本歯科衛生士会の会長も女性だったり。
- 2006年4月29日(土曜日)
- 米軍の移転費用を肩代わりすんのはともかく、それを防衛費の枠組みから出されたらかなわんな。そんな馬鹿気たことができる状態じゃないと思うんだけど。
むしろ軍拡しないといけないくらいなのにねぇ。
- 2006年4月22日(土曜日)
- 本音をぶっちゃけてしまいますとや、竹島問題を国際司法で解決する気なら、武力で島を奪還してからの方が良いよね。
島を武力で奪還してから、韓国に対し「交渉するか、戦争するか選べ」と迫る方が、外交的には有利のように私は思います。
流石にそんな手段を選べるほど、日本政府はあの島を必要としてはいないと思いますが……。
- 2006年4月19日(水曜日)
- 表連動。
じゃあ韓国の最良の一手って何よ?というと、実は日本の調査船は所詮大したことが出来ないとたかを括って反応せず、もしEEZを通過したら二箇国間で抗議することなんですな。
とにかく事を荒立てて国際司法裁判所や安保理が出てくると不利なのは韓国なので、本来なら我慢の一手なんですけどね。
正々堂々国際司法裁判所に打って出て返り討ちにされて国際司法を糾弾するってのも一つのテですが、ダメージが大きすぎるかもしれない。
- 2006年4月17日(月曜日)
- Yashiromannくんも隨分染まったなぁ。>http://landfill.sakura.ne.jp/diary/?date=20060416#p02
あれだ。
「墨に交わって黒くなる」ってヤツだな。
- 2006年4月12日(水曜日)
- もし漢字文化圏が100人の村だったらーっ!
焚 書 坑 儒 だッ!
♪ラララ皆殺し、ラララ皆殺し、ジェっノサイド〜
- 2006年4月5日(水曜日)
- 韓国の方では「盧大統領、レイムダック避けるため「反日」…日外務省資料」とかいうニュースで持ち切りですね。これに対する日本の外務省の対応が実に落ち着いたものなので、意図的なリークを思わせますな。内容の方も、日本人にとってはそれこそ大したことがない内容で、この程度の文書は流出しようが別段構わない内容でしたし。
要は、選択を迫られているのは韓国なんだよ、という事実を提示しているだけだったり。
- 2006年3月31日(金曜日)
- 個人的見解なのだが、新電波塔は皇居の中に立てれば良かったんじゃないか? ロケーションは悪くないし、現東京タワーに近いから、影響も小さい。
なにも墨田なんていう脆弱地盤のところに立てんでも良かろうに……と。
- 2006年3月16日(木曜日)
- 分析するならば、ドリームチームを組んだことによる打線への過度の信頼があったんだと思う。これはアテネ五輪の時もそうだったけど、打線が余りにもきらびやかにすぎて、犠打を、特に早い回での犠牲バントを嫌う傾向があるんだよね。
違うだろ、と。
国際試合はレギュラーシーズン戦と違って一発勝負。甲子園みたいなもんなわけよ。九回終わって勝ち越されてれば、次の試合はないわけ。だから早い回でもランナーが出れば得点圏に送らないといけないし、隙あらば次の塁へ走らないといけない。そうやって相手を搖さぶって試合を無理矢理にでも動かさないと、投手戦にハマってしまったら、残るは運頼みになってしまって、そうなってしまったら実力差なんて飛んでしまう。
多くの野球の試合で、弱いチームが強いチームに勝つシチュエーションは、ゼロ行進の果ての一点勝負なんだよ。
韓国やオーストラリアが日本に勝つには、このゼロ行進に持ち込んで試合後半、ワンチャンスをものにするしかない。逆を言うと、そういうシチュに陥れるべくあらゆる戦術を駆使する。
これに対する日本側の対処はもっと簡単で、敢えて定石を崩し、早い回から積極的に、自爆しても良いから仕掛け続けることで、仕掛けることによってプレッシャーを与え続け、相手の緊張感を切ってしまうことなのだ。
アテネ五輪の時もそうだったけど、日本は自らの強さを過信して自滅した。
無様という以外ない。
- 2006年3月12日(日曜日)
