哀愁日記
底に哀はあるの。

もしくは、

「常識日記 文科系的日常」

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西紀2018年12月分

Caution!

このページはあくまで小熊善之個人の責任において製作されており、坂村健先生及びTRONプロジェクト、パーソナルメディア社、並びにYRPユビキタス・ネットワーキング研究所は関与しておりません。
守秘義務の関係上、伏せ字になっている箇所があります。伏せ字の中身を御推測なさるのは結構ですが、あてずっぽうの内容を他者に広めて誤解を拡大再生産することだけはないようお願いいたします。


2018年12月1日(土曜日)

未明に突如UPSの警告音が鳴り響き……。

2時2分ころから2時10分ころまでの8分くらい、どうやら停電があった模様。最初ブレーカが落ちたのかと暗い中確認に出向いたらブレーカは正常。これは停電だと判断した次第。

購入以来、テスト以外では初めてUPSが役だったんじゃないか……?


2018年12月2日(日曜日)

日本学術会議主催の公開シンポジウム新しい国際単位系(SI)重さ、電気、温度、そして時間の計測と私たちの暮らし」に行ってきた。

改定された新しいSIの話なんだけど、キログラムだけじゃなくて色んな話が聞けて面白かった。

キログラムの新しい定義でプランク定数を定める(定義値にする)ことがどうして質量の定義に繋がるのか、やっとある程度把握できたと思う。

プランク定数は6.62607015×10−34J⋅sと定義されたんだけど、Jは展開するとN⋅m、Nをさらに展開するとkg⋅m/s2。全部まとめるとm2·kg/sとなり、秒とメートルが厳密に測定できるならば、キログラムを測定できる……筈である。

実際には N A c M e α 2 2 R h というアボガドロ定数とプランク定数の関係式を用いて、シリコン球の結晶密度を測定することでアボガドロ定数を測定した、と。そのシリコン球も、同位体を排除するためにロシアの核開発用遠心分離器で28Siだけを99.994%まで抽出した単結晶体を直径94mm凹凸5nm以下にまで研磨したという、一体どんだけ金かかっとんねん、といった代物。それをX線結晶密度法で原子の数を確定するとか……なんか現時点では世界で四ヶ国しか測定できないらしいけど。

とはいえ、メートルも光の速度で定義されるようになった際には、当時世界で三ヶ国しか計測できなかったらしいので、定義の変更が技術の進歩を促進することを期待した決定らしい。

アンペアも1秒間に1クーロンが流れる量に変更されて、これまでとは逆にクーロンが定義値になった(電荷素量「eが定義値になったとも言える)とか。

思いの外だったのはケルビンで、これまでの定義にあった水の三重点の熱力学温度が地球上で一定せず、その理由が地域によって同位体の比率が違うから、という思いもよらない事情だったと聞かされた。測定技術が向上することによって、それまで知られていなかった事実が明らかになって、単位の定義が不安定化するという話が聞けた。

会場からの質疑応答の中で、どうせならSI単位をアンペアからクーロンに変えたら?といった質問が出たのだが(私もどうせならキログラムからグラムに変えれば良いのにとか思った)、これまでの単位系をできるだけそのまま継承し、混乱が生じないように変更するというコンセンサスだったらしい。

それにしても、これらのSI標準化には米NISTの貢献が大であるのに、どうして米国内ではSIがそれほど普及してないのでしょうねぇ……。(SIが普及してないのにそれだけの研究に金を出せる米国の政策も不思議なのだけれども)


2018年12月3日(月曜日)

先日のテレメンタリー2018「島牧村のクマ騒動」(制作:北海道テレビ放送)があんまりな内容だった……。

北海道島牧村にこの夏現れた羆にまつわる騒動を追ったドキュメンタリだったんだけど、問題は羆じゃなくて人。

二ヶ月もの間、駆除しても駆除しても現れる羆に翻弄された村。しかし本番はむしろその後で、猟友会に支払う1,156万円の報奨金で村会は揉め、補正予算が否決されてしまう。反対派の村議会議員は村の一大事なんだから報償費を下げろと訴えるが、一方で夜間を含む長丁場の戦いを強いられた猟友会も譲らない。

