哀愁日記
底に哀はあるの。

もしくは、

「常識日記 文科系的日常」

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西紀2020年7月分

Caution!

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守秘義務の関係上、伏せ字になっている箇所があります。伏せ字の中身を御推測なさるのは結構ですが、あてずっぽうの内容を他者に広めて誤解を拡大再生産することだけはないようお願いいたします。


2020年7月1日(水曜日)

週間天気予報を眺めながら、明日辺り期日前投票をしに行こうかとか。明日の昼間が、週末までで晴れそうな唯一のタイミング。

とはいえ、候補者を見ているともう棄権したくなる気分でいっぱいなんであるが……。選挙公報なんて見てるだけで眩暈がしてくるし。

それでも棄権はしたくないので、うんうん悩んで誰に投じるかは決めた。

正直、舛添元知事でも出てきていたら、トップ当選するんじゃないか?


2020年7月2日(木曜日)

中国で「香港国家安全法」が可決成立し、即日施行、逮捕者10人とか

可決成立まで法案は非公開、可決即施行とか、そんなやり方が許されるんだなぁ……。日本だと、見つけにくいことはあっても、法案の段階で公開されるからねぇ。

とりあえずWikisourceにあった法条文を自動翻訳の助けを借りつつ読み進めると、これ本格的にやばい内容だな、と。

これまでも、中国に入国した研究者が宿泊先ホテルで拘束されるという事態が起こっていましたが、これからはほんの少しでも香港独立に言及したことのある人は、中国に入国すると拘束される虞があります。一国二制度に疑義を呈してもアウトかも知れない。

結局、一国二制度なんて幻想だった、ってことなんだよな。


2020年7月3日(金曜日)

自衛隊が装備品をオークションにかけて財源の確保を図るんだそうで、せり売りのページが開設されていた。米軍なんかでは「Military Surplus」「放出品」として知られるわけですが、自衛隊も問題ないものについてはこのような競りの形ばかりではなく、もう少し組織だって放出窓口を作っても良いかも、と。

例えば高機動車などは民生用のメガクルーザーが過去に自治体などに販売されておりまして、メガクルーザーの代替品、あるいは部品取り用としての需要もあるかと思います。

武器兵器の類が難しいのは分かりますが、そうでないもので要望があるものは、積極的に検討するべきじゃないかと思います。


2020年7月4日(土曜日)

買い物に行くのにうっかり買い物袋を忘れてレジ袋を購入するの巻。

いつかやるとは思っていたけど、思いの外早かったなぁ……。

これ、買い物に行くつもりじゃなかったんだけど、帰り道に思いついたりしたときとか、どうにもならん場面がありそう。まあ、いつでも買い物袋を持ち歩け、って話なんだろうけども……。


2020年7月5日(日曜日)

NHKスペシャル戦国〜激動の世界と日本〜 (2)「ジャパン・シルバーを獲得せよ 徳川家康×オランダ」』は期待していただけに、惜しいという感想が止められない。

約50分の番組に詰め込まなければいけないという制約があるのは分かるにしろ、日本、オランダ(ネーデルラント連邦共和国)、スペインの三ヶ国以外、ほぼ無視。重要なプレイヤーであるイギリス(イングランド王国)や中国(明朝清朝)の事情をバッサリ切り捨ててしまうのはどうなんだろう……。欧州での英西戦争や中国大陸での明清交代なんかは日本の事情にも大きく関連してるんだけれども。スペイン・ポルトガル対オランダ・イギリスという構図やカトリック対プロテスタントの構図が全部拔け落ちちゃってる。プロテスタンティズム、宗教改革/対抗宗教改革という視点の欠落は先週放送第1集でも落ちてたので、意図的に排除したのか手が回らなかったのか。

日本人傭兵の話も出てくるけど飽くまでオランダ東インド会社に雇われた傭兵の扱いで、それ以外の、いわば自主的に海外へ打って出た層についてはこれまた省略。山田長政も泣いているな。