- 韓国外交について、某πちゃん辺りに訊ねられたことなどを纏めて捨て置く。
現在韓国外交は岐路に立たされている。
元凶は、北韓(北朝鮮)の崩壊が時間の問題と目される点である。
金正日総書記は現在64歳。あと15年ほど生きる可能性はあるが、30年生きることはないだろう。ただし、明日死んでもおかしくはない。
金正日の後継者は、未だに不明である。漏れ伝わる状況によれば、明確な後継者は定められおらず、内部での抗争が続いているようだ。国内体制も緩みがちで、貧富の格差が生まれたり、軍の強盗化など、碌でもない話が伝わってきている。放っておけば遅かれ早かれ自然崩壊することは間違いがない。
北韓の現在の立ち位置は、六箇国協議に参加している北韓を除く五箇国にとって共通の「緩衝地帯」である。ロシア、中国といった国家経済体制を是とする国家群と、米国・日本・韓国という自由経済体制の拡張を旨とする国家群に挟まれた、一種の空白地帯である。
両者は残念ながら軌を一にすることはできない。まず国家ありきで市場が構成される前者と、まず市場ありきで国家が運営されるのとでは、話が正反対だ。中国やロシアでは国(の指導者)の不興を買った会社は容赦無く潰されたりするが、後者では企業の論理が政治に影響を及ぼす。
どちらがより優れた経済体制かは議論する意味がないが、現状、前者より後者の方が豊かである。よって、両者が国境を接すれば、起きるのは流出であり流動である。人間は貧しさから豊かさへ向かうように出来ており、脱出する人間も出てくれば、国内で「俺達もあんな風に(豊かに)なりたい」と主張する人間も出てくる。それは体制を搖るがすことになるので、激しく困るわけだ。国の規模が充分に小さければ、そのような流れを押し止めることができるようだが、中国やロシアのサイズでは無理だ。
となれば、中国やロシアとしてみれば、韓国と直接国境を接するようになることは、国家体制の危機を意味する。ロシアは一応民主主義国家なので不満をある程度吸収もできようが、中国はマズい。
さて、韓国にしてみても中・露と国境を接するというのは何かと大変である。現在の国境線である“38度線”の総延長は240km程であるそうだが、もし北韓を統治下に置くということになると、国境線の長さがおよそ1300kmになる。中国・ロシアと接する国境からは、人間の流入が考えられるため、これを防ぐことも必要なら、単純に軍事的脅威も馬鹿にならない。悪いことに中国は建国以来外征に躊躇のない姿勢で売っている強権国家であり、ロシアもまた基本的に軍事行動について積極的な国家である。
これらの国々と国境を接した上で、彼らの政体を脅かす存在となってしまう韓国としては、強固な軍事的防衛線の構築を余儀なくされることになるが、韓国一国でこれを整備することは困難極まる。韓国は南北を統合しても面積219,020km2、人口7千万、GDP9,000億ドル弱である。恐らく統合の果てには、経済はガタガタになるであろうし、国内治安の問題を含めて、東西ドイツ統合以上の混乱が予測される。その状況下で北面に敵対的な国家を二つ抱えるのは、戦略上実に不利だ。
かくして韓国が取りうる戦略は限られてくることになる。
- 中・露側に付き、米・日への対抗勢力の尖兵となる
- 米・日側に付き、中・露との最前線を担う
- 巧く立ち回って両者の間で漁夫の利を得る
概ね3.は選択不能であると考えられる。韓国がこれまで見せてきた外交能力から考えて、この選択肢は不可能に近い。
となれば自然と1.か2.ということになるが、どちらも実に選び難い。
1.を選べば現体制は緩やかに崩壊し、当然経済も減速する。下手をするとSamsungなどは国外へ脱出する可能性がある。当然だが、中国やロシアから押し付けられるであろう無理難題を呑まねばならない。経済協力や技術協力(上海協力機構への参加)くらいで済めば良いが、タジキスタンやカザフスタン、キルギスの置かれた政治的外交的状況を考えれば、望みは薄い。