最終的に村長の専決処分で9割の額を拠出したということなのですが、猟友会への出費を惜しめば、“次”から猟友会の協力が得られにくくなるでしょうに……。結果はより一層状況が悪くなるでしょう。

番組中に盛り込まれなかった事情もあるんでしょうけれども、羆より人間に問題があったんじゃないかと思わずにはいられませんでした。


2018年12月4日(火曜日)

山手線の田町‐品川駅間にできる新駅の名称が「高輪ゲートウェイ」になるとか……。

何故「高輪」ではいけなかったのか、何故「ゲートウェイ」を付けなければいけなかったのか、色々追及したい所がないでもなく……。

その昔、高輪には大木戸があって、ここより北側が江戸市中された故事に因むのだろうとは思うわけですが(つまり品川は江戸ではない)、明治150年をして東京を縮小しようとする陰謀が働いているのかも知れん(ないない)。


2018年12月5日(水曜日)

Microsoft、ブラウザエンジンEdgeHTMLを捨てChromiumに移行か」と、最近ようやく使い物になってきた感のあるEdgeが捨てられるとの噂が……。個人的にEPUBリーダとして捨て難いものがあるので、なんとか開発を継続してもらいたいところ。

それに、MSがEdgeを捨ててしまっては、HTMLレンダリングエンジンが事実上BlinkとGeckoくらいしか残らなくなってしまう。ただでさえ、ブラウザシェアを見るとBlink一強状態なのに、せめて世の中に三つくらいはメジャーなHTML解釈系がないと、色々困ると思うのですが。

W3Cの勧告にしても、草案から勧告案に格上げするためには二つ以上の実装を要求するのに、今やそれはBlinkとGeckoだけとなってしまいかねません。(WebKit? 知らない子ですねぇ)

それにしても未だにTridentが10%近くもいるというのは一体どういうことなのか……。


2018年12月6日(木曜日)

改元されたあとの“平成31年”表記はどう扱うべき?」とか、ご苦労さまです。

個人的にこの問題でヤバそうなのは、新元号の合字がCP932に追加されない(Shift-JISで使えない)っぽい、というところですね。非常にヤバそうですね。MSには強く翻意を促したいところですが、どうにもならないかも知れません。

あ、次のJIS X 0213の改訂で入れば、MSも頑張って入れるかも知れません。JISに期待しましょう。(もう何がなんだか……)

これ、次のBクラのネタにしようっと。


2018年12月7日(金曜日)

ホンダジェット、日本で型式証明取得 月内に初納入」だそうで。

基本的に日本の国交省の型式証明は米FAAの型式証明がそのまんま通用するので、要するに、日本国内で購入者が出たので証明を取った、という話ですね。

これ、日本が自力でやれなくなってしまった、というのは航空機産業を考えると残念な話でして、MRJが米国で試験を続けている理由の一つでもあります。

産業を育てようと思ったら、まずインフラを整備しないといけないのですが、日本ではその基盤が失われてしまっている、という話です。


2018年12月8日(土曜日)

開戦の日。ここ数年言い続けているけど、この日は支那事変が大東亜戦争に変わった日であって、実質的な戦争は既に始まっていたのね。始まっていたというか、進退窮まっていたというか。

例えば金属回収なんて昭和16年8月に最初の法令が出てるくらいで、昭和12年に始まった日中戦争が既に日本の経済を蝕んでいた。そもそも国家総動員法が制定されたのは昭和13年。大政翼賛会成立も昭和15年。