日本も戦国だったけど、欧州から東洋まで、あちこちに戦乱の火種があったのよね、あの時代。

スペインとの戦争に勝利したオランダ・イギリスはその後英蘭戦争を戦う間柄となり、オランダはさらに三十年戦争でプロテスタント派の頭を張って戦費を拠出したり、ナポレオンによって国を失ったりと散々な目に遭うわけですが、日本は鎖国を決め込んで我関せずを貫いたわけです。無論これは日本の国際影響力の低下を意味するわけですが、それを許される状況になったとも言えたわけです。もし日本が欧州の戦争にプレイヤーとして参加する立場になっていたら、あるいは大きな影響を与える立場に立っていたら、鎖国なんかできっこなかったですからね。

また、銀についても南米の銀山についてはちょっとだけ触れただけ、日本の石州銀は素通りして佐渡の方を採り上げるなど、家康を中心に据えるためと思われる恣意的な取捨選択が目立ちます。当時の銀による貿易決済体系自体を採り上げないといけなかったんじゃないかなぁ、と。

というわけで、扱っているテーマがとても意欲的だっただけに、余りにも単純化された構図が残念でなりませんでした。

このシリーズはこれで終わりらしいんですが、もし第3集を作るならテーマは「奴隷」だろうな、というのが個人的感想。そんで第4集あたりで「鎖国」を打ち出して、当時の世界経済と日本の距離を描くかな。


2020年7月6日(月曜日)

都知事選、瞬殺でしたな。

個人的にはそろそろ舛添さんに戻ってきて欲しい感じなんですが。

それにしても、ロクな候補がいないにしても、アレはないだろうみたいな……。


2020年7月7日(火曜日)

次期戦闘機について「令和6年度から試作機製造 防衛省、次期戦闘機の開発日程提示」という報道が。佐藤正久参院議員のBlogにも記述あり。

以前から言われていたことの総まとめみたいな話ですね。基本構想、設計、製造は日本が主導権を握り、相互運用性の確保のために外国企業の強力を得、国内に技術のない部品に関しては海外調達。これもコアな部分に関して20年来の技術開発によって要素技術を揃えたからこそできる決断ということになります。

特にエンジンが大きいのですが、それについてロールス・ロイスとの協力が視野に入っているというのが、やや目新しいところですか。RR側からは確かに日本との協力という話は出ていたのですが、今更何を協力することがあるんだろう的な……。

無論、RR側にはメリットのある話です。RRは現在直径1mクラスの軍用低バイパス比ターボファンエンジンを持っていません。一番大きいのがEJ200ですが、これのサイズは⌀0.737m、F404/F414より細身なくらいです。推力についてはEJ200が60kN(dry) / 90kN(A/B)、F414は62.3kN(dry) / 98kN(A/B)と似たようなところなのですが。

ただ、戦闘機用としてみた時にはやはりF100/F110クラスの、⌀1m強で推力が130kN(A/B)とかのエンジンが欲しいわけです。できればF119級の156kN+なんて推力があれば、戦闘機の設計は非常に楽になります。

世界的に見てもこのクラスのエンジンとなると、P&W、GEを除けばロシアのAL-31系列くらいになってしまいます。

この点でXF9は世界的に見ても珍しいエンジンということになり、RRとしてはラインナップ上空欄になっている辺りなので、欲しいことは欲しいでしょう。問題は、ではRRが何を提供できるのか?という話ですが……組込式スタータ・ジェネレータとかですかね。確かに面白い技術ではあるのですが……

相互運用性確保のための部品類なんかは米国との共同開発なり、あるいは米国からの購入とならざるを得ないでしょう。今でもIFFなんかは輸入ですからね。

あ、射出座席は勿論マーチン・ベーカー一択でしょう。


2020年7月8日(水曜日)

昨晩、BS1を何気なく流してたら「絵文字 知られざる舞台裏」なんて番組が始まってそのまま視聴。うっかり録画できなかったのだけれども、本日NHKオンデマンドで配信があったので改めて見直したりして。