2.を選択するのは、言ってしまえば米国の捨て駒になるようなものだ。かつての東西冷戦期の韓国と同じ状況に戻ることにもなる。駐留米軍を中心に中・露への対抗勢力となる訳だが、困ったことに米国にはかつて程の情熱がない。極論してしまえば韓国が失われても日本があれば米国にとっては事足りる。日本はもっと冷淡で、元々米国以外のどこの国とも軍事的協力関係にない訳だから、韓国の動向が日本に影響を与えることもない。経済的な繋がりは密接だが、切実なのは韓国にとってであり、日本にとってではない。総括するに、中・露と正対するに見合うだけの見返りが両国からあるとは考えにくい。
こうなると頑張って3.を選択したくなるのが人情というものだが、外交的困難さは前二者とは比較にならない。一面で中・露と接近しつつ、体制としては米・日側に付いて自由経済を謳歌しようというのは、舵取りを一歩間違えれば周辺四箇国の不信を招く。一度不審を抱かれれば、国力で劣る韓国は取りうる手段が無くなる。この策を実現に移すには、韓国がどちらかの陣営に付くことでパワーバランスを崩せるほどの力があることが前提だが、これがないのだからどうしようもない。現状、韓国の立ち位置は(経済的・軍事的に)「取るに足らない国」であり、これが早急に改善される可能性も低い。
経済的要求としては2.なわけだが、2.を実現するには米・日との密接な関係が必要で、特に日本の動向が重要になる。米国など所詮は太平洋を挟んだ向こう側の国であり、直接利害関係が薄い。韓国が2.を選択し、成功させることができるとすれば、米国だけではなく日本を強く味方に付けた場合である。いっそ、日本と一蓮托生になるくらいでなければ、2.の成功は覚束ない。
しかし韓日関係は劇的に冷却化しており、関係改善の端緒も摑めない。韓国としては逸早く日本とFTA交渉を妥結し、経済関係を密にすることが国家生存への道なのだが、日本側は最早投げている嫌いがある。事実、日本にとってはどうでもいいし、北韓崩壊に巻込まれたくないという本音が透けている。韓国側から妥協する以外に方法はないが、長年煽ってきた国内世論がそれを許してくれない。
しかし着々とタイムリミットは近付いてきている。
韓国としては、現状のまま北韓が緩衝地帯として存在し続けてくれるのが一番だということになり、米国が何を言おうと北韓を援助することが韓国の存在には必要、ということになる。しかしこれを続けることによって米国との隔意が広がりつつあり、これを放置すれば自然と選択肢が1.に終着してしまうという悲しい状況である。
- 2006年3月11日(土曜日)
- 表が長くなったので、裏に捨て置く。なお、間違っても何かを隠したいなどという意図はない。
先週に引き続いて交通博物館へ。上映されていた映画を観に行く。入場料310円で1時間の映画と30分の映画を2本、合計3本観れるなら、コストパフォーマンスは最高じゃん(爆)。
先週も実はちょっと観たかったんだけど、13時にはすみれれさんが既に空腹タイガー状態だったので、断念したのだ。
しかし、国鉄黄金期の列車開発を見ていると、やはり無駄になってもいいから技術開発に先行投資するとなると、国の力でやるしかないところってあるんだろうなぁと、鉄道に限らず感じた。
- 2006年3月9日(木曜日)
- 面子か実利か、どちらか択一という所にまで追い込まれた時に、面子を取る国にみられたら駄目なんだがねぇ>韓国
- 2006年3月7日(火曜日)
- 表連動。
フィリピンは1992年に一度米軍の完全撤退を実現したのですが、その後南沙諸島、ミスチーフ環礁と立て続けに中国の武力侵攻を受け、現在では米軍との連携を回復しています。
つまり、我々が今対峙している相手は、そういう連中なわけです。
フィリピンも馬鹿な決定をしたものだけど、あそこの衆愚政治もなかなか年季が入っているからなぁ。
- 2006年3月2日(木曜日)
- 「中国、漢字ベースの独自ドメインを作成--専門家はインターネットの分裂を懸念」。
なに、これ? 単なるマルチリンガルドメインじゃなくて、TLDを勝手に運用するって話?