真珠湾攻撃が起きた頃には全てにお膳立てが整っていたと言っていいくらい。

この日を記念するのであれば、始まった日というよりは、終わりが始まった日、として欲しいと思う。

そしてもう一つ。いかなる力学が対英米開戦という破滅への選択を選ばせたのか。

昭和15年の総力戦研究所はもとより、その前の秋丸機関での研究など、対英米戦争が日本必敗に終わることは、幾つもの研究で確実とされていたことが分かっています。国の上層部はその結論を知っていたにも拘わらず、開戦へと転がり落ちていくのを止められなかった原因を、私達は考えるべきでしょう。


2018年12月9日(日曜日)


2018年12月10日(月曜日)

学術系の本を読む時は、ネットワークに繋がったPCが必須となりつつある昨今。

単語を調べたり、用語を調べたり、人物名を調べたり、と読んで調べてまた読んで、の繰り返し。実に充実。

って、ここまで考えて気づいたのだけれども、kindleの端末にはマークした箇所をWikipediaで調べるという機能が付いていて、あまり活用はしていなかったのだけれども、そうか、こういう用途のために用意されている機能だったんだな……。

kindle端末の上でWikipedia読むのしんどいから、今後もPCでやると思うけど、いざとなればkindle端末だけで済ませられるというのは素晴らしいと思う。

kindleは本文のコピー&ペーストに関しても、文献名と引用箇所の段落番号が一緒にコピーされて、「引用」の形式が整えられるので大変便利。マークやメモが端末間で同期されるのも有り難い。

やはりkindleは「読書」とはいかなる行為なのか?について良く考えていると思うのだ。

その点、KADOKAWAのBOOK☆WALKERはMk.I Eyeballによる閲覧しか想定していないとしか考えられない作りだし、hontoは紙の本との連携という面白味はあるものの、やはり電子書籍としての使い勝手はkindleに一歩劣る

敗北に故ななきは無し、と。


2018年12月11日(火曜日)

ヤマハ発、四輪車参入を断念=「投資回収は困難」と判断」と、残念……。

トヨタグループの一角として事実上自動車製造をしているにも拘わらず、自社ブランドでの四輪製造販売が難しいというのは、やはり参入障壁が高いということなのでしょうね。

況や、飛行機をや。「作れる」のと「商売ができる」ことの違いと言いますかね。


2018年12月12日(水曜日)

EU離脱に搖れる英国ですが、テリーザ・メイ首相に対する不信任投票が行われる運びになったとか……。

この困難な状況の中、能う限りの努力で同意案を取り付けた女傑に突きつけられたのが不信任動議とか、国家への忠誠心が折れないか心配になります。

きっと明日起きた時には結果が判明しているのだと思いますが、英国の先行きは一層不透明になりましたなー。

まあもっとも、誰が政権を担ったとしても、英国(主にイングランド)が求めていた形のEU離脱なんて出きっこなかったわけですが。


2018年12月13日(木曜日)

朝起きてドキワクしながらBBCを確認したら、メイ首相が生き延びた、と報じられていた。

次回の選挙を率いないことを宣言した上で、与党下院議員の200対117で信任されたとかなんとか。

とは言え、メイ首相の先行きは不透明なままで、野党を含めた下院で不信任投票が行われるかも知れないし、同意案が否決されるかも知れない(この可能性は低くない)。

英国の先行きには混沌の渦が見え隠れしていますが、英国という船はその渦に向かって突っ込もうとしているように、傍からは見えるわけです。

もしかしたら、引き返し不能点を越えているのかも知れませんが。


2018年12月14日(金曜日)

恐らく日本では初となる本格的なロード・レイジ案件の裁判ですが、本日判決公判があって、どうやら危険運転致死傷罪の適用となった模様。

注目の裁判だったので裁判所のページに判決文が載るかと思ったんですが掲載されず。報道を元に考えるしかないですなー。

この裁判の争点の一つが、先に挙げた危険運転致死傷罪が適用できるのかどうかです。というのも、被害者夫婦が亡くなった直接の原因となったのはトラックの追突であり、これは被告と被害者の車輛が高速道路上に「停車」している最中に起こっており、つまり「運転していなかった」ためです。危険運転致死傷罪は文字通り「危険運転」を処罰する法律であり、停車中の事故にそれを適用することはできないのではないか?とも考えられたわけですね。

