実身仮身検索を実行機能付箋に
CK4 Memorandum in BLACK Part 3


Caution!
このページの内容は、小熊一人のアイデアです。坂村先生からも、TRON協会からも、PMCからも、なんらの承認/査閲を受けてはおりません。よって、最終的に破棄される可能性もあります。
また、提示されている手段・方法は全て小熊が身を以って実験したものでありますが、その安全性を保証するものではありません。再現実験の結果、どのような事態が発生しても一切の責任を負いません。
くれぐれもそのことを忘れないで、この文章を読んで下さい。


 Tottoさんとこの「BTRON掲示板っぽい!(謎) 」でとろ吉さんが実身仮身検索について「正規表現も使えたり、ひそかに仮身からも起動できたりする。」なんて書いてて、おや、と思ったわけですよ。仮身から起動……この場合はメニューの「実行」から起動するには実行機能付箋が必要ですが、実身仮身検索の実行機能付箋は提供されていなかったような……。
 ま、作りゃいいんですが
 しかし、バイナリエディタを使うのもあまり芸がない。そこで、お手軽お気楽にしかも応用可能な方法を考えてみました。

 と、いうわけで、いってみよー。


 実身仮身検索のプログラムファイル名は「NSEARCH」です。システム環境設定のバージョンから確認して下さい。
 で、実体は当然/SYS/$$PROGRAM.BOXにあります。
 プログラム本体のファイルのレコード構成は、実行プログラムレコード(レコードタイプ9。サブタイプの0x163は80386系実行プログラムであることを意味する)にデータボックス(レコードタイプ10)、そして機能付箋レコード(レコードタイプ7)。あとリンクレコードがありますが今回は無視(笑)
 問題は機能付箋レコードで、これは実行機能付箋の雛形になるもので、要するにこれをそっくりコピーしてレコードタイプを実行機能付箋(レコードタイプ8)にしてやればOK。
 誂えたように(誂えたんだってば)、コンソールにapdなるコマンドがあるので、迷わず使います。

 はい、できあがり(炸裂)。見事実行機能付箋レコードが増えています。(コマンドの詳解はヘルプを見てね)
 あとは、この実行機能付箋を取り出すだけ。この道はいつか来た道〜。
 ここで取り出せる実身仮身検索の実行機能付箋を、適当な実身に張り付けると、「実行」メニューから実身仮身検索が利用可能になり、当然ダブルクリック起動もできるようになります。
 使い方はあなた次第。ただし、自己責任はお忘れなく。