取り合えずもうちょっと情報が欲しい。
- 2006年3月1日(水曜日)
- 昨日までの私。
「誰だこんなイカれた仕様にした奴は? ま、関係ないからいいけど」
今日からの私。
「誰だこんなイカれた仕様にした奴は!! そこに直れ! 修正してやるッ!!」
- 2006年2月28日(火曜日)
- 韓国の外交方針が見えてこないってのは色々無気味だねぇ。
北が崩壊した時に、韓国が採るべき道は大きく別けて二つしかない。米国側に付くか、中国側に付くか。小さな選択肢としてロシアに付くってのもあるけど、まあ、無理だろ。
どちらに付くにしろメリット・デメリットがある話で、外国人である私が論っても始まらないことではあるんだけどね。
ただ、隣国としては韓国が対中国の防波堤となるのか、中国の走狗となって対日本の尖兵となるのかは、注意深く窺っているわけ。
どうも中国側に付くんじゃないかと、現在の様子を見ている限り思えるわけだが、その割りにはどっちつかずなんだよなぁ。
- 2006年2月21日(火曜日)
- 日本へのF-22の供与の背景の交々は、想像すると複雑な国際情勢に目眩がしそうですな。
21世紀初頭の米国にとって、最大の敵は中国になることにほぼ決定されたわけですが、となると自衛隊と在日米軍は中国を大陸に封じ込める橋頭堡として非常に重要になります。ここにF-22を配備する上で問題になるのは、本国との距離です。大西洋をひとっ飛びすれば本国がある欧州と違って、日本と米国の間には太平洋があり、その間には殆ど何もありません。補給や修理など、可能な限り現地でできることが望ましいわけですが、自衛隊(ここでは空自)が米軍と同様の兵器体系を持つことは、これらの面で非常に有利です。
反面、日本が独自の兵器体系を築くことを不自然でない範囲で阻害する必要も米国にはあります。日本は同盟国ではありますが、同時に最も手強い競争相手でもあります。イージス・システムを機能制限を加えて輸出したら、足りない部分を自分たちで作った挙げ句一部の能力で米国のイージス艦を超えてしまったなんていう話は、笑い話にしておかねばなりません。F-15Jの時も似たような話がありましたが……。
米国としては日本が再び米国の“手強いライバル”として台頭することを、安全保障上防がないといけないわけです。それ故に、FS-X計画やMD、次期イージス・システムなどの兵器共同開発を推し進めています。これらによって日本が独自の兵器体系を築くことを妨げ、米国と一蓮托生になるように仕向けているわけです。
日本としては防衛技術的に米国からある程度独立したいという意図があるわけですが、一方で米国の不興を買うわけにもゆかず、痛し痒しのところもあれば、一方でそれを盾に米国から最新兵器の購入を可能にしたりと、硬軟取り混ぜて交渉に当たっているわけです。
今回のF-22騒動についても、色んな思惑が透けて見えて楽しいやらしんどいやら。
- 2006年2月18日(土曜日)
- 神保町で竹居さんに遭遇して、スタバで暫く駄弁ったのですが、竹居さんが「2ちゃんねる」「2ちゃんねらー」という総体が極めて曖昧なもの(あるいは総体が極めて多様性に富んでいるもの)をひと括りにして論じようとするのを何度も止めなきゃいけなかった。
なんでそういう謎の存在を実在のように語ろうとする人間がいるんだろうか。
最近だと「ネット右翼」とかいう謎の存在も、真しやかに語られますが。
所詮いるのは多様な人なんだよね。それがマス(大衆)となったときにどう行動するか、という観点で語るならば、条件をきちんと定めるべきだよ。
- 2006年2月14日(火曜日)