日本の法体系は大陸法の系統に属し、罪刑法定主義を採ります。つまり法律に書いていないことは罪として裁くことができませんし、法に書かれていない罰を課すこともできません。この事例として日本で有名なのが盗電事件裁判で、電気が刑法で罪とされる有体物であるか否かが法廷で争われ、高裁では無罪判決が出る(大審院で有罪確定)という逆転劇の果てに、刑法に電気は、財物とみなす。という一文が付け加わった件でしょう。

さて翻って本件の裁判ですが、先記の通り、本来危険運転致死傷罪は危険運転を行い人を死傷させることを罪と定めているわけです。果たして停車中の暴力行為は危険運転致死傷罪足りえるか?

報道によればこれに対して裁判官らは、パーキングエリアから停車位置までの間に行われた煽り運転が停車後の事故を誘発したとして危険運転致死罪が適用できると判断したものとのこと。個人的にはかなり難しい解釈ではないかと思いますが、煽り運転から停車後の脅迫行為、そして追突事故までを一連のものとして、煽り運転を起因と定義したものかと。

個人的には自動車運転処罰法はかなり適用範囲の狭い法律で、制定過程から処罰感情の先行を危惧し、慎重な運用を期待したものとではないかと思ったりするのですが、裁判員裁判によって一般の声が法廷に届く現在、少し緩めの法文にしてコモン・ロー風に運用するというのもアリかも知れず。

本音を言えば、「自動車」運転処罰法ではなくて「車輛」運転処罰法にして、故意あるいは悪意に基づく交通事故の誘引行為・危険行為を一律に処罰するべきではないかと思ってはいるのですが、現代日本では過酷に過ぎる運用がなされそうなのですよね。罰を科してそこで終わりではなくて、罪を償った受刑者が出所後に社会復帰して初めて運用として完結するのですが、今の日本ではそこまで考えた運用がなされていませんから……。


2018年12月15日(土曜日)

図書館から借りてきた本を読みながら、PCを開いてメモを取る……。最近電子書籍に慣れすぎてるなぁとか思うのがこういう時。

先日も書いたけど、小説ならともかく、学術系の本を読むときには、メモを取ったり調べたりってのがどうしても発生するので、検索したりマーカー入れたりメモを書き込んだり、引用文をコピペしたりできるkindleは素晴らしい力を発揮する。

あとは複数の本をまとめて串刺しで検索できれば、そして正規表現で検索ができれば、より一層利便性が上がるだろうと思う。


2018年12月16日(日曜日)

英国のニュースを見ていると、「メイ英首相、離脱合意案で一段の確約を楽観 EUは再交渉拒否」とか、強がりなのかデモンストレーションなのか、EU側からも同情されるメイ首相が可哀想な感じ。ここまで交渉してきてまさか本当に楽観論を信じてはいないでしょうが、何が何でも同意案を通さないといけない首相は大変ですよね。

ポピュリズムに翻弄される政治を露呈しているのは何も英国ばかりではないのですが、この問題は世界を悪くするだろうなぁと思えて仕方がありません。政権が交代しても、基本的に好転しないだろうと信じられる所がまた……。

日本も他人事じゃないですけどね。


2018年12月17日(月曜日)

駅の駐輪場に自転車を停めてふと隣をみたら……なんとミヤタQuartz XL Lightが!