Unicode絵文字は控えめに言って地獄なんですが、日本ローカルだったものをUnicodeに取り込む際にグローバル化したのが過ちの始まりで、後は坂道を転げ落ちるようにあらゆる要求提案がUnicodeコンソシアムに持ち込まれ、採録の可否が密室で検討されています。

これ、絵文字だから深刻さが少ない話なんですが、例えばある言語が近縁の言語とは別言語であり、個別の文字体系/表記体系を持つことを、誰がどうやって判断するのか?という深刻な問題の一端でもあります。そもそも言語の区分というのは科学ではなく政治で決定されるものでして、一例を上げれば琉球語日本語の方言なのかは、学術的には決定できません。それは政治なのです。

同様にして、ある絵文字が採録に相応しいかどうか?の判断も極めて政治的です。これまで採録されている文字との違いの判断も必要になります。例えばU+1F9A0“Microbe(微生物)”「🦠」は果たしてウィルスを含むのでしょうか。あるいは「ウィルス」を別の絵文字として提案した場合、Microbeとの区別はどうなるのでしょうか?

番組中で白ワインの絵文字を導入すべく活動しているワイン農家が採り上げられましたが、実はUnicodeに入っているU+1F377「🍷」は“Wine Glass”であってワインそのものではなかったりします。なお、次のコードポイントU+1F378「🍸」は“COCKTAIL GLASS”であります。これは白ワインを別に入れるべきなのでしょうか。それとも新たにモディファイアを投入してワインの色を変えるべきなのでしょうか。ワインの色が変えられるならば、U+1F943「🥃」“Tumbler Glass”やU+1F379「🍹」“TROPICAL DRINK”の中の液体の色も変えられるようにすべきなのでしょうか。

旗についてはもう語りたくもないわけですが、国旗以下何が入って何が入らないのかの取捨選択は極めて政治的です。もはや政治しかないと言っても良いでしょう。

そしてそういった超国家的な政治的問題を討議する機関としてUnicodeコンソシアムが適切なのか、あるいはISOが適切なのか、はたまた何らかの民主的(?)な機構が必要なのか……誰にもさっぱり分からないのです。あるいはそれこそが、問題の根源なのかも知れません。


2020年7月9日(木曜日)

マツタケが絶滅危惧種に 国際自然保護連合 最新レッドリスト」とかいう報道に、どうせいっちゅうんじゃ、と。記事にはIUCN日本委員会の道家哲平事務局長は「マツタケはかつての里山のように人の手が入ることで育ちやすい環境ができる。マツタケを守りながら利用していくために森を適度に利用する必要がある」と話しています。とか書いてあったけど、隨分控え目な表現ですね。

Wikipediaの「マツタケ」の項目にも入会地の過剰利用などにより退行遷移を起こしてアカマツが優占するようになった(コモンズの悲劇一歩手前で抑制がかかった状態である)里山はマツタケにとっては適した環境であるとか書かれてるように、人間が伐採して森林資源が枯渇する一歩手前みたいな松林がマツタケに適した環境という話ですからねぇ……。要するにご家庭の燃料が薪だった頃に、ギリギリ禿山にならないくらいの伐採が行われている環境って話で、そんなもんエネルギー革命を経た現代日本にそうそうあるわけがない。むしろ頑張って作り出さないといけないけど、それだけの薪の需要を作るのが難しいわな。

そりゃぁ半島の北の国で採れるというのがよく分かる話なわけです。

日本でもマツタケが豊富に採れた時代というのがあったわけですが、それはつまり燃料需要のために森林が伐採され続けていた時代というわけでして、別の見方をすればマツタケは人類の文明と長らく共存共栄してきたキノコだったと言えるのかも知れません。

しかしマツタケの好む環境をせっせと作っていた人類は近代に入り植物燃料から化石燃料へと転換してしまい、哀れマツタケは棲息域を失ってしまったのであった。合掌。


2020年7月10日(金曜日)