- 韓国の潘基文外相が国連事務総長に立候補するとかいっとるんですが、それはいいとして、潘外相がいなくなったら、韓国の外交どないすんねんな? あの人は日本人から見てもかなり達者な外交官だぞ。ああいう二枚舌、粘り腰、面従腹背、腹芸が駆使できた上で信頼を得られる外交官ってのは、それだけで価値があると思うんだが。
穿った見方をすると、潘外相は青瓦台との衝突が多かったので、国連へ追い出されるんじゃないかって所だけど。
- 2006年2月8日(水曜日)
- 紀子妃殿下、妊娠6週目……って、そんな妊娠初期で発表して大丈夫なんかいな。通常最終月経日を1日目としてカウントを始める筈だから、6週目なんてまだヒトの形してないぞ。紀子様も高齢出産になるから、流産の可能性などを鑑みて、もう少ししてから発表した方が良かったと思うのだが……。
穿った見方をすると、敢えてこのタイミングで発表することによって、皇室典範改正にブレーキをかけようとしたんじゃないかとは考えられるが。
その場合、皇室側は改正案に賛成していないってことを意味するわけだが……。
- 2006年2月6日(月曜日)
- 日朝国交正常化交渉で、誰も指摘しないのかな?
日韓国交正常化交渉のときに、確か大韓民国を半島の正統国家として、以後の請求権を含めて処理しちゃってるから、純法的には「北朝鮮の方々の補償は大韓民国にお願いします」になるんだが。
- 2006年2月1日(水曜日)
- 画伯の所で国産攻撃ヘリって話をしてたけど、結構重要なんだよね。米軍のように、陸軍ではAH-64/D、海兵隊ではAH-1Wとかいう風に状況に応じて機体を分けられるわけじゃないので、日本の場合運用側からの要求がてんこ盛りになる傾向が強くて、また、兵器体系も必ずしも米軍と一緒じゃない。特に最近ミサイルについては国産化が進行していて、搭載のための改装その他の手間が輸入兵器にかかる嫌いがある。
もともとAH-64が日本ではオーバースペックという問題もあって、OH-1のシリーズ化を望む声は国内から結構強い。OH-1は出来物なのでね。特に運動性の高さと静粛性の高さのが気に入られているようだ。
更に今後は輸送艦や16DDHに積めるようにしろとか魚雷も持たせられるようにしろとか、ローターを折り畳んでC-Xに積めるようにしろなどと言った要求が出てくることが予想されるので、そういった要求に素早く応えるためにも、国産化は高く付いてもやっとくべきではないかと思うわけです。
- 2006年1月31日(火曜日)
- こんなものをここに引いておく。
ふりがな論覚書
橋本進吉
一、ふりがなの効用
- 一、漢字に種々のよみ方のあるのを、いかに読むべきかを明示して、著者の欲する通りに読者に読ませる。即ち、著者の言葉を正確に伝へる方法である。
- 一、通読を容易ならしめる。(ふりがなのある方が早く読める事は、心理学の実験で証明せられたと記憶する。)
- 一、同一の漢字を人によつて色々によんで言語が不統一になるのを防ぐ。
- 一、知らないものに漢字のよみ方を知らせ、又、言葉をどんな漢字で書くべきかを教へる。
以上の点から見れば、ふりがなは著者の言葉を正しく且容易に伝へるばかりでなく、漢字の正しい読み方と使用法を教へて国語の統一に資するものである。それ故、国語を現状のままにして、振仮名を全部除くとすれば、著者の欲するとは違つた読み方をして、著者の本意に背く憂があり、又国語の統一を害する虞がある。
一、ふりがなの弊
- 一、一つの語を漢字と仮名とで表はすので二重の手数を要する。
- 二、文字が細かい為に視力を害する。
一は事実である。しかし読むものからいへば、大して邪魔にはならない。必要のない場合にはふりがなを読まなくても漢字だけ見ればよい。
二は、ふりがなよりも、むしろ漢字の方が問題である。近頃のやうに漢字を小さくすれば、やゝ複雑な漢字はその各部分を構成する点画がはつきりせず、たしかに目によろしくないとおもはれる。ふりがなは小さくとも、字の形が比較的簡単で、その上違つた字の種類が少ないから、比較的よみやすい。あまり小さな漢字を用ゐない事になれば、勿論ふりがなも大きくなる。