私が購入したのが2011年4月なので、7年にして初めて同一車種と遭遇したぜ……。

私のは内装変速機付きだけど、隣りのは変速機なしで、リアキャリアに籠を付けて花柄のカバーがかかっていたりとか、より一層ママチャリらしい出で立ちだった。

しかし、こんな趣味的なママチャリを買う人間が私の他にもいたんだな。私が買った時は受注生産だと言われて、注文から納品まで時間がかかったんだけど。(しかもそんな自転車をママチャリらしくドレスアップするとか)

相当な趣味人が乗っているに違いない。


2018年12月18日(火曜日)

防衛大綱と中期防が決定

F-35Aが42機から147機へ。うち42機をB型にする、と。

日本がF-35Bを導入して何をする気なのかについては、大綱を読んでも今ひとつイメージが摑みにくいですなー。もしかしたら中国の空母が第一列島線を越えたところで活動するのを阻害する意図があるのかも知れず。

大変だー(棒)。

まあ、基本抑止力だとは思うのですが……。

あと、中期防によると将来戦闘機について、戦闘機(F−2)の退役時期までに、将来のネットワーク化した戦闘の中核となる役割を果たすことが可能な戦闘機を取得する。そのために必要な研究を推進するとともに、国際協力を視野に、我が国主導の開発に早期に着手する。ということですので、報道の予想とは異なり、日本企業を主契約者とした協同開発になるのではないかと。

それにしても、米国が中国と角突き合わせて、韓国が向こう側へ行ってしまうと、日本の負担は増すばかりですな。


2018年12月19日(水曜日)

プリンタのインクカートリッジを買いに行ったら、シアンだけが売り切れていた。そんなこともあるんだな……。

まあ、確かにCMYKの各色の減り方は一様じゃないから、買うタイミングはバラバラになるだろうけど、そう言われてみると各色の出荷量も違う可能性があるのか……。


2018年12月20日(木曜日)

HDMIケーブルを購入したら不良品だった。

最初PC繋いでも何も映らなくて、解像度のミスマッチかな?と思いながらあれこれ試しているうちに、ポートを変えてもPCを変えても駄目でケーブルを変えると映る。逆に今繋がってる機器のケーブルを購入品に変えると映らなくなる、という結果からケーブルの不良と判断するに至る。

購入店に持ち込んで不良品と確認してもらって、返品(返金)か交換かを提示されたので、返品を選択させていただいた。流石に同一品交換でもう一度不良品を引く可能性は極小だろうけども、ミソ付いちゃったから仕切り直しにするつもり。

しっかし、そんなことあるんだねぇ……。


2018年12月21日(金曜日)

日本がいよいよ国際捕鯨委員会(IWC)から脱退するとかしないとか。

IWCは元々、その名の通り捕鯨(Whaling)を管掌し、水産資源としての鯨類の管理を行う国際組織だったのですが、途中から性格が変わってしまって、捕鯨ではなく、動物保護の組織になってしまっているんですよね。

日本も過去何度かIWC正常化についての決議案は出しているのですが……。

ノルウェーやアイスランドといった捕鯨国では既にIWCを無視して捕鯨をしてまして、日本もIWCに籍を残したまま捕鯨を再開するか、はたまた脱退するかといったところでした。まあ、日本が抜ければ実質的に「捕鯨しない国々による捕鯨委員会」ということになり、名称も変わって実態に名が追いつくかもしれませんな。ただ、捕鯨国から無視された委員会にどんな力が残されるのかは不明です。

戦後日本が、低価格の蛋白源として鯨肉を大量に欲し、鯨の乱獲を行ってきたことは歴史的事実ですが、ではこれから捕鯨を再開したとして当時のような流通状況が戻ってくるかと言われると疑問です。商業捕鯨が果たして採算ベースに乗るかどうか。船の建造費や運行費、人件費などがペイする値段付けにしかならないと思うのですよね。果たして他の鯨偶蹄目の食肉に太刀打ちできるかと問われると、疑問があるところです。

とはいえ、私自身鯨肉は嫌いじゃないし、食べようと思った時に食べられる自由は確保しておきたいのですよ。禁止はされたくない。

そのためには適切な水産資源管理が必要であるということは論を俟ちません。そして日本の水産資源管理能力は、鰻を見れば明らかですよね〜。


2018年12月22日(土曜日)