A380から座席撤去、貨物機に転用 コロナ支援物資を輸送」とかいう記事があったんですが、これなにを運ぶんですかね……。

椅子は撤去されてますが、本職の貨物室のように床にローラーが敷設されているわけでもなく、また貨物用ドアもないので航空貨物コンテナとかは運び込めないですよね。小さめのパレットにしろ、床にローラーがないので機内で動かすのも大変ですし、そもそも固縛どうすんのかとか……。

積み下ろしが人力になるということは比較的小さくて軽量なものを大量に運ぶ用途に適しているのでしょうが、これどのくらい需要があるもんなんですかね。まあ、空気運ぶよりはマシなんでしょうけど。

やはりB747みたいに最初から貨物機に転用できるように設計してなかったのは痛いよね、この機体。


2020年7月11日(土曜日)

トルコにある世界遺産アヤソフィアをモスクに戻すという決定がなされたそうな

東ローマ帝国が教会として建てた正教会コンスタンティノープル総主教座だった始まりから、ロマニア帝国のカトリック大聖堂となり、一度取返された後、オスマン帝国によってイスラム教のモスクとなったあと、近代トルコ共和国においてアタテュルクによって博物館となったという、歴史的変遷を経た建物です。

ここ20年くらいトルコでは反世俗主義の流れが進行中で、これもその一環でしょうが、建国の父・アタテュルクの決定を覆したという点で、象徴的な出来事と言えるかも知れません。


2020年7月12日(日曜日)

日経サイエンスの次号に「フィートの統一」という小ネタがあるという話。

米国で使われているフィートというと、所謂通常のフィート(国際フィート、12インチ=0.3048‬m)と測量フィート(1200 / 3937m)があるのですが、調べてみると測量フィートの廃止がアナウンスされていました。

ということは爾後国際フィートを測量にも用いるということなんでしょうかねぇ。

どっちかというと、メートル法(SI)でやれ、と言いたくて仕方ないわけですが……。


2020年7月13日(月曜日)

昨日の件、米国の官報を見つけた。

つらつら読んで見るに、どうもNOAA/NGSでは内部的に既にSIによる測量を行っていて、それを外部に出力する際にどの単位系で提供するかを定めていて、その中から測量フィートが削除されるという次第のようだ。

しかもなんとなくだが、官庁側としてはSIでデータを提供したい感触が見え隠れしてる。

というか、実は国内の単位もSIにしたいんじゃないかこれ?

もっとも、そこは自由の国のことなので、衆民これを求めぬものを押し付けることはできない、ということなのかも知れぬ。


2020年7月14日(火曜日)

突然USBデバイスが不調を来し、マウスを認識しなくなる。

調べていくと、どうもUSBハブとの通信がおかしい模様。ハブを外したり付けたりしている裡に、USB 3.0のストレージを2.0でしか認識しなくなるなど、どんどん症状が進行する。

これは駄目だなと思って一度再起動してみる……が、やはりハブのポートを途中までしか認識しない。これは一体……?

少し冷やそうかと思って電源をOFFにしてみると、なんかシャットダウン時の挙動がおかしい。

んん~?

と思ってあれこれ調べていると、高速スタートアップがONになってる。おかしい、ちゃんとOFFにした筈なのに、いつの間に復活しやがりましたか。

高速スタートアップをOFFにして再び電源をOFFにして再起動すると、ようやくバスがリセットされたらしく、USB機器がきちんと認識された。

なんでMicrosoftはあんな高速スタートアップ推しなんですかね?

ただ、USBハブの動作も実際おかしい。内蔵されたUSBコントローラの一つが見えたり見えなかったり。どうもUSBハブの電源周りに異常がある臭い。これが引き金となってPC側の不調を誘引したのか?