一、以上のやうに見れば、ふりがなは、弊よりも功の方が多い。少くとも言語文章を現状のままにしてふりがなを全廃すれば、弊を生ずるおそれがある。しかし、之を節約する事は可能であらう。
一、節約するとすれば、ふりがなを除いてよい漢字は、
- 一、誤読のうれひの無いもの。
- 二、ふりがなが無くてもたやすく読む事の出来るもの。
たやすく読む事が出来ると出来ないとは、その人の教育の程度によつて差があらう。普通の読みものは、普通の教育をうけた人々の漢字の知識を標準とすべきであらうが、それでも、厳密にきめる事は困難であらう。しかし、普通の文なら右の標準によつてふりがなを省いてよいものが、かなり多いであらうと思はれる。
一、右のやうな事情であるから、ふりがなを全く用ゐないで文を書く事とすれば、
- 一、誤読のおそれある場合には漢字を用ゐない。
- 二、読みにくい漢字は用ゐない。
といふことになつて、ふりがなの問題は漢字の使用制限の問題となる。さうして漢字を制限するとすれば、制限せられた漢字の代りに何を用ゐるかが問題となる。単に漢字を仮名に代へたばかりでよい場合もあらうが、仮名に代へては意味がとりにくくなる場合もあり、又誤解を生ずる場合もあらう。又仮名ばかり多く続いては、通読しにくくなる場合もあらう。(数年前に実行せられた新聞に於ける漢字制限の試は、今日では失敗に終つたといはなければならない)
一、以上は言語そのものには手を着けず、ただ言語を文字で書きあらはす方法についてのみ考へたのであるが、言語をそのままにせず、之に手を加へて、やさしい言葉しか用ゐないといふ事にすれば、ふりがな又は漢字の問題は、言語制限或は言語統制の問題となる。さうして右のやうな方法によつて、ふりがなの問題が全部解決するかといふに、必ずしもさうでない。
一、やさしい言葉といふのは、平生あまり用ゐないやうな耳遠い言葉でなく、国民一般に容易に理解されるやうな言葉をいふのであらうが、これは必ずしも、漢字に書いて読みにくい言葉と同一ではない。やさしい言葉でも、漢字に書けば読みにくい言葉もある。之を漢字で書くとすればふりがなが必要になる。もつとも、かやうな語は漢字をもちゐずすべて仮名で書く事とすれば、ふりがなは不用になるが、さすれば、仮名が多くなつて、読みにくくなるやうな場合もあらう。
一、やさしい言葉で書けば、多くの国民に読まれまた理解される。これは著者としては望ましい事である。しかし、やさしい言葉で書くといふ事は、著者としては、用語を制限せられるのである。この限られた用語で著者が読者に伝へようと欲する通りの事実や感じを表現しようとするには、かなりの困難があり、これを克服するには多くの工夫努力を要することであらう。
一、かやうに考へれば、ふりがなの論は、単にふりがなだけに止まらず、漢字制限の問題や用語制限の問題となる。ここにこの問題の重大性があるのである。
一、私は、ふりがなの国民一般に対する国語教育上の効用を認める故に、いかなる場合にもふりがなを廃すべしといふ論には賛成しかねる。しかし普通の読物に於てふりがなをずつと少なくしてもあまり弊を生じないであらうと考へる。
一、普通の読物をやさしい言葉で書くといふ事は結構な事であると思ふ。これは著者にとつては面倒で骨の折れる事であらうが、その為に、むづかしい言葉を用ゐないで、品位あり力ある数々の立派な表現法が工夫され見出されたならば、我が国語の向上発展の為に慶賀すべき事である。