昨日、海上自衛隊のP-1哨戒機が20日に能登半島沖を北朝鮮の瀬取り監視任務で哨戒中に、韓国海軍の広開土大王級駆逐艦から火器管制レーダーを照射されたとの発表を行って騒ぎに。

発表された写真を見ると後部のイルミネータ(STIR-180)がバッチリこっちを向いているばかりか、ゴールキーパーもこちらを向いていることが見て取れます。あとはボタンを押すだけで対空ミサイルや30mm機関砲弾が飛んでくる状況です。

これに対して韓国側はわが軍は正常な作戦活動中にレーダーを運用したが、日本海上哨戒機を追跡する目的で運用した事実はない言っているようですが、「正常な作戦活動中」であれば何故該艦は軍艦旗を掲揚してないんですかねェ……? 他にも遭難した北の船舶を迅速に見つけるため火器管制レーダーを含むすべてのレーダーを稼働し、この際、近くの上空を飛行していた日本の海上哨戒機に照射されたなどと意味不明の供述をしており……。

韓国側の言い訳があまりに酷かったためか、防衛省は本日追加の発表を行い、韓国を強く批難しています。

報道によれば哨戒機からの問い合わせに韓国側が応答しなかったそうで、韓国側の故意が強く疑われるところです。報道では照射は数分間に亘って行われた、とか、二回照射された(一度離脱して再確認のために接近したらまた照射された)など、詳しい情報が小出しにされており、韓国側の言い訳を都度潰す意図が見え隠れしますね。自衛隊側は相当確実な証拠を握っているものかと。


2018年12月23日(日曜日)

平成最後の天皇誕生日……って、考えてみると来年って天皇誕生日ないんだな。徳仁殿下の誕生日は2月23日……そんな寒い中、一般参賀とかしない方がいいんじゃないか……? 大正天皇の故事に倣って、一ヶ月くらい後倒しにした方が良い気がする。

NHKで放送された「天皇 運命の物語 第1話「敗戦国の皇太子」」はなかなか良かったな。ただ、戦前の昭和天皇の地位については、もう少しきちんと説明しないと、建前を鵜呑みにする人が出かねない気もしないでもないが……。まあ、本筋じゃないから端折ったんだろうけども。


2018年12月24日(月曜日)

日経新聞に、「旧型F15を米に売却検討 政府、装備品調達の財源に」とかいう記事が載ってて、へぇ〜、と。

日本のF-15JF-15Cがベースですが、色々違ってるんですよね。

記事によると、所謂Pre-MSIP機を米国に販売し、米国はこれを改修して東南アジアに転売することを想定している、と。

今東南アジアで早急に中古でもいいからF-15を導入して空軍力を増強しなきゃいけない国って、そんなにない気がするけど……。


2018年12月25日(火曜日)

料理をしていて味見をしたら奇妙に何か変な味になってて、おかしいな、なんだろう?と首を傾げながら調味料を追加投入しつつどうしてもおかしい味が整わない。もしかして体調がおかしくて味覚が狂ってるのか?とまで考えて、とりあえず諦めて火を止めた。

そして暫いの後、ふと横を見ると、切って投入するはずだった玉葱が丸ごと一箇残っていた。

そりゃぁおかしな味になる筈だよ……。


2018年12月26日(水曜日)

韓国側の態度に業を煮やしたのか、防衛省が昨日三度目の声明を発表し、これに対して韓国側は「誤解解消へ協議進める」んだそうな。

今日26日は大きな動きはなかったようですが、これは「協議」が進んでいるということなんでしょうか。しかし既に韓国内では「威嚇飛行をしてきた日本の哨戒機に対して防衛的行動を取った」とかといったストーリーができあがっているご様子