しかし、今どきフタケタポートのUSB 3.0ハブなんてあるかなぁ……。


2020年7月15日(水曜日)

“犯罪者チャット潜入捜査”成功させた欧州警察のマルウェア大作戦 暗号破って通信を傍受、数百人逮捕」とか凄いニュースがあって、なんっつーか、犯罪捜査のためにそこまで許されるの?的な。別報も探して読んでみると、どうも英National Crime Agency(米のFBAみたいな組織で2013年設立)が主導していたっぽい。英国では2016年調査権限法という法律があって、この法に基づいて捜査が行われたとの由。

英国と言えば暗号解読に血道を挙げている国として知られますが、それで一応は民間用の“暗号化チャット”を盗聴、さらにはサーバにマルウェアを仕込んでアプリを削除できないようにすらしていたと……。

今回の逮捕劇はむしろEncroChatの運営がハッキングに気づいたため、店仕舞いの在庫一掃セールをやっただけで、作戦自体は2017年からやってたとかと聞くと、流石英国、やることがえげつなさ過ぎて引くわー、ってところです。

これだけの力を持つことが知れ渡って、同様の暗号化通信を使っている犯罪組織は震え上がっていることでしょう……ただ、その同様の技術を使っているのは犯罪組織に限らないわけでな。


2020年7月16日(木曜日)

韓国中央日報に「日本が韓国産戦闘機を輸入することは可能か」なんてネタ記事があってですね……。

まあ、T-4の老朽化が進んでいることは事実ですし、次期練習機の導入が視野に入っていることも事実でしょう。ただ、過去にも言及したように、機体だけの問題じゃないんですよね。訓練体系全体をどうするかという問題に繫がってる。

現行の訓練課程を今後も継続するのか、あるいは米国式に切り替えるのか。前者であるならばT-50は過剰性能で、BAEのホークやレオナルドのM.345でも足りるでしょう。後者ならば、米国が採用したT-7を日本でも採用してしまうのが手早いでしょう。日本でのライセンス生産の話が既に持ちかけられており、航空技術の維持についてもある程度は妥協できるものかと。

そんなこんなでT-50を積極的に選択する動機は日本側には少ないのですよね。余程価格的にお値引きでもしてくれるならともかく。

記事中にもあるように日本の小牧でF-35の整備拠点MRO&U(heavy airframe Maintenance Repair Overhaul & Upgrade)が稼働を始めたのですが、韓国はこれを利用したくないと駄々をこねています。とはいえ自前で整備拠点を誘致するでもなく、米軍の西太平洋地域の整備拠点は日本と豪州と既に決められてしまっており、韓国が小牧を利用しないのであれば重整備の度に長駆豪州まで旅をすることになり現実的とは言えません。常識的に考えれば韓国も日本の小牧で整備を受けるしかないのですが、運営する三菱重工を戦犯企業と罵り、強制動員訴訟を起こして賠償金を無理くり毟ろうとしている手前、機体を預けるのは嫌なんでしょう。韓国が一方的に日本に依存する形ではなく、相互に依存する形にしたいという意図が赤裸々です。

でもこれ、日本が付き合ってやる義理なんもないですよねェ……。


2020年7月17日(金曜日)

東京アメッシュXRAINを睨んで、短期的な雨の切れ間を縫って諸用を片付て回る。

便利な時代だ。

ただ、ちょっと慌てて出たのでマスクを忘れてしまい、さっと人に避けて通られたりされるのが心の傷に(苦笑)。以前なら鞄にコンビニで買った7枚入りマスクとか入ってたんだけどね……。


2020年7月18日(土曜日)

英空軍が次期戦闘機として計画しているテンペストの3Dモデルが公開されたというのでグリグリ回してみたり。

日本の次期戦闘機と似ているところもあれば似ていないところもあって、面白いもんだな、と。

ステルス機であることから、のぺっとした風体になるし、平面性列の観点からあちこちの角度が揃えられるのも技術的要請から。

しかし恐らくサイズが全く違う。キャノピーの大きさ(特に幅)がパイロットのサイズで制約される関係から、両者を比較すると日本の将来戦闘機のほうが大柄である可能性が高いと思われます。

翼の構成を見ても、両者ともラムダ翼(Lambda Wing)ではありますが、テンペストが無尾翼デルタ系で外側に傾斜した垂直尾翼を二枚持つのに対し、次期戦闘機は有尾翼でラダーベーターです。まあ、欧州は無尾翼デルタ好きですからね……。離着陸性能に問題が生じる点を除けば利点は多いですし。逆を言えば日本はその辺に拘る理由があるんでしょうね。


2020年7月19日(日曜日)

久しぶりに晴れて、気温が上昇。日中暑かった。

マスク付けてるのが苦しいくらい。これから先、熱中症との兼ね合いになるよなぁ……。

COVID-19というと「知られざる日本のコロナ対策「成功」要因──介護施設」という記事があって、大変興味深かった。日本の介護施設で感染爆発があまり起こっていないのは知られているのですが、その原因について外国から検討された文章は珍しいので。

欧州や米国では高齢者施設での感染爆発が大きな被害を出したのですが、日本では比較的少なかった原因を、インフルエンザ感染予防対策等として構築されルーチン化された対策が自動的に発動したため、と分析しています。将来的にはもう少し突っ込んだ分析が必要だとは思うのですが、恐らく順当だろうな、と。

準備していた対策が当たった、打球が飛んだところに野手がいた、みたいな話なんで、外れなくて良かったという話なんですが、別の見方をすれば外れててもおかしくなかったわけで、できるだけ運の要素を減らすためにも、検討は続けたいものです。

高齢者施設での感染拡大が起これば、日本でも欧米並みの被害が出る可能性がまだ残っている、ということでもあるわけですから。


2020年7月20日(月曜日)

テレビのリモコンが故障。

最初は電池切れかな?と思って電池を入れ替えてみたけどうんともすんとも言わず。電池チェッカを持ち出すと、電池は健全。

さてはとデジタルカメラを取り出してきて、受光部を撮影しながらボタンを押しても反応なし。ちゃんと動作する別のリモコンを撮影すると、ちゃんと発光部が光って見える。

これは故障だなぁ、と判断。どっか断線でもしたか。

はて、リモコンだけなんて買えるものだろうか?と型番をGoogleさんで検索してみると、メーカーの代替品のご案内ページに飛ばされた。まあメーカーコードが一緒なら動くことは動くだろうが、それで済むならサードパーティーのリモコン買っても良いよなぁ(そっちの方が安いし)。

ただ、この使ってるテレビ、i.Linkだの2画面モードだの、ちょっと変わった機能が搭載されていて、そのへんの機能もリモコンのボタンから呼び出すのよね……。

で、どうも代替品にはその辺の特殊ボタンは搭載されていない模様。

これは困るなぁ。

ヤフオクでも漁るか……。


2020年7月21日(火曜日)

最高裁、“パクツイ”画像をリツイートした際の「自動トリミング」も著作者人格権侵害と判断」……うええええ?

慌てて最高裁の判決文を探して読んでみるも、ほぼ一考の余地なく切り捨てられている。

twitterの仕様なのに、リツイートしたユーザが責任を問われるのっておかしくない? しかもtwitterの仕様について、エンドユーザは何らの影響力を行使し得ないんですが。例えば、トリミングせずに表示するオプションとかはないわけで、するとユーザが取れる自衛策は「画像はリツイートしない」という一点に尽きてしまう。

この場合、著作者人格権を侵害したのはそのようなシステムを構築したtwitter社のみとするのが相当ではないかと思うわけだが。

というか、これ情報開示されたユーザがtwitter社を相手に訴訟起こした方が良いんじゃないか? twitter社のシステムのせいで著作者人格権侵害を問われた、と。


2020年7月22日(水曜日)

セブン‐イレブン、ファミマ、ローソンが共同配送の実証実験」とかなんとか。

コンビニエンスストアってのは後ろにある物流システムこそが肝であり鍵である業種なので、これで協業するというのは非常に難しい。実現すればコスト削減に繫がるのは間違いないけれども、そこには各社のノウハウが詰まっているわけで……。

珍しいところではヤマザキパンなども自社配送に拘り続けていることで知られますが、物流こそが商品を消費者に届ける核の部分なわけで、これを共同で行うとなれば、俗に「ドミナンス戦略」と呼ばれるコンビニの出店戦略にも関わってくるように思えます。

個人的にはコンビニの多様性が一層減りそうなのが残念です。


2020年7月23日(木曜日)

本来なら、東京五輪のための祝日なんだっけ? よく憶えてないけど……。

連絡の取れない感染者、所在確認に警察も協力へ…保健所が行方不明者届」というお達しが出たとか。厚労省の法令データベースにはまだ登録されていないようなので通達全文が読めず、記事ベースでしか検討できないのですが、個人的にはなんだかなと。

伝染病に感染することは犯罪ではありませんし、現行の新型インフルエンザ特措法では協力を要請することはできても強制はできませんし、罰則も規定されていません。

「行方不明者届」はかつては「捜索願」と呼ばれていたもので、警察法施行令に基づき国家公安委員会が定めた「行方不明者発見活動に関する規則」に根拠を持ちます。届出が出された行方不明者は大別して特異行方不明者と一般行方不明者に別けられ、犯罪や事故に巻き込まれた可能性が高いとされる前者がより積極的に捜索されます。

ですがこれは刑訴法に基づいて逮捕令状を取って全国指名手配をするのとは違って、身柄の拘束などの強制力はありません。飽くまで発見した場合、届出人に通知するだけです。そして家庭内暴力からの避難など、それすらもされない場合が規定されています。

保健所としては連絡がつかない感染者を追うことは必須なのですが、現行法上では強制力に限界があるのは事実です。しかし、下手に法で強制を行えば、これは個人の権利、人権の侵害になりかねず、衡量は難しいところになります。繰り返しになりますが、病気に感染したことそれ自体は犯罪ではありません。

とりあえず現行法で出来る範囲内で、というのは分かるのですが、警察力を動員すると処罰感情が過剰になる虞がないでもありませんな。


2020年7月24日(金曜日)

MP4ファイルをBlu-rayのBDAV仕様に仕立て直そうと思ってあれこれ。理論上は、BDAV仕様上許されるMPEG4 AVC仕様の動画データをMPEG2 TSファイルにmuxしてinfoファイルやら何やらをくっつけてやれば形になるはずなんだが……微妙に動かず。再生だけはできたりする辺りが不思議。(それ以外の編集は受け付けないなど)

あれこれ試してみたのだけれども、どうにも完璧には動作せず。

まあ、手元に仕様書があってやってるわけじゃないからなぁ。何かしら仕様を満たしていないんだろうけど……。


2020年7月25日(土曜日)

朝から、喉が痛く、頭痛がして、眩暈があり、微熱があった。

大人しく転がっていることに。


2020年7月26日(日曜日)

PowerShellのswith文に-Regexなんてスイッチを見つけて驚く。

こんな便利なものがあったのか……。

これを使えばあの辺とかあの辺とか書き換えられるなぁ……というわけで、スクリプトを書き換え。大分綺麗になった!


2020年7月27日(月曜日)

ロシアのプログレスMS-15補給船 国際宇宙ステーションへ最速記録でドッキング」とか。

プログレス補給船もいい加減古いんですが、同時にそれは運用が熟れていることをも意味していて、今回のように地球2周でISSまで到達とかしてくれます。日本のHTVが一週間近くかけてISSにアプローチするのと比べると、正に超特急です。早ければ良いというものではないのですが、それができるということは付加価値ですよねぇ。

ISSには現在それぞれ用途が異なる数種類のドッキングポートがあるのですが、プログレスはロシア側(進行方向後方)にあるポートにSSVPを使ってドッキングします。こちらのポートはISSのリブースト(再加速)に用いられるので、大変重要です。というか今のところリブーストは完全にロシア頼みなのですよね。

ロシア側にあるモジュールの中には耐用期限をかなり越えて使用されているモジュールもあって、ISS全体の運用寿命の問題もあり、いろいろ面倒な問題が転がっていますよねぇ。

ISSはソビエト崩壊絡みの雪解けの世界情勢の中実現したものなので、今の情勢では果たして“次”が可能なのかとか……。


2020年7月28日(火曜日)

そういえば近所にちょっと大きめのドラッグストア(処方箋受付あり)が開店してたので足を伸ばしてみた。建設自体はだいぶ前からやってて、外観上は完成したのだけど、どうやらコロナ禍によって開店が伸びていたものらしく。

行ってみたら、ドラッグストアというよりミニスーパーといった様相で、店内の1/3位は食料品。しかも生鮮食料品まで売ってる。開店セールで安いものもあったが、それ以上にサージカルマスクを数量限定とはいえ、売ってたのが目に付いた。

いよいよドラッグストアなら店頭に並べられる程に供給が安定してきたのだろうか。


2020年7月29日(水曜日)

気づかぬ裡に携帯電話が沈默していた。

そういえば最近鳴らないなぁとは思っていたのだけれども、まさか勝手に電源が落ちていたとは。

充電不良かと思ってケーブルを繋いで起動してみても、バッテリは充電済との表示。

それじゃ大丈夫なのか?とケーブルを外すと一分もせずにブラックアウト。

これはバッテリいかれたか?

と裏蓋を開けてバッテリを確認しても、特に膨らんでいるなどといった異常は見られず。一度外して端子を吹いて、再度装着して起動したら、なんか大丈夫になった模様。

うーん。暫く様子見て、駄目だったらショップへ行ってバッテリ交換してもらおう。


2020年7月30日(木曜日)

747、2022年生産完了」との報。Boeing社の公式発表でもweʼll complete production of the iconic 747 in 2022.と素っ気なく。

以前にも書いたのですが、最新型のB747-8は旅客型よりも貨物型の受注が多く、日本でも導入した事例があるなど、まだまだ作り続けられるだろうと思っていただけに、生産終了には驚きがありました。なんだかんだで、フレイターだけで90機受注していたんで……。

勿論今後もボーイングは747のサポートを続けると言っていますし、今現存する旅客型は徐々に貨物機に転用されていくのでしょうが、それでもいずれ、現在航空貨物の半分を輸送していると言われる747が飛ばなくなる日が来るわけです。

それは避けがたいことなのですが、一方で懸念材料もあるのです。

通常の定形コンテナやパレットの貨物であれば、大抵の旅客機(またはその転用貨物機)で問題なく運べるわけですが、747Fの強みはそのフロントカーゴドアで、奧行き60mに及ぶ貨物室に不定形貨物(特に長尺物)の積み下ろしができることです。これは軍用貨物機を除けば747Fが唯一の特徴であるため、747Fでこそ運ばれる貨物というものもあるわけです。

現在、747F以上の(主に体積の大きい)貨物となるとAn-124ルスラーンAn-225ムリーヤをチャーターするという方法が取られるわけですが、それらの数は747Fに遠く及びません。

747Fの減勢が始まった時に、一体何者がその穴を埋める事になるのか、今から気がかりなところです。


2020年7月31日(金曜日)

一昨年、突然小笠原空港計画を1,000以下に縮小すると言い出した都知事ですが、とうとうAW609だそうですよ。

アホですかと……。

以前も書いたことなのですが、空港設備をケチれば、運用機材の側にしわ寄せが行って、結果的に利用者の利便性に悪影響を及ぼします。空港はインフラなので税金で作りますが、運用機材は商業エアラインなので利用者が負担するんですよ。

AW609はイタリアのレオナルド社が開発している民間用ティルトロータ機で、小型ビジネスジェット機に近い機体規模になります。某MU-300ホーカー400辺りと比べると分かりやすいでしょうか。

空虚重量が4.7t、乗客は最大9名(!)。

元々予定されていたATR 42-600Sが42人乗りだったのに比べると1/5です。当然一人当たりの費用も増えまして、記事によると運賃は片道20万円以上になるとか。

さすがにどうかと思いますよ、ええ。

私としては、メガフロートでもなんでもいいから1,500m級の滑走路を作るべきだと思います。その方が、結果としては、安く上がりますよ。