一、元来、新聞雑誌其他通俗の筆者は、自ら好むと好まざるとに係らず、言語文字の教師である。仮名遣にせよ漢字の用法にせよ文法にせよ、これらの読物に用ゐられたものは、日常国民の目に触れて、知らず知らずの間に之に影響を及ぼす事、学校の国語教師よりも一層大なるものがあらうと思はれる。国語の向上発達も、いかに学者が之を論じても其の効果は少く、文学者や新聞雑誌の記者が之を実行しなければ社会を動かすことが出来ないのは、言文一致の運動、即ち口語文流布の歴史が明かに之を語つてゐる。しかるに、我国の文学者や記者は多くはかやうな重大なる社会的影響を自覚せず、自己の用ゐる言語文字に対して充分の注意をしないやうに見えるのは誠に遺憾なことである。しかるに、山本氏のやうな有力なる文学者が、ふりがなの問題をとらへて、口語文の用語の平易化を提唱し且実践を試みられたのは、我々の多とする所であつて、我々は山本氏がこの試を今後も続けられん事を希望するものである。
国語や国字の実践上の問題については、私はまだ深く研究した事がありません。以上は唯思ひついたままを述べただけですから、素人論として御聞き下さい。
『文字及び假名遣の研究』昭和24年11月5日第1刷発行・昭和26年2月10日第2刷発行・岩波書店・橋本進吉博士著作集第3册より
橋本先生に「素人論」などと言われては敵わんわ!(誰が反論できんねんな)
- 2006年1月30日(月曜日)
- 「国が滅ぶ」という想定はファンタジーなのか? 非武装平和論者の見識は理解不能だ。
私など歴史家にとってみれば、国が滅ぶのはむしろ必然だが……。故に人はそれに抵抗するのであって。
- 2006年1月23日(月曜日)
- 祖母の四十九日関係で色々父祖の話を聞く機会があったわけだが、そうか、ウチの一族は色々筋金入りの問題人物輩出家系だったんだな……。曽祖父母からしてアレだったんか、と。
いやぁ、私は一般人で良かった。一族の奇蹟だな、私は。
- 2006年1月19日(木曜日)
- 某SNSの某コミュで、「軍事介入は幼稚だ」という意見を見る。
私はそのコミュには参加していないのだが、その文言を見て思った。
「即ち人類は幼稚だ」と。
- 2006年1月16日(月曜日)
- 表連動。
私が終身刑に疑問を持っているのは、結局の所、死ぬまで刑務所の中で食わせていかにゃならないのは経済的にどうよ?ってところがあるわけです。有期刑の場合、実態がどうあれ、曲がりなりにも「更正」させるという名目があるわけですが、終身刑の場合出てこれないんだから、本当に死ぬまで養う形になってしまう。勿論、それは憲法に保証される健康で文化的な生活とは言えないだろうけども。
- 2006年1月8日(日曜日)
- なんでも任天堂の
ゲームウォッチマルチスクリーンニンテンドーDSが売れまくって困ってるそうで。昨年で1,000万台売ったとか、どこも品切れ続出だとか聞こえてきます。
微妙に顧客層が違ったというSCEのPSPはゲーム機というより「ロケーションフリー端末化」しているよーな感じですが、こいつも1,000万台出荷したそうで。CESの発表を見ていると、今後ますますゲーム機だったことを忘れてしまいそうです。
で、MicrosoftのX BOX 360ですが……例によって日本ではウケていない模様。やはりあのファンが2基搭載されているACアダプタが悪いんでしょうか。ま、なんせ在庫は店頭に沢山あるようです。米国では相当売れているようなので、この両者の差がどの辺から来るのか、興味が尽きない所です。
あと個人的にはこの後投入されるであろうPlayStation 3に注目していますが、HD環境なんてウチにはないから、当面導入予定はなかったり。パソコン代わりに使えるなら、考えんでもないが……。
- 2006年1月1日(日曜日)
- アクセス数は比較的落ち着いてきたのに、なぜかランキング上位から滑り落ちないこの不思議。