どう收拾を付けるのか知りませんが、碌な結末にならないだろうなぁ……。

かつてならば米国が仲裁に乗り出してきたところでしょうが、現在の米大統領はアレですから、まあ期待薄でしょう。もし中国が嘴を突っ込んでくるとしたら、韓国の肩を持つでしょうし。

今回の件、レーダーを拔いたとしても韓国側の挙動が解せません。

もし韓国政府発表の通り、該艦が捜索救難活動に従事していたのであれば、近くを飛んでいる友軍の哨戒機に応援を求めるのが自然な行動だからです。そういった時のために、日本の自衛隊と韓国軍は一年おきにSAREX(捜索救難訓練)を行っており、成果を上げている、とされています。

荒れる日本海の中、木造船を探してイルミネータまで動員するほどの捜索を行っていたのに、自衛隊に応援を求めないというのは、実に不可解なことです。果ては日本側からの通信すら聞き落とすとなっては、一体何を探していたのか心配になりますよ。


2018年12月27日(木曜日)

長年「夢の技術」だったEUVがとうとう製品を出荷するまでになったと「EUV露光による先端ロジックと先端DRAMの量産がついにはじまる」に。

未だになんか半信半疑なところがないでもないのですが、記事は充分信用できるかと。

しかしこれで最先端ステッパはASMLの一人勝ちになったわけですが、一社体制で「その次」は大丈夫なんですかね……。

いやもう、この世界経済の規模でも一社しかフロントランナーを支えられない、ってことなんだろうけども。


2018年12月28日(金曜日)

未だに尾を引いている韓国によるイルミネータ照射事件ですが、日本がP-1からの映像と音声を公開

あー……こら韓国側の説明は一つも状況に合致してませんな。海は荒れてないし、搜索にレーダーを使わなきゃいけないような状況でもない。そんで見通し距離で三周波での呼びかけに無応答とは、艦橋士官は全員寝てたのかと。

韓国国防部は「深い憂慮と遺憾」を表明したそうですが、そんなこと言ってる場合なんですかねぇ……。

事態を收拾する意思があるのかどうか、疑われかねない状態だと思うわけですが。


2018年12月29日(土曜日)

言うに事欠いて「「日本乗組員の英語の発音が悪くて」…韓国が哨戒機映像に反論」ですか……。

日本は出すもの出してきたわけですから、あとは韓国側が至近距離を威嚇的に飛行したという証拠を出す番じゃないですかねぇ。

日本側の言い分が全て正確だとは思っていないのですが、比較すべき物証が韓国側から出てこないのであれば、結局はどちらの言い分が通るかという話になるかと思うわけです。

出すもの出した方が良いと思うわけですがね、韓国は。(あるのならば)


2018年12月30日(日曜日)

BS1スペシャル 「中国の小学校で今何が?」」をNHKオンデマンドで視聴したんですが、解説文がこうだったんです。

受験戦争が激しさを増す一方の中国。点数至上主義の「応試教育」が、親から自立できない、コミュニケーションが取れないなどの「社会性の欠如」や、暴力をふるう、いじめに加担するなどの「道徳心の欠如」が目立つ未熟な若者を生み出していると批判されている。そうしたなか、古典を徹底的に暗記させる学校や少林寺拳法を通して心身を鍛える学校が人気を呼び、政府も対策に乗り出した。混乱する中国の小学校教育の現場に密着する。

これ見て「へえ、中国でわざわざ少林寺拳法を教える学校があるのか」と。

で、視聴してみたところ、教えているのは少林拳であった……。まあ、流石に中国で日本発祥の少林寺拳法を教えるのは変だとは思っていたけどもさ。

名称は似ていてしばしば混同されるけど、両者は別物なのよね。

番組全体としては、かなり微妙な出来栄えで、よくこれ局内試写通ったなぁ、って感じ。“応試教育”を単純に「詰め込み教育」と訳すと意味不明になると思うんだが、実際意味不明になってたし。

NHKとしてはかなり駄目なドキュメンタリだったと